monnasi さん プロフィール

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monnasiさん: ずっと、ずーと
ハンドル名monnasi さん
ブログタイトルずっと、ずーと
ブログURLhttp://egochann.blog.fc2.com/
サイト紹介文心象写真と掌編小説、旅写真、TV映画研究、社会へのひとりごと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供64回 / 76日(平均5.9回/週) - 参加 2017/07/09 11:55

monnasi さんのブログ記事

  • たまにはあるよ、そういうこと
  • 「母親が嫌になることない?」大学で同じサークルに所属する萌咲がいきなり聞いてきた。「んー、たまにあるよ、そういうこと」萌咲の質問は唐突だったけど、心当たりのあることだったので、素直に言葉に出た。「どういうとき?」「テレビ見てるとさ、私が好きな音楽の番組みてると悪口言うときかな」「それって嫌だよね」「べつにあんたが好きじゃなきゃ私は見てはいけないのかって思うよね。自分の好きなタレントにケチつけられる [続きを読む]
  • 北朝鮮の脅威
  • (田原総一郎氏と安部総理)(朝鮮問題の専門家)(国際問題の専門家)北朝鮮からのミサイル発射、核実験と日本はマスコミが大騒ぎ状態です。今この文章を書いている9月18日は衆議院の解散総選挙の話題一色です。主にテレビなのですが、先週までの「北朝鮮絶対的脅威」一色だったのと対照的です。今、解散なら自民党に有利なことは誰の眼にも明らかで、それを応援するのがテレビマスコミなのでしょう。毎回同じことです。さて、 [続きを読む]
  • 張り切っていこうぜ
  • 練習が始まる前、部員全員が輪になって話し合いが始まろうというとき。ひとりの先輩がすくっと立ち上がった。「張り切っていこうぜ」みんなは唖然とした表情をした。困惑した顔のものもいた。何、ひとりで張り切ってるんだよ。多くの部員たちは心のなかでつぶやいていた。部員たちが不安になったことが起こっていたのだ。今まで顧問だった蛯原先生が新学期の異動でいなくなると分かったとき、部員は呆然とした。蛯原は、独創的なア [続きを読む]
  • NHKスペシャル 731部隊の真実 〜エリート医学者と人体実験〜
  • 今夏、放送されたNHKスペシャル「731部隊の真実」です。中国に侵略した日本軍は、当時の中国東北地方、満州に傀儡政権をでっちあげ、日本国の属国にして、帝国陸軍最強の軍隊である「関東軍」を進駐させて、満州との国境に配備されたソ連軍と対峙していました。その関東軍に所属していたのが「731部隊」です。この部隊の目的はただひとつ「細菌兵器」の開発でした。今回、NHK取材班は、日本側、ロシア側、アメリカ側から、資 [続きを読む]
  • 他人にもどろう
  • 彼は持ってきた抹茶ラテを口にふくんでゆっくりと飲み込んだ。そして、思い切ったように言葉を出した。「他人に戻ろう」「古い言い草ね」彼女は、その言葉を予感していたかのように落ち着いた表情だった。もう彼女とやり直すことは出来ないと彼は思っていた。だから今日言おうと思った。「知り合う前に戻るだけだよ」「つまりこれまでのおたがいの時間を無かったことにしようということでしょ」「そういうことになるのかなあ」「冷 [続きを読む]
  • YOKOHAMA TRIENNALE 2017 ①
  • ヨコハマトリエンナーレ2017に行ってきました。みなとみらい線のみなとみらい駅から歩いてすぐのところにある横浜美術館がメイン会場で、赤レンガ倉庫と、横浜市臨港記念会館の3会場で行われた現代アートの美術展です。現代アートは、作者の思いと、見た人の感想が行き違うことが多いのですが、本展覧会も、作品とネーミング、作品の狙いが分かり辛い作品もあったなか、そういうこととは関係なく、ストレートに心に響くものと [続きを読む]
  • 福島・いわき④
  • 福島県の久ノ浜漁港。2011年の大地震の津波により大きな被害を受け、さらに福島第一原発の放射能漏れで、漁業が出来ない状態が続いています。私は、2010年に偶然ここを訪れています。そのときは、久ノ浜漁港祭りをしており、多くの人で賑わっていました。その漁港祭りも震災以来6年ぶりの2016年に開催されたようです。しかし、漁業の再開の目処は立っていないということです。にほんブログ村にほんブログ村ぽちっとお [続きを読む]
  • どうして浮気するの?
  • 「叔父さんは何で浮気するんですか」姪の実代から唐突に聞かれて達哉は度肝を抜かれた。何で知ってるんだ、この娘は。実代は、都心に事務所を持つ達哉のところに二ヶ月に一度くらい訪ねてきた。大阪に住む弟の娘である実代は都内の大学に通う20歳。赤ちゃんのときから見てきた実代は、子供がいない達哉にとっては、可愛くてならない存在だった。「娘の相談相手になってくれ」弟に頼まれたこともあるが、達哉としても実代に会いたく [続きを読む]
  • NHKスペシャル 樺太地上戦 終戦後七日間の悲劇
  • 樺太、旧日本国領土。日露戦争後ロシアから日本が獲得した領土でした。国策として、太平洋戦争末期まで40万人の日本人が暮らしていました。昭和20年8月、天皇陛下の玉音放送があり、日本は連合国に無条件降伏をし、日本軍は武装解除して進駐してくる連合国軍に投降することになっていました。ところが、北海道の守りを担当する「札幌第五方面軍」の司令官は、樺太を北海道を守るための防波堤にしようと画策し、樺太の「陸軍第 [続きを読む]
  • お大事にしてください
  • 「お大事にしてください」 診察室を出ると必ず看護師が言う。 「いまのところ異常なところはありませんね。また痛くなったらちょっと詳しい検査をしましょう」 と、医師から言われたのに、どうして、 「お大事に」 ということになるのか。 下手をすると、人間ドックの検査結果を聞きにいっただけでも、 「お大事に」 と言われたことがある。 何でもかんでも言えば良いというもんじゃない。 だいいち、診察室を出るとき、待合室で順 [続きを読む]
  • 戦闘艦④
  • 北朝鮮との開戦となれば、このアメリカ海軍のイージス艦が最前線に立つことになるのか、それとも横須賀の自国艦を守るためにここに待機するのだろうか。第七艦隊の空母。戦闘の中心的な存在。北朝鮮との緊張が続く中、現在はほとんどの潜水艦は横須賀を出航したままだという。にほんブログ村にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 入力ミス
  • 「また入力ミスか」課長が口を尖がらせながら睨んだ。「簡単なミスなのに、自分で気がつかないのかねえ」そんなことをもう3年も言われ続けている。会社の経営が芳しくなくなったら、必ずリストラ一番候補になるのは自分だと彼は分かっていた。「すいません。今度から気をつけます」彼のくせは、仕事は速いけど、自分のやったことを見返すのが本当に苦手であるということだ。学生時代からあまり変わっていない。自分が書いたレポー [続きを読む]
  • もしものとき
  • 「もしお母さんが危なかったらどうしよう」母親が病院に検査結果を聞きにいったとき、妹は不安そうに言った。「そんなこと想像したくないよ」「お母さん、私が毎年、市でやってる検診に行けばって言ったのに、忙しいとかいって、行かなかったからねぇ」それが、急に下腹部の痛みが取れないというので病院にいったら、「くわしい検査をしましょう」ということになり、その結果が出る日だったのだ。妹はまだ中学生で、私は専門学校に [続きを読む]
  • いつからなの?
  • 「あんたたち、いつから付き合ってんのさ」前の席に座っているのぞみが振り返りざまに言ってきた。くちびるが尖っているので不機嫌そうだ。「いつからって、ずっと前からだよ」顔が強張った。いきなり秘密を暴露されたようで気分が悪い。彼はクラスでもダントツの人気のイケメン。彼を独占したら、クラスの女子から浮き上がることが容易に予想できた。「よく隠せたね」「だって教室ではひとこともしゃべらないし、一緒に帰ったこと [続きを読む]
  • 福島・いわき2010③
  • 富浦漁港です。港の川には遡上したさけが泳いでいました。彼女たちが生んだ子供は無事に海にもどれたのだろうか、地震、津波でも無事だったのだろうか、大きくなって、また富浦にもどってきたのだろうか。そんなことをつい考えてしまいます。にほんブログ村にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 京都④
  • 京都という町は不思議な町です。観光名所はともかく、路地裏に入るとたしかにそこには京都独特の世界があります。この町並みはいつまでこのままの姿でい続けられるのでしょうか。人口減少が激しさを増すなか、古い町並み以外は大型のマンションが立ち並び、人口は微増なそうです。でもそれはこの町並みとは違う世界。人の住んでいない、もしくは老人のひとり暮らしが増えている現状では多くの地域でこのままの姿を残すことは不可能 [続きを読む]
  • NHK EV特集 告白 満蒙開拓団の女たち
  • NHKがこの夏に良質のドキュメンタリーを多く放送しました。そのなかで特に印象に残ったものを紹介していこうと思います。「ETV特集 告白 満蒙開拓団の女たち」です。満蒙開拓団とは、現在の中国東北部に、かつて日本が軍隊を進出させて傀儡政権を打ちたてた「満州国」がありました。そこへ、国策として送り込まれた日本人の開拓団のことです。満蒙開拓団は、関東軍という日本の陸軍のなかでも最精鋭の軍隊で、満州国の治安維持と [続きを読む]