神戸国語教育研究会カプス さん プロフィール

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神戸国語教育研究会カプスさん: 神戸国語教育研究会カプス
ハンドル名神戸国語教育研究会カプス さん
ブログタイトル神戸国語教育研究会カプス
ブログURLhttps://ameblo.jp/kobe-copse/
サイト紹介文国語教育やアクティブ・ラーニング、学級経営、大学入試改革などについて思いを語ります。
自由文神戸国語教育研究会カプスは、現代文の副読本、アクティブ・ラーニング、課題解決潟学習のテキスト『生き方GET』を制作しています。毎月1回、例会を開催。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 67日(平均5.4回/週) - 参加 2017/06/11 15:56

神戸国語教育研究会カプス さんのブログ記事

  • 休養で気力喪失?
  • 勤務校では、山の日から6日間、お盆休みに入る。近年、教員の勤務時間が超過しているから、ここはしっかり休むように、ということで、登校禁止日になっている。 6日間、何をしただろう。 ここしか行く間がないから、と人間ドックに行った。 お盆だから当然墓参りにも行った。 私が休みでも、妻のパートはあったりするので、子どもと一緒に過ごした。 入試問題に使える小説はないかと、10冊以上読みあさった。 だが。 なんの充実感 [続きを読む]
  • 教育は「何のために学ぶのか」を初めに語ろう
  • 先日、今後の総合学習や行事についての会議をしていたときに、こう意見した。 「なにをするにしても、必ず、『なんのためにやるのか』という理由を、まず最初に生徒に説明することが必要ですよ」 教師からすれば、これはやって当然、とか、やるといいに決まっている、とか、わかりきっていることであっても、あえて最初に生徒に語るべきだ。教師がわかっていても、生徒はわかってない。 これをすることで、どんな力がつくのか、あ [続きを読む]
  • 高校野球における野球留学の是非について
  • 夏の高校野球真っ最中。 この時期になると、決まって話題になるのが、本当に各県の出場校が、その県を代表しているのか、ということ。 地方の学校になると、野球部を強くしようと、都市部からの野球留学が目立つ。高校野球の中継を見ていると、打席に立った球児の紹介テロップに、出身中学校名が出たりするが、東北の学校なのにやたら大阪出身者が多かったりする。 それが県の代表と称しているのはいかがなものか。金にものをいわ [続きを読む]
  • 総合学習 学力アップの鍵(2)
  • 『読売新聞』2017年8月11日の朝刊「編集委員が迫る」というコーナーに、OECD教育・スキル局長のアンドレアス・シュライヒャー氏のインタビュー記事が載っていた。 昨日アップした記事の続き。 今、問題になっている日本の教師の多忙さ。これをシュライヒャー氏は、「学校は子どもたちにとって、知識を得るだけではなく、社会の多様性を知る場所でもある。教師は子どもたちの全てに責任があると考えており、それが日本の教育の強み [続きを読む]
  • 総合学習 学力アップの鍵(1)
  • 『読売新聞』2017年8月11日の朝刊「編集委員が迫る」というコーナーに、OECD教育・スキル局長のアンドレアス・シュライヒャー氏のインタビュー記事が載っていた。 OECDの国際が羽州到達度調査PISAで、日本は世界最高水準にある。だが、「様々な知識や情報と自分で関連づけて学ぶ生徒は少なく、日本は世界で下位グループだ」という。 では、その“関連づけて学ぶ”とはどういうことか。「例えば数学の勉強をする時に、理科や社会の [続きを読む]
  • 「新しい学力観」にだけ心を奪われるのではなく
  • 新聞記事を読んで、自分の意見を書く。それを他者と交換する。 グラフを読み取って、そこから何がわかるか分析する。 新しい大学入試とか高大接続とかを考えていくと、こういうパターンの問題が出てくる。 私個人としては、従来の小難しい評論文を読んで答え探しをするような入試問題と、その対策のための授業よりは、よほど意味のあることだと思っている。 それは、実社会とつながりのある学びができるからだ。 大学受験で学んだ [続きを読む]
  • 同僚と話しながら、授業を作り出す
  • 私学に勤務していると、中学校でも小学生を対象にオープンスクールがある。学校内を見学するだけでなく、実際の授業を受けてもらう。 その授業を担当するというのは、ちょっとしたプレッシャーだ。来てくれた児童に「おもしろかった」と思ってもらいたい。その「おもしろかった」は、単なる直接的なおもしろさだけではなく、学ぶことが「おもしろかった」という好奇心を抱かせたい。「ちょっとかしこくなった」と感じ、「この学校 [続きを読む]
  • 「国語辞典」が危ない
  • 『読売新聞』2017年8月7日の夕刊の7面に、編集委員の鵜飼哲夫氏が『「国語」が泣いている』というエッセーを載せている。 前半は、台湾の話。日本の統治下のときは「国語」は日本語、戦後は「国語」は中国語。台湾人が「国語」に翻弄されてきた歴史に触れる。 後半は、「平成の今、『国語』が再び揺れている。」という書き出しから始まる。続けて、「一番危ないのは『国語辞典』だ」とある。 言葉を調べるときに、紙の辞書ではな [続きを読む]
  • 母親の初盆に思う 仏事を生徒に語る
  • 神戸国語教育研究会カプスという団体のブログにあって、私事で恐縮だが、昨年12月20日に母親があの世に旅だった。一昨年の4月に脳腫瘍が発覚。腫瘍が脳に根を張るタイプで、脳と腫瘍の境目が難しく、手術で腫瘍を完全に取りきれない(取ってしまえば脳の機能に影響を及ぼす)。発見の遅い・早いに関わらず、5年生存率が9%というもので、これだけ医学が発達しても、この腫瘍についてはまったく医学的な進歩がないらしい。 今の時 [続きを読む]
  • 新聞を購読しないと視野が狭まる
  • 授業で新聞を使おうと思って、生徒に聞いてみた。「新聞を家で取っていない人?」 クラスの5分の1くらいは挙手しただろう。 こうなると、授業で新聞が使いづらい。それどころか、物作りをするときや宿泊行事などの準備物で「新聞紙を用意すること」と書いても用意できない。友だちが3日分くらい持ってきて、他の子に分けている姿を目にする。 新聞の購読率の減少は、明らかにネットの普及に比例していると思う。テレビの普及も新 [続きを読む]
  • 語彙は反復で自信をつけさせよう!
  • 英語の英単語と同様に、国語にも語彙力は欠かせない。 漢字。四字熟語。ことわざ。慣用句。故事成語。小・中学生なら、このあたりが中心になる。 高校生になれば、評論用語・古文単語も入ってくる。 読書体験が減ってきて、SNSでの交流が圧倒的に増える中、自然と語彙力が増えるというありがたい状況は、もはやなくなったと割り切った方が良い。 読書をすれば、いろんな言葉に出会い、何度も出会っている内に自然と身についていく [続きを読む]
  • 教科書肯定派・教科書否定派
  • 先日の神戸国語教育研究会カプスの例会で、「教科書肯定派」「教科書否定派」が議論の中に出てきた。 「教科書否定派」からすれば、教科書教材は無難すぎて、面白みに欠ける。結果として、こういうことを教えたい、というゴールが見えていて、画一的なものにしかならない。道徳的な教材が多い。 「教科書肯定派」はというと、教科書の教材を研究すればするほどよくできていることに気づく。教えるべき事項がしっかりしている。教 [続きを読む]
  • 生徒指導部ってなに?
  • どこの学校にも「生徒指導部」「生活移動部」なる部署があると思う。たいてい、トップの部長は体育教師で、所属する教師も体育の先生があたることが多いのではないか。 ところで、「生徒指導部」って何が仕事なのだろうか。 これは、その学校の生徒状況にも寄ると思う。 荒れている学校なら、学内の「警察」のような存在だ。荒れている生徒を抑える役目。一番しんどいところを担っている。 そうではない、比較的落ち着いている学 [続きを読む]
  • 尊敬する先輩教師
  • 自分がまだ教員として駆け出しのころ、この人はすごい、この人についていこう、と思う、いわゆる「尊敬する先輩教師」というのがいた。全面的でないにしても、この人のここはいいな、と部分的に尊敬できる教師も複数いた。 勤めて15年近く経った今――。 職員室も若返り、世代交代が進んでいる。年齢としてはまだ40手前だが、団塊の世代が一気に抜けて自分よりも経験年数が上の教師はかなり少なくなった。 「今、尊敬する先輩教師 [続きを読む]
  • 小説を学ぶ意味
  • 私立大の入試問題には、小説が出題されない。自分自身、中学入試で小説の問題を作るのが苦手なので、なんとなくその理由がわかる気がする。 問題の作りようがないのだ。 評論文のように、筆者がはっきりと「自分はこう思う」という主張を明示しているわけではない。婉曲的に、比喩的に、主題に持っていくのが小説。 最初から最後まで読んでこそ、その主題がつかめるのに、試験問題となると、短編でない限り全編は載せられない。だ [続きを読む]
  • 中学時代にやっておいたほうがいい勉強
  • 勤務校で、卒業生を招き、在校生(中学生)の前で話してもらうという企画を実行した。大学3回生、1回生、そして高1。それぞれの段階に応じた話をしてくれた。 在校生から質問で、「中学時代にこれだけはやっておいたほうがいい、ということはなんですか?」というものがあった。 それに対する大学生からの答え。 「単語を覚えることです。英語でも、国語でも、言葉を覚えてないと、話にならない。高校生よりも、中学生の方が頭は [続きを読む]
  • 「高校でもっと勉強しておけば良かった」と思う理由
  • 29歳になる卒業生と会った。いろんな事情があって職を転々とし、1年前から家具職人になった。先輩方に教えを請いながら、少しずつ腕を身につけているようだ。前職のころは、仕事が辛くて吐きそう、とかマイナスな言葉しか口にしていなかった。が、現職は性分に合ったようだ。もちろん、職人の社会だから、それなりに上下関係も厳しく、体力的にも決して楽ではない。が、これまでの仕事と比べると、やりがいを感じて楽しくてしかた [続きを読む]
  • 文学部は役に立つのか
  • ネット上で、大阪大学文学部長の金水敏氏が、今年3月の文学部の卒業セレモニーで述べた式辞が、脚光を浴びている。 大まかに、こんな内容だ。----------------------------------------------------------「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます」 「今のこのおめでたい席ではふさわしくない話題かもしれませんが、人生には様々な苦難が必ずやってきます」 「恋人にふられたと [続きを読む]
  • 通知表の電子化
  • 勤務校の中学校でようやく通知表が電子化された。昨年度まで、なんといまだに担任が手書きをしていた。成績処理はコンピューターで行っているから、データは全部コンピューターに入っているのに、プリントアウトした成績表を見ながらそれを書き写す作業。どう考えても非効率的だった。 あと、パソコンの活字だけの通知表って、どこか味気ない、ありがたみが薄い、という意見もあった。 それが、新しい校務システムを導入すること [続きを読む]
  • 教員の働き方改革 事務作業の委託でゆとり
  • 読売新聞に「教育ルネサンス」という連載がある。2017年6月15日号からは、「教員の働き方改革」という企画が始まった。その第1回が「事務作業の委託でゆとり」という見出しだった。 プリントの印刷、身体測定のデータのパソコン入力などをする「虚子業務アシスタント」を配置した、岡山県の玉野市立荘内小学校の事例紹介だった。教員の事務作業の一部をアシスタントが担うことで、授業準備などにあてられる時間を確保しようと、岡 [続きを読む]
  • 教室を見張るんだけど……
  • 中学生って目をはなすと危なっかしい。 男子は、じゃれているつもりでもそれがエスカレートしてけが人が出たり、いつもやられる側の生徒が同じだったり、これは弱肉強食の状態になっていないか、下手すりゃいじめだろう、という状態に陥ることがある。本人たちが気づかないうちにその構図になっていることすらある。 女子は、特定の子を仲間はずれにすることをやりがちだ。ターゲットを決めて、無視をしたり、その子と他の子が話 [続きを読む]
  • 教師ほど承認欲求の強い人種はいない!?
  • 『2020年の大学入試問題』『2020年からの教師問題』の著書で一躍時の人となった、石川一郎氏とお話しする機会があった。 学校改革の中心には、当然授業改革というのがある。授業を改善するには、互いに授業を見学してチェックするのが有効だ。 と、理屈はわかっているのだが、教師はこれを嫌がる。授業は自分の世界。他人にとやかく言われたくない。指導書なるものは存在しているが、必ずしも外通りに授業を進めるわけではない。 [続きを読む]