相内神社宮司 さん プロフィール

  •  
相内神社宮司さん: 相内神社社務日誌
ハンドル名相内神社宮司 さん
ブログタイトル相内神社社務日誌
ブログURLhttps://aynonay.blogspot.jp/
サイト紹介文北海道北見市御鎮座、相内神社より発信。諸祭事初め日々の記録、祝詞関連の記事など。
自由文北海道北見市御鎮座、相内神社より発信。諸祭事を初め日々の記録、宮司のつぶやきなど。祝詞関連の記事もあります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 8日(平均34.1回/週) - 参加 2017/07/16 14:10

相内神社宮司 さんのブログ記事

  • 本殿遷座本殿祭祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)本殿遷座本殿祭祝詞掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、大神の天の御蔭・日の御蔭と隠り坐さむ瑞の御殿、清く美しく改め造り(修り)仕へ奉り畢へぬるに依りて、今日の吉日の吉辰に還し鎮め坐せ奉りぬ。是を以ちて、礼代の御食・御酒、種種の物を [続きを読む]
  • 本殿遷座仮殿祭祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)本殿遷座仮殿祭祝詞掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、大神の敷き坐す瑞の御殿を改め造り(修り)仕へ奉らむと往にし某年某月某日に此の仮宮に遷し奉り坐せ奉りしを、此の某年某月某日に至りて、新宮厳しく麗しく築き造り(御殿本の如修り)仕へ [続きを読む]
  • 祝詞語彙18
  • 万葉集巻第一より【十八番歌】三輪山を 然(しか)も隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや〇雲だにも……せめて雲だけでも。〇あらなも……「あり」に「なも」がついた形。〇隠さふべしや……「隠す」「ふ」「べし」「や」という語構成。「や」は反語。(雲がそんなに三輪山を)隠しつづけてよいものか。【補足】「だに」は、上代においては「(せめて)……だけでも」「……なりとも」の意味だったが、のちに「……さえ」 [続きを読む]
  • 祝詞語彙17
  • 万葉集巻第一より【十七番歌】味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の 山のまに い隠るまで 道の隈 い積もるまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を 心なく 雲の 隠さふべしや〇つばらに……しげしげと。じっくりと。現代語の「つぶさに」。〇見放(さ)けむ……「見放け」は終止形「見放く」。ここでは「遠くから見る」。【研究】 岩波の古語辞典によると「山のまに い隠るまて 道の隈 い積も [続きを読む]
  • 祝詞語彙16
  • 万葉集巻第一より【十六番歌】冬ごもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山をしみ 入りても取らず 草深み 取りても見ず 秋山の 木の葉を見ては 黄葉をば 取りてそしのふ 青きをば 置きてそ嘆く そこし恨めし 秋山そ我は〇冬ごもり 春さり来れば……「冬ごもり」は春にかかる枕詞だが、なぜ春にかかるのか不詳。「春さり来る」は「春がくる」。一説に、この語句には古代人の思考が [続きを読む]
  • 祝詞語彙15
  • 万葉集巻第一より【十五番歌】わたつみの 豊旗雲に 入日さし 今夜の月夜 さやけかりこそ〇さやけかりこそ……形容詞「さやけし」に「こそ」がついた形。「清らかであってほしい」。【補足】「こそ」といえば係り結びする係助詞「こそ」がよくしられているが、本歌中「さやけかりこそ」の「こそ」は係助詞と違って連用形についていること、希望の意味ととれることから終助詞だとする人もいる。このような用法は上代の文献にしか [続きを読む]
  • 境内社・相馬神社例祭をとりおこないました
  •  本日午前10時30分より、当神社の境内社・相馬神社の例祭を、無事とりおさめました。 相馬神社については輪番制で祭典委員会を運営、本年は美園地区が担当。朝早くから草刈りを初め、諸準備をしていただきまして、ありがとうございました。 宮司も昨日お宮の中を大掃除しまして、拝殿内に残るさまざまな方の奉納品を拝見しました。 日露戦争の戦勝、無事帰還できたのを感謝してのレリーフ、すぐ近くにお住まいの方のお婆ち [続きを読む]
  • 祝詞語彙14
  • 万葉集巻第一より【十四番歌】香具山と 耳梨山と あひし時 立ちて見に来し 印南国原〇あひし時……「あふ」は古語では現代語と同じ「会う」という意味の他に、結婚する、向かう、争うという意味があった。ここでは「争う」【補足】「立ちて見に来し」(立って身にきた)のが誰かが、歌の中には書かれていない。播磨国風土記に、十三および十四番歌とほぼ同内容の説話があり、このとき仲裁したのは阿菩大神だったとある。 [続きを読む]
  • 仮殿遷座仮殿祭祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)仮殿遷座仮殿祭祝詞掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、今日の吉日の吉辰に此の仮宮に遷し奉り坐せ奉りぬ。是を以ちて、大前に御食・御酒、種種の物を置き足はして献奉る状を、平けく安けく聞し食して、暫の間、平穏に鎮り坐せと恐み恐みも白す [続きを読む]
  • 仮殿遷座本殿祭祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)仮殿遷座本殿祭祝詞掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、大神の常宮と鎮り坐せる此の御殿の年経て破れ損はれたるが故に、今度改め造り(修り)仕へ奉らむとす。是を以ちて、今日の生日の足日に仮宮に遷し奉り坐せ奉る事を、平けく安けく聞し食せと [続きを読む]
  • 祝詞語彙13
  • 万葉集巻第一より【十三番歌】香具山は 畝傍を惜しと 耳梨と 相争ひき 神代より かくにあるらし 古も 然にあれこそ うつせみも 妻を争ふらしき〇うつせみも……「うつせみ」は「うつしみ」とも。今の世の人も。【補足】「うつせみ」は神葬祭詞などで、「あの世」に対する「この世の人」として用いられる例ばかり見るが、この歌のように、「神代」または「昔」に対比することもできる。つまり、異界もしくは時間の観念にお [続きを読む]
  • 祝詞語彙12
  • 万葉集巻第一より【十二番歌】わが欲(ほ)りし 野島は見せつ 底深き 阿胡根の浦の 玉ぞ拾はぬ〇欲りし……「欲る」に過去の助動詞「き」の連体形がついた形。「欲る」は中古以降あまり見かけない語。〇拾はぬ……読み注意。ヒリワヌ。「拾ふ」はヒリウ。 [続きを読む]
  • 祝詞語彙11
  • 万葉集巻第一より【十一番歌】わが背子は 仮廬作らす 草(かや)なくは 小松が下(もと)の 草(くさ)を刈らさね〇草なくは……カヤがないなら。「は」は仮定条件の接続助詞。〇刈らさね……「ね」は終助詞で、親しみのこもった願望を示す。上代によくつかわれた。【補足】 大意は、夫よ(旅の際の)仮の宿りがないなら、小さい松の下(に生えている)草をお刈りなさいな。「は」は本来「ば」だが、形容詞や助動詞「ず」につ [続きを読む]
  • 祝詞語彙10
  • 万葉集巻第一より【十番歌】君が代も 我が代も知れや 岩代の 岡の草根を いざ結びてな〇知れや……「知る」は四段活用の動詞の已然形、「や」につき反語の意味。どうして知ることができようか。〇結びてな……「て」は完了の助動詞、「な」は終助詞で意志を示す。結びましょう。【補足】「知れや」の「や」について。反語の意味のときは、活用する語の已然形が上にくることが多い。用例を見ると万葉集所載のものばかりなので、 [続きを読む]
  • 祝詞語彙9
  • 万葉集巻第一より【九番歌】莫囂円隣之大相七兄爪謁気 わが背子が い立たせりけむ 厳橿が本〇立たせりけむ……「立つ」に三つ助動詞がついている。「す」は尊敬、「り」は完了、「けむ」は過去推量。したがって、お立ちになっただろう、という意味。〇厳橿が本……「厳」の読みはイツで「神聖な」。「橿」はカシ。【補足】 祝詞作文とはあまり関係ないが、上二句「莫囂円隣之大相七兄爪謁気」は古来、訓読に諸説あって、はっき [続きを読む]
  • 例祭幣帛供進使祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)例祭幣帛供進使祝詞掛まくも畏き某神社の大前に官(職)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、常の例の随に仕へ奉る一年に一回の今日の御祭に、某道府県(郡市区町村)より献奉る宇豆の幣帛を、安幣帛の足幣帛と平けく安けく聞し食して、天皇命の大朝廷を始めて、天の下の国民に至るまで、弥 [続きを読む]
  • 例祭社司(社掌)祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)例祭社司(社掌)祝詞掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、高天原に神留り坐す神漏岐・神漏美命以ちて、天つ社・国つ社と称へ辞竟へ奉る中に、此の大宮を静宮の常宮と鎮り坐す大神の広き厚き恩頼を尊み奉り仰ぎ奉りて、一年に一回仕へ奉る常の例の [続きを読む]
  • 祝詞語彙8
  • 万葉集巻第一より【八番歌】熟田津に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな【研究】「今は漕ぎ出でな」の「な」に注目したいと思います。この「な」は終助詞。辞書をひくと、①禁止、②勧誘・希望・決意、③感動・詠嘆の三種類の意味があるといいます。「漕ぎ出でな」の「な」は、②の勧誘でしょう。 では、現代語ではどうでしょうか。以下の「な」を見てみてください。 ①「絶対に忘れるな」 ②「また行きた [続きを読む]
  • 祝詞語彙7
  • 万葉集巻第一より【七番歌】秋の野の み草刈り葺き 宿れりし 宇治のみやこの 仮廬し思ほゆ〇宿れりし……「り」は完了、「し」は過去の助動詞。〇思ほゆ……「ゆ」は自発の助動詞。【研究】「思ほゆ」の「ゆ」に注目したいと思います。辞書や文法書類には、上代の助動詞として「ゆ」「らゆ」があり、「ゆ」は「る」、「らゆ」は「らる」に相当するとあります。 ここでは、できるだけ上代の語彙を用いて祝詞をつくりたい、と考 [続きを読む]
  • 祝詞語彙5
  • 万葉集巻第一より【五番歌】霞立つ 長き春日の 暮れにける たづきも知らず むらきもの 心を痛み ぬえこ鳥 うらなけ居れば 玉だすき かけのよろしく 遠つ神 わが大君の 行幸の 山越す風の ひとり居る わが衣手に 朝夕に かへらひぬれば ますらをと 思へる我も 草枕 旅にしあれば 思ひ遣る たづきを知らに 綱の浦の 海人娘子らが 焼く塩の 思ひそ焼くる わが下心〇たづきも知らず……後述。〇心を痛み… [続きを読む]
  • 祝詞語彙6
  • 万葉集巻第一より【六番歌】山越の 風を時じみ 寝る夜おちず 家なる妹を かけて 偲ひつ〇風を時じみ……「時じ」はここでは「絶え間ない」という意味。ミ語法も加味すると全体で「風が絶え間なく吹いているので」。〇寝る夜落ちず……ここでの「落ち」は「欠けることなく」という意味。毎晩寝床で、ということ。祝詞の慣用表現「もるることなく、おつることなく」の「おつ」と同様の意味。〇かけて……意味は現代語と同じだが [続きを読む]
  • 祝詞語彙4
  • 万葉集巻第一よりたまきはる 宇智の大野に 馬並めて 朝踏ますらむ その草深野【四番歌】〇並め……「並(な)む」。並べるという意味。〇踏ますらむ……「す」は尊敬の助動詞。「らむ」は現在推量の助動詞。お踏みになるだろう。 [続きを読む]
  • 新嘗祭幣帛供進使祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)新嘗祭幣帛供進使祝詞掛まくも畏き某神社の大前に官(職)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、今年の新嘗の祭に某道府県(郡市区町村)より献奉る宇豆の幣帛を、安幣帛の足幣帛と平けく安けく聞し食して、天つ御食の長御食の遠御食と豊明に明り坐さむ皇御孫命の大御食を、万千秋の長五百秋 [続きを読む]
  • 新嘗祭社司(社掌)祝詞
  • 官報・大正三年三月二十七日内務省令第四号/官国幣社以下神社祭式左ノ通定メ大正三年四月一日ヨリ之ヲ施行ス(第二 府県社以下神社祭式 祝詞)新嘗祭社司(社掌)祝詞掛けまくも畏き某神社の大前に社司(社掌)位勲功爵氏名恐み恐みも白さく、天つ御食の長御食の遠御食と天皇命の新嘗聞し食すに依りて、此の某道府県(郡市区町村)より宇豆の幣帛捧げ奉るが故に、皇神等の成し幸へ給へる八束穂の秋の初穂を、御食・御酒に仕へ奉 [続きを読む]
  • 祝詞語彙3
  • 万葉集巻第一より 【三番歌】やすみしし わが大王の 朝には 取り撫でたまひ 夕には い寄り立たしし みとらしの 梓の弓の なか弭の 音すなり 朝狩に 今立たすらし 夕狩に 今立たすらし みとらしの 梓の弓の なか弭の 音すなり【研究】 冒頭部から六句目を参照して、祝詞における神明への感謝・崇敬などの表現に転用できます。語句の構成だけではなく、後半の語彙もおおむねそのまま使えそうです。実際に一例を示 [続きを読む]