Dokushar さん プロフィール

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Dokusharさん: 本・雑誌:雑感集
ハンドル名Dokushar さん
ブログタイトル本・雑誌:雑感集
ブログURLhttp://dokushar.seesaa.net/
サイト紹介文本、雑誌、ニュースなどの感想をメモしていきます。(主に投資、運用、経済など)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 30日(平均4.2回/週) - 参加 2017/06/20 11:18

Dokushar さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 「投資バカ」につける薬(by山崎元)
  •  様々な金融商品およびそれを販売する金融機関の問題を指摘した書籍である。投資を思い立つと、金融機関で勧められた商品を購入する場合もあるが、勧められた商品をそのまま買ってしまうことの危うさを啓蒙している。十数年前に「買ってはいけない」という批判本が出版された。本書は金融商品版「買ってはいけない」と形容できるかもしれない。手数料や報酬料の問題、投資コストの問題など、金融機関の勧めを介さない場合の投資に [続きを読む]
  • 相場師スクーリング(林輝太郎)
  •  林輝太郎氏による一連の相場指南書の1つ。これも面白い書籍なのだが、『ツナギ売買の実践』や『うねり取り入門』に比べると、方法論よりもいささか精神論が多く、他所との重複も少し多い。以下のような記述は読者を選ぶかもしれない。〇パソコンは禁止、場帳、玉帳、グラフを手書きで書く。⇒本書が刊行された90年代初頭は、Windows95もまだ出ておらず、パソコンを用いた相場分析というものそのものが、費用の面でも性能の面で [続きを読む]
  • あぶく銭師たちよ!(佐野眞一)
  •  バブル期にそのカリスマ性と実業家としての姿を炸裂させた人々の評伝である。本書で評伝を描かれるのは次の6人である。・江服浩正(リクルート)・早坂太吉(地上げ屋)・高宮行男(代々木ゼミナール)・細木数子(占い師)・鹿内春雄(フジサンケイグループ)・斎藤都世子(みやこ編物) 非常に読み応えのある評伝である。各人物へのインタビューや事業展開に加えて、そのプロフィール、人生遍歴を丹念に追うことで、清濁併せ [続きを読む]
  • ツナギ売買から見た配当金・分配金のデメリット
  •  再投資型投資信託・無分配型投資信託と毎月分配型投資信託の優劣をめぐる論争が絶えない。ネット上では毎月分配型に対する批判的なサイトが検索結果でよく引っかかるため、毎月分配型投資信託はよろしくない商品であるという印象を与え得る。毎月分配型投資信託に対する主な批判は、(A)分配金が余剰金から支払われるのではなく元本を切り崩して支払われる場合がある(分配金が出る時に基準価格が下がるなど)、(B)再投資効 [続きを読む]
  • 最後の相場師 是川銀蔵(木下厚)
  •  最後の相場師と言われた是川銀蔵氏の評伝である。1980年代に長者番付トップに躍り出た相場師として著名な是川氏であるが、少年時代に奉公先の会社が倒産したこと、大陸での軍人相手の商売、敗戦で一文無しになりそこから超人的なパワーで実業家として頭角をあらわしたことなど、興味深い体験が多く描かれている。 本書で触れられている松下幸之助氏にしてもそうなのだが、強烈なパワーで日本有数の成功者になる方が少なくない印 [続きを読む]
  • 証券投資の理論と実際(竹田聡)
  •  書名の通り、MPTの誕生から行動ファイナンスにいたる理論史を書いたものである。竹田氏によると、MPTから金融工学へ発展した系譜とMPTから行動ファイナンスに発展した系譜があり、竹田氏は後者の行動ファイナンスの系譜を本書で考察している(iv頁)。 本書で取り上げられている理論と手法には、ランダム・ウォーク仮説、MPT、APT、効率的市場仮説、インデックス投資、WACC、ROIC、ノイズ・トレーダー・モデル、過剰反応仮説、 [続きを読む]
  • 雑感:インカムゲイン派とアンチインカムゲイン派
  •  様々な投資家の話を読んでいて、投資には実に様々な流派があることを常々感じてしまう。株1つをとってしても非常に複雑だ。少なくとも次のような軸がまずあるのではないだろか。・インカムゲイン派/キャピタルゲイン派 前者は配当金や優待などの安定的な収入を得ることを目指す投資スタイル。後者は株の利ザヤを稼ぐタイプである。いわゆる「株をやる」だ。・現物取引派/信用取引派 前者は現物株のみの売買、結果、安く買っ [続きを読む]
  • 勝者へのルール(林輝太郎)
  •  林輝太郎氏の晩年の著作。林氏がこれまで述べてきた投資心構えの集大成といったところである。運用に対する心構えや精神論がメインの著作であり、売買方法の技術的な解説はさほど含まれてはいない。ツナギ売買やうねり取りなどの技法の勉強をしたい場合には、林氏の過去の著作を当たってみた方がよいと思われる。 林氏の投資に対する主張には様々なものが含まれている。これまで林氏の著作をいくらか読んできて、最も中心にある [続きを読む]
  • 上手に稼ぐカラ売りテクニック(藤本壱)
  •  空売りのテキスト。新版が刊行されているのだが、私が読んだのはこの版である。  まず感じたのは、著者の藤本壱氏は、藤本氏は工学系出身の片で、投資に加えてコンピューター関係の仕事もされておられる。たとえば、以下のような本だ。 Excelでできるらくらく統計解析 (Excel2016/2013/2010対応版) -  さらにExcelを使ったこんな本も書いておられる。 Excelで学ぶ株式投資―Excelで実践する、銘柄の選び方からテクニカル分 [続きを読む]
  • 商品相場必勝ノート(林輝太郎)
  •  商品取引の指南書。『商品先物市場』という月刊誌に掲載された記事をベースとしたものである。 取り上げられている手法はツナギ売買である。先日取り上げた『ツナギ売買の実践』の商品バージョンと言ったところだろうか。本書は方法論の本ではあるが、『ツナギ売買』の実践に比べると、いくぶん「心構え」に関する記述が多い印象である。 方法論が重点的に解説されている箇所は、以下の章である。・第三ノート 建て玉と損益・ [続きを読む]
  • データ対話型理論の発見(B・G・グレイザー&A・L・ストラウス)
  •  看護、保健、社会学、心理学などでよく読まれている古典文献ある。アンケート調査による統計データ分析、および統計データ分析を用いた理論方法に対する方法論的アンチテーゼとしての意味合いが強い。アンケート調査による数量的なデータでは把握しきれない現象を、インタビューや観察などの質的なデータによって明らかにする、そして質的調査から理論を算出することを目指すべきであると本書は主張する。 本書に出てくる「グラ [続きを読む]
  • 例題で学ぶ 初歩からの計量経済学 第2版(白砂堤津耶)
  •  計量経済学の入門テキスト。少なからぬ計量経済学のテキストが数理的な説明を前面に押し出しているのに対して、本書は、手計算でも計算可能なレベル数式の解説と豊富な練習問題をとりそろえている。例と練習問題についても、マクロデータを用いた実践的な内容が取り上げられており、計量経済学が経済学の中でどのように用いられているかがよくわかる内容になっている。 内容は基礎統計から系列相関である。回帰分析がメインテー [続きを読む]
  • 株主優待制度の実施動機(野瀬義明)無料閲覧可能
  • 野瀬義明「株主優待制度の実施動機(伊代田光彦教授・津田直則教授・桂昭政教授・滝田和夫教授 退任記念号)」『桃山学院大学経済経営論集』55(3)(2014年、pp.153-168) 株主優待制度の諸相および株主優待制度を論じた先行研究の内容がまとめられている。どのような会社が株主優待を実施しているのか、株主優待はどのような理由で実施されているのか、自社製品の株主優待を実施することにはどのようなメリットがあるのかなど、 [続きを読む]
  • 株は技術だ!(相場師朗)
  •  昨今、投資業界でよく見かけるようになった相場師朗氏の代表的著作である。林輝太郎氏が『ツナギ売買の実践』の中で取り上げた「うねり取り」「サヤ取り」「サヤすべり取り」の中の「うねり取り」の指南書である。『ツナギ売買の実践』に比べると、より初学者向けの本のような印象があるが、入門者の私は非常に感銘を受けた。信用取引に関心をもつきっかけとなった本である。 実際にうねり取りを試してみて気づいたこと。まずそ [続きを読む]
  • ツナギ売買の実践(林輝太郎)
  •  大物相場師・林輝太郎氏によるツナギ売買の解説書である。ツナギ売買というのは買いと売りの両方を建ててリスクヘッジをしながら売買を行う方法である(両建てにすると損益が相殺されるため)。 たとえば1000円の株を買って1200円の値上がりをした場合、ここで売れば200円の利益が得られる。一方、1200円の時点で売らずに同銘柄を同数空売りをすると200円の含み益が固定される。すなわち1200円から1000円に戻ってしまった場合、 [続きを読む]
  • 消費者金融:実態と救済(宇都宮健児)
  •  著者の宇都宮氏は消費者金融やローンを得意とする弁護士による実践的な消費者金融論である。 第6章では学校教育でローン教育がほとんどなされておらず、教員自身もローンに関する知識や情報をあまり持ち合わせていないことが指摘されている。これは結構厄介な状況であると感じる。教員自身がローンとは知らずに住宅ローンを組むというケースは決して少なくない。消費者金融から借りるのは良くないと教え諭す側が各種ローンを組 [続きを読む]
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