藤の葉 さん プロフィール

  •  
藤の葉さん: 52ヘルツの歌
ハンドル名藤の葉 さん
ブログタイトル52ヘルツの歌
ブログURLhttp://hlobe.seesaa.net/
サイト紹介文オリジナルBL短編小説(ほのぼの)を書いたブログです。攻め主人公の短編始めました。
自由文現在は、大学生もので攻め目線の短編を書いています。ちょっとシリアスで切ない感じになると思いますが・・・もしよかったら覗いてみてください^^第2話更新しました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 19日(平均4.4回/週) - 参加 2017/07/10 03:11

藤の葉 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • それでも俺は。《2》
  • 俺はひたすら無愛想な子供だった。話も上手くないし、完全にぼっちだった。そんな俺に話しかけてきた物好きな男がいた。辰巳は俺にとって初めてまともにできた友達だった。「もし俺が、お前のこと好きだって言ったらどうする?」しかし俺は失敗した。中2の夏休み。あの日辰巳は俺の家に来ていた。テレビのチャンネルを回していたら、たまたま同性愛がテーマのドラマが放送されてて、思わず軽いノリで聞いていまった。が、口から出 [続きを読む]
  • それでも俺は。《1》
  • 大学生になったら彼女が出来ると何故か自信満々に信じ込んでいた俺の友人は、現実の厳しさを目の当たりにして今俺の目の前で腐っている。「彼女ください」「俺に言うなよ・・・」「佐藤はいいよな。可愛い彼女がいるもんな。くそー同じ学部でさっさとくっつきやがってー」「まぁな」「うわっ、何そのヨユー!なんだよー中学ん時は俺にメロメロだったくせにー」「淡い青春だったな。つかメロメロて」(今も好きだと言ったら、この男 [続きを読む]
  • 面倒極まりない俺の高校生活・上
  • いつからこうなったのかは分からないが、俺には面倒事を事前に察知する特殊能力的なものがある。例えば人と会った時とか、何かをする前とか「あ、やばいなんか起きるぞ俺に災難が降りかかる気がする」と俺の中の妙なレーダーが発動する時がある。大体はそのレーダーのおかげで回避することが出来るのだが、タイミングを逃すともろに巻き込まれる。今がまさにそんな感じだった。「赤川、早く来いよ。サッカー部の練習見学しに行こう [続きを読む]
  • 面倒極まりない俺の高校生活・中
  • 翌朝、羽山信二は俺のいる教室にやってきた。「ジン君いるかー?」羽山が教室の中を覗き込む。クラスの女子たちが騒いでいる。「ええ、嘘っ!羽山先輩じゃん超かっこいい!」「羽山先輩って、あのサッカー部のエースって言われてる羽山先輩?」「実物背たかーい!あっこっち向いた!」羽山はクラスの女子たちに向かって爽やかな笑顔を向ける。するときゃーと女子たちが黄色い声を上げる。アイドルか。そのアイドルもどきは俺を見つ [続きを読む]
  • 面倒極まりない俺の高校生活・下
  • 「羽山ってほんとやべーわ」放課後、掃除当番でノロノロと階段を箒で掃いていた俺は羽山という単語に思わず反応した。先輩らしき男二人が階段を降りながら話している。男1「ドリブルのテク半端ねぇだろ。どうやったらあんな上手くなるんだ」男2「去年の練習試合とか、普通にヒールパスでアシストしてたしな。ありえん」男1「やっぱ才能のあるやつは違うわなー」何語だ。サッカー用語はさっぱり分からない。とりあえず、羽山を称 [続きを読む]
  • 【甘い罠】第1話
  • 高校1年の春。生物の授業中。「あの先生、最近テレビで見るお笑い芸人の〇〇に似てるよな」「・・・は?」隣の席に座る男は、唐突に俺に話しかけてきた。俺は教卓で何かの呪文を唱えているおっさん(先生)の顔を見た。そして1年後にはテレビから消えていそうな1発屋芸人〇〇の顔と照らし合わせる。・・・・・・(照合中)「確かに、似てるっちゃ似てるな」「だろ!」俺が同意すると男は嬉しそうに笑った。「・・・・・・」「どう [続きを読む]
  • 【甘い罠】第2話
  • 放課後、俺と酒井は駅前のファーストフード店にいた。「お前、俺の忠告ちゃんと聞いてなかっただろ。完全にアイツに見惚れてただろこのどアホ」「すまん」予想通り怒られた。フライドポテトを齧りながら説教を受ける。「明日、担任に言って席変えてもらおう。黒板が見えにくいとか言って前の方にしてもらえよ。俺も一緒に頼んでやるから」「ええ、そこまでするのか」できれば、教師の監視が厳しそうなゾーンには入りたくない。頻繁 [続きを読む]
  • 【甘い罠】第3話
  • 手当てが終わった後も、香川はのんびりと保健室でくつろいでいた。「じゃあ、俺授業に戻るから」「真面目かよ。ここにいればいいじゃん」立ち上がろうとすると、香川が俺を引き止めた。香川がじっとこっちを見てくるので、俺もつい見つめ返してしまい、再び見惚れそうになって慌てて目を逸らした。俺のそんな反応を見て、香川が楽しそうに笑った。「ウブだなぁ」からかわれ顔が赤くなる。ごまかすように俺は聞いた。「か、香川はさ [続きを読む]
  • 【甘い罠】第4話
  • ※酒井視点です。「とにかく、香川には関わるなよ。お前が男を好きになるとこなんて、見たくない」・・・正確には、「お前が俺以外の男を好きになるとこなんて、見たくない」昔からガタイがでかくて仏頂面だったから、「なんか怖そうなヤツだ」と周りから認識されていた。熊を一人で倒したとか不良グループを率いているとか妙な噂をたてられた事もある。「おはよう」どいつもこいつも見てくれで変なイメージ像作りやがって、と内心 [続きを読む]
  • 【甘い罠】第5話
  • 人生に一度くらいは告白されてみたいな、と思ったことは何回もあるが、まさか友人(♂)からされるとは夢にも思っていなかった。「はぁ・・・」酒井告白された日の翌日。昼休みの途中、俺はひたすらため息をつきながら教室の外の景色をぼんやりと眺めていた。あれから酒井は俺をあからさまに避けている。今も教室にはおらずどこかに姿をくらましてしまった。(返事、しなきゃいけないんだよな、これ)そう思っていると、ふいに教室の [続きを読む]
  • 【甘い罠】最終話
  • 早々に掃除を終え、俺は酒井の姿を探した。すると、校門のところで目的の人物を見つけた。「俺、やっぱ行かない」「おいおい、何今更そんなこと言ってんだよ」一緒にいる男となにやら揉めているようだった。よく見ると、見覚えのある男だった。前に何度か話したことがある。確か名前は羽山信二とか言ったっけ。酒井とは幼馴染のようだ。「気ぃ遣ってくれるのは嬉しいけど、俺そんなに切り替え良くないから。悪いけど、他当たってく [続きを読む]
  • <br />【甘い罠】後日談<br />
  • 酒井の告白を聞いてからも友達っぽい関係が続いて、結局同じ地元の大学に行くことになった。そして大学生活がスタートして何週間か経った頃、あいつが風邪引いて高熱を出したと聞いたので俺は昼休みに大学を抜け出してあいつの家に向かった。割とボロ・・・こじんまりとした賃貸マンションの1室の前に立ち「・・・スーハースーハー・・・よし、俺は緊張してない多分」酸欠の魚みたいになっていたのでとりあえず深呼吸。そしてイン [続きを読む]
  • 過去の記事 …