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サッカーは監督だ https://topcoach.hateblo.jp/

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2017/06/17

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  • 代表監督更迭から見るヨーロッパのサッカー文化

    久しぶりの更新ですね。 今回は分析や戦術や指導者に関してではなく文化についてのお話し。 代表監督の更迭によって、揺れている日本サッカー。 6月のロシアワールドカップは果たしてどうなるでしょうか。 この更迭によってこの4年間の検証が出来ないという論が多くある気がする。 確かにハリル監督によって作られたサッカーはもはや検証不可能である。 今までの日本サッカーの英知を結集させるのか、それとも西野新監督の頭の中だけで戦うのか。これはこれで視点を変えれば見る側にとっては興味深い内容である。 個人的にはロシアで勝とうが負けようが、今までやってきたことがゼロになることはないだろう。こういった監督交代がどのよ…

  • ベルギーフットボール アンドレヒトアカデミーの形

    2014年のブラジルワールドカップの準備に向けてベルギー代表監督ビルモッツの周りは非常に慌ただしくそして、熱っぽかったのだ。前評判では1984年のメキシコワールドカップのベスト4を超えるとさえも言われていた。しかし、最終的にアルゼンチンに破れて、準々決勝で破れてしまうのだ。これでベルギーサッカーの熱が下がってしまうのだろうかと思われた。 けれどもそんなことはなかった。それはあるクラブがあったからだ。それはアンデルデヒトだ。このクラブはベルギーリーグの覇者である。このクラブにはベルギーサッカーを牽引していく責任があったのだ。このクラブは若い血が脈々と流れるクラブでもある。実はこのクラブの育成シス…

  • クライフとAjaxとオランダサッカー

    オランダ代表は残念ながらロシアワールドカップを逃した。 オランダ国内はもちろん、世界中でオランダのサッカーが下降していると感じた瞬間かもしれない。 オランダ人記者がアルゼンチン代表監督のSampaoliにこんな質問をしたようだ。 「オランダ代表監督にとって良いオプションは何か?Sampaoliとテクニカルチームについてはどうですか?」という内容の質問だ。 Sampaoliは解雇されたDanny Blindの後をそのまま引き継ぎたかったようだ。 そして、彼はオランダのテクニカルコーチと共に仕事がしたかったようなのだ。 結局、SampaoliではなくDick Advocaatが引き継ぐことに。彼は…

  • クロップのお家芸 ゲーゲンプレスを見てみよう

    We will conquer the ball, yeah, each fucking time! We will chase the ball, we will run more, fight more. 2年前にリバプールの監督クロップが発言した言葉である。 これはまさにクロップのサッカーを最大限に表現した言葉かもしれない。 クロップのサッカーはボールを失った後、すぐに相手にプレッシャーをかけ、すぐさま奪い返し、そのまま攻撃に転ずるというものだ。いわゆるゲーゲンプレス。この戦術はドルトムント時代(マインツでも成功)に成功を納め、リバプールでもこの戦術を採用している。 しかし、今シーズンに…

  • クライフの教え タレント育成編

    選手育成について知っていますかという問いについて、クライフなら必ず「Yes」と答えるであろう。クライフは特別な選手、特別な監督だけではないのをご存知であろうか。そう、彼は特別な育成者でもあるのだ。 まずクライフはテクニックを持っていることがタレントとして重要であると位置づけている。今回は4つのことをクライフから学びたい。 1、クライフ自身が常に学んでいた。 クライフは自分自身を成長させることに注力していたのだ。これは幼少期に常にサッカーをしていた。そして、どんな時も彼はサッカーをしながら駆け引きをしていたのだ。ただ、彼はサッカーだけできれば良いとは考えていなかったようだ。例えばゴールにも詳しく…

  • プレミアリーグの3バック革命

    シーズンが始まり約1ヶ月半。プレミアリーグを見てみるとあることに気づく。 約半分のチームが3バックと2ウイングバックシステムを採用していることだ。 果たしてこれはなぜであろうか? シティと共にスタートダッシュを切ったユナイテッド。モウリーニョはこう述べる。 私が考えにプレミアリーグは全体的に守備的になっている。多くのチームが5バックで中盤を2人か3人という形でプレーしている。2つのチームはお互いに合わせようとして、同じシステムで戦うのだ。そして、それは0ー0もしくは1ー0である。 残りのだいたいのチームは4−3−3で攻撃的MF2人、守備的MF1人というシステムを構築し、戦ってくる。しかし、モウ…

  • モウリーニョのモチベート方法 7つの質問

    マンチェスターシティと共に最高のスタートを切っている赤い悪魔、マンチェスターユナイテッド。監督としてのモウリーニョもついに復活するかもしれない。 そして、スペインで行われた戦いを第一次戦争とすれば、今シーズンはついに彼らの第二次戦争の幕開けかもしれない。 そんなモウリーニョのグアルディオラに比べ、戦術家というよりは人心掌握術に長けていると言われている。 そんなモウリーニョがどのようにモチベートしているかというインタビューを見つけたので紹介したい。 引用元 footballlyceum 1、モチベートのアプローチを個人に対して行っているか?それともチームに対して行っているか。 →答えはチームに対…

  • サウサンプトンの新しい試み

    日本代表吉田選手が所属するプレミアリーグ、サウサンプトンも新しい試みに挑戦している。 この取り組みは昨シーズンから始まったようだ。 昨シーズン、GKのFraser Forsterが足に怪我を負った。 彼はGKとしてトレーニングできないことへの不安や恐れを感じていたようである。 これは選手経験がある人なら容易に想像できるであろう。いわゆるゲーム感というものだ。 そこで一役買ったのがテクノロジーである。 その名も「the Neurotracker」である。3Dトレーニングで脳を鍛えることを目的にしている。 詳しくはこちらも見て欲しい https://neurotracker.net/ サウサンプト…

  • ポルト時代のモウリーニョの哲学

    今やサッカー界でこの名前を知らない人はいないであろう。その名はジョゼ・モウリーニョ。彼のボルト時代のサッカー哲学についての資料を見つけたので紹介したい。あれから時が流れ、今やマンチェスターユナイテッドの監督となったモウリーニョ。彼自身、成長しているはずである。そんな彼の原点を知ると考えればこれにもプラスに働くはずである。 これが意味していることはサッカーの構造を考えたものである。ビジョンがあり、ゲームモデル、ゲーム哲学、ゲームカルチャーがあってFCポルトが作られるということである。これはどこのチームにも当てはまることであろう。何よりもクラブの成功こそが重要だと考えていたようだ。当たり前かもしれ…

  • ホッフェンハイムがバイエルンに勝てた理由

    ホッフェンハイムの監督、ナーゲルスマンが若手監督の中でも飛び抜けていることはもはや周知のことである。またしても彼はバイエルンに勝ってみせたのだ。 さて詳しく見ていきたい。 フォーメーション ナーゲルスマンのホッフェンハイムにおいて非常に印象的なことは、相手によってフォーメーションを変化させることができることだ。 この試合のためにホッフェンハイムは5−2−2−1でフォワードのAndrej Kramaricの下にNadiem Amiri、Mark Uthがプレーする形をとっていた。Kerim DemirbayとDennis GeigerはCBの前でどっしり構える形をとっていた。 一方バイエルンは4…

  • 今さら聞けないバルセロナの哲学〜これを読めばバルセロナのサッカーがわかる〜

    多くのチームや監督、コーチがバルセロナのサッカーについて語り、真似をしたがる。それは彼らのサッカーが革命的で観ていて興奮する他ならないからだ。 バルセロナのサッカーにおいてはレベルの高い技術とある特定の理解、ゲームを読む力が必要とされる。決してバルセロナの文化になれ、バルセロナのシャツを着てプレーできる選手はそう多くはない。そして、彼らの哲学は3つのP(positioning, possession and pressure)によって構成されている。改めてそれを詳しく見ていきたい。 Positioning positioningはバルセロナの個人技、創造的なコレクティブさ、自由を生む出すフレー…

  • どのように中国はサッカー大国になろうとしているのか?

    中国マネーによってサッカー界に革命を起こそうとしている中国。果たしてどのようにサッカー大国になろうとしているのか。実際のところ、ワールドカップ予選では結果が出ていない。今回も出場できないのが現状であろう。 しかし、中国はいたって冷静なのかもしれない。 2030年にワールドチャンピオンになるのは誰か?それは中国!と目標を掲げているのは中国の大統領Xi Jinping。意外である。現在、何百万人もの子供たちがサッカーに目を向け始めている。また、育成年代には日本をはじめ、ヨーロッパ、南米からコーチ、監督を招き入れている。さてこれをどう考えるべきか。 普及から 蘇州のあるクラブでは12人の外国人コーチ…

  • 保護者やコーチは気にしているか?

    保護者やコーチは選手の早期からのそのスポーツの専門化に気をつけなければならない。これを考慮しなければ選手を肉体的な問題という危険にさらしてしまう可能性があるからだ。これはある種、社会心理学的な問題である。 数十年前にあるトレンドが存在した。それは選手たちを早い段階で専門的なトレーニングをさせるというものだ。これはスウェーデン人のAnders Ericssonが提唱する1万時間ルールが起因している。これはトップレベルに到達するためには意図的なトレーニングが1万時間必要で、専門化が遅れてしまったり、多様化しすぎると専門的なトレーニングをしてもトップにはなれないという話だ。 しかし、最近になってこの…

  • あるスポーツに特化するのが早過ぎた選手は怪我をしやすい!?

    若いスポーツ選手においてあるスポーツに特化するのが早過ぎた場合、その年代の選手に比べた場合、1.5倍の確率で怪我を引き起こしやすいというデータがある。 彼らは誰よりもトレーニングをすることを強いられ、結果的に怪我をしてしまうのだ。 そこには、小さい時により専門的で多くのトレーニングをしなければならない、しなければチャンピオンにはなれないという昔からの迷信のようなものがあるかもしれない。 成功者の話からそれが勝手に必要だと思い込んでいるのかもしれない。 例えば、テニス界のトップ、アンドレア・アガシの話である。 2歳からラケットを握る アガシの父は彼が2歳の頃、すでにラケットを握らせていたという。…

  • 興味の作り方

    今日はサッカーとは少し脱線して興味というものについて書きたい。 教育やキャリアにおいて興味とは非常に大きなモチベーションとなり、重要な役割を担う。興味を持つことでその物事を成功、成長させるためにそれがそのままメリットに繋がるのだ。私たちは興味を持つことで何かを初め、様々なアプローチを行う。また、その物事をよくする作業を行う中で自主規制、タスクの関与の仕方、根気といった個人の能力も向上させることができる。 興味を育む4つのステージ 興味は限られた瞬間においての何かを克服することができる。さらに優先すべきテーマについて安定的に成長させることも可能とする。そして、これらは4つのステージによって育まれ…

  • レアル、モドリッチとクロースの関係

    チャンピオンズ2連覇を達成したレアル・マドリッド。今シーズンもチャンピオンズリーグで優勝できるかに注目が集まっている。レアルにはロナウドとセルヒオ・ラモスがいる。どうしてもこの2人に注目が集まってしまうのは仕方がないことである。 しかし、忘れてはいけないことがある。レアルにはクロースとモドリッチがいるということだ。彼らなしではロナウド、ラモスの活躍はないはずである。 そんな2人について考察したい。 以前は4−3−3でプレーしていた。その中盤を構成するのがクロースとモドリッチでトップ下にはイスコかハメスが入っていた。カセミロの加入により彼を守備的な位置に置き、2人がバランスを取りながら攻撃なミッ…

  • ヨハン・クライフの哲学はまだ生きている

    オランダが生んだ伝説、ヨハン・クライフ。彼のサッカー哲学はいくつかのクラブに刻まれている。そう語るWim Jonk。 worldsoccertalk.com Wim jonkは今はなきクライフにクライフの哲学、クライフのサッカーを継承していくように頼まれたのである。そして、今回のヨーロッパリーグ決勝まで行ったAjaxの選手たちはクライフの哲学に育てられた選手だという。Wim JonkとクライフはAjaxのサッカーは改めて変化させたのである。 以下Wim jonkのインタビュー引用 クライフの哲学には未来がある。ヨーロッパリーグの決勝は特別な瞬間であった。なぜなら全ての選手に対して(クライフとW…

  • オランダ代表の翼はねじれてしまっている?

    先日、フランス代表に大敗した後、ブルガリアに3−1でなんとか勝利を収め、なんとかワールドカップ出場に望みを繋いだオランダ代表。そんなオランダ代表を見て、今は無き、くらいは何を思うのであろうか。 ヨハン・クライフはこんな言葉を残している。 オランダではシステムに関して非常に議論されてきた。それと同時に現代のサッカーに適するように常に流動的でダイナミックに変化してきた。これは4−3−3や4−4−2で頑なに一貫してプレーすることではなく、賢い動きとスペースの扱い方が優れているということである。中盤で3人、時には2人、もしくは5、6人になることもある。全てはその瞬間によるものだ。中盤の選手によってコン…

  • プレー原則の重要性

    伝統的にプレーモデルはフォーメーションから考えることが多い。 例えば、自分たちは4−3−3でトップ下のフォーメーションを採用し、相手が4−4−2のフォーメーションを採用したとする。ここから噛み合わせを考え、どのように攻撃し、どのように守備をするのかを考えていくわけだ。フォーメーションは選手が戦う基礎となり、そこからどこにスペースが生まれ、誰がフリーになるかがわかるのだ。 そして、そこから重要となるのがプレー原則だ。速いテンポでボールを回し、選手はなるべく高い位置に立ち、そこへのパスを狙っていくのだ。 プレー原則 守備のプレー原則を並べてみよう。 ーボールが動いたら、チームも合わせて動く ー自陣…

  • ビックデータはサッカーの神話を解き明かす!?

    topcoach.hateblo.jp サッカー界においてデータが使われ出したのは最近のことである。 他のスポーツではすでに使われていたのだ。例えば、バレーボールなどはその一つである。バレーボールの世界では全ての動きが分析させているのである。 このデータを使うことで相手チームの秘密を解き明かし、自チームのプレーを向上させることを可能にしてきたのだ。 しかし、必ずしもデータがチームを成功に導くとは限らないようだ。 例えば、相手のマッチポイントで自分のチームがサーブだとする。データ上では、左サイドの後ろが相手の弱点だとする。いざサープになったとき、その選手は相手の弱点ポイントにサーブできず、それが…

  • ライプツィヒ戦から分析するシャルケのサッカー

    今シーズン、シャルケは新たに若い監督を迎え入れた。 シャルケの全ての人間はまた、チャンピオンズリーグに戻ることを期待しているであろう。一体、新監督に就任したテデスコとは誰なのか? テデスコはシュトゥットガルトとホッフェンハイムのユースで監督を務めた後、今年3月にブンデスリーガ2部で最下位に沈んでいたアウエの指揮官に就任。残り11試合を6勝2分け3敗の成績で乗り切り、チームを劇的な残留へと導いていたのだ。シャルケの会長ハイデル氏はテデスコについて、 「経験こそ少ないかもしれない。しかし、彼の将来のビジョンを聞いて納得した。どれほどのクラブが、彼のような若くて革新的な監督にチャンスを与えるだろか。…

  • レアルマドリードのIT革命

    レアルマドリードのIT革命を知っているであろうか。 あの巨大な企業、Microsoftと2015年に提携を果たしているのだ。 この提携によって450百万人以上のファンにさらならサービスを提供できるようになったと言われている。このファンにレアルマドリードへの情熱、レアルマドリードがある生活をより提供できるようになったのだ。 より多くのサポーター情報 最高経営責任者であるJosé Ángel Sánchezはレアルマドリードのファンがどのような人たちなのかを知ることを非常に不可欠なことだと述べている。 Microsoft and Real Madrid: The New Playing Field…

  • サッカーにおけるデータ

    今、多くの会社ではデータを集めることに躍起になっている。それはサッカーの世界でも同じある。 しかし、ここで常に問われていることがある。それは、このデータをどう使うのかということである。 データは新たなるオイル マーケット研究者であるClive Humbyは「データは新たなるオイルだ」と述べている。 https://www.cisco.com/c/dam/en_us/about/ac79/docs/sp/Information-Infomediaries.pdf とはいってもどの業界、会社においてもサッカー界と同じでデータを扱うことは非常に難しいとされている。ある研究では10%から15%の会社で…

  • ナポリvsニースのゲーム分析

    先週行われたチャンピオンズリーグの予備予選ナポリvsニースのゲームを振り返りたい。ナポリの基本フォーメーションは4−3−3、そしてバロテッリ、オランダ代表のスナイデルを迎え入れたニースは5−3−2であった。 左サイドの制圧 ナポリのの左サイドの攻撃は多くのチームによって面倒である。ニースもその例外ではなかった。 はじめにニースの2FWはナポリのDFがボールを持った際、あまりサイドのスペースにプレッシャーをかけることはなく、ハーフスペースと言われるポジションに立つことが多かった。そこではナポリの守備的MFへのパスコースを塞ぐように意識していたようだ。よってナポリがサイドでボールを持った場合、ニー…

  • 6歳のウォーミングアップ

    サッカーをちょうど始めるであろう6、7歳のウォーミングアップトレーニングについて紹介したい。この年代の特徴はこちら。 topcoach.hateblo.jp トレーニング1 ◆オーガニゼーション 1、四角のグリットを作り、真ん中にボールをおく。 2、ボールの数をトレーニングをする選手よりも一つ減らす。 3、選手たちはコーチの合図と共に、ボールを拾いにいきそのままグリットからドリブルしながら出る。 4、コーチは毎回ボールを集めさせ、毎回一つずつボールを減らしていく。 ◆ルール ドリブルしてグリットの外に出たら勝ち。ボールのない選手はボールを奪っても良い。 ◆コーチングアクセント ・素早く反応する…

  • ネイマールの移籍によって取り戻すバルセロナのサッカー

    ネイマールはパリ・サンジェルマンにとんでもない形で移籍することになった。 しかし、この移籍によって本来のバルセロナの形が戻っってくるのではという話がある。新監督バルベルデの就任はフィールドで忠誠を誓わせるという当然の変更だと言えるかもしれないというこだ。 Neymar last goal at Barcelona 全ての選手は今後、戦術プランの中でプレーしなければならないであろう。おそろく、従来のポゼッションサッカーに戻るであろう。 フランス代表、ティエリー・アンリを覚えているであろうか。彼はフランスのスーパープレイヤーであったことはいうまでもない。しかし、当時の監督、グアルディオラは彼をフィ…

  • 守備をするならゾーンディフェンスがオススメな理由

    レベルに合わせて2つの守備の方法がある。ゾーンディフェンスとマンマークディフェンスだ。マンマークディフェンスにおいてはそれぞれが目の前の選手をマークして、プレーさせないという責任が与えられる。ゾーンディフェンスでは決められたゾーンをそれぞれが周りと協力しながら守っていくというものだ。それぞれには長所と短所がある。 ヨーロッパでは多くのチームがゾーンディフェンスを使って守備をする傾向にある。 またチームによってはゾーンディフェンスとマンマークディフェンスを使い分けいるチーウがあるのもまた事実である。 監督、コーチとしてここで重要なことはゾーンディフェンスとマンマークディフェンスの特徴を理解し、チ…

  • 5秒ルール 攻撃から守備への切り替え

    5秒ルールという言葉を知っているであろうか。 多くのチームでこのルールが適用されている。 攻撃、守備、攻撃から守備への切り替え、守備から攻撃への切り替えの4つのモーメントの内の攻撃から守備への切り替えの際に使われるものである。 5秒ルールとは、ボールを奪われた後、5秒以内にボールを奪い返すというものだ。 なぜ5秒ルール? ボールを奪われた瞬間は実は、ボールを奪い返すのに最も良い瞬間であるとも言える。なぜなら、この瞬間、敵チームはまだ脆弱である。どういうことかと言うと敵チームがボールを奪った瞬間、敵チームは攻撃の準備をするために選手が動き直しをし始めるからである。 ボールを奪われた場所で5秒ルー…

  • ビエルサの金言

    どのように良いサッカー選手を育成しますか? サッカーの世界において選手がたくさん必要である。そこには非常に大きなお金が動いている。しかし、良い選手は不足している。そこでどのように選手は生まれる? 正しく遺伝的な構図がなければ偉大な選手は生まれないと述べるビエルサ。 さらにアカデミーは選手を育成するというのは言うまでもない。しかし、トレーニングだけではトップの選手を育成することは難しい。そこには遺伝的な要素が絡んでくるのだ。しかし、そこにアプローチしているクラブは決して多くはない。 タレントは試合で直面する問題を解決することができる選手のことを指す。80%のプロサッカー選手はタレントではない。こ…

  • リール、ビエルサは最高のスタートを切ったのか?

    今シーズンやっとビエルサはサッカー界に戻ってきた。誰もが驚いたであろうビエルサのリール就任。そのリールは開幕戦でラリエリ(前レスター監督)率いるナントに3−0で勝利を収めたのだ。 そのリールのサッカーについて振り返りたい。 3−3−1−3 リールのフォーメーションは3ー3ー1ー3であった。これはある程度予想ができたフォーメーションであったがいくつかバリエーションが見られた。 守備時にはウイングバックが下がり、5バックの形を作り、守備に安定さをもたらしたのだ。攻撃時にはトップ下の選手が前線まで上がり、4トップのような形を形成することがたた見られた。 ウイングバックの役割も多少異なっていた。右のウ…

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