弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属) さん プロフィール

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弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属)さん: 弁護士の労働問題解決講座 /神戸
ハンドル名弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属) さん
ブログタイトル弁護士の労働問題解決講座 /神戸
ブログURLhttps://ameblo.jp/bengoshihagita/
サイト紹介文労働問題で活躍する弁護士が解雇・残業代・労災などを解決しあなたの権利を100%追求するノウハウを紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供90回 / 87日(平均7.2回/週) - 参加 2017/06/26 23:04

弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属) さんのブログ記事

  • 道路でコケたら賠償金
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 弁護士になりたてのころ、「出勤中に公道でころんだので賠償してほしい」という相談を受けました。 「自分でコケたのに賠償金?」と思いつつ、くわしい話を聞いてみると、道路の段差があった、ということです。広い意味では交通事故です。道路に段差や穴があってそのためにケガをした場合、公道の管理者が賠償します。国家賠償法2条です。 実際、賠償金がありました(少額でした [続きを読む]
  • 正社員と格差に賠償命令・日本郵政
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 日本郵便の契約社員の男性が、正社員と同じ仕事をしているのに手当などに格差があるのは違法だとして訴えていた裁判の判決がありました。 東京地裁の判決は、9月14日、住居手当や有給の病気休暇がないことなどは「不合理な労働条件の相違に当たる」と判断しての賠償を命じました。これは改正された労働契約法20条にもとづく裁判です。  東京地裁は、・ 住宅手当・年末年始手当が [続きを読む]
  • 相続と同時死亡−神戸は同時死亡が多い
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 相続の手続などをお願いされると、だいたい戸籍に目を通すことになります。最近たてつづけに、親と子とか、家族全員が同時死亡したという戸籍を見ました。家族の方が次々なくなった場合は、亡くなった順番に相続が発生します。したがって、死亡の順序は重要な問題です。 しかし、亡くなった先後が不明の場合もあります。そのため民法は、同時死亡の推定の規定をおきました。Aさん [続きを読む]
  • 懲戒解雇を判断する裁判官
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 解雇は簡単にできません、というのが裁判所の建て前です。しかし、「懲戒解雇」については裁判所は労働者に厳しい、と思います。 懲戒解雇になるケースを区分けしてみると、・職務懈怠・経歴詐称・業務命令違反・業務妨害・職場規律違反・その他(私生活上の非行など)です。 職務懈怠は、能力不足・成績不良ていどでは懲戒解雇は無理です。それ以外の経歴詐称、職場規律違反につ [続きを読む]
  • 太ったCAの降格は無効
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 新聞で見かけたロシアの話です。 ロシアの航空会社(アエロフロート)が太ったCA(客室乗務員)を降格させたという事件がありました。この事件で、モスクワ市裁判所は、降格処分と規定を違法と判断したそうです。大柄な女性にタイトな制服を用意しておいて、それが着られなくなったから配置転換したとのこと。 明らかなハラスメントです。 今の日本ではこんな事件は考えられませ [続きを読む]
  • 証拠の提出は気をつけて
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 彦根のつづき。井伊家は江戸時代に彦根城にいましたが出身は浜名湖の北の方らしい、そこで、写真撮影「大河ドラマ・井伊直虎の電車」です。写真は天竜浜名湖線の掛川駅です。 前に、相手が出した証拠は役に立ちます、という記事を書きました(関連記事)。弁護士が厳選したと思われる証拠でも、よく読むと相手方に有利に作用することもあります。 しかし、相手方からは、まれに、 [続きを読む]
  • 解説・「働き方改革」法案要綱
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 「働き方改革」は、折に触れて意見を述べてきました。今回ついに、立法化に向けて動き出しました。厚労省が法案要綱を審議会に示したのです。 中味は、かなり問題があります。 1 残業規制が中途半端 残業規制が法律に書かれることは画期的です。 中味がそれほどよくない。 事情により月100時間未満までは残業OKになっています。過労死ラインです。過労死遺族の団体は批 [続きを読む]
  • ミスを理由に給与天引き
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 きのうの彦根シリーズのつづき。ゆるキャラひこにゃんのお迎えです〜 仕事上のミスを理由にした給与天引きするのは、ブラック企業の代名詞です。 労働基準法は、給与全額払いの原則を定めています。したがって、給与天引は違法です。かりに労働者が合意していても、簡単には許されません。 仕事でミスをした場合でも、ほとんどの場合、全額賠償しなくてもよいです。なぜなら、仕事 [続きを読む]
  • 同業他社への転職
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。彦根に行ってきました。裁判所は城跡に建っていることが多い。彦根も同じです。彦根城は立派でした。 同業他社への転職を禁止している会社があります。ノウハウを盗られたくないから、というのが理由です。労働者としては、前と同じ仕事の方がやりやすいので、転職を禁止されるのはつらい。 どう考えればよいか? まず、転職禁止については、双方に合意があることが必要でしょう。 [続きを読む]
  • 相続した不動産の登記は早めにすませてください、という広告
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 近頃、新聞で、相続した不動産の登記は早めにすませてください、という広告をよく見ます。司法書士会や司法書士さんが広告しているようです。 弁護士も同じことを思います。その通りです。ほうっておくと相続人が増えていき、相続・遺産分割の手続きに時間もお金もかかってしまうからです。 つい最近終了した事件も、1960年代・昭和40年代に亡くなった方の不動産相続でした [続きを読む]
  • かってに減給するな
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。賃金をかってに減額されたという相談があります。その理由は、「能力不足」だそうです。 自分にも非があると思い「減額やむなしか」と悩む労働者もいます。しかし、いったん決めた労働契約の内容は勝手に変更することはできません。たとえ能力不足といわれても、労働者の同意なしに減給することはできない。また、かりに労働者の同意があっても、本当にそれが許されるのか、裁判 [続きを読む]
  • 残業を命じられたら従わないといけないという日本の非常識
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 神戸市各区に「ゆるキャラ」がいて、コンテストをしていました。須磨区の「すまぼう」が一番かわいいと思います。これは手芸品です。 法律上は残業は無制限にできるわけではありません。日本の労働法も、原則は、残業禁止です。 ところが、例外的に、労使協定(三六協定といいます)がある場合はそれにしたがって残業命令を発令することができるとされています。法律上の時間制限 [続きを読む]
  • 内容証明郵便は書きません。
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 一度でも弁護士に関わったことがある人であれば、「内容証明郵便」を見たことがあると思います。1枚当たりの文字数が20×26文字の、仰々しい郵便です。 まわりの弁護士は、この内容証明郵便をけっこう多用していますが、萩田はほとんど使いません。 その理由は、内容証明郵便の効力を考えてのことです。 証拠としての効力内容証明郵便は、郵便局が、手紙の内容、差し出し日付 [続きを読む]
  • 花火が天から降ってきた
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 冒頭の写真は、花火です。 ???? なんのことかというと、 この前花火大会の写真をアップしました(関連記事)が、その花火大会のときのことです。 なんと、花火が天から降ってきたのです。 燃えさかる火の玉がおちてきたわけではありません。花火の残骸が落ちてきたのを、たまたま拾ったのです。 花火の玉は、いくつも花を広げるため、玉の中にまた紙をまるめて火薬を詰めて玉 [続きを読む]
  • 厳しいシフトを組まれたら異議を言う
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 夏休みが終わり子どもたちの生活サイクルもやっと元に戻ります。ふぅー さて、本題。自分の生活サイクルとかけ離れたシフトが組まれてしまうと仕事に行くのも大変です。そんな無理なシフトが組まれた場合でも、シフトどおり出勤しないといけないのでしょうか? シフトの決定権はだれに? シフトの決定権は会社にあるとは限りません。雇用契約書や就業規則で、協議によってシフトを [続きを読む]
  • 学校の先生にタイムカード
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 もうすぐ夏休みが終わります。子どもたちは残念そうです。 ところで、自分が小学生のころは、「学校の先生は夏休みがあってうらやましい」と思っていました。しかし、すぐに、「先生の休みは多い」が誤解だと気がつきました。学校の先生方は、夏休みでも学校に出てきて仕事をしています。部活の指導をしていることも多い。生徒が休み中に悪さをしないか町内を巡回したりします。地 [続きを読む]
  • 相手が出した証拠は役に立ちます
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 夏休みの終わりに、花火大会の写真です。 訴訟になると、主張の出し合い、証拠の出し合いになります。しだいに、感情的にエキサイトしてくる人もいます。そうすると、相手方が言っていることすべて、相手の出した証拠を全て否定したくなるのも人情です。 しかし、そんなことはありません。意外に思われるかもしれませんが、相手方が出した証拠がこちらに有利になることも多いので [続きを読む]
  • 「熟慮を重ねた結果辞職します」
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 さる神戸市議のかたが、8月28日、「3日間熟慮を重ねた結果、議員の職を辞したいと考えるに至った」というコメントを発表しました。 公私にわたる疑惑が報道されていた方です。 公私の問題にはここでは踏み込みません。 しかし、この市議には模範となるべきところがあります。辞職するまでに「3日間熟慮した」というところです。 ふつう、会社で上司などから責められると、そ [続きを読む]
  • アルバイト・パートが気になる休業休暇
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 先週末は、刑事弁護の研修会を須磨で行いました。目の前の須磨海岸はきれいな海水浴場ですが、ちょっと上手く撮れませんでした。 アルバイト・パートの方が、休業休暇がとれるのか、簡単にまとめました。 1 有給休暇 アルバイト・パートも有給休暇が取得できます。 ただし、所定労働時間や労働日数で、休暇日数が異なります。 その内容は細かすぎて、blogでは書き切れません [続きを読む]
  • SNSの恐怖?−証拠の拡散
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 自身のSNS歴は短く、今年の春先にPTA役員になってLINEを始めたのがきっかけです。そのついでにブログも始めたのですが… さて、最近は、メール、LINEやFacebookなどSNSのデータが証拠として使われることが多くなりました。労働事件、刑事事件などなど事件の種類をといません。 ただし、メールやLINEのやりとりは前後の文脈があって初めて理解できます。だから、 [続きを読む]
  • 労災保険に入っていないときでも労災は請求できる
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 労働者を1人でも雇用している場合には、原則的に労災保険に加入しなければなりません。 ところが、労災保険に加入せず保険料も納めていないような会社もたまにあります。そんなところで、業務災害にあった場合どうなるでしょうか?会社の方は「健康保険を使って」と言ってくるかもしれません。 この場合、労災保険に入っていないことが違法です。会社が労災保険に入っていないか [続きを読む]
  • 労働審判がテレビ会議でもできるようになりました
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 労働審判ができる裁判所は限られています。兵庫県でいえば、神戸の裁判所だけです。全国的にも、本庁があるところに限られていることが多い。だから、裁判所に行く手間など考えると、労働審判は不便です。特に遠方の方の場合はなおさらです。 ところで、最近になって、裁判所は、労働審判についても、必要に応じてテレビ会議システムを使うことができるとしています。テレビ会議シ [続きを読む]
  • 相手の弁護士は優秀ですか?、と言われて困りました
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 「相手の弁護士は優秀ですか?」弁護士ならば、一度ならず依頼者からいわれて立ち往生したことがあるはずです。 自分でいうのもおかしいですが、弁護士はプライドのかたまりなので、相手の弁護士の能力とかいうと過敏に反応します(*^▽^*) 実際のところ、相手の弁護士は優秀な方がよいのでしょうか? 弁護士の書いたブログを斜め読みしていると、意見が分かれています。・相手が優 [続きを読む]
  • ダブルワークでも残業代を請求できる理由
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 最近は、掛け持ちで働くダブルワークが増えています。 たとえば、朝9時から夕方5時まではたらいたあと、6時から近所のコンビニで4時間バイトをする、といった具合です。休憩時間がかりに1時間あったとしても、ゆうに1日の法定労働時間(8時間)を超えています。 このような場合に残業代が請求できるのでしょうか?請求された方も驚くかもしれません。 しかし、法律では、ダ [続きを読む]
  • 見習い期間でも給料をもらえます
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 採用されたばかりのころに「最初は見習いだから、給料なし」と言われることがあるそうです。 美容院とか料理屋など専門性が高いところだけでなく、普通のお店でも慣れるまでは見習い、などと言われることがあるそうです。 こういう話を聞くと、ブラック企業1つ発見! と叫びたくなります。 江戸時代の丁稚奉公の時代ならいざしらず、現代社会において、賃金不払いの労働など認め [続きを読む]