【独学ピアノ】バイエル35番(片手練習をルーティンに入れよう!)
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、35番 左手の方に真ん中のドより下の音が出てきました。 青い線で囲ったところです。丸とか四角とか。 今度は下の加線を使います。 ヘ音記号で書くと同じ音の場所でもこのような表記になります。 それから赤い線で囲ったところも見てみましょう。 sempre legato と書いてありますね。 せんぷれ れがーと と読みます。カタカナでよかったか。 sempleの意味・・「常に・いつも」 legatoの意味・・・「なめらかに」 とてもよく出てくる楽語(音楽で使われる用語)です。 semple単体で使われることはなく、ほかの言葉と組み合わせて使います。 この3…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、34番。 32・33番と続き、ユニゾン3曲目です。 高い音符は慣れてきたでしょうか? 大抵の曲は4小節1フレーズなので、赤点線で印つけてみました。 文章でいうと、「、」みたいなものだと思ってください。 そして、さらに8小節を青点線でひとまとめ。 青点線の区切りは「。」だと思ってください。 そうすると、全体を3つに分けることができます。 例えばね、例えばですけど、こんな話にしてみます。 ①今日はママと、おさんぽしました。 ②お花がきれいに咲いていたから、そっと摘んだらいい匂いがしたよ! ③ママと一緒に、帰ってきました。 あくまでも私の個人的意見でこん…
【独学ピアノ】バイエル33番(ウエストエクササイズも一緒に!)
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、33番 32番と同じ、高い音のユニゾンです。 四分音符がひたすら続くのでリズムはむずかしくないですね。 特に伸ばす音もないですし、ブレスの位置も複雑なものはありません。 ただ、音が飛び飛びになるので、ミスしやすいです。 必ず音名を口に出して弾くようにしましょう。 せっかくのユニゾンです。 せっかくのやさしいリズムです。 こういう曲の時に目に頼らず鍵盤の感覚をつかんでいく訓練をしましょう。 割と同じパターンの繰り返しなので、30回くらいやれば暗譜(楽譜を覚えること)できちゃうと思います。 覚えたら目をつぶって弾いてください その時に頭の中に鍵盤を想像…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、32番です。 短い線がたくさん見えますね。 この線が32番のメインです。 : 5本の線に収まらない音は、短い線をつけてあげて5線の代わりにします。 この短い線のことを「加線」と言います この短い線がついた音符を見た瞬間 「いや、もうむずかしくて無理!」 と、とつぜん拒否反応を示す人が結構います。 ただ線がついただけですから! 読み方が変わるとか、弾き方が変わるとかありませんから! どうぞ落ち着いてくださいね。 なんていうのかな。 7階建てのマンションが5階までしかエレベーターついてなくて、それより上の階はハシゴをかけるみたいな? それか、5階までし…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、31番 また左手の王道の伴奏パターンが出てきました。 赤丸、ド ソ ミ ソです yoko-bayer.hatenablog.jp パッと見で「ドソミソたくさんあるな」とわかるようになると、譜読みが早くなります。 なので、「目の前の1音」ではなく「全体を見る」クセをつけていきましょう。 例えば、 Q:赤丸と同じところは何回ありますか A:9回 と、子供達には実際に丸をつけてもらって数えてもらっています。 大人はそういうことはないかもしれませんが、子供の場合は「音符の数が多そう・・」と思うだけで「うっ・・・」と尻込みすることが多いので、なるべくパターン…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、30番。 どんどんやることが増えてきました。 この赤丸で囲ったかたまりの共通点はわかるでしょうか。 「音の並び方が同じ」 というかたまりです。 階段に乗せてみましたよー 「とん・とん・とん、」と一段づつ上っていって、一段抜かしで降ります。 この形は赤丸のところ全部同じです。 「どれどれ・・・」と確認してみて下さいね。 ほんとですから! このように、同じ音形でくり返されることを専門用語で「ゼクエンツ」と言います。 それから青い丸のところ。 ここが皆さんよく間違えます。 どのように間違えるかというと、 レファミレなのに、レミファレって弾いちゃう! これ…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、29番です。 タイが出てきました。 うちの生徒の第1の壁です。 タイというのは青い線のことです。 赤がスラーで、青がタイ。 ややこしいですね。 どちらも見た目同じ線ですし。 ではこのタイというものは何かというと となり同士の音をつなげて1つにするための線 です。 当然1つにするわけですから、同じ高さの音でなければなりたちません。 この曲の場合は全音符(4拍)と四分音符(1拍)が繋がっているので、全部で5拍分の長さになります。 小さい子の場合はこんな理屈を言ったって寝ちゃうだけなので、原始的に教えています。 「そーオーオーオーそー」じゃなくて 「そー…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、28番 キレイな曲ですネ〜 個人的にはこういうハーモニーの美しい曲大好物です 張り切ってたくさん印つけてしまったので見づらくなってしまいました。 元はこんなのです ビフォア→アフター ピンクビームは「6度」で 青ビームは「3度」です。 「6度ってなんだっけ?」と思った方はもう1度こちらで復習です yoko-bayer.hatenablog.jp 11番でも6度が出てきましたが、この6度のハーモニーってなんとなく 「気持ちいいな♡」と思いませんか? これが気持ちいと思えたらとてもハッピーなことで、28番の練習もグンと楽しくなるというものです。 そして…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、27番 ちょっと冒頭を印をつける前と印をつけた後を見比べて見ます。 スラーに色をつけてみました。 だから何? と思われましたか? 27番のむずかしい所は 左右のブレスの位置がちがう ということです。 これは1人でやっていると本当に気がつかないところです。 これをやっている段階でここまで見れる人は私の記憶の中では多分いません。 左手(青線)がスラーなのに、右手(赤線)がその途中で切れている場合、 右手に合わせて左手も一緒にブレスするか 左手に合わせて右手も一緒にブレスしないか このどちらかになります(98%の確率) 正解は 左手はスラーで切れ目なしに…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、26番 まず曲を弾くときには最初を見なければなりません。 情報が最初にいっぱい詰まっています。 26番は赤線で囲ったところに「Moderato」と書いてありますね。 これはイタリア語なのですが、ほぼローマ字の読み方で読めちゃいます。 ピアノのほとんどの楽語(がくご)はイタリア語です。 モデラートと読みます。 これは「中くらいの速さで」という意味です。 非常に困るあいまいさ。 この曲を聞いた人が「遅いとも思わないし、はやいとも思わないな?」 くらいが正解です。 これがね、せっかちな子供の場合は普通の感覚がすでに速いのです。 なのでやっぱり聴いた人の感…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、25番 両手のハモり具合がとてもキレイな曲です! 赤い線で印をつけていますが、これは「左右の音がはなれて行くよ」という意味で印をつけました。 印がついていない部分は同じ動きになっていますよね。 左右下がったり、上がったり。 赤の印のところは「フワ〜」っと音が広がっていく気持ちで弾いて下さい。 あからさまに大きくとかはしなくていいですが、「フワ〜」といい気持ちで広がることができたら、次の右手のソにスムーズにつながります。 そうなんです。 この広がりは右手のソに向かって弾くのです。 目的地が見えている演奏は自然で音楽的になります。 初歩の段階からそんな…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です 今回は23番と24番まとめて。 なぜまとめるかというと、この2曲はとても似ているからです。 赤いところは全部同じです。23番も24番も。 23番は右手に赤いところが出てきます。メロディーですね。 24番は左手に赤いところが出てきます。左手メロディー。 このように同じような曲はセットでやると良いです。 なぜかというと、聴き比べて判断しやすいから。 ポイントは24番なのですが、23番で弾いた右手のメロディーが、24番でも左手で同じようにスムーズに弾けるかな?ってところなんです。 左手はメロディーに慣れていないので、ぎこちなくなりやすい。 そこで、自分の右手を…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、22番 「ドミソミ」がいっぱいありますね! いっぱいあるからまとめちゃいました。 実はこの作業大事なんです。 なぜなら頭の中が整理されて弾きやすくなるから。 それとこの整理するクセをつけておくと譜読みも早くなります。 音を1つづつ追うのではなく「ドミソミ」のかたまりでセットにしちゃってくださいね! なんていうのかな。 言葉にすると、一文字づつだと意味を為さないけど4つ集まると1つの言葉になる感じ。 例えば・・・柴犬とか! 「し ば い ぬ」 凛々しい・・ 4つの文字がまとまると、急に意味がある言葉になりますよね。 これは音楽も同じなのです。 ただ音…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です ささ、21番。 きれいな曲なので個人的に好きな曲です。 赤い線で囲まれた、左手。 これはもう伴奏形の定番中の定番です。王様。 「ドソミソ弾けなかったらこれから先何もできない」と言っても過言ではないくらい果てしない頻度で出てきます。 で、この王様の【ドソミソ】は 強拍・弱拍・中強拍・弱拍という拍の強弱の定型に見事当てはまります。 6番の時にちょっとお話しています。 yoko-bayer.hatenablog.jp 弾き方については17番です yoko-bayer.hatenablog.jp 左手の弾き方については6番と17番の説明でほぼ終わりです。 さて、…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、20番。 この左手の伴奏の形は17番と同じですね。 なので、前の記事を参考にしてみて下さい。 yoko-bayer.hatenablog.jp 17番は右手が全音符で4拍ずっと延ばしたままでしたが、この20番はちょっと右手の様子が変わりますね。 4拍目に音があります。 これが気を付けないといけないところ。 なぜかというと、この4拍目がすごく大きくなりやすいからです。 左手もそよそよと動いてむずかしいのに、右手も動く。 3つ伸ばして待ち構えて4拍目を「えいっ!」と力んで弾いてしまうことがとても多いのです。 それと一緒に、左手の4拍目も無意識で飛び出す…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、19番 これは見た感じむずかしそうに見えますが、実は左右とも1,2,3の指しか使わないので、意外と弾きやすい。 しかも動きが平行のまま同じ動きをするのでわかりやすいです。 ただ、赤で印をつけたところはブレス(離す)をしよう! ブレスがうまくできない人は、実際歌ってみて赤い所で息を吸う。 歌と同じです。 歌って呼吸するように、手も自然に呼吸するように。 歌もピアノも同じ。 これは小川のような曲だと思っています。 小さな小川の上を葉っぱが流れいて、3段目のブレスのところで石かなんかに少し引っかかって、で、すぐ流れだす。みたいな。 先に進みたいのに「おっ…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、18番です。 和音が出てきました。 和音(わおん)というのは青丸のように音がたてに2つ重なっているものを指します。 正しくは「2つ以上」です。 なので3つでも4つでも5つでも10個でも同じです。 青丸が2つありますが、見た目がちょっと違いますよね。 1つ目はキレイに雪だるまちゃんになっている並び方。 2つ目は縦にキレイに並ばないでずれていますね。 これどちらも弾き方は同じで、「同時に2つ」弾きます。 2つ目のようにずれていると、時間差があるのかな?と思ってしまう方がいるのですが、そうじゃないんです。 これは音符がとなり同士のため、縦に並べると重なっ…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、17番。 少し長めの曲ですが、16番よりは弾きやすいです。 この曲では「左手の伴奏」を練習します。 左手の赤線のところ、「みそみそ〜」ですね。 っていうか、最後まで「○そ○そ〜」の連続ですね。 これは左手の伴奏パターンとして非常に多いパターンですが、絶対に頭に入れておきたいことがあります。 それは 「1の指のソを大きく弾かないこと!!」 これはもう本当に初心者に限らず、毎日レッスンで指摘する部分です。 1の指って力持ちに加えて他の指と違って横向きについてるんですよ。 なので基本的に指の動き方が違うんです。 手をグーにして握ってみて下さい。 親指だけ…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、16番。 むずかしくなってきましたよー ピアノを一からやり始め、バイエルでの最初の壁はこの16番でしょう。 特にこの赤い部分。 この曲をレッスン一発目ですんなり弾けた子には「おおっ!」と思います。 私の場合はまずこの16番で1つの判断をしています。 この16番への取り組み方・出来具合から、これから先106番まで無事たどり着けるか、どれくらいまで弾けるようになるのかの判断の1つとなっています。 これは教師としてのカン・・・というか、長年の私の中のデータからの見解です。 1段目は頑張れば弾けます。2段目も1段目より苦労しますが、なんとか弾けます。3段目…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 ささ、15番。 16小節になりました。ちょっと長く感じるかもしれませんが頑張りましょう! さて、赤い四角で囲まれたところに注目です。 音符に点もついていてスラーもついています。 この点は「スタッカート」と言って、「短く切る」という意味です。でもって「スラー」は「なめらかに」でしたね。 で、2つ同時にこの記号がつくと「メッゾスタッカート」というものになります。 「えーとこの2つって意味逆じゃないです?」って思った方、正解。 意味合いとしては「スタッカートとスラーの中間のようなイメージ」という非常にあいまいな感じです。 弾き方としては、 「1つ1つ柔らかく…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です 今回は12〜14までまとめて3曲。 これはセットみたいなものなのでまとめました。 全部8小節づつ。 パッと見たときに 「ドレミファソファミレ」の山が見えますでしょうか。 いっぱいありますね。 12番だとお山が3つ。 13番も3つ。 14番も3つ。 全部同じです。 で、 12番が右手がメロディー 13番は左手がメロディー 14番は左右交互に出てきます。 14番はリピートがあるので長くなりますね。 大体の方は12番と13番はスルスルいけるのですが、14番になると途切れてしまうことが多いです。手の交代するときに「えっと・・」と止まりがちになるので ひたすら止ま…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 よし!11番! 今までに比べて左手に動きがあってむずかしそうに見えますね。 でもだいじょうぶ! さて冒頭、右手ピンク左手水色の色鉛筆で印をつけてみました。 印の部分だけもようとして書き出すとこんな感じになります。 どうでしょう。 キレイにならんでいます。 ピンクと水色の玉が同じ幅で動いているのがわかりますか? つかず離れずみたいな。 両手の練習の3番から6番までがユニゾン(どちらも同じメロディー)だったのに対し、 この11番は「平行6度」と言います。 平行は平行移動のことです。同じ幅。 「6度」というのは音を階段にのせた場合に、6段はなれていることです…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、10番 赤いとこと青いとこに分けてみました。 赤い部分が同じなのわかりますか? 赤ー青ー赤 とならんでいます。 こういう構造のことを ざっくりいうと三部形式といいます。 3つに分かれてるな!と理解するが重要です。 ちょっと説明としてはひどすぎるので、音楽之友社出版の「新音楽辞典」より引用します。活字平気な方は読んでみてください。 そして、わからない用語・興味のある用語があればググってみてください! 三部形式 3つの部分よりなる基礎形式のひとつ。基本形式はひとつの部分が、8小節の大楽節をとるので、全体で24小節の構造。A-B-Aという型をとり、第1部…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 はい、では9番。 この曲はリピートも含めると3ページ分くらいあって、ボリュームがあります。 長い曲を弾くことにどんどん慣れましょう! さて、いつもの赤いバイエル教本だとこのように2ページ大きく書かれていますが 別の教本だとこのように1ページ未満でコンパクトに収まっています。 このコンパクトに見える楽譜はこちらの教本です。 もちろんどちらも中身は同じなんですが、一箇所だけちがうところを見つけました。 それは赤線で囲ってある「Allegretto」(アレグレット)という文字です。 曲の速さというのは実はここで決まります。 【速度表示のおはなし】 曲の速さと…
バイエルを独学で弾きたい!超初心者ok!今回はバイエル8番を解説。動画もあります。
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です よし。7番です。 この曲からとうとうユニゾン脱出です! とにかくこの曲はこの赤いところで皆さん止まります。 1拍目の四分休符がネックです。 「うん、って休まなきゃ!」と力んでしまいます。 ここが上手くいかない場合はこのようにしてみてください。 右手も「ドミソミ」と左手と同じように弾いてみる。 それで慣れたら、休符のところで「うん!」と休むのではなく「すっ・・」と右手を離してみてください。 大事なのはラストの3小節は左手がスラーで途切れることなく弾くことです。 左手をメインに考えて、右手の休符は息継ぎをするような感覚で「ちょっと離す」みたいな感じ。 頑張っ…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい。では6番。 4分の3拍子なので、1.2.3と3拍子です。 ソの音を頂点として、山を描くように4小節ひと息で弾こう! 強拍(きょうはく)と弱拍(じゃくはく)のお話 実は拍には強拍と弱拍というものがあります。 書いて字のごとく、強拍は強い拍、弱拍は弱い拍です。 ほとんどの場合、1拍目が強拍です。 ですので3拍子の場合は「強・弱・弱」となり、1拍目に少し重みを置いて弾きます。2拍目、3拍目はそれより弱く。ワルツのズンチャッチャッをイメージしてもらえるとわかりやすいかもです。 4拍子の場合は「強・弱・中強・弱」となり、2拍目よりも3拍目の方が強い拍になりま…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です はい、では5番です。 5番もユニゾン(両手同じメロディー)ですね。 付点二分音符(ふてんにぶおんぷ)が出てきました。 点が付いた二分音符です。 点が付いた音符は全て「ふてん○○おんぷ」と呼びます。 ふてんが付くと、全て元の音符の1.5倍の長さになりますので 付点二分音符は3拍ということになります。 というわけで、5番の1小節目は ターアーアータンというリズムになります。 【この曲のあるある】(やってはダメよって意味) 3拍のばしたあとの四分音符(赤いとこ)を長く弾いてしまいがち。 4拍目の四分音符が強い音で飛び出してしまいがち バイエル 5番 にほんブロ…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 バイエル4番です ちまちまと一曲づつですみません。 でも最初は覚えなきゃならないことがいっぱいあるので少しづついきたいんです。 4番はすべて二分音符です。 全部2つずつのばします。 4小節目のリピートで、1拍くらいお休み入れてから戻る人が多いのですが間髪入れずにすぐに戻って下さい。 リピートで戻る際によく起こる現象の一つです。 勝手にお休み入れたらダメですよー それから最後のオレンジ部分は二分休符・・2拍やすみ青い部分は全休符・・・・・4拍やすみ となります。 あともう一つ大事なこと。 これはこの曲に限らず、これからずっと気をつけてほしいこと。 音が上…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 今回からずっと両手です。 「え?いきなり3番から?」と思われるかもしれませんが、 実は 1番が「右手の変奏曲」 2番が「左手の変奏曲」だったんですね。 というわけで3番 両手の楽譜は赤枠のように、上下二つの楽譜をまとめたような表記になります。 専門用語でいうと「大譜表」(だいふひょう)と言います。 右手が上、左手が下の方を弾きます。 よく勘違いされるのが ト音記号が右手、ヘ音記号が左手で弾く と、思われがちなのですが、そうではないです。 ト音記号、ヘ音記号の使い分けは鍵盤の場所をいちばん見やすい方法で書かれてあるだけなんです。 この3番はどちらもト音記…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 今回は左手まとめて全部やっちゃいます。 いちおう曲の仕組みとしてはこれ全部で「左手の変奏曲」という1曲になりますが、 そこはあまり気にしないでとりあえずコツコツ弾いていきましょう。 そして青字で番号がついているvar.5~var.7は、5の指から弾き始めることになってるので注意。 ただ少し慣れてきたら全体を見わたして、 「どの曲も4小節ひとかたまりなんだなぁ」とか「どの曲も小節の最初の音っておなじだなぁ」とか そんなことをボヤっと頭のかたすみに置いておくクセをつけておくと、 これからメチャクチャ役立つこと間違いなしです! なぜなら「曲の構造」を知るとい…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 今日は先日の右手の変奏曲var.8から最後のvar.11までです。 この4曲は全部4拍子ですね。 できるだけ「1、2、3、4」と数えながら弾いたり、音の名前を歌いながら弾いてみてください。 あとは左手で指を親指から順番に4本折りながら弾くのもgoodです。 とにかく右手以外の空いている口や左手を使うことをしていくと両手を弾く際の脳のトレーニングにも繋がります。 今回は伴奏なしで、4曲続けて。 バイエル 右手の変奏曲 var.8~11 以前見たテレビの番組で、日本女性が海外の大学生になった時、自己アピールで「折り鶴」を折ったものを同じ大学の同級生に見せた…
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です。 今日は「やっと両手が出てきたのにまた右手だけになった」という曲のvar.6とvar.7だけです。 var.6の気をつける所は1拍目にお休み(四分休符)がある所です。最初に休みがあると弾きにくく感じると思います。この休符はよく無視されがちなんですが、決して無視しないで引いてくださいね。 var.7は5小節目の部分、「ミド ソ」と切れるようにスラーが付いていますが、はっきり言って弾きにくいので初心者の方は気にしなくていいです。一応動画では切って弾いていますが、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。 今回は2曲だけですが、動画には先生が弾く「伴奏パート」も…
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です。 今日は「やっと両手が出てきたのにまた右手だけになった」という曲からです。 では早速 今日はまた右手からです。 楽譜をよく見るとこのようにThema(主題)とかvar.1とか書いてありますね。 これはどういうことかというと、実はこの練習曲の形式は「変奏曲」という形式になっています。 Thema(主題)はテーマと言います。このテーマが曲の核となって、次々と変奏されていきます。この曲の場合は全て8小節構成になっていて、メインの音がこうなっています。 var.1はvariationの略です。これはvar.1~var.11まであって、実はここまでで1曲なんですね…
こんにちは〜 溶接マスクの溶子先生です。 前回の記事に絡めて、ヘ音記号の準備に入りたいと思います。 バイエルのちょっと不都合な所といえば、ヘ音記号の導入が少々遅いということなんですね。 おそらくト音記号に十分慣れてからヘ音記号登場ということだと思うのですが、登場シーンが遅いとヘ音記号に対する苦手意識がとても強くなるので早目に対策をしておきたいと思います。 そもそもヘ音記号ってなに? という方もいるでしょう。 これです↓ 「ヘ音記号やだー。ト音記号なら簡単なのに、なんで全部ト音記号じゃないの?」 こんなことを子供達に日々言われております。 では例えば昨日の両手の楽譜。 これは鍵盤の位置でいうと赤…
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です 今日から両手です。 ちょっと間が空いてしまいましたが。 私の使っていた(40年前)ですと、この両手の練習は24番までありましたが、この本では7番までしか載っていませんでしたので、それで進めます。 では1番。 棒が上を向いている音符は右手(黄色) 棒が下を向いている音符は左手(水色) で、弾きます。 弾く鍵盤の位置はこうです↓ 数字は指番号 右手は「シドシド×2 シー」 左手は「ファミファミ×2 ファー」 となります。 ×2はリピートがあるので2回弾きます。 最後は全音符なので4拍のばします。 動画は1番だけだと短すぎるので、7番まで弾きます。 バイエル …
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です! 今回は左手の18〜24番です。 要領は前回と同じです。 少しづつ手が鍵盤に慣れてきた方は 「なんか遅いな?」 と感じるかもしれません。 そういう時はメトロノームを♩=80ではなくて、もうちょっと速くしちゃいましょう!♩=100にしたり、♩=120にしたりとか。 ♩=120くらいで弾けたら申し分ないです。 是非、今までの右手の分も少し早目に弾いてみる事をオススメします。 無理はしないでくださいねー バイエル 左手18〜20番 バイエル左手21〜24番 にほんブログ村
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です。 今回は左手の6番〜17番です。 左手は動かしにくいですね。 特に5の指である小指は力も無いので手自体を傾けて弾いてしまいがちです。 ↓こんな感じで。 これはダメなんですよー 頑張ってこうやって手の甲が傾かないようにしてくださいネ 慣れないうちは小指がプルプルしちゃったりすると思いますが、ここはなんとか踏ん張って、普段使ってない指に「頑張って動け!」と命令して下さい。 最初はできなくても「意識」することが超絶大事です。 手を傾けて打鍵(鍵盤を打つこと)に慣れてしまうと、5の指から1の指に移行する時に傾けた故に鍵盤から離れた分の距離ができてしまうので、遅く…
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です。 今日はいよいよ左手です。 左手って難しそうなイメージありますよね。右利きの人は普段左手を使って細かい作業をすることはあまりないと思うので、すごく高いハードルに感じると思います。 ところが意外とですね、右利きの方の場合、左手の方が手の形が良かったりすることが多いのですよ。 医学的な根拠は何一つ無いのですが(調べてないので)、長年使われてきた右手には今までの生活の中で必要な筋肉が付いていると思われます。左手より。 例えば 花屋さんだったら、いつも右手でハサミ握って硬い花の茎を切るとか、 料理人だったらいつも右手で包丁を持つとか、 やはり利き手の方は腕も含め…
こんにちはー 溶接マスクの溶子先生です。 今回は21〜24番です。 ところで、 ピアノを弾くときにこんな風に関節が潰れていませんか? ペコって引っ込んでしまっていませんか? これはまだ指の関節がしっかりしてないから潰れやすいのですが、是非とも直して欲しいのです。 こんな感じで弾いて下さいネ これは最初のうちはなかなか難しいのですが、いつも意識していれば段々と鍛えられて引っ込まなくなってきます。 必要以上に指を立てることはないのですが、引っ込むのはダメです。 できればピアノ弾く時だけではなく、日常生活の中でいつも気をつけるといいです。 例えば私は 髪を洗うときにも正しい指の形で洗って一石二鳥にし…
こんにちはー 溶子先生です。 今回は15番〜20番です。 さてー、一つチェックです。 音符を読むのが苦手だからと、このように音符の上にカタカナ書いている人はいませんか? これダメですよー これ書いているといつまでも覚えられません。 書いてしまうと、視線は見慣れたカタカナばかりに向いてしまいます。 まだ楽譜が易しいうちに、音符も読める訓練しちゃったほうが結局は早いです。 急がば回れです。 音符は上がったり下がったり模様のような感覚で見慣れていって欲しいのであります。 ドレミファソとカタカナを読むより このように⚫️だけ見る方が「右肩上がり」の感じがしませんか? この感覚が非常に大事なのです。 曲…
こんにちはー 溶子先生です 今回は11番〜14番です。 今日は指の形についてそろそろ触れたいと思います。 「指や手の形なんてめんどくさ!鍵盤が押せればそれでいいじゃん」 と思うかもしれませんが、なかなかどうして侮れないのであります。 やはり正しい手の形指の形というのは、ピアノを弾く上で合理的に指を動かすために必要なことなのです。ここを疎かにして先に進んでしまうと、難しくなって来たときに対応できなくなってしまうのです。 とりあえず、姿勢を正して真っ直ぐ立ってみましょう。 そして肩の力を抜いて腕をぷらーんと垂らしてみてください。 そうすると、手の平というのは自然なアーチを描いているはずなんです。 …
こんにちはー 溶子先生です。 マスクすると全然見えないから自撮り大変です。 今日はバイエル6番〜10番ですよー まずは6番〜10番までの動画です。 いつもト音記号の横の拍子記号(4/4 と 3/4)を注意してみるようにしましょう。 4/4の時は、最後は4つ伸ばして5つ目のタイミングで手を離しています。 3/4 の時は、最後は3つ伸ばして4つ目のタイミングで手を離しています。 必ず意識して離してください。 それから8番と9番は、曲の最後にリピートが付いていますので、伸ばし終わってからまた最初に戻ります。 バイエル教本 6番〜10番 にほんブログ村
こんにちはー 溶子先生です。 バイエル1番いってみます。 こんな楽譜です。 4分音符というのは黒い丸に棒がついた音符の名前です。 全音符というのはただの白い丸の音符の名前です。 「拍」というのは単位みたいなものです。りんごが一個とか、バナナが一本みたいな感じです。 よく「四分音符ってどれくらいの長さですか?」と聞かれることがあるのですが、四分音符自体に1秒とか決まっている訳ではありません。音符の長さは曲によって変わります。ただ、一度決まればその速さは守らねばなりません。 四分音符が一秒だと設定したら、全音符はその4倍の4秒ということになります。 ここは厳守です。 この速さを守るために、ピアノ学…
実際に弾き始める前の準備としてまず指の番号を覚えます。 ピアノの楽譜には指番号というのがあり、何の指で弾くのかを示す数字が記されています。 両手とも親指から小指に向かって順番に1、2、3、4、5となります。 これは覚えるのは難しくないのですが、実際弾いてみると左手の5の指が1の指と勘違いを起こしてしまうことが多いで気をつけて下さい。 では次に「ド」を覚えましょう。 ピアノの鍵盤って沢山あるので、「ド」も沢山あるんです。 すーぐ忘れちゃうので改めて数えたら8個もありました。 当然最初から8個のドなんて必要ありません。 中央付近の2つのドの場所を把握することから始めます。 で、中央のドの事を「真ん…
こんにちは 溶子先生です。 なぜバイエルを使うのかというと、 「教える側がバイエルを使いたいから」 です。 私が小さい頃は初心者用のピアノ教材はバイエルが主流でしたが、今はバイエル以外にも沢山の種類の教材が増えました。「今時バイエルなんて古い」と言われていることもよく知っています。 実際私も生徒さんによって色々使い分けているので、バイエルだけでレッスンしているわけではありません。 バイエルは、「曲名がない」ので小さい子とかつまらなくなっちゃうんです。 絵も少ないし、進んでくるとやたら難しくなるので挫折する子が多いのです。 私はこのブログを読んでピアノを弾いてみたい・・・と思う方は幼児ではないと…
初めまして! 溶接マスクの溶子先生です。 顔バレしたくないため、何かいい方法はないかと思いマスクをかぶることにしました。 本当はyoutubeで、動画講座にしようかと思ってこのマスクを買ったんですけど、動画で話すことに慣れてないため、何度もトライして何度も失敗したのでブログにすることにしました。 でもせっかく買ったマスクと制服として買ったジャージです。 無駄にしたくないのでこのブログではずっとこのスタイルで行こうと決めました。 さて、私は約20年ほどピアノ講師をフリーでやっています。 今はピアノは子供だけの習い事ではなくて、大人の方で楽しむ方もたくさん増えてきました。 私は 「毎年有名なコンク…
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