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  • A true Trick.

    ------------------------------------------------「起きて。」頭上から柔らかいコヱ。「んー、、、何です?・・・って。何ですか?この寒さは。」寒さに目が冴えるわけでも無く、僕は取り敢えず身体を起こそうとしました。「あ、待って、」でも、とめられて、コヱの主に、額に軽く、くちづけをされましたです。。。主とやらは、ユー君。そして、そのまま僕がジッと動かないで居ると、彼はニッと笑って云いました。「今日は何の日~?」「・・・?」(今日?)何の日か、って。何です???「何の日なのです?」率直に聞いてしまう僕。彼・・・ユー君は、お構い無しに僕のシャツのリボンタイをサッと引き、外しました。「・・・ユウ?何の日なのです?」改めて聞き直す僕。「ハロウィンだよ、故鳥。」「えっ。あぁ・・・。...AtrueTrick.

  • ぐるぐる。

    ------------------------------------------------「ぐーるぐーる・・・。」「凄い雲ですねえ。。。」僕らは台風を見ているのですよう、、、「・・・オマエラ、ドウヤッテ、ハイッタ?イツモ、ノ、コト、ダガ。」そこへ烏くんがゆっくりと滑空してきて、台風が映し出されているモニタの横に留まりました。「ぅ、わっ!!」二人、椅子を倒して観ていたのですが烏くんが何かした様で、飛び起こされましたです。。。「デテイケ。」冷たく云い放つ烏くん。「はーい、出ていくよ。行こう?故鳥。」「あ、はい。」大人しく出ていく僕ら。、、、の筈が、ユー君が、僕を機材の後ろへ隠れろ、と指示しました。こっそり、烏くんが此処で何をしているのか、見てやろう、と云うわけです。しかしどういう理由か次の瞬間、視界から烏くん...ぐるぐる。

  • 2018-08-08。意志

    ------------------------------------------------「どういたしまして(笑顔)。何ならもう一回、する?」冗談混じり、解っているのに、、、「はい。」僕は、ユー君の目を見て、云いました。ただ、、、怖かったのですが。「・・・じゃあ、目を閉じて、故鳥。」云われるままに、目を閉じた僕。(名前を呼ばれただけでクラクラしたです、、、少しして、額に熱を感じ、唇が触れた事を理解しました。薄らと目を開けると、ユー君と目が合い。でも言葉は交わさず、そのまま重ね合う唇と唇。合間を見て呼吸をしては、繰り返し、繰り返し。さっきとは全く違う、キス。下へ下へと崩れ落ちてく僕の身体、離れてしまう唇を、そうならない様に追ってくれるユー君。。。その後、どれくらい経ったのか、どれくらいも経っていないのか、ユ...2018-08-08。意志

  • 2018-08-05。嵌

    ------------------------------------------------ゴロゴロしながら、ある事に気付きました。「お腹が空いたかもです、、、僕。」あと一つ。「でも眠くもあったり、、、。」ちらりとユー君の方に視線をやると、ユー君もこちらに視線をくれました。僕は結構な眠さで、瞼が落ちてきたりで、今にも意識を手放し、眠ってしまいそうで。「故鳥、眠ってる?その間に僕、果樹園から食べ物取ってこようか?」「、、、え。」一瞬にして目が醒めました。「其れは駄目です!、、、離れるだなんて。、、、今は、嫌です。」僕の言葉と声に、ユー君がハッとした顔をして目を大きくしました。真横に居るから、声が耳に刺さってしまったかも、です。「ごめん、じゃあ・・・、」ユー君が起きて瓶から出て行きました。その後、瓶の中を覗き込...2018-08-05。嵌

  • してみる。

    ------------------------------------------------「嫌です。」「・・・未だ何もしてないよ(苦笑)。」今日は、ユー君が怪談話をしてくれると云うのです。「故鳥の後ろには・・・誰も居ないし、さ。大丈夫・・・。」ユー君の目がチラチラと僕の背後を見ています。、、、振り向けない。「じゃ、目を閉じて十秒数えてみて?声を出して十秒。」「いきなり何です?」「いいから。」怖くなくなるおまじないだとしたら、これは逆効果ですよ。。。?「、、、いーち、にー、さーん、しー、ごー、ろーく、しーち、はーち、くー、じゅー。」僕は数え終わって、目を開きました。「え。ユウ???」ユー君が、居ません。瞬間、後ろから柔らかい何かがフワリ、、、声すら出ず飛び退きましたです。じっと見ていると其れは静かに地面に落...してみる。

  • 2018-07-29。時

    ------------------------------------------------どれくらいこうしていたのか、体温が同じくらいになった頃、僕は矢張り考えていました。地下に来た理由。。。只ひたすらに全てから逃げて、消えたくなって。、、、でも甘えてしまった。独りの世界を望んでいた筈なのに、彼が居る世界の素晴らしさを知っていたから、、、呼んでしまった、です。(今が狂っているのは僕の所為?でも烏くんは僕が独りでも、同じ様な対応をするのだろう。。。「繋ぐ樹に向かう?一度、帰る?」僕の思考を他所に、優しいユー君の声。近くで篭って聞こえて、くすぐったいです。「帰っても、良いのでしょうか?」僕の問いに、ふふ、と笑うユー君。「偶には、裏切らないと。って、どちらに行くのが裏切りなのか判らないけど(笑)。」「確かに(笑...2018-07-29。時

  • 暫く。

    ------------------------------------------------「なーにやってるの?」ユー君が後ろから覗き込んできました。「、、、絵を、描いているのですよう。」僕はとっさに描くのを止めて、クロッキー帳を裏返しましたです。「あれ。見せてくれないの?」「見せませんです。。。」(見せられない、、、何を描いているのかすら云えないです。何、と云うか。。。「ダレカサン、ヲ、カイテイル、ヨ。」「あっ!!、、、烏くん!!」いきなり現れておいて、酷いです。「え、誰?あ・・・僕?」、、、烏くんを捕まえようと(捕まえられるわけがないのですがクロッキー帳から手を離してました。。。其れをユー君が拾い見て、、、見て、、、嗚呼。見られてしまいました。「何で、僕?」う。「、、、髪が伸びたなぁって、其れだけです。...暫く。

  • 知ってます?

    ------------------------------------------------"くうゆうほ。"って知ってます?空中をふらり散策するみたいに何か空っぽに成って、ぼーっとして、そんなのです。、、、伝わらないですね、はい。ま、た、は。"空"では無く"喰う"。、、、、、、食べ歩きでは無いですよ。。。まぁ、バクです。夢を食べる、バク。バクが遊歩しているから、お気を付けを、、、只其れだけですよう。夢、なんてどこにも書かれてないし、なのに何故バクなの?、、、と云われそうですが、其れは、創造主だか想像主にお尋ね下さい。。。それはそうと。、、、よく喋るでしょう?、、、僕。以前より。ユー君が居ると、アタマが少しは廻転する様です。。。居ないと止まる???です、ね、はい。知ってます?

  • ん、、、。

    ------------------------------------------------「起きて。」なんだ、、、ユー君。。。ですか。「何です?」「・・・起きたら、キス。」髪の毛を、弄られてますです。。。僕。「キスが、何です?」「・・・何でも無いっ。」、、、何なのです???ユー君?僕、また眠りますよう?ん、、、。

  • やだっ。

    ------------------------------------------------僕、、、当分、眠る、からねっ!!、、、です。理由?くらくら、するからですよう。。。記録を付け出したら、また、お会いしよう???やだっ。

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