miko さん プロフィール

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mikoさん: 恋の夢空間
ハンドル名miko さん
ブログタイトル恋の夢空間
ブログURLhttp://hagi932.blog.fc2.com/
サイト紹介文ゆるやかな恋のお話をふわふわと綴っています
自由文幼馴染みの恋・学生の恋・社会人の恋…etc
いろいろな世代の恋模様をまったりと空想し
楽しく綴っています
ゆるやかで癒しの空間となれれば幸いです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 70日(平均5.0回/週) - 参加 2017/07/16 14:40

miko さんのブログ記事

  • 甘いため息1
  • 1ーprologueーはぁ 最近とみに出るのはため息ばかりだどうしてかって?それは、片思い中だからさぶつかればいいじゃないかって?彼女年上でさ、相手にしてくれないんだたった4つしか違わないんだぜそれなのに子ども扱いしやがって小さい頃から知ってるから余計になそれに恋人に近い奴もいるらしい…そいつは彼女より更に年上だから俺は相手にもされない俺だってあと4年経てば少しはマシになると思うでもその間に彼女は誰かと結 [続きを読む]
  • 恋する放送室6最終話
  • 6最終話「祖父ちゃん、話がある!!」千笑と二人で部屋に乗り込むと、祖父ちゃんは呆れたように言った。「真、サンダルくらい脱げ」 あ… 慌てているのが丸分かりだ。俺たちが並んで座ると、祖父ちゃんはゆったりと聞いてきた。「二人して来たということは、話し合えたのか」「はい。きちんと話し合った」俺は力強く返事をした。もうそれだけで祖父ちゃんには分かったみたいでそうかと頷き返してくれた。「千笑もいいのか」「 [続きを読む]
  • 恋する放送室5
  • 5「イヤだったというより恨めしかった。という感情の方が近いかな」「私に分かるように話してくれる?」「これは大人の決めた約束であって、俺たちの意志から始まった約束じゃないだろう? 俺は千笑が許婚なのが嬉しかったけど、おまえもそうだとは限らない。もしかしたらイヤイヤ従っている可能性だってある。おまけに浩のことがあったから… かなり複雑な気持ちだったんだ」ー 俺は、千笑が許婚なのが嬉しかった「私も真く [続きを読む]
  • 恋する放送室4
  • 4「ねえ、真。浩くんって覚えてる?」「?」「忘れちゃったの?」「忘れるはずないだろう」「おまえ、湯田の詩で浩のことを思い出したのか」「ううん、そういうわけじゃないわ。この間さ、夢を見た時に出てきたから」「どんなふうにだ」「真と3人で遊んでる夢」「クレープがどうのこうのと言ってたやつか」「私寝言を言ってたの」「おまえさあ、あの時俺のクレープ選ばなかっただろう」「??」「あいつのホットケーキ選んだ」 [続きを読む]
  • 恋する放送室3
  • 3放送部の1・2年生は、指定された曲の準備やニュースの取材・当日の放送機器担当で、主に裏方をするの。ただし、良い原稿が書けたら採用されることもあるから結構自主的に書いて持ってくるわね。3年生が読んでOKが出たら採用になる。これすごく晴がましいことなのよ。そうやって2年間腕を磨いて、3年生で実質表舞台での活躍となるわけ。もちろん、全員発声練習や朗読練習をするわ。そこは放送部だからね。アナウンス担当が体調が [続きを読む]
  • 恋する放送室2
  • 2私が見る夢とは…小さな私が真と遊んでいる。幼稚園くらいかしら。あら、仲良さそうじゃん。昔は仲良く遊んでいた時期もあったのよね。もう一人男の子がいるわ。誰?ああ、浩くんだ。この子も優しい子だったなあ。いつも3人で遊んでたっけ。浩くんは小さな頃に亡くなってしまって、もう会えない。何だか懐かしい夢を見るものね。「千笑ちゃん、ホットケーキ持ってきたけど食べる?」と浩くん。「千笑、僕もクレープ持ってきた [続きを読む]
  • 恋する放送室1
  • 1私、篠田千笑はG高放送部に所属し、お昼の放送でニュースのアナウンスを担当している。今、終わりの詩を朗読しているところだ。 「ひとりぼっち」ひとりでいることは すばらしいあたらしい本を手にお気に入りの場所にすわればもう たまらない…  …  …ひとりぼっちは心にぽっかりと あなのあいた人その人をあなたは あたためることができるレイフ・クリスチャンソン作「私もあなたの心を温めてあげたいです。あなたは [続きを読む]
  • 恋する音楽室2
  • 「美奈。この子は俺の大事な幼なじみだ」真ちゃんはそう言ってくれたけれど、美奈さんは私への詰問を止めてくれない。「あなた、真の絵を描いているみたいだけど、どういうこと」「美奈、事情も分からずにいきなりそう言う言い方をするのは止めてくれないか。俺の話を聞く気がないのなら悪いけど部屋から出てくれ。彼女も僕も忙しいんだ」「真! ここは皆の教室よ。私がいても構わないでしょう」「断る。先生の許可を得てここで [続きを読む]
  • 恋する音楽室1
  • ここは、G高校。今は夏休み。校舎内にいるのは補習を受けに来ている生徒や部活動に来ている生徒だけで、普段より静かめだ。遠くでブラスバンド部や合唱部の練習する曲や歌が聞こえてきたり、スポーツ系部活練習の大きな声が聞こえてきたりはする。私は今、音楽室に向かっている。そこで真ちゃんがピアノを弾く姿を絵に描きことになっている。*****真ちゃんの名前は、伊坂真。幼なじみの大好きなお兄ちゃん。高校3年生。私 [続きを読む]
  • 恋する保健室 後編
  • 「心配してくれてたの? 係の仕事だから? それとも俺だから?」お、“俺だから”って…どう返事したらいいのかしら。「くすっ… 普通そういう時は、伊坂君だからです。って言うもんだろ。仕事だからって言われたら男は凹むぞ」そう言っていつものように快活に笑った。「あの…もしかして私からかわれたんですか? 冗談きついデス。でも、元気になってよかった…顔色も来た時よりよくなってますね」そんな間抜けな返事しかで [続きを読む]
  • 恋する保健室 前編
  • ここはG高校の保健室。私2年生の篠田千笑は、保健室の隅の机で宿題をしている。どうしてかと言うと、1学期の保健係になってしまったので水曜日の放課後に2時間ほど当番としてここに詰めているのだ。本当は図書係が良かったけど、希望が多くてくじで負けた。でこんな地味な係に。することは… はっきり言って無い。養護の木村先生のお手伝いが主な仕事。後は、出張や会議などで意外と保健室にいられないことが多い木村先生の代 [続きを読む]
  • 君と見た風景20
  • 20「実唯… 君こそ、大丈夫か?」ユウがそんなに泣きそうな顔をすることないのに…わたしのために泣いてくれる人わたしのために勇気が出せると言ってくれた人わたしのことを自分のことのように大事に考えてくれる人彼はそういう人だ。ああ そうかそうなのねだから、ユウと…「父さん、母さん。わたし、知っていたわ」「知っていたの?」3人が同時に同じ言葉を呟いて、わたしを見た。「いつ?」「わりと小さな頃から何となく感 [続きを読む]
  • 君と見た風景19
  • 19本当に初雪が降ってくるなんて…チラッとユウを見たら、すっと前の方に身を乗り出して他の乗客からわたしを隠すようにした。ー やめて… 上目遣いでちょっとお願いモードにしてみる。だのに、ユウの口は( ダメ )と形だけで伝えてくる。だよね… 言いだしたのはわたしだった。下を向いて後悔していると、顎に指をかけられて顔を上げられた。ほんの一瞬だったけど、ユウの唇がわたしの唇に触れて離れた。目を閉じる暇もない [続きを読む]
  • 君と見た風景18
  • 18賑やかだった浩・麻友コンビが帰った後、彼らが残した暖かく明るい空気の中、おば様とユウと3人でお茶をまったりと飲む。午前中にみんなで作ったクッキーを噛じるユウの美しい唇とその動きにそっと見蕩れて、わたしはちょっとぼんやりしていた。「ほら、ここ付いてるぞ」ユウの指がわたしの唇にそっと触れて、ぴくっとした。おば様の前なのに…と赤くなる。そんなわたしの気持ちなんて頓着する風もなく、ユウは口を開いた。「 [続きを読む]
  • 君と見た風景17
  • 17翌朝早起きをして、ユウと家の近くにある懐かしい林を散策した。息が白くなるくらい冷えた初冬の朝だったけれど、繋がれた手の温かさで平気だった。幼いあの頃も必ずわたしとユウは手を繋いでいたっけ。今はその大きさと力強さの違いに年月の緩い流れを感じる。ため息が出るほど美しい朝もやの景色だ。木々のあちこちから小さなユイちゃんとわたしが笑いながらこちらを覗いてくる。なんて甘酸っぱい時間だったことか。隣りから [続きを読む]
  • 君と見た風景16
  • 16「祐一君、どういうことか教えて。なにを思い出したの?」ー ユウ、離れている間に誰か他に付き合った人でもいたのかしら  その人と何か約束でもしてたの?そんな不吉なことまで浮かんで来て、ちょっと泣きそうになる。ユウはわたしの泣きそうな顔を見て慌てたように話し始めた。「違うんだ。実唯、泣かなくていい。あのな、まだおれがユイの頃、毎日君に『みいちゃん大好き』って言ってただろう?」「…うん、わたしも言っ [続きを読む]
  • 君と見た風景15
  • 15「祐一、お前が実唯さんのことをとても大切に想っていることは分かっている。幼い頃も心を許して遊ぶのは実唯さんとだけだったし、あんな別れ方をしたのにそれでもやっぱり実唯さんをつかまえて連れてきたのだからな」「さて、実唯さんの方はどうなんだい? 君の気持ちも聞いてみたいね」おじ様がわたしに視線を移したので、ドキッとした。「父さん、実唯の前におれの話を聞いてください。それから、実唯にも話してもらいます [続きを読む]
  • 君と見た風景14
  • 14おじ様がわたしに謝りたいことって、なんだろう。ユウには許嫁さんがいるから、諦めろっていう話だったらどうしよう。でも、その前にユウとの大事な話を聞かせてもらわなくちゃ。ー わたしのことは後でいいそう思っていたけれど、ユウとの大事な話とわたしの話は切り離せないことだったみたい。「実唯さんが引越しをする前に、君を泣かせたのはわたしだったからね」「 え? それはどういう…… 」「祐一が亡くなった優衣( [続きを読む]
  • 君と見た風景13
  • 13冬休みに入る直前、ユウに聞いてみた。「ねえ、わたしがおうちに伺うことをご家族にはどう言ってあるの?」「『椎名実唯さんと再会できたから、連れて行く』と言ってある。それと…」「それと?」「おふくろに、『実唯と付き合ってる』と伝えたら喜んでいたよ」「そうなんだ。お父さんはそのことをご存知かな」「どうだろう。多分おふくろが言うんじゃないかな」「許嫁さんのことがあるから、わたしが行くと怒られないかしら」 [続きを読む]
  • 君と見た風景12
  • 12夜の街にクリスマスを先取るイルミネーションが輝く頃になった。煌く明かりはそれだけで心を浮き立たせる。我が家に遊びに来たユウをバス停まで送る道すがら、様々なイルミネーションの趣向をふたりで楽しみ、束の間の別れを惜ユウでいる。ユウが左腕をそっと出してくれたので、腕を組んで歩く。「何だか恋人みたい」「おれたち本当の恋人だろう?」「え? いやいや… わたしたちまだガールフレンドとボーイフレンドでしょ? [続きを読む]
  • 君と見た風景11
  • 11わたしはある想いを抱いてユウに敢えて聞いてみた。「どうしてそういうキスをしたいの?」「実唯(みい)だから」ユウは少しの間も空けずに答えた。「わたしだから?」「そう、実唯だから触れたい」ユウがすごく真面目に答えてくれて胸がジーンとする。「実唯はおれに触れられるのはイヤか? イヤなら我慢する」「我慢しないとならないほど触れたいの?」「そう。それくらいの想い」「それって、男の子の本能的な生理みたいな [続きを読む]
  • 君と見た風景10
  • 10「僕には許嫁がいるらしい」部屋がくにゃりと歪んで倒れそうになった。ー 許嫁? なに、その時代錯誤な単語は…「ど、ど、どういうこと?」ユウが説明しようとしてくれるんだけど、ショックが大きすぎてなかなかその言葉が頭に入ってこない。「…唯、実唯(みい)、大丈夫か」「だ、大丈夫じゃない」「だよな。驚かせて済まない」「どうして、許嫁がいるのにわたしに好きと言ったり、付き合おうとしたりするの?」「落ち着い [続きを読む]
  • 君と見た風景9
  • 9週末、バスに乗ってユウのアパートに行った。いつものバス停で待ち合わせ、B町行きのバスにふたりで乗った。少し見慣れない町の景色がゆっくり流れていく。ユウがこっそり繋いでくれた手が温かくて笑みが浮かんじゃう。ユウのアパートは、マンションと言ってもいいくらいの立派な建物だった。ー 大きな会社の跡取り父さんがそう言っていたことをふっと思い出した一人暮らしをしていることも、今日の話に関係があるのかしら。BF [続きを読む]
  • 君と見た風景8
  • 8「なんだ、浩。おまえの嗅覚の鋭さは警察犬並みだな」「祐にいになって考えたのさ。きっと朝一緒に来るならこの時間だってね」「先輩方、おはようございます。ご一緒させてもらってもいいですか?」「ダメだと言ってもそうするんだろう。邪魔するなよ」「麻友ちゃん、おはよう。浩君と申し合わせて来たの?」「あたしたち、共同戦線を張ることにしたんです。ネバギブ同盟ってやつですよ」ー ネバーギブアップ… 逞しいなあそ [続きを読む]
  • 君と見た風景7
  • 7ユウと母さんの会話はこんな感じだったみたい。『僕の嘘のせいですか? 実唯(みい)はまだ引きずっているんでしょうか?』『いいえ、あなたのせいじゃないわよ。思春期だからだと思うわ。でもね、思春期の女の子として見るとかなり残念な感じになってはいるわね』『それはどういう?』『お洒落に全く関心がないみたいにして、身なりも構わずに勉強ばかりしてるの。実唯の友達に聞いたら、学校では男の子とろくに口も聞かない [続きを読む]