鈴虫草葉から鈴虫の鳴き声短い四月の生命羽を擦り合わせ鈴音を鳴り響かせ短い秋の恋に生命を燃やす秋雨に濡れながらもあなたを想い奏でる鈴の音は寂しく切ない400編鈴虫
うそラグビーから始まりボクシングそして体操「偉い人たち」はうそが多いうそは話していない、というが中条きよしから苦言折れたタバコの吸い殻であなたのうそがわかるのよ399編うそ
海は素敵津波の惨劇は忘れることは出来ないけれどこうして犬吠埼から朝陽の海を眺めていると時間を忘れるもう一度海に恋をしてみようか・・・398編海は素敵
夕暮れ時の海景色黒い海窓から夜の海を見た黒い海に映る波しぶきの音が聴こえる犬吠埼灯台は白く光り燈が回転している397編黒い海
海は広いなあ〜犬吠埼に来た海水平線の向こうは空との境界線海の上を歩いて行きたい396編海は広いなぁ〜
犬と猫の話人間様は忙しいとき「猫の手も借りたい」というけど忙しいとき「犬も手を貸してあげるよ」よくお店の棚に手招き猫を飾っているけど手招き犬はないのかな猫は犬に追いかけられ木に登る木に登れない犬は下で吠えるだけ猫可愛がりとよく言われるが犬可愛がりの言葉は聞かれない猫は暑さに強く寒さに弱く炬燵で丸くなる犬は暑さに弱く寒さに強く雪のなかを走り回る猫は怖い物を見ると尻尾を逆毛に立つ犬は怖い物を見ると尻尾を垂れ下がる人間様を信じ切った犬猫は仰向けになり足を拡げ腹を出す仕草は可愛い人間様にお願い気分次第で犬猫を簡単に捨てないで生ゴミ捨てじゃない395編犬と猫の話
雨の日は・・・・犬の散歩を終えたところで大雨が降ってきた犬の朝の散歩は自然現象(排せつ行為)を満たすための儀式が含まれそれができないとなると困ってしまう雨の日は外に出て仕事をするのが億劫できるものなら仕事はお休みにして家にいたいものだ雨は空からの大粒の泪自分までもが気が晴れず鬱陶しい一日になりそう394編雨の日は・・・・
人生二度あれば人生二度あればそんなことを考えてみた人生二度あればどう生きるか人生一度は失敗しても残りの一度でやり直しができるでも人生二度はない人生二度あっても同じ失敗を繰り返す自分かもしれない393編人生二度あれば
休日は先のこと今日は月曜日休日までまだまだ先のこと今度の休日を迎えたときは9月になる夏に終わりを告げ秋になる392編休日は先のこと
蝉から「涼」虫へ蝉は陽が照る最中に鳴く「涼」虫は月が照る暗闇に鳴く(鈴虫よりは涼虫のほうが似合っているような気がする)(何故なら涼しい声で鳴いている・・・・)どうして「涼」虫は蝉と同じく鳴き続けるのか蝉は余命が短いので「俺はここに生きている」と泣き叫ぶ「涼」虫はひと夏の経験もないまま秋が訪れその焦りから恋をしたい、と相手を欲し泣いているのであろうか蝉よりどこかしら「涼」虫の泣き声は切なく淋しげな気がする391編蝉から「涼」虫へ
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