chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
カタバミ  https://blog.goo.ne.jp/catabami

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

カタバミ 
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/07/20

arrow_drop_down
  • アルプス行中央本線「183系」とアルプス広場

    先日、海の日を含む3連休に北アルプスに行ったら、山々は、最高の「登山日和」に恵まれた。沢山の登山者が、頂上まで長い行列を作り、黙々と山頂を目指していた。しかし残念だが、登山路に張られている緑のロープを、多くの登山者が乗り越えて休んでいた。注意せずには言られない達なので、遠慮なく注意してしまった。すると、「はい、はい」とばかりに、ロープの内側にすぐに移動してくれる。ということは、自分では境界線を越えていることを分かっていて、悪気のない確信犯なのだ。しかし、ロープの外は、バランスを崩せば、谷底に転落するリスクがある場所ばかり。以前、北八ヶ岳で、ロープを超えて喫煙する登山者に、山小屋の主人が大声で注意していたのに出くわした。「どうして、植物を保護しているロープを超えて平気なの。山に来る資格がないよ。」と本人は注意をさ...アルプス行中央本線「183系」とアルプス広場

  • ヘリコプター救助

    梅雨明けしたら、いよいよ夏山シーズンに突入する。遭遇はしたくないが、山岳遭難でヘリコプター救助の要請やその現場に遭遇することもあるかも知れない。改めて、ヘリ救助について、お浚い(おさらい)しておきたい。埼玉県がヘリコプターの山岳救助に際して、有料化の条例を施行したことは皆さん周知のことだと思います。実際には、2018年1月1日より、県内の一部山岳において県の防災ヘリコプターによる救助を受けた場合に、手数料を徴収するようになった。手数料金額は、防災ヘリが救助のために飛行した時間5分につき5,000円です。埼玉県ウェブサイトでは「過去の平均救助時間は1時間程度」とされており、その場合は6万円になります。対象となる一部山岳とは、県西部の小鹿野二子山、両神山、甲武信ヶ岳、日和田山、笠取山、雲取山周辺です。たとえば「山頂...ヘリコプター救助

  • 「しょっぱい!」って?

    山の言葉で、「しょっぱい」は甘くない=簡単ではない。ということで、難しいことを「しょっぱい」とか「しぶい」とか使います。往年の方々の言葉で、今はあまり聞かれなくなった気がする。ところで、これからますます気温が上がってくると、山が高所で涼しいといえど、熱中症に注意が必要です。熱中症の予防は、まず水分補給です。皆さんは、登山中にどんな飲み物を口にしていますか?先ずは①「水」、②「スポーツドリンク」、③「清涼飲料水(炭酸など)」、④「お茶・コーヒーなど」が主だろう。①水は基本中の基本だが、水道水を入れていくと、塩素なのか何なのか、水の匂いがとても気になるので、ミネラル水を入れていく。この水も、体調によって味が変わるというのを後述する。②体への吸収率が高いものと、クエン酸など疲労の回復を促進するものと、体のバランスをと...「しょっぱい!」って?

  • 「14座サミッター」

    世界の山々で、8,000m級の山は「14座」あり、そのほとんどがヒマラヤ山脈とカラコムル山脈に集まっている。その14座すべてを登攀したサミッターは、世界でたった31人だけである。世界の登山家を魅了してやまない天空の嶺々は、一体どんなところだろう。その前に、日本の最高峰は富士山で標高は3,776mである。2番目の山は、北岳(3,193.2m)、以下、奥穂高岳、間ノ岳(3,190m)、槍ヶ岳(3,180m)と続く。筆者は、まだ富士山に登ったことがないが、3,000mの山は経験している。初めての高所だったので、2,500m辺りで2時間ほど高度順応を行い、息が上がらないようにゆっくり登り、その晩は山小屋に泊まり、翌朝、山頂をアタックした。当時の3,000m級の山の空気濃度は、地上の7割程度。*空気の絶対濃度は気圧に比例...「14座サミッター」

  • アラインゲンガー(単独行者)

    『単独行者(アラインゲンガー)』(ドイツ語)とは単独登山者のこと。後述の加藤文太郎の遺稿集となった『単独行』に出てくる言葉です。過去の著名な登山家で、単独登攀を基本としている人は多い。2人の登山家にフォーカスしてみたい。一人目は「植村直己氏」だ。彼は、エヴェレストの峰々を除き、マッターホルン、キリマンジャロ、アコンカグア、アマゾン川下りなど、単独登攀を基本の冒険スタイルとした。1984年2月12日、43歳の誕生日に世界初のマッキンリー冬期単独登頂を果たしたが、翌2月13日に行われた交信以降は連絡が取れなくなり、消息不明となった。すでに記憶に埋もれているが、消息を絶った1984年4月19日に国民栄誉賞を受賞している。著書『青春を山に賭けて』250頁で、最初のマッキンリーで書いている。「単独登山と言っても、別に変わ...アラインゲンガー(単独行者)

  • 安全はお金で買えるか?!

    ゴルフをする人たちの間では、新しいクラブやよく飛ぶクラブを買うことを「スコアをお金で買う」と言う。プロが使っているクラブを練習で使いこなすなんて、プロはしていません。当のプロでさえ自分に合った優しいクラブを使っているのです。若い年代の登山者に比べ、中高年の遭難が多いと聞きます。筆者も、若いころと比べ、思った通り体が動かなくなったと身をもって感じます。体力に自信が持てない、長時間の歩行は無理そう等々、体力で解決できなければ、道具やツール、スペシャルな何かでカバーしても良いのでは、下駄を履かせてと思う今日この頃です。では、どんな裏技をお金で買えるのか。①「自家用車より高速バス」バスは山への交通手段として、毎日安全運転で定期運航をしてくれます。事故渋滞などを除いてほぼ時間通り、運んでくれます。断然疲れない、帰りはぐっ...安全はお金で買えるか?!

  • 山小屋は大混雑

    ホテルや旅館の隠語に、こんなものがある。「ノーショウ(noshow)」:予約している客が来ないこと「幽霊」:予約の入っていない客が来ること富士山の山小屋では、宿泊者が寝ている時間帯では、飲料などを売ってくれず、また軒先でうるさくしていると店の兄ちゃんに怒鳴られることがあるらしい。山小屋では、夜間(日の出まで)は基本的には「休憩」を認めていなようだ。満杯の場合は、たとえどしゃぶりでも宿泊を拒否される場合がある。なんともひどい話だけど、山小屋とすれば、泊めてあげたくても収容力をオーバーしたらどうしようもない、という理屈のようだ。予約を入れておけば問題ないのだが、超混雑時期にいきなり行って、悪天候だから、あるいは高山病でふらふらだから泊めてくれと行っても断られる可能性があることは、ちらっと覚えておいた方が良いようだ。...山小屋は大混雑

  • ボッカさん、お疲れ様です。

    「社長はただいま、山に行っております」葬儀業界では、「社長は、火葬場に行っている」らしい。ちなみに、昔の火葬場の多くは山にあることが多かったため、「山に行く」という表現になったようです。みなさんは、ボッカさんと山道ですれ違ったり見たことがありますか。ボッカは、漢字で「歩荷」と書いてぼっかと読みます。Wikiには、「歩荷(ぼっか)あるいはボッカとは、荷物を背負って山越えをすること。特に、山小屋などに荷揚げをすること。また、それを職業とする人」とある。ほとんどが男性だが、昔も今も女性のボッカさんは存在するし、会ったことがある。野口英雄の母の野口シカも一時歩荷をやっていたらしい。そう言えば、少し前まで朝早いJRには大きな荷物を背負ったおばちゃんがいたものだ。昔から、女性は働き者で意外に力持ちである。先週末、丹沢で「丹...ボッカさん、お疲れ様です。

  • 山のトイレ事情

    【山の隠語】・「ここで一本!」とか「一本立てよう」、「一本とろう」:山で休憩をするときに使う。・「シャリバテ」:空腹で歩けなくなる状態。先日の山行で同行者が発したこの言葉が、あまりに絶妙のタイミングで出たので納得し、早めの昼ご飯にした。・「武器」:食事をするときのナイフやフォークをと呼ぶらしい。大学山岳部のテント内の食事がまるで戦場のようだったため、食器類を武器(ブキ)と言うようになったらしいが、植村直己氏の「青春を山に賭けて」の学生時代の登山の描写で想像できる。みなさんは、山に登っていて便意を催したらどうしているの?どのようにトイレは利用しているの?筆者はある百名山を登っていて、急な便意に場所を探すのに往生した覚えがある。その際、ザックを背負っていたので、紐が…あー!遅かった。着色完了!今ではそれが忘れられな...山のトイレ事情

  • 遭難について考えさせられる。

    随分ブログをサボってしまった。ブログを再開しようと色々と準備したり考えていた折、エベレストでの遭難死の情報に接し、改めて遭難から思うところを自由に書こうと思う。レインウェアもライトも地図も持たずに始めた登山だが、ほどなく登山靴が履きなれて、ザックの重さに引っ張られなくなった。登山装備がほぼ揃えられて、本格的といえる登山を始めた頃から、やっとだが少しずつ山の面白さ以上に、厳しさが分かってきた気がする。それも、登り下りの足の運び方だとか、ペースの作り方やザックの背負いかただとか、その程度なのだが・・・。子供の頃に、曾祖母から「山は行ったら行かん!ええか。」が数十年経っても脳裏に残っている。あの頃は山での遭難が多く、ヘリもない中、長期間の救助には多額の費用が掛かったのだろう。だから、お前はそんな苦労を身内にかけるな、...遭難について考えさせられる。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、カタバミ さんをフォローしませんか?

ハンドル名
カタバミ さん
ブログタイトル
カタバミ 
フォロー
カタバミ 

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用