光沢 明恵 さん プロフィール

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光沢 明恵さん: 今日も京都で一歩ずつ素癒庵ゆっくりと澄んで涼やかに
ハンドル名光沢 明恵 さん
ブログタイトル今日も京都で一歩ずつ素癒庵ゆっくりと澄んで涼やかに
ブログURLhttps://ameblo.jp/suyuan/
サイト紹介文短い詩的文章を綴っています。恋愛もあるけれど違うのも混じっています。幸せな詩が書けるようになりたいな
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供116回 / 81日(平均10.0回/週) - 参加 2017/05/31 21:45

光沢 明恵 さんのブログ記事

  • 空色の傘(詩)
  • 人は傷つくと 自分の心の傷にめいっぱいで 相手の傷まで見えないことが多い 世界の悲劇を一身に背負ったような顔をするけれど 相手から差し出された優しい手は  涙に濡れた視界の外だから 全然、見えなかったりする 今日は大雨で 濡れた空色の傘を干しておいたけど きっとそんなことに気が付く余裕なんてないだろう 間断なく響く雨音はどこか子守歌に似ていて せめて君の耳に優しく響けばいいと思うけど 君にとっては涙の音で そ [続きを読む]
  • 子供(詩)
  • 昔、母が 不幸であっても優しくて強い人はいると言って 本当に? 本当に同じ立場になっても 同じこと言えるのって 今でも思うけれど 少々嫌なことあっても 多少腹が立っても 優しくしない理由にはならないのは知ってる 地面に滴になって落ちた 星のかけらを見つけたよ それは波に磨かれた 薄青いガラスの破片で 持って帰ってあげたって 本当に馬鹿みたいだけど にほんブログ村 [続きを読む]
  • 蟻(詩)
  • 自信満々の人の影で 小さく小さく丸まっていたから 可愛らしいものになれるかとおもっていたのに自信が全然なかったからなんだかたくさん嘘をつく羽目になって たくさん人を傷つけたよ手を伸ばしたって意味がないときだっていっぱいあって素直になったって意味がないときだっていっぱいあってどれだけ願っても認められようと頑張っている限りは認められることなんてなくてただできるのは地面を歩く蟻を避けて歩くことくらいやり方 [続きを読む]
  • 髪(詩)
  • 喜んでくれるかなとケーキを買って帰ったけれどそれよりかは自分がほめられる方が嬉しいようだった つらくて苦しいときに マッサージをしてあげたら言葉をかわすよりもずいぶんと嬉しそうだった言葉の時と行動の時とそういうのは適宜なのかもしれないそうして自分ひとりになって相手はいないから日常なにか買うのがささやかな楽しみになっているお金とか物とかちゃんと友達になり得るときがあるけれど本当はよくやっているねと言 [続きを読む]
  • セイレーン(詩)
  • どれだけ綺麗であることを願ったって ガチャガチャの現実の中でグシャグシャにされるからお姫様ではいられない毒リンゴを持ってきたセールスマンがいたらリンゴを投げつけないといけないしシンデレラ状態でも継母と義姉と仲良くしないといけないせめて綺麗になれるように乱れた髪を整えるのを馬鹿にするんだったら 夜中にセイレーンになって夜の歌で催眠してやる [続きを読む]
  • 翼(詩)
  • どれほど否定されたって 自分を肯定できなきゃ 他を肯定できない どれほど閉じ込めようとされたって 自分を解放できなかったら 爽やかな笑顔を浮かべることができない 感情のラインは不定 愛情の鎖も不定 恐怖の檻も不定 変化の方程式も不定 見せているのが 触れているのが どんなメッセージであっても それが君に何の関係がある? 足があるなら歩いて 山の上だって登れるはず 翼があるなら飛んで 上から見たら違うものが見えるは [続きを読む]
  • 人と魚の間(詩)
  • 昔、私の心を救って 波の上に連れて行ってくれた人がいた 昔、私の手を引いて 岸の上に連れて行ってくれた人がいた そうして私は地上で 身体を飾って見せたり 艶っぽく笑って見せたりするけど こんなもののために ここに来たのかな、と思いながら 強い風に運ばれてくる砂にまみれている 人の心をとらえて 人の心を自由にするなら そもそも自分が自由でなければならないのに そもそもこの身体がとらわれていて どこまでも広がる海 [続きを読む]
  • くだらないもの(詩)
  • 毎日5分で食べられる食事の用意をする 感謝の言葉なんてない 一目でわかるぐらい綺麗に掃除をする そんなことは当たり前だ 電車に揺られて会社に向かう 熱気だけが報酬だ パソコンを黙々と打ち込んでいる エラーが出たら放り出したくなる 重なり合う日常に 私たちは重なり合う くだらないものの集積に 私たちは支えられている そんなものって 切り捨てるなんて、できやしない それは支えを失うことだから 仕事が終わって 電車で [続きを読む]
  • こっけい喜劇(詩)
  • 今年の流行りは優しさですと言われたらみんな優しくなるのかしら今年の流行りは強さですと言われたらみんな強くなるのかしら性格でさえパーツなら世界はえらく散文的だ感動でさえも安売りされる世界で心の奥の湿ったところ心の奥のやわらかいところを守るだけで精一杯なのにママはいきなり部屋に来て遅いからごはん食べちゃったわよ、と言う 平和だから、そんなに悲劇的にはなれない この調子だと、私が泣いていても自分の話をし [続きを読む]
  • 自転車(詩)
  • 気分が荒れているから自転車で坂道を下ってく誰かのアンチになったって単なるアンチだから意味がないと知ってるけど振り子みたいに気分はなかなか定まらない本当はどうしたいのって素直に言えば好かれたくて素直に言えば愛されたいけど条件付き愛も思い通り愛も二人乗り自転車みたいに不安定だ全ての条件を満たすならそれは相手と同じになるしかないし完全に思い通りになるならそれは人間ではないもしそれを求め要求するならそれ [続きを読む]
  • リボン(詩)
  • 好きというのが免罪符にならないというのを知ったのは だいぶ前のことだ 意味はあるが価値のない好きというものが この世にはあるものだ 傷つけ合う愛というものがあるのを知ったのは 最近のことだ 相手の望む形に自分が当てはまらなければ いままでのプラスがゼロになることが往々にしてあるものだどこまで期待し無理を言えるのかどこまで与え与えられるのか 途方にくれながら 言葉を探るけれど 簡単に与えられたものは たや [続きを読む]
  • 花畑(詩)
  • その人は私の意見に理があると言わなかった 単に嫌いだったんだろう その人は私を信じられないと言った 単にそうしたかったんだろう 言い返したら私がひどい人になってしまって 私は悪くないと反転された 単純に嫌いだった 単純にそうしたかった 理由なんてないから 罪悪感なんて皆無だ そうしてその笑い声を聞きながら ひとりで花畑で遊んでる 誰かの胸で泣きたくても 誰かなんかいないから 風に揺れる花を ただじっと見つめてい [続きを読む]
  • キャベツ(詩)
  • 家族と喧嘩した5分後に 普通の声で電話に出る もしもし宅配便さんですか? 君なんかいらないと言われた1日後に 買い物に出る 今日はキャベツが1玉129円だ やるべきことがあるのは幸せなことだ そうして自分の中の欠点を糾弾する声は 日常を送る身体の内側で 木霊のように響いている 君は短気だ 君は怒りっぽい 君は傲慢だ 君は自己中だ 君は泣き虫で弱い そのすべてでない自分がいるならば それはむしろ、いいところがない [続きを読む]
  • 虹の向こう側(詩)
  • わかっているなんて そんなのは嘘だ わかり合えたなんて そんなのは幻想だ それでも 自分が感じたものさえも 否定するならば恋愛はきっと 自分の中で存在しなくなる 理解は、好きの理由にならない なんとなく好き なんとなく優しくしたいということがあるものだ そうして 理屈をこえて好きなら それは虹の向こう側で 先の見えない未来でも 愛する勇気というものが わいてくるものなのかもしれない 君は変わるのがこわいの?という [続きを読む]
  • 雨(詩)
  • 人は反対意見をたくさんのべるが 相手の失った自信の補償はしてくれないものだ 人は侮蔑と嘲笑をたくさん投げかけるが 相手の人生の責任はとってくれないものだ 孤独にひとり道をすすんで なんらかのものを得て 幸せそうにした時 人は笑ってくれるが その裏の涙の数と重みを 知っているのは、やはり自分だけだろう 究極、理解は求められない 究極、それでも幸せになることはできる もしつらい時に、支えてくれたものがあるならば [続きを読む]
  • ぬいぐるみのウサギ(詩)
  • できると思うことと できることは違う もしすることに力を注ぐなら むしろ言葉を失っていくかもしれない 実行 完了 実行 完了 繰り返せば、お部屋は綺麗になるけれど たまにオモチャ箱をひっくり返したくなる そうしたら、ぬいぐるみのウサギが現れて 思わず笑ってしまうかもしれない にほんブログ村 [続きを読む]
  • 青い蝶々(詩)
  • そんなものいらないといいながら とても幸せとかいうものを横目で見ている そんなにちらちら眺めるくらいなら 素直に欲しいと言った方が いっそいさぎよいかもしれない 身近な幸せは足元にあるものだけれど 壊さないように歩くだけで精一杯だ 私はだいぶん不器用だから ある風の強い日に 青い蝶が部屋に飛んできて 静かに羽根を開いたり閉じたりしていた その様子がひどく美しくて 息をころしてみていたら 決意したように飛び立っ [続きを読む]
  • 風(詩)
  • この身体で 風を切り裂いてみせた 回りすぎて 目を回すこともあるけど 水面に手を伸ばして 真実に近いものをすくいあげてみる 醜いアヒルの子は白鳥の元へ行ったが あるいはアヒルの中に親切で優しい存在がいたかもしれない 手に入らなかったあの葡萄は酸っぱいに違いないと言うくらいなら高台に登ろうが人の手を借りようが桃を手に入れようが何とか落とし前をつける方が好きだ美談なんて知らない いつだって目の前には のたうち [続きを読む]
  • 矢(詩)
  • 君がどれだけ泣いたって あんまり誰も助けてくれないのと同様に 私がどれだけ泣いたって 心が安らぐことはないニヒリズムとダンディズムは 極大まで引き絞られ 矢になって遠くどこまでも飛んでいくせめて自分を慰めないことには いろいろやってられない夜、枕を抱いて耳元で聞こえる歌が声が言葉が 同じであるならばそれが共にいてそれが側にいることなのかもしれない不幸に酔ったっていいじゃない 不幸に浸ったっていいじゃない [続きを読む]
  • 地平(詩)
  • 自分があんなに汚いなんて 思いもしなかった 自分があんなに醜いなんて 思いもしなかったもうプライドも保てないし もう意地もはれないけれど私の中でうまれたものが 卵となって 私をどこかへ連れていく別に奇跡である必要もなければ別に必然である必要もないいつだって誰かに守られている いつだって新しい地平なんだ [続きを読む]
  • 飛行機雲(詩)
  • 私なんかって言った方が楽だ もしも逃げ場を断ち切って自分を高めて それでも要らないと言われたら もう言い訳ができなくなる全力を出してなかったからだと それでも走るのは少ししんどいから 時折、道草をして休んだりする 風の音を聞き分けようとしてみたタンポポの種を吹いて飛ばしてみた飛行機が2台、睦みあいながら飛行機雲を描いた 今日もいい天気だ [続きを読む]
  • 宣戦布告(詩)
  • いい子になりなさいなんて 牙を抜かないで そんなに優しい世界じゃない 馬鹿になりなさいなんて 洗脳しないで そんなに単純な世界じゃない 戦って手に入れたものが いいものかなんてわからないけれど はなから戦線離脱なんて 自分に対して失礼じゃない? 今はいい夢見ていていいけど 目覚まし時計が鳴ったら とりあえず涙の跡を洗って 自分につぶやいて 自分に声をかけて 出会った今日一日に 小さく宣戦布告してみる おはようござ [続きを読む]
  • 世界の果て(詩)
  • もしも失いかけたことがあるなら もう二度と失わないように 必死に考えるだろう もしも大切なものが側にないなら 大切なものができたら 握りしめて離さないだろう もしも虚しいとか言って もしも考えもせず もしも簡単に手放すなら きっと満足していて きっと飢えていなくて きっと相手のことでなく きっと自分の傷について考えている 握りすぎて痛いなら ちゃんと手を離さなければならないけれど 返ってこないなんて決めつけるこ [続きを読む]
  • ビターチョコレート(詩)
  • 恋愛って嫌い どのみち打算が混じっているから 顔が好きとか 声が好きとか 優しいとか かっこいいとか 素敵とか 純粋なおもいに立脚しているはずなのに ビターチョコレートみたいに 苦さのない恋などないと知る けれどいずれにしろきっと 生きていていいんだよと 肯定し合うことなんだと思う どのような条件下でも どのような形のおもいでも にほんブログ村 [続きを読む]
  • 涙(詩)
  • 世界は残酷だから お前に何ができるか証明して見せろと言う 世界はわがままだから もっともっと愛してくれと叫ぶ ちっぽけな私なりに 頑張るのに疲れて ベッドの中で丸くなって どうせ私なんてとつぶやいたけれど この言葉は封印しないと そもそも何も始まらないから ベッドから出て 動けるように願いをかけて 空元気と空勇気を出す どうにもこうにも自信をつけないと 渡っていけないなんて誰も教えてくれなかった 涙の数だけ強く [続きを読む]