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息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を https://blog.goo.ne.jp/t2885totty8885

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を

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2018/01/03

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  • 無事に退院

    長男のパートナーが、孫と一緒に退院、帰宅。彼女は、疲れたせいか、血圧が高くなったようだが、少し休んで、だいぶ楽になったようだ。一大事業のあとだけに、無理ないことだ。ちっちゃな孫と、初対面。早く産んでいるから、体重は2500g程度。ちっちゃなちっちゃな、孫娘。はじめまして。無事に退院

  • 安いのか高いのか ブックオフ買取

    1mにも及ぶ買取レシートをもらう。214冊の買取。その額は、14110円。うーーん。一番多い価格は、5円(笑)。36冊。これらも、店頭では100円を超える商品となるにちがいない。高額の買取は、「構造・神話・労働」の500円。あ、600円があった。「君が手にするはずだった黄金について」最新刊だからなあ。400円が、「現代短歌日本代表」。300円または350円が、「世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう」「銃を置け、戦争を終わらせよう」「なぜ、自粛警察は日本だけなのか」「7.8首相銃撃事件何が終わり、何が始まったのか?」「ヒッタイトに魅せられて」。一冊平均70円だとすると、寂しい限りだが、その10何倍もの価格で売られた「元我が書籍」を手にされた方は、それ以上の「価値」を見出すよう願ってやまない。安いのか高いのかブックオフ買取

  • 「長谷川圭一事件簿」若々しい劇団ゆえに

    2/2413:00上井草エリア543劇団Cheminee(2番目のeの上にチョンのマークあり。ジュミネと読むらしい。フランス語で暖炉)上井草駅で降り、初めての劇場であったため、道がよく分からず、何人かの通行人に尋ねてみると、「いやー、ここのあたりにはありませんよ。」「聞いたことないです。」という反応ばかり。交番で聞いて、ようやく分かる。なんと駅から30秒。だが、小さなビルの地下。ほんとうに小さな小さな劇場である。しかし、このようなところにも、小劇場が生き続けていることに感銘。以下、コリッチに投稿した文。四年ぶりの公演、おめでとうございます。第一印象は、「とにかくみんな若い」ということです。パンフレットを見たら、「高校生で劇団を旗揚げ」と書いてありました。納得。さて、劇評になりますが、まだ若々しく、所々、せ...「長谷川圭一事件簿」若々しい劇団ゆえに

  • 今日という日

    小林多喜二が虐殺された日。母の生まれた日。6番目の孫が生まれた日。つい先ほどのこと。今日という日

  • 理不尽な日だから

    今日は、私にとっては、祝日ではない。したがって遊ばない。仕事をする日。理不尽な日だから

  • 「境界」

    劇団夢現舎新高円寺アトラクターズ・スタヂオまず、11もの演目を5人でやりきったことに敬服しています。「境界」をテーマにした、バライティ豊かな短編を、楽しむことができて、私には素敵な年明けとさせていただきました。ありがとうございました。ほとんどの劇団が、経営的に苦しい中で、ずっとずっと頑張ってほしいと心から願います。今回出演した5人の役者さんは、私の見る限り、「劇は三度の飯より好き」のようですので、ずっと応援をしていこうと思っています。役者さん、それぞれが個性的で、代わるがわるの役を、よく演じていたことも追記します。地下にある、たぶん常設で劇団持ちの劇場。40席ほどの広さ(狭さ)で、今日の公演では、7人程度の客。やはり厳しいなと思う。舞台装置もほとんどない状態での劇だけに、好きな演目を、好きな装置をセットし...「境界」

  • 政治刷新 どこが?

    顧問に、麻生、菅、両氏の登用。もうこれだけで、今回の疑惑に対して、なんとかすり抜けよう、ごまかそう、そんな岸田首相の意図が明確になった。刷新され、到達されるべき人物に、なにを期待することができるのか。失望に極み。政治刷新どこが?

  • 被害が少ないことを

    新年、明けたと思ったとたんに、能登半島での大地震と津波の報道が飛び込んでくる。当初は、被害の報道が少なく、これから想定される津波への対策が中心であった。翌日、つまり今日になり、初めてその被害の状態が判明してくる。死者も、二桁に。まだまだ捜索の進行により、怪我人も含めて数は増えてくるだろう。自然に立ち向かえられるほど、まだ人類は、賢くなりきれていない。また、その前に、自らを滅ぼしてしまう可能性のほうが高いのかもしれない。波乱の年明けに。被害が少ないことを

  • ひとつ忘れ物

    昨年の訃報で、ひとつ書き忘れていた。一条みゆ希さん。コナンで声優をつとめていたというのだ。まったく知らなかった。彼女は、かつて「ステージ101」で、こばやしけいこ、あきのだいさく、おんへきれんたちと活躍したメンバーの一人。そうかあ、活躍していたんだねえと、訃報で知らされる。わたしは、こばやしけいこ、おんへきれんが好きだったけど。(笑)ちなみに、秋野大作は、大地喜和子と結婚、すぐに離婚。さらにまたすぐに、おんへきれんと結婚。二人ともファンだった私には、「このやろう!」と詰りたくなるほどの、モテ男だったわけだ。羨ましいかぎり。ひとつ忘れ物

  • 2023年に亡くなった方

    生死に貴賤も上下もないのだが、多少なりとも、私が関わったり、影響を(マイナスも含めて)受けたと思われる方のみとしたい。最初の数字は、亡くなったときの年齢。まずもって、ご冥福をお祈りいたします。79鈴木邦夫氏「一水会」創設。彼の思想自体、よくは理解できないでいるが、「週刊金曜日」にも登場するなど、私のイメージした「右翼」とは一線を画していた。93加賀乙彦彼の小説は、よく読んでいた。「宣告「雲の都」もいいが「スケーターワルツ」が私は一番の好み。74門田博光ぽっちゃり顔の左打者。きれいなフォームだったと記憶。97永井路子ひとつも作品を読んでない。歴史ものは苦手な私だったから。87横路孝弘沖縄密約の追求までは期待していたのになあという印象。90森田実時事問題の書籍を、精力的に出したていたが、一回も読んでない。85...2023年に亡くなった方

  • 『パラレル同窓会』岐路の分だけ

    『絶望書店』頭木弘樹河出書房新社に収録1500+悪税藤子-F-不二雄作人生の岐路の数だけ、世界が存在しているという想定。その数限りない世界の「同窓会」で、未来の「私」と出会うというストーリー。おそらく、「人生の岐路」については、例外なく誰もが持つにちがいない。本来ならば、その数など、無限であるに違いない。昨日1日を考えてみれば、「朝、目覚ましで起きなかった場合、私の未来はどう変わっていたのか」「起きたその足でセブンイレブンに行き、朝刊とホットコーヒーを買わなかったら」「アイスコーヒーだったら、どう変わっていたのか」「いや、セブンイレブンでなく、少し離れたローソンに行っていたら」「間違えて休みのはずの学校に行ったら」きりがないくらいの「岐路」による未来の数があるはずだ。「人生の岐路」としても、その尺度は曖昧...『パラレル同窓会』岐路の分だけ

  • おすすめ二冊

    だらだら寝ていて読んだ二冊。どちらも、いい出会いだと、幸せな心地になれたもの。ぜひ、どうぞ。『サキの忘れ物』津村記久子新潮文庫590+悪税短編集、心が浄化される、なんて書いたら誉めすぎかもしれないが、私には『小僧の神様』と同じくらい素敵な作品群であった。『環と周』よしながふみ集英社748+悪税コミック。こちらもよくできた五つの物語。「周」と「環」の二人が主人公だが、話ごとに、時代も設定も異なり、したがって人物も違う。表紙に「さまざまな関係性好きのかたち」とあるように、この二人の関わりを描いている。こちらも、心理描写に優れ、二話では目に涙を溜め込んでしまった。コミックで泣いたことなんかなかったのに。どちらも、よかったですよ!おすすめ二冊

  • 『自分以外全員他人』西村亨

    紋切り型の「良心的」小説でなく、主人公の柳田の、発作的な「人にやさしくしたい」とい思い、それと同じくらいに生じる「怒り」「暴力性」「違和感」「孤独感」「自己嫌悪」。そのどれもが、読者に、「あ、それ、そうそう」「自分しか思ってないと感じてた」と共感させる筆力を持つ。私も然り。柳田とともに、145ページの行間を歩いた。だから、だからこそ、「破滅」で終わらせてほしくなかった。希望の光を照らすのは、「ダサい」のだろうか。『自分以外全員他人』西村亨

  • 二回目 ちょっと重かった

    25日に発症。ひさしぶりに担任不在の終業式にさせてしまった。あとから聞くと、我がクラスは、半分、二桁と少しの欠席だったよう。先週の金曜日には、5人が休み、2人が早退と、予兆ありの日だったので、担任も含めて、みんなで撃沈した次第だ。冬休みに、みな元気を回復して、新学期には晴れやかな笑顔で、全員が揃いますように。わたしは一昨年以来、二回目のコロナ。1回目のは、二日ほどの発熱がおさまると、あとは何もなかったような回復ぶり。残りの「監禁状態」がきつかったこと。今回は、医師が「ま、コロナと言っても、たいしたことなくなりましたから」と、普通の風邪薬と万が一の頓服を処方してくれただけ。見立てが甘いなあと思いながらも医師には背けない。おかげで、月曜、火曜、水曜の朝まで、38度台の熱が続く。悪寒、節々の痛み、寝ているばかり...二回目ちょっと重かった

  • 山田太一も去ってしまった

    この間、覚えていらねないほどの方が亡くなった。山田太一もしかり。たぶん刊行されたものは全部読んでいるのではないかと思うくらいのお気に入りの作家だ。「お気に入り」の高橋治はすでに亡くなっているし、小林信彦も入院やら骨折やらで、エッセイくらいしか目にしないようになっている。山田太一も、数年前から脳出血で療養中だったらしい。好きな三作家だっただけに、悲しい知らせだ。(あ、小林信彦は奇跡的に復活の可能性はあるか)山田作品では、『異人たちとの夏』が、私のベスト。親子ものには、すこぶる弱い私だけに。冥福を祈り、合掌。山田太一も去ってしまった

  • 死の商人まで、あと一歩

    アメリカのライセンスがあれば、武器の部品は輸出することができる。それさえ大問題であるのに、今度は「完成品」もありにしようという議論がされていると言うのだ。辺野古の設計変更にお墨付きを与えた技術検討会の委員2人が、関連工事の業者から奨学寄付金と銘打った寄付を受け取ったという。沖縄防衛局報道室は「議論の公正性、中立性に影響があるものと考えていない。」との話。いずれも東京新聞のスクープ。今が戦争前夜と言われることが多くなってきたが、これらに敏感に反応して、芽を摘む国民の声や運動が、情けないことに期待できない我が国は、やはりカオスを体験しなければ、目覚めることはないのかと悲しくなる。いや、そうなっても、まだ気づかない、立ち上がらないのかもしれない。死の商人まで、あと一歩

  • 「日本の冤罪」尾﨑美代子

    大阪の居酒屋のオーナーの、「紙の爆弾」に連載された記事をまとめたもの。その正義感や、取材への執念には、学ぶべきものが多い。しかも、大学の後輩ではないか。5歳年下の彼女であるから、学内で会うことはなかったが、できれば一年でも重なっていてほしかった。彼女は「中退」とあるので、なおさら、そう感じるのかもしれない。湖東記念病院事件、東住吉事件、布川事件、日野町事件、泉大津コンビニ窃盗事件など、16の冤罪事件について、国、警察、検察、裁判所のウソ、すり替え、隠蔽を暴いてみせる。甘く見てはいけない権力の恐しさを暴露したものとして、たくさんの方に読んでほしいと願う。「日本の冤罪」尾﨑美代子

  • 「KUNIO VAN PRUISSEN」乙川優三郎

    残り10ページとなり、いったん本を閉じてしまった。久しぶりの感覚である。主人公の青年期から晩年(と言うのには無理があるが)までを、たった221ページに収めるには、重く、多彩すぎる内容である。本の中では、中年の記述が少なく、すぐに「死」を意識する齢となる。それが唯一の不満な点である。いつも書いていることだが、人の一生をどれだけ重く、また唯一無二のものとして書いてくれるか。私はいつも小説に期待していることである。その点からすれば、乙川氏の小説は、それを満たしてくれるし、読後に、私の心を重くしてくれもする。しばらくは、私は「クニオ」として生きていくだろう。「KUNIOVANPRUISSEN」乙川優三郎

  • 日本という、情けない国

    国連総会で、人道目的の休戦決議に、日本が「棄権」。どうでもいい、ということか。主体性のない、恥ずかしいスタンスの国、日本。日本という、情けない国

  • 原発 汚染水

    原発、汚染水をめぐっては、私たち国民が分断されるのが一番危惧しています。漁協しかり、マスコミの「処理水」表現しかり、「汚染水」と言ったために「非国民」扱いする世論しかり、さらに中国の輸入禁止についても、政治的な駆け引きを念頭に、中国憎しの世論を誘導し、それがさらに「汚染水」と言えない世論を作り上げている。希釈しても、何十年垂れ流したら、どうなるのかは、だれも分からない。ひとつ言えることは、「良くなるはずがない」ということ。人類の、生物の存続をかけた実験になるだろうということだけです。私の教え子に、気仙沼で漁業を継いだ子がいますが、この十年、ずっと、続けるべきか、やめるべきか、悩んでいます。まだ結論が出せないままでいるようです。私は聞くだけで、歯がゆいかな、何も言えません。原発汚染水

  • 年間四万で開かれる人生?

    目に見える経済対策を、と岸田首相は言うが。年間四万の減税で、何が見えると言うのか。一ヶ月3000円と少し。一日100円。もちろん、税金が減るのはありがたい。四人、五人家族なら、バカにならないだろうが、それにしても、それを理由に社会保障が劣悪になりそうで、嬉しい気持ちも長くは続かない。もっと考え、やるべきこと、やってはならないことは、あまたあるだろうに。岸田氏は、どんな社会を目指して務めているのか。年間四万で開かれる人生?

  • 自民に勝つにはやはり共闘だろう

    徳島高知の補選で、立憲、共産共闘の候補が当確。残念ながら、自民は、内閣の支持率が低くなったとは言え、悔しいくらい強い。現時点では、共闘に代わるべき名案はない。自民に勝つにはやはり共闘だろう

  • 陳腐、最悪、最低の通達 10.23 通達20年

    本来は学校独自の判断、計画で実施されるべき卒業式が権力により歪められ、教育の場から国家の統治道具に変質させられた最低最悪な通達が出されて20年もの歳月が流れた。日の丸は舞台正面に掲揚しろ、君が代は教師の伴奏で、全員が斉唱しろ、椅子は正面に設置せよ、紅白幕を垂らせ。現場からすれば、「馬鹿じゃないの」と思うほど、陳腐な項目が並び、とても正気の沙汰とは思えない通達である。拒否をすれば処分。延べ484名の教職員が処分されている。戦前の暗黒時代と、なんら変わることのないものだ。今日は日比谷図書館で、通達撤回、裁判勝利の集会が行われた。時間が流れるだけ、国民、都民の記憶から遠ざかってしまうことが、悔しく、残念でならない。こんなくだらぬ通達が、早く撤回され、都が反省、謝罪する日が、1日でも早く来ることを願っている。陳腐、最悪、最低の通達10.23通達20年

  • 『父を焼く』山本おさむ

    親子ものには、めっぽう弱い。現在の自分は、両親が築いた生活が土台により育まれたものであり、誰しもそこからは逃れることはできない。だからこそ、感謝も、悲哀も、同時に生まれてくるのだ。しかも、その感情は、まったく個々、十人十色であり、それを理解できるのは本人しか存在しない。本書もしかり、内容的には、私と同期、共鳴する箇所は、半々というところか。本書の父親の顔が、私の父に似ていたことが、一番の共鳴部分。悪くはないが、私には、少しばかり隔たりが大きすぎた。『父を焼く』山本おさむ

  • え、そうなんだ

    新幹線の喫煙ルームが来春から全廃されるらしい。ニコチン中毒者にとり、大変なニュースた。どうしようかと思案。いくつかの新幹線を乗り継いで、乗り換えのたびに駅を出て一服するかな。えらく時間と手間がかかりそうだ。禁煙の選択肢?う~ん、しんどい。え、そうなんだ

  • ガザ情勢を知りたい

    世界のあちこちで起きている情勢、事件、内紛、戦争を、全て正確に把握することは、誰しも不可能だろう。それでも、「すべて」に近づきたいとする欲求も、人間の性でもあるだろう。後ろの長さよりも、ずっと短くなった前の部分で、足りないだろうが、探究、研鑽、探究、研鑽。ガザ情勢を知りたい

  • 都の給料値上げ

    東京都人事委員会は13日、令和5年度の都職員の月給を平均3569円引き上げるよう勧告した。3千円以上の引き上げは平成10年以来25年ぶりの高水準。ボーナス(期末・勤勉手当)の年間支給月数も0・1カ月分引き上げ4・65カ月分とする。引き上げは月給、ボーナスともに2年連続。月に3500円の値上げを、多いととるか、いや少なすぎるととるか。都の給料値上げ

  • 『大門寺と問題児』久々に読んだコミック

    すれ違いの会話が楽しい。それだけだが、一気に読了。『大門寺と問題児』久々に読んだコミック

  • NGリスト 根まわし

    ジャニーズ事務所の会見で指弾された「NGリスト」。これを聞いて、私が勤めた学校のPTA総会を思い出した。あらかじめ台本があり、発言、質問すら、だれが何を言うかまで、そこには記載されている。排除するのも、あらかじめ発言する者の名前や内容が決まっているのも、根は同じ。いずれも「開放された論議」からは、かけはなれた策動だ。あ、研究発表会でも似たような根まわしの光景を何度も見てきた。退廃。NGリスト根まわし

  • 日本保守党 またまた出てきた空疎な勢力

    「作家の百田尚樹さんと私が立ち上げた「日本保守党(以下、保守党)」が、9月30日正午きっかりに、党員登録をスタートさせた。直後から党員の数がうなぎ上りとなり、わずか2時間後に1万人を超え、24時間後となる10月1日正午より前に3万人を超えた。」(夕刊フジ)威勢だけはいい。中身はない。うんざりするほどの、権力補完勢力だ。彼らがどんな未来を描けるか。私の未来を彼らに絶対に託したくない。日本保守党またまた出てきた空疎な勢力

  • 「音楽と政治」に期待

    音楽、というよりも、私には「歌」という素朴な呼称なのだが。私たちの口ずさむ歌が、丸ごと資本の論理で作られ、歌わされ、買わされていることに、白けている私には待望の本が出された。まだ前書きしか読んではいないが、問題意識が重なり、このあと読みがいがあることを期待させる。それほど音楽に詳しい私ではないが、頑張って読了したい。私自身は、「はやり歌」に対しての、素朴な失望がスタート。これまで「在野」だったフォークソングか、軒並み「メジャー」になったことが始まりである。吉田拓郎、五輪真弓、井上陽水、小椋佳たちが、挙って「メジャーデビュー」し、テレビに出始めたあたりである。「おいおい、あなた方はテレビには出ない、金儲けで歌っているんじゃないと宣言していたじゃないか」。そんな単純な思い、裏切られた思い。駄目押しが、かぐや姫...「音楽と政治」に期待

  • 「水曜の朝、午前三時」蓮見圭一

    サイモンとガーファンクルの同名。歌詞と小説のシンクロを意識したものであろうが、私にはピンと来なかった。アルフィーにも同名の曲があったような。別の題名でもよかったのに。小説自体は、三日で読み終えるほど引き込まれた。大阪万博は、私が高一で長野の「学生村」に同級の荒木くんと行ったときに開かれていたもの。興味はあったが、行くことはなかった。「別れる」ことと「別れられない」思いは、恋愛小説の王道なのだろうが、その切なさは、誰しも似たような経験があるから、なおさら切なく読めるのだろう。今回は、登場人物と自分と重ねて読んだせいか、読後感は「疲れた」(笑)「水曜の朝、午前三時」蓮見圭一

  • 明け方の虹

    日の出の時刻に起床。外に出て、空を見上げると、西の方向に、虹がかかっているのに気づく。こんな時間帯の虹は初めてのことだ。東の青空、西の涌き出るような雨雲がなせる現象なのだろうが、綺麗な虹と不気味な思いが錯綜する。明け方の虹

  • さもありなん 教員在庫切れ

    東京都の教員不足は、夏休み明け、さらに拡大している様相だ。在庫がないのだから、当たり前の話だ。夏休みに、「嫌気のさした」退職も少なくなかっただろう。単に残業の多さ、手当ての無さだけが原因でないことを、素直に認め、手を打つ時期にきている。「全国的に教員不足が問題となっているなか、東京都内の公立小学校(1270校)では夏休み明けの9月1日時点で、約140人の欠員が生じていることが26日、分かった。都議会代表質問で、都側が白石民男氏(共産)の質問に答えた。浜佳葉子教育長は、「随時、(非正規の)臨時的任用教員を確保し、補充している」と答弁した。都教育委員会によると、年度初めの4月7日時点では約80人だったが、病欠や退職などで欠員がさらに増えたという。昨年度の年度初めは約50人で、夏休み明けは約130人だった。年度...さもありなん教員在庫切れ

  • 戦争は嘘の応酬

    ロシア国防省は26日、ショイグ国防相らが出席した会議に、ウクライナ軍が死亡したと発表したロシア黒海艦隊のソコロフ司令官がオンライン参加しているように見える映像を公開した。ソコロフ氏の姿は確認できるが、発言はなかった。(共同通信)何が真実かは分からなくなる戦争。これだけでも戦争は、あってはならない。起こしてはならない。戦争は嘘の応酬

  • 季節は裏切らない

    クーラーをつけないで眠れた、久々の夜。遅ればせながら、ようやく秋の気配。朝の寝覚めも良好。「夜長」に興じて、夜更かしをしないようにしたい。季節は裏切らない

  • プール水漏れ賠償 続報

    こんな自治体もあったので、紹介しておく。「宮城県富谷市教育委員会は22日、市立東向陽台小学校でプールの元栓を閉めきっていなかったため、プール約10杯分にあたる約4千立方メートルの水が流出したと発表した。損害額は203万円に上る。市教委は関係職員への賠償請求はせず、一般会計をあてる方針だ。市教委によると、プールに亀裂がないかなどを調べるため、市教委の指示を受けた同小の教員2人が4月27日にプールへの注水作業を実施。ただ作業後に元栓を閉めるのが不十分だったため、水が止まっていなかったという。5月9日に市上下水道課が水道メーターを確認し、水の流出が発覚した。教員側は調査に対し「元栓を閉め忘れたものではなく、完全に閉めたと認識している」などと説明。市教委は、水は下水管に流れ出ていたため見た目では流出が確認できない...プール水漏れ賠償続報

  • プールの水漏れは、いつ起きても不思議ではない

    「川崎市立稲田小(多摩区)で教諭がプールに注水する際に誤って大量の水を流出させた問題で、この教諭と校長が市側の請求に応じて水道代の半額約95万円を支払ったことについて、川崎労働組合総連合(川崎労連)と傘下の14単組は22日、支払い請求の撤回と教員への返金や再発防止策の実施などを求める申し入れ書を提出した。提出後記者会見した川崎労連の吉根清博事務局長(52)は「重過失でも故意でもない業務上の損害を労働者に請求するのはあり得ない。教員だけでなく公務員や民間の労働者にも業務上の損害請求が広がることは許せない」などと述べた。」(毎日新聞)西武デパートのストライキと同様に、同じ「労働者」として応援してくれることは嬉しいことだ。この「労連」には、教職員の組合は加盟していないと思われるので、なおさら頼もしい援護だと感じ...プールの水漏れは、いつ起きても不思議ではない

  • 教員は特権階級?

    ヤフーニュースで、教員のハタラキカタについて、元県立高校の校長の談話が掲載されている。各論には頷ける箇所もあるが、最後の言葉には違和感がある。「大企業などがない地方ではとくに、正規の教員はある意味で特権階級なんです。極めて恵まれた休暇制度などがあり、その制度を成り立たせるために、劣悪な待遇で働いている非正規教員が存在する。教員にはもっと下積み期間を経験させて社会についてよく知り、こうした現状にも考えが及ぶ人であってほしいものですね」私たちの待遇は、他の業種からすれば、福利厚生などでは比較的恵まれてはいるだろう。ただ、それは「特権」と認識すべきものではなく、「指標」と考えるべきであると考える。特権として教員の立場を眺めれば、そこからは「妬み」「謗り」として対立を産み出すほかないからだ。対立、分断で解決を遅ら...教員は特権階級?

  • 嘘つきか? そうとるしかないだろう

    「女性ならではの感性や共感力を十分発揮していただきながら、仕事をしていただくことを期待したい」。岸田首相の、この発言はいったい何だったのか。本心からだとしたら、その後の副大臣らの人選からして、かなりの健忘症のお方。しかし、これはあり得ないだろう。しかし、彼を「嘘つき」だと仮定すれば、すっきりと私の頭は収まる。「ま、受けのいい言葉を並べておけば」「今回はだんまりで」。そんなところか。結論からすれば、彼は首相としての資格、能力はない。それ以前に、人間として失格である。派閥との関係、バランスを考慮したとしても、計算高く、忖度に固執するリーダーは要らない。目は国民に向いていないからだ。恥ずかしい首相だ。嘘つきか?そうとるしかないだろう

  • 『美しき人生』蓮見圭一

    こんな恋愛ができたら素敵だなという典型的小説。素直に読み、素直に感動。もちろん不満もある。やはり相手の死を結末にしてほしくなかった。それとも関連するが、生きた者同士の成長物語にして欲しかった。二人は離れて暮らす、さらに最後の永遠の別離。もっとどろどろとしながら、関係を深めて欲しかった。(ネタバレすみません)ついでに言うと、「現在のパートナー」。そうあってもしかるべきだが、やはり経過の記述がないので、無理があるかな。いくつかの不満はありながら、読後感はよかった。『美しき人生』蓮見圭一

  • 中之条ビエンナーレに

    中之条ビエンナーレに。八年ぶり。夕方までは順調に見学していたが、途中から雷雨。逃げるように宿にたどりつく。シャワーのような雨の中を、荷物運び。素泊まりで予約していたため、ホテルの夕食を頼む。まだ開業して間もない四万温泉のホテル。少ないメニューから、天丼、牛丼、サラダ、唐揚げ、揚げ出し豆腐、玉子焼きなど、一貫性なしの注文。さすがにホテル内の食事の値段は高い。しめて13000円強。スタッフは最小限。受付の女性はスリランカの方。日本語は流暢。今日は2日目。天気のよいことを。中之条ビエンナーレに

  • 今だからこそ恐怖のコロナ

    友人が「休もうか」と悩んでいる。妹がコロナになり欠席したが、兄(彼のクラスの子だ)は学校に来ている。さらに翌日、「お母さんがコロナになった」とのこと。兄は登校している。また次の日、今度は父親が感染したとの兄の言。彼は「ぼくは元気だから」と登校。友人には逃げ場がない。コロナが変わって五類になったのではない。友人は、かつて気管支炎を患い、入院の経験もある要警戒者だ。「逃げたほうがいいと思うよ」の助言に、管理職に訴える決心がついたようだ。「有休をとりなさい」と言われたらしい。まあ「休むな」よりはましかも。「人権上の配慮もあるから、都合により、という理由で」休むことにしたようだ。実際は緊急避難だから、職免が妥当だろうに。今だからこそ恐怖のコロナ

  • どうする盛山?

    新聞報道では、盛山氏は統一教会との関係も取り沙汰されているではないか。宗教法人の管轄機関の長に、彼が就いたのはどういった理由なのか。摩訶不思議。支持してきた解散命令を出してもらおうではないか。岸田首相は、なぜ彼を?全面的な信頼から?逆に、失墜を策して?ま、後者はないか。自分まで任命責任が問われるからね。たんなるミスか。そうだとしたら、かなり時勢ボケしているし。敢えて任命なら、国民をこれほど愚弄した人事はない。いずれにしても、この顛末は如何。どうする盛山?

  • 盛山正仁なる人物の、うんざりする文科相就任

    彼のことは、一つしか知らない。彼は灘中か灘高の出身だと聞く。おすらく、2016年度から灘中学校が採用した歴史教科書を巡り、彼は兵庫県議とともに、「なぜあの教科書を採用したのか」などの問い合わせを行っていた。同教科書は他社で記述がない慰安婦問題に言及し、河野洋平官房長官(当時)が元慰安婦へのおわびと反省を表明した「河野談話」を掲載。「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような資料は発見されていない」という現在の政府見解も注記していた。この問い合わせを受けたことに対し、灘中の和田孫博校長は「政治的圧力だと感じざるを得ない」などと見解を示した。この一例だけでも、彼がどんな人物かは想像するにかたくない。国民よりも国家の利益を優先する人物。自己の信念のためには、平気で圧力をかける人物。教育活動のの自律性、科学性...盛山正仁なる人物の、うんざりする文科相就任

  • 日本サッカーの快進撃について

    どちらも録画をして、スマホで先に結果を知った上で見たせいか、ドキドキ感がない見方になってしまった。ドイツ戦は、ナデシコのスペイン戦を思い出させる。なでしこほどボール支配率が低いわけではなかったが、しっかり守って、カウンターで一気にゴールに迫る場面は、圧巻だった。トルコ戦は、メンバーの入れ換えで、連携の精度はいまいち。それでも4点を取るのだから、強い、のだろう。何が変わったのだろうと思う。まず感じたのは、それぞれの選手の個性。メンバー一人一人、私でさえ、「伊東、浅野は突破力が」「富安は半端なく守備が安定して一対一でも負けない」「久保はチャンスメイクに長け、周りをよく見ている」など、だいたい諳じるくらいである。それぞれ高まった個性が、全体をアップさせているのだろうと思う。二つ目は、戦術の巧みさ。体格では、まだ...日本サッカーの快進撃について

  • 肉体という劣化した器 あとしばらく!

    私の器が危うくなりつつあるのを自覚するようになってきた。歩くと5分もかからないうちに、ふくらはぎに疲労感を覚えるようになってきた。いつも10kgほどのリュックを担いで出勤をしているのだから老化ではないと思いたい。腹の調子がいまいち。夜のトイレも回数が増えている。この夏は異常に暑かったから、腹の具合、水分の新陳代謝が乱れるのは、みなが体験しているのだと思いたい。仕事に向かおう、本を読もうという意欲が減少してきた。これも猛暑ゆえと考えよう。老化ではないんだ!と、自身に語りかける毎日。果たして、涼しくなった暁には、すっきり解消、するのかな。答えはじきにやってくる。肉体という劣化した器あとしばらく!

  • ジャニーズ事務所の見解を聞いて

    総論として、当たり前の、至極まっとうな見解だろう。ただ、個別に事実の認定、謝罪、救済、経営者の刷新、マスコミの責任などを考えてみれば、まだまだ不十分であり、これでは根本的な解決にはならないだろうとの懸念が生じる。例えば、東山氏の社長の就任。二つの疑念。一つ目は、ジュリー氏の子飼いを据えることで、「同族」的な経営、従来の「ジャニーズ事務所路線」が温存されてしまうとこ。二つ目は、東山氏は経営の経験がないこと。だからなおさら、なあなあ経営になる可能性が高い。過去にはまっさらな経営者に入れ換えることが、一番説得的だろう。取締役として、株を100%持ったまま、ジュリー氏が留まることも懸念。「覚悟」の表れとも受けとれないこともないが、これは監視していくべきだろう。救済も果てしなく難しい課題ではあろう。マスコミの責任に...ジャニーズ事務所の見解を聞いて

  • ブックオフ 199冊19705円也

    「すみません、買い取りをお願いします。台車貸してください。」「あ、そこ」「あの、外にあるのですか?」「---」「あれですね!」「(頷く)」車から山盛りになった台車を店内に運び込むと、「あ、ここには置かないで。前のお客のが積んでるから。」「あ、もちろんです。どこに置いていいか分からないから」「ドアの横に」「あ、わかりました。ありがとうございます。」どちらがお客やら。池袋の店は親切なのになあ。「あ、すぐには無理です。」「あ、分かってます。夕方にまた来ますから。」「査定の価格には異存はありませんね。」「まだ価格は出てないのですから、今言われても困ります。」「一応、きまりですから。」「う~ん、ま、分かりました。」聞きようが他にもあるだろうに。夕方、再び店に。別の男性だ。「199冊で、19705円になりました。」バ...ブックオフ199冊19705円也

  • 騙されてはいけない

    「汚染水」を使うのはけしからんという風潮だが、処理水よりも正確だと思う。「希釈汚染水」「部分的処理水」くらいがせいぜい許せる範囲だろう。科学的に証明されたなどと言っているが、基準値を下回るというだけで、30年以上も垂れ流してどうか、生物への蓄積はどうなるのか、トリチウム以外の混合物については安全なのか、これらについては、何も分かってはいない。人類の未経験の実験。そら恐ろしい実験だ。風評被害は、合意なく垂れ流した政府の責任だろう。批判する中国へのバッシングは、政治的駆け引きの面は否めないが、先入観なく聞けば、至極正論だ。かえってそれが「政府は科学的に証明されたことをしているのに」と、抗議する矛先を惑わされていく。いらいらする風潮だ。騙されてはいけない

  • ストの貫徹、勝利を祈る

    圧倒的な力をもつ資本に打ち勝つのは、労働者が団結して闘うしかない。それでも、労働基本権すら忘れてしまった国民の中には、「迷惑だ」「不便で困る」の声もあがるだろう。このストで、少しは国民に、私たち労働者の当然の権利の行使を見せてほしい。せめて国民が「スト破り」にならないように祈るだけだ。ストの貫徹、勝利を祈る

  • コロナで亡くなった同僚の墓参り

    2年前にコロナで亡くなった同僚の墓参りに行きました。奥多摩霊園。我が家からは二時間もかかる遠距離です。夏休みにも関わらず、7人もの元同僚が参加してくれました。残された奥さんも赤ちゃんも駆けつけてくれ、元気そうな様子に一安心。墓参りのあと、思い出話に花を咲かせました。コロナで亡くなった同僚の墓参り

  • マイナンバーカード

    私は、取得を拒否しています。ミスが多く、使用の際に混乱を招くとか、保険証廃止になる不便性が、批判の大勢のようです。ただ、ミスや不便性については、改善、改良を行えば解決します。私が拒否するのは、二つ。1つ目は、「私」の情報が、この一枚であぶり出されてしまいかねないこと。二つ目は、いずれ資本の側に紐付けされて、「金儲け」の道具になるだろうということ。どちらも、個人の私的な領域に、ずかずかと土足で入りこんでくる薄汚い意図を感じるカードなど要らない。不便なカードではなく、薄汚いカードだからなのです。マイナンバーカード

  • 世界でいちばん透きとおった物語

    売れている本はいつも敬遠する私だが、本屋でちょっと立ち読みをしていたら、5ページほどでこの本の「秘密」の1つに気づいてしまった。そのせいか、ちょっと浮かれて買ってしまった次第。物語としても、よく出来た作品だと思う。出来すぎのきらいも感じられるが、素直に最後のページまで、一気に読み終えた。ただ、私の生きる糧にはならなかった。「面白かった」のは事実。世界でいちばん透きとおった物語

  • 平和への希求

    元首相のやんちゃ坊主が「戦う覚悟」を台湾で喚いた報道に、「戦わない覚悟こそ必要なのだ」と、改めて思う。東京新聞に、いとうせいこう、夏井いつき選の、「平和の俳句」の8月前半分が、載っていた。いくつか紹介。教室にはだしのゲンがいない夏グータッチ二才と七十七才の戦後先に射つ前に射たれる水鉄砲右腕を沖縄に置き卒寿かな家系図に爆死とありぬ祖母と叔父ひまわりも人も土竜も焼かれけり人類の滅びぬための原爆忌平和への希求

  • 台風 がやってきた

    愛知の西尾にいる。台風がこちらに向かっているのが気がかり。いつ東京に帰るか思案中。91とは言え元気な、しかし会うたびの衰えは疑いようもない、そんな母にも会えたし。別れがたいが、そうも言ってはいられない。台風がやってきた

  • 原爆資料館 閉ざされた40分

    広島ホームテレビ制作。G7の首脳が、資料館を見学した。完全非公開。それでも40分、各首脳は資料館で見学したとのこと。その非公開の見学の中身を、この番組は取材する。結論から言えば、実はこの見学は、本館に行くことなく、東館だけで終わった。私も3日に行ったが、東館はパノラマ写真と、大きな円形のスクリーン。原爆の投下で、町がどのように変貌したのか、よくできたスクリーンだ。ただ、ここは全体的な展示であり、ひとりひとりの被爆の詳細、焼け残った衣類や道具などは本館でしか見られない。いくつかは、東館に運んだらしいが、詳細は不明。被爆者の話も、あったらしい。しかし、G7で発表された共同声明は、核抑止力の確認。何も変わらない、「核あってこそ、平和が維持できる」という、これまでと何ら変わらない文章だった。怒り、失望の声。各国の...原爆資料館閉ざされた40分

  • 長生きできて「おめでとう」

    今日は、妹の誕生日。唯一のきょうだい。11も下の妹だ。小学三年生のときに、担任がきょうだい調べをした。50人ほどのクラスで、きょうだいのいない、つまり一人っ子は、私も含めて、ほんの数人。担任は、きょうだいがいると、どんなに楽しい家族になるか熱を込め、私たちに話した。(と、思う。どんな意図で話したかは全く記憶にない。)家に帰って、母に「クラスできょうだいのいないのは僕だけ。僕もほしい。」と泣いた。(よくある嘘だ。みんな◎◎を持ってるという親泣かせのせりふ)母は、それでもしっかりと聞いてくれた。「そうなんだ。」「それはそれは寂しくて悲しい思いだったでしょうね。」と。翌年に妹誕生。ちょうど父は、競輪選手を引退して、飲食店を開く準備をしていた大変な時期だったろうに。そんなこともお構いなしに、私の「わがまま」を受け...長生きできて「おめでとう」

  • 君たちはどう生きるか

    今朝の朝日新聞に、3人の講評がでていたが、いずれも宮崎作品ゆえの甘い評価の印象。彼だから、彼の表現は独自だから、彼の作品の集大成、そんな言い回しだ。極論すれば「分からなくってもいい」。私も観ていて、正直分からなかった。貧困な感受性のゆえであることも重々承知の上だが、しかし「それでもよう分からん」映画だった。評者の一人は、悪の側面を自覚したときに人は本当に変わることができるのだ(これも自分流の解釈)というテーマがはっきりしていると書いていたが、「なんでもあり」のファンタジーで、はたして現世であくせく生きている私たちは、映画のような「変身」ができるのか、また、そうしようと勇気を出せるのか。私は「否」だ。この映画は、宮崎氏個人の(極論すれば、すみません)自己満足ともとれた。また、原題の小説とは、かけ離れすぎてい...君たちはどう生きるか

  • 節操なしの政治家

    「日本維新の会の馬場伸幸代表は26日、共産党を「日本からなくなったらいい政党だ」と評した自身の発言の撤回を拒否した。東京都内で記者団に「政治家として信念を持って発言している。謝罪や撤回をする気は全くない」と述べた。」これは、子どもつがよく使う「死ね」「失せろ」と、ほぼ同じくらいの意味だろう。政治家以前に、人間として失格。こんな政治家を蔓延らせてはならないし、もし、この人物に何も言えないような政党なら、絶対に投票すべきでない。節操なしの政治家

  • 「ゆりあ先生の赤い糸」

    未評価。まだ1巻を読んだだけだが、面白い。あ、評価してるか。入江喜和。手塚治虫賞受賞作品。「ゆりあ先生の赤い糸」

  • 見識を疑う

    ひどい話だ。思想、信条の自由は、私たちの権利の中でも、最上位に置かれて当然のもの。現場よ、怒れ!「大阪府吹田市で小学生と中学生が「君が代」の歌詞を暗記しているかどうかの調査が行われていたことがわかりました。吹田市教育委員会によりますと、今年3月に54校ある市立小中学校の校長に対して、君が代と校歌の歌詞を暗記しているかなどの調査を行ったということです。調査方法について細かい指示はしておらず、音楽教諭への確認や、担任が児童生徒に挙手を求めるなど、学校によって様々な方法がとられたといいます。吹田市教委は、文科省の学習指導要領に「いずれの学年においても歌えるよう指導すること」などとあることから、2012年度から不定期に5回同様の調査を行っていたということです。これに対して教職員組合は「この調査に圧力を感じて子ども...見識を疑う

  • 真実が見えなくなる

    ダム破壊について、ロシア、ウクライナ、どちらが実行したのかは、もはや誰にもわからない。そう、戦争がいったん始まってしまえば、デマ、過大な報道など、真実はまったくわからない状況に陥るのは、過去の歴史からして、明白なことだ。ウソやデマが蔓延り、何代もの相互憎悪が続く戦争だ。だから戦争は、起こしてはいけないのだ。真実が見えなくなる

  • 「怪物」台詞が秀逸

    「今流行り」は、いつも避けている私だが、今回は例外。内外で高い評価を受けている、この作品が、いじめや、一人親の子の家庭、学校現場を中心に描かれていると知ったからだ。池袋、TOHOシネマズ、8時30分、一番の回。早朝だからすいているかと思ったが、5割は埋まっている。さて、鑑賞後。まず、脚本賞をとったことに納得。一つ一つの台詞が、とにかく選び抜かれている。登場人物の性格や、その都度の場面に相応しい台詞。無駄なく、一番効果的な、言葉の連続なのだ。脚本を執筆した坂元氏の感性の豊かさがうかがえて、それだけで観た価値があるものだと思う。いじめについても、ステレオタイプになることなく、視点を変えながら、多面的に映し出されていて、それも「高評価」につながるのだろう。やや、気になったのは、校長室の場面。親の抗議に、ひたすら...「怪物」台詞が秀逸

  • 欺瞞の被爆地開催

    「核兵器のない世界」をうたいながら、核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止しる」ために必要だと言う。なんとも馬鹿げた話ではないか。核兵器の恐ろしさを被爆地で見せながら、保有を、さらには使用を肯定するとは。ペテン師たちの政治ショー以外の何者でもない。プーチンを非難する資格など、微塵もないG7だ。欺瞞の被爆地開催

  • 「ある男」平野啓一郎

    結婚し、その後、亡くなった夫が、実は、その名の人物ではなかった。ミステリアスな小説だが、私はそれよりも、「はたして私とは誰なのか」「愛とは、何を愛しているのか」「夫婦とは何か。永遠の愛とはあり得るのか」「死刑は是か非か」などを考えさせた小説であった。3日で読了したのは、面白かった証拠。「ある男」平野啓一郎

  • 自民に嫌われるからこそ

    立民が共産党から離れる報道がなされるや否や、さっそく麻生氏相談がとびついて「立民共産党と言われたくないのだろう」などと、喜色満面で揶揄している。彼等には、やはり共産党の入った統一戦線が一番怖いのだ。自民にもっとも嫌われる政党だからこそ、私は共産党を支持する。自民に嫌われるからこそ

  • 立民が墓穴を掘り始めた

    連合会長に、国民民主党との協力の仲立ちを頼んだ報道。そして、維新、共産とは一線を画すと。まず、政策からして、立民が協力すべきは共産であろう。国民民主は、かつての民社と同様に、権力にすり寄ることが第一にしか思えない勢力であり、むしろ維新に近い。立民が、少し先を見通して、今を判断するのなら、連合や国民民社に近づけば近づくほど、自らの墓穴を広げることになるだろう。立民が墓穴を掘り始めた

  • 普通に考えてもおかしい話

    徴用工問題。謝罪する日本。賠償は、謝られた側の韓国の財団が支払うという。「ごめんね。じゃあ、壊したものについては、君たちが負担してね」「うん、いいよ」「二人が、いいと言ってるのだから、これで解決です」こんな成敗の仕方は、やり得以外の何ものでもないだろう。欺瞞に満ちたやり方である。普通に考えてもおかしい話

  • 渋滞回避

    妻の実家に。三日の往きは六時間。完全に渋滞にはまってしまった。帰りは、五日。朝六時半に出たので、三時間ちょっとで帰宅。茨城方面も、徐々に渋滞が増えてきている。人口が増えているわけないので、観光地が増えたり文山してきているのかもしれない。渋滞回避

  • 枯渇した人材

    4月だと言うのに、まだ私のもとに、「産休、育休代替教諭の募集」メールが届く。今年度から、期間を繰り上げて採用されるようになったこともあるのだろうが、それにしても異常なことだ。2日に1メールは、受け取るからである。その繰り上げ採用ブラス退職者でやります希望する数が激減していること、新規採用の在庫も尽きているといったところか。もはや「教育に希望をもてない」状況が蔓延してきている証拠だろう。待ったなしのはずの、由々しき事態に国は自治体は、いったい何をしているのか。枯渇した人材

  • え、なになに これ?

    学級通信第一号を手渡ししたときの、子どもの第一声。これまでみたことがないと言う。忙しくて、それどころではないのだろう。じゃ、広げる機会を探ろうじゃないか。今、学校が始まって7日。先週までに6号を出した。そしてみんなに配りまくっている。隣のクラスが週1で出し始めた。他にもかすかに手応えが。え、なになにこれ?

  • 居心地は悪くないが

    長い長い2週間が終わった。3日から昨日まで。はじめは名も知らぬ職員の中で、後半は受け持った子どもたちの名前を覚えることでエネルギーを使う。マスクを装着した顔を、私はなかなか覚えられない。新しい学校は、極端に会議が少ない。パソコンでそれぞれの担当からの連絡を見て動くことが多い。その分、自分の時間が増え、一応やりやしかい仕組みを醸し出している。しかし。これも一長一短で、話し合うことが極端に少なくなるわけだから、いわゆる「教育論議」がほとんどない。私のように新しくやってきた者は、とにかくパソコンを見て、周りに「これ、どういう意味でしょうか?」「決まったことは、パソコンのどこに入れたらいいのでしょうか?」と聞きまくるしかない。若い職員が比較的多く、かなりアバウトな雰囲気も悪くない。前任校の、掲示板に貼るものや場所...居心地は悪くないが

  • 悔いの残る2年間

    4月から新しい学校に移る。現任校は、授業が終わると、ほぼ毎日、退勤時刻まで会議が埋め込まれていて、最後の夕会が終わるまで自分の時間がとれない。途中、休憩時間があるものの、ほとんどの人は、休憩を行使することなく、分掌の仕事やら教材研究に充てている。それが嫌で、私は近くのコンビニの出掛けてタバコを燻らせるのだが、その仲間は私も入れて3人。したがって私は、自分の仕事は、勤務時間後にやることになる。この2年間、私は6時半に学校に行き、午後5時には退勤する毎日を過ごしてきた。(勤務は8時15分から16時45分)当たり前だが、私の仕事は、このルーティンで終わるはずもなく、帰宅した後、ほとんど2時間以上、明日の授業準備や分掌の仕事、学級通信作成を行ってきた。それでも終わらないときもあり、土日に学校に行くときも、月に3〜...悔いの残る2年間

  • 忘れないで はいいけれど

    新聞には、「忘れないで」のオンパレード。たしかに私もそう願う。3.11の朝刊。しかし、まだ80年すら経ていない3.10、東京大空襲の当日、私の周りでは、誰一人、それを話題にした人はいなかった。電車やバスの中には、もしやと期待したが、聞こえてくるのは、野球で日本は世界一になるのだろうか、どこそこのパスタはなかなか美味い、マスクどうする?くらい。人間は、忘れることが商売だが、忘れてはならないことを記憶しておくことも、人間が人間たる真骨頂ではないのか。死者15900人。行方不明もまだ2523人。関連死3789人。まだ避難されている方30884人。忘れないではいいけれど

  • おまけにつられて墓穴を掘る

    マイナンバーカード、2万円の特典に行列だとか。ゆくゆくは資本の紐付けになることも知らないで。やはり、「今」しか追い求めない群衆は怖い。戦争も食い止められない、貧しい民力の哀しさ。おまけにつられて墓穴を掘る

  • 受け入れられない日だから

    今日も含めて、今月は2回とも、私には認められない「祝日」がある。今日も、私は仕事をする。作られた虚構、まやかしの「伝統」よりも、普遍的な「平等」を選ぶ。当たり前のことではないか。受け入れられない日だから

  • 哀しく しかし許せない発言

    職員室で、私の席から少し離れたところで、教員仲間が談笑している。自分の仕事をしながらのちょっとした雑談のようだ。やはり、おしゃべりのない職員室は、異常で不気味な空間だと思っているので、遠くからでも心地よく聞こえる。そんな雑談の途中で、聞きづてならないものが、1つあった。「いやあ、テストやったら、ほんどが満点で。もう一枚、今度はちょっと難しくしてやろうかと思ってね。」中堅の教師である。管理職からの信頼されている「できる教師」なのだそうだ。このような発言は、今回だけでなく、最近はあちこちで聞くことが多い。学校も地に落ちたなと思う。哀しくしかし許せない発言

  • 東京都 教員試験を大学三年から これで志願者は増えるのか

    なんとなく予感はあったが、実際に記事として公表され、読んだ途端、思わず失笑してしまった。試験実施の門の位置を、少しばかり学生に近づけたわけだが、思考停止でもしたのかとも思えるほどのものだ。さらに都は、退職10年以内なら一次試験の免除、二年以内に免許を取得する条件としての社会人採用の対象を40歳から25歳にするなども提案しているらしい。「へい、いらっしゃい。だれでも気軽に採用試験を受けられますよ。教員になれますよ。」そんな掛け声が聞こえてくるようだ。もう誰もが、知っていることだ。学生は、試験の負担を理由に、教員採用試験をためらっているわけではないのだ。「仕事の過酷さ」それが都には伝わっていないのだろうか。長時間労働、上意下達の学校管理され、精神的にも時間的にも疲弊している教員の現状の打開しか、解決法はないの...東京都教員試験を大学三年からこれで志願者は増えるのか

  • 悩みながらも楽しい時間も・・・今年も悪戦苦闘

    四月からの新しい学校も、なんとか決まりそうだ。体が持つうちは好きなことをやりたいと考えているので、講師ではなく「学級担任」として交渉を続けている。一年間の子ども達と一緒に作り上げていくクラス、学年。そのドラマがたまらなく好きだから。ただ一方で、やりたいことはそれだではなく、これまでの教員生活で学んだことをまとめたいという抱負もある。すでに、あらかた完成はしているのだが、入念に推敲したいことと、年表をさらに充実させたいこともあって、あと少しのところだ。しかし、この二年間は、ブラック学校に来てしまったために、ほとんど進めていない。学校では、ほとんど教材研究や、翌日の授業準備ができず、ほぼ毎日「持ち帰り」で進めざるを得なかったからだ。それは当然のことながら、私自身の時間を削ることとなる。土日のどちらかにも学校に...悩みながらも楽しい時間も・・・今年も悪戦苦闘

  • 新年を迎えて

    明けまして、さらに遅れまして、おめでとうございます。一年の計は元旦にありなのですが、だらだらと休みを満喫しているうちに忘れてしまいました。今年は、どんな一年にしようか。とりあえずは、「健康に」ですが。これだけではねえ。近日中には!新年を迎えて

  • 今年亡くなった方々

    ★海部俊樹氏湾岸戦争自衛隊をペルシャ湾に派遣ずるずると戦争遂行国家にする一歩★水島新司氏ドカベンは、しばらく愛読していた★恩地日出夫芳林堂のブックカバーのデザインは彼のもの?記憶ちがいか。★石原慎太郎氏自己顕示欲が強さと臆病が交じりあったミニヒットラー。勤続記念の賞状をもらったが、その場で破り捨てる。★西村賢太氏一つだけ小説を読んだ。描写が秀逸だった記憶。★西郷輝彦氏たぶん小学校5年のとき「君だけを」がヒット。わけもわからずに、歌いまくった。★佐藤忠男氏新聞などで映画評をよく読んだ。納得できる文に好感。★宮崎学氏グリコ森永事件の文をよく読んだ。サブカルチャーの案内役をしてもらう。★見田宗介氏たぶん全ての文を読んでいる。私の世界観の何割かは彼のおかげ。★藤子不二雄の我孫子さん太い線のタッチとブラックユーモア...今年亡くなった方々

  • 現場では当たり前の話 現場を見ようとしない文科省

    なにを今さら、というよりも、この数年間、文科省はいったい何をしてきたのかという疑問と怒りしか私にはない。今回の報道では、「心の病」に限った「異常な多さ」が中心だが、私の知る限りでは、「クラスを投げ出した」「二年目の教員が急に学校に来なくなった」といった「心」の面に限ったことだけでなく、「疲労感がとれず、学校でミスを繰り替えと手、ついにドクターストップがかかった」「定期健診で引っかかっていたにもかかわらず、忙しくて病院に行かないでいたら、ガンの第四ステージになっていた」「片頭痛がひどく、医者に診てもらったら、血圧が医者も驚くほど上がっていた」など、忙しさのあまり、私生活まで捧げて働いたための原因による病休が、あとを絶たないでいる。一刻も猶予できない状況は、もう何年も続いているのに、文科省はいったい何をしてい...現場では当たり前の話現場を見ようとしない文科省

  • 窪美澄「タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース」

    人と繋がることが、救いとなり、また強くもなれる。なんて優しい心をもった小説だろう。老朽化した団地を舞台に、それぞれ弱みや過去をもった四人が、結びつき、守りあい、強くなっていく。今年最後に読む小説となるだろうが、読みきってよかった。窪美澄「タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース」

  • 4回目

    ワクチン接種、4回目。打った箇所は、毎回と同じように、筋肉がキュッとなるような痛みがある。やや、体が火照っている感じは、副作用なのだろうか。東京都では、毎日1万から2万の感染の報道があるが、町は緊張感、皆無。大騒ぎした、最初のころの感染者は、何人だったのか。4回目

  • 松井やよりさんに触れる

    高田馬場のWAMで、松井やよりの展示を見て来る。亡くなってから、もう20年もの歳月がたつ。早稲田大学に近いビルのワンフロアーで運営を続けているWAMにも敬意を表する。あらためて彼女の多岐にわたる活動と勇気に感銘。途中、再開した歌声喫茶「ともしび」の看板も発見。松井やよりさんに触れる

  • 歯止めなき

    校長に、来年度の構想に入れないで下さいと話す。少しも働き方改革に心を傾けようとしないこと、私が診断書に書かれた「1週間程度」を前倒しして出勤したのに、一言もなし。そんな学校に、よく2年も通えたものだと、ようやく決断して。同僚からは「言いたいことを話す人がいなくなるのは辛い」と慰留されたが、あとは自分たちで抵抗してほしいと伝える。国でも、歯止めなき「戦争遂行国家」への動きが止まらない。やはり落ちるところまで落ちなければ、分からない国なのだろうか。すでに一度、大きな転落を経験しているはずなのに、である。一人一人が、できることで、異議を唱え、反対していかなければならない。とにかく忘れやすい国民なのだから。歯止めなき

  • 核の脅しに一番怒ることのできるのは?

    なぜ日本の政府は冷静でいられるのか。「どうせやらない」と、たかをくくっているのだろうか。一般的には「唯一の被爆国」と言われる日本が、真っ先に抗議の声をあげるべきだろう。そんな声を挙げ、世界の世論で包囲し、プーチンに言わせることすらさせない力こそ、本来の「防衛力」だろう。プーチンの脅しに、北朝鮮の挑発に、「なら、うちも武器を増やそう」「相手の基地に攻撃しよう」で対抗するのは、愚の骨頂である。核の脅しに一番怒ることのできるのは?

  • 反撃力=やられたらやりかえせ

    武器で威嚇する方法は、もう歴史的に破綻しているのではないか。私たちの国が、どの国からも攻撃を受けない国作りをすることが、最大の「国防」だろう。そのためなら、米国に従属している状態からの脱却して、全方位型の日本を作ることこそ、一番現実味があるのだろう。(安保を廃棄するには、それなりの覚悟がいるし、妨害も多分に予想できるが)今回の防衛費拡大、反撃の容認は、増税に繋がり、国民生活がさらに圧迫される。また国債を使うのならば、借金国家がますます底なし沼状態となる。近隣の国からは、日本の軍事大国化を警戒し、いっそうの緊張を招くことになる。なにか、いいことはあるのだろうか。亡国。反撃力=やられたらやりかえせ

  • 居直って病休

    初めて「病休」をとった。そうだ、風邪でも発熱でも、医者に診てもらい、診断書を出せば年休で有給休暇が差し引かれることはなかったのだ。後悔しきり。ちょっと仕事がきつくなると、目が痛くなり、連動して頭痛が起きる。だいたい学期に一回の、やっかいな訪問者なのだが、今回は、いっこうに頭痛と微熱が収まらないまま、一週間となってしまった。私の年休は20日ほど。すでに15日ほど消化しているので、これはまずいと思い、頭痛外来のある病院へ。待合室は、高齢者のたまり場(もちろん、私もその中の1人だ)。長いこと待たされて、ようやく診察室へ。この病院は、ドイツ・シーメンス社から、新しくMRIを購入したようで、壁にその良さについての説明のポスターあり。診察室に入り、担当医師と、最近の体調について話す。「いつもの頭痛なのですが、今回は少...居直って病休

  • 生きながら殺されるから

    来年は学校を変えよう。学校で教材研究もでしないばかりか、家にそれが持ち帰らざるを得ないために、私生活まで犯されてきてしまった。もちろん、このブログにも悪影響。忙しいのはどこもだろうが、あまりにも管理職のマネージメントが悪い。生きながら殺されるから

  • 2冊一気読み

    ブラックな学校ゆえ。なかなか計画通りの読書が進まないで苛立つ日々。ようやく2冊一気読み。「セカンドチャンス」篠田節子、「67歳の新人ハン角斉短編集」の2冊。前者は自己肯定感の低い主人公の変革を、気を揉みながら楽しめたし、後者は荒削りながら、次作を期待させた。ちょっと充実感。しかし、その分、仕事にシワ寄せされて、現実に引き戻される。時間は有限。2冊一気読み

  • 奇妙な偶然に

    理不尽な国葬と、父の命日が同じ日だとは。複雑な、今日1日になりそうだ。奇妙な偶然に

  • 誕生日ラッシュ 一方では

    8月は、私も含めて、身内の誕生日ラッシュである。私の妹、二男の嫁さんとともに、3人が上旬にひしめき合う。妹には、傘を、嫁さんには、チョコレートが好きだというので、高級チョコ(一個500円以上もする!)を贈る。また、6日、9日、15日は、忘れてはならない日。怠惰な日常で、襟を正す日も並んでいる。自分を、社会を見直す月だ。誕生日ラッシュ一方では

  • やっと夏休み(笑)

    今日は、1日仕事をして、ようやく一段落。細かなやり残しはあるものの、「ま、いっか」とばかりに精神的に仕事を完了。あすから約2週間、学校を離れていられる。みなさんも、ゆっくり休養を。また充電を。やっと夏休み(笑)

  • ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害につづき

    アルカイダの指導者、アイマン-ザラヒリを、アフガニスタンのカブールで殺害したという報道。ドローンを使い、米軍がミサイルを放ったらしい。前例の際にもそうだったが、報道も各国の反応は、「テロに勝利した」と歓迎、評価一色である。詳しいことは分からないが、なぜ米軍がよその国で、「テロ指導者」とした人物を殺害できることができるのか。実行した国の主権はどうなっているのか。裁く前に殺害しても構わないのか。今後アメリカが、「犯罪者」として決めつければ、それは拡大されて、意に介さない人までが標的にされはしまいか。アメリカ一国が裁断できる権利をもっているわけではない。支離滅裂である。ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害につづき

  • 「灰色の瞳」佐川光晴

    3日ほどで読み終えたが、そしてよく取材されたと感銘を受けるものの、最後の展開が、私の嫌うものであったために、後味の悪い印象を残したままで、本棚に戻すこととなった。もちろん最後まで読んでの上で。最後は光を照らしてほしかった。千明と礼子をぶつけてほしかった。逃げて余韻、を結末にしてほしくなかった。「灰色の瞳」佐川光晴

  • ヒトという絶滅危惧種

    ロシアの侵攻中国の覇権主義香港の壊滅北朝鮮の独裁台湾の「有事」想定アメリカの自国優先の戦術、戦略結果的に自らの政治的言動により殺された元首相日本の戦術のための道具でしかない沖縄ヒトがヒトたる所以は「叡智」のはずではなかったのか狡賢さだけで生存競争を繰り返すヒトは、種として長くは持つまい絶滅するなら、他の種を巻き込まないでほしい地球を壊す前に、とっとと消えてほしいヒトという絶滅危惧種

  • 十勝子ども白書をぜひ

    すてきな本と出会った。十勝子ども白書2021。地に足がついているとでも言うのだろうか、執筆者の意気込みと、問題意識の鋭さに脱帽してしまう。コロナ関連では、一斉休校についてのアンケート、学校対応などが、ていねいにまとめられている。児童憲章や権利条約にある、子どもの生きる権利や育つ権利、守られる権利、参加する権利を基調とする編集の姿勢も共感。十勝管内の自治体における子ども支援策の一覧などは、学校の下請け機関に成り下がっている、うちのPTAがやればいいのにと切に思う内容だ。教員にも、親にも、薦めたい本との出合い。十勝子ども白書をぜひ

  • 残念な岩波ホールの幕

    夏休みながら、7月いっぱい会議、会議。そのために岩波ホールの最終日を逃してしまった。66の国と地域の274本を上映してきたとのこと。私はおそらく30本くらいしか見てはいないだろうが、そのたびに新しい刺激を与えてくれた恩人でもある。高野悦子さんの熱意にも刺激を受けた。こちらこそ国葬をしてもらいたいくらいだ。残念な岩波ホールの幕

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