chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ファクション~介護の現実 http://kaigo-faction.com/

介護記事。家族の苦悩。実話・実例・事例。 手記。物語。問題定義。解決策。 介護に悩める方へ。介護の現実を知りたい方へ。

URL変わりました。

未来
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/07/29

arrow_drop_down
  • 夜中~魔に憑りつかれる時間

    ケアマネジャーの野田聡美さん(58歳・仮名)は、パソコンの電源を落とし「あー疲れた、今日も一日が終わったわ」と伸びをした。「家に帰ってゆっくりテレビでも見よう。今日の介護は終了、みなお疲れ様~」と考えながら、ふと「…いや違うよね。この時間からこそ大変な介護や家事、育児をする人たちがいるんだよね…」と、数々の担当していたケースを思い出した。夜に豹変する妻鈴木里子さん(当時76歳・仮名)、夫が介護していたが夜間せん妄がひどく毎晩が修羅場であった。昼間は穏

  • 高齢者の性~プラトニックならいいの?

    こんな、いち介護職員の書き込みがあった。施設で70代のいい歳したおばあさんが、おじいさんを部屋に招き入れ、ことに及ぶ。ソレをそれぞれの子どもさんに報告しなければならないのが嫌。施設での恋愛ケアマネジャーの野田聡美さん(58歳・仮名)は、20年ほど前に関わったお客様のことを思い出しながら話してくれた。50代で脳梗塞を発症し片麻痺・車椅子生活になった丸山春美さん(当時58歳・仮名)。家庭内のゴタゴタがあり発症後に離婚。「夫には捨てられたのさ」

  • ケアマネ不足の介護保険~セルフプランの勧め

    人手不足いまやどの業界でも人手不足・人材の奪い合い。根本的な解決策としては、ITの活用や効率化、自分でできることは自分ですることしかない。飲食店はセルフドリンクバーにしたり、タッチパネルやタブレットで自己注文方式へ。企業は問い合わせ電話の対応をやめ、FQAやチャットに変更。人が運ぶのではなくドローンの活用。(しかも自動運転)いたるところでAIの活用が重要視され始めている。ケアマネの仕事量の多さそんな中、ケアマネの仕事の膨大さには疑問を覚える。

  • 子どもは保育園ではなく親が見るべき?【家族・親・3歳児神話】

    保育園は何のためにあるのか仕事をしている親が「仕方なく」保育園に子どもを預けるのは良いが、休みの日は保育園を利用せず家で見て欲しい。そんな保育士の声がある。または保育士でも親でもない人が「子どもは親が見るべき」と頑なに思っている場合もある。その理由として挙げられているのは大きく分けて2つあるようだ。①職員だって休みが欲しい②子どもは親がみるほうが良い中にはこの二つの理由をごちゃまぜにして述べている人もいて、こじつけ感が半端ない

  • 「同居介護」の落とし穴?【家族神話】

    認知機能低下、一人暮らし中西栄子さん(76歳・仮名)は閑静な住宅地の一軒家に一人暮らしだった。10年ほど前に夫が亡くなってから町内のサークル活動で絵手紙を書いたり、時々友人と日帰りバス旅行をしたり気ままに暮らしていたようだ。物忘れの症状が出始めたのはいつからだったのだろうか。回覧板を回す順番を間違ったことで近所の家と揉めたり、ゴミの分別がちゃんとできなくなって、ようやく包括支援センターの小川幸平氏(46歳・仮名)のもとへ話が回ってきた。町内の民生委員

  • 「こんな時、あなたはどうする?」ベテラン介護職員の落とし穴

    眠れないおばあさん毎日、スタッフステーションに、『睡眠薬をください』と言いに来るおばあさん。あなたはどう対応しますか?①薬は処方されていないと答える②ラムネなどを渡す③しばらく世間話をするこんな三択質問がツイッターにありました。発問者の意図としては軽いお遊びの質問で、介護に関わる人たちの雑談の場のようでしたが、あなたならどう答えるでしょうか?返答は様々でしたが、②や③を選択していた人も多かったです。②のラムネの意味が分かる人は介護職の経験

  • あなたの親を介護をする人はいません【ボーっとしていると痛い目を見る】

    独居の高齢母が急に!佐々木志乃さん(57歳・仮名)はへとへとに疲れていた。実家に一人で住んでいる母(82歳)が転倒し頭をぶつけたとのことで急に入院となったのが2か月前。幸い脳に異常はなく骨折もしなかったが、脳外科の医師から詳細な検査を勧められ、入院中にパーキンソン病と診断を受けた。志乃さんはパーキンソン病という名前も初めて聞いた。高齢者に多い疾病で「手の震え」「転倒しやすい」「認知機能の低下」を伴うことがあるという。志乃さんの母親は、数ヶ月に

  • 【福祉】本人の気持ちを代弁することの感覚麻痺

    嘘くさい宣伝ここに福祉施設のチラシがあるとする。「美味しい食事」「快適なお部屋」「生き生きとした毎日」そんなキャッチコピーが書かれているが、その感想は誰が発した言葉であろうか?実際に住んでいる人=例えば認知症を患った高齢者が「快適なお部屋」という硬い言葉を話すことはまずありえない。同じく「生き生きとした生活」を感じていることも確かめようがない。本当に入居している誰かが発した言葉ならいざ知らず、職員が、もしくは職員でもない広告業者が考えた言葉には白々と

  • 介護される人・介護する人、支援者の思い込み

    治らない褥瘡なかなか足の褥瘡が治らない。塩畑悟志さん(86歳・仮名)は圧迫骨折で入院、腰の痛みが一番軽くなる同じ姿勢で寝ていたため、踝(くるぶし)に褥瘡ができてしまった。退院し寝る向きを変えたら、今度は反対側の踝にも褥瘡ができてしまった。娘がハイドロコロイド絆創膏を貼って様子を見ていたが、全然良くならない。褥瘡予防マットへ変えたが、それでも良くならない。訪問診療の医師に相談し、頻回な訪問看護の処置を導入した。佐々木ちひろ看護師(47歳・仮名)は、傷や

  • 通院介助の大変さ!訪問診療へ。

    ケアマネ、実父の介護をするケアマネジャーの塩畑その子(56歳・仮名)の父親は現在、介護度3の認定を受けている。圧迫骨折で入院していた時に介護度の見直し(区分変更申請)をして介護度が上がった。その前までは、何度か見直しの申請したが、要支援認定より重い認定が出なかった。自宅で何とか自分で杖歩行できる、身の回りのこと(排泄、食事、着替え)ができる、認知機能の低下がほとんどない。そうなると、認定調査でチェックがつく項目は少ない。リウマチ起因の膝関節症

  • AIでケアプランを作る~新しいbing(マイクロソフト)

    会話もすらすらAIコンピューターの世界は急成長している。AI(人工知能)で色々なことができるようになった。部屋の汚れの度合いに応じて壁やモノにぶつかることなく掃除したり、会話している人を区別して文字に変換したり、防犯カメラなどの映像で顔だけではなく歩き方などから同一人物かどうかを瞬時に判断したり、自動運転、将棋ロボット、言葉で絵を描けたり(画像生成)。そして、テキストによる「会話」も人間のようになった。ChatGPTによる例今までは自

  • デイに行きたくなくて寝たふりする父~親のケアマネ奮闘記

    親の介護とケアマネの両立「朝からプンプン怒ってます。父に声かけても起きない。そばで大きな声出しても目をつむって寝たふりだわ。無理やり起こしたさ!ご飯食べて薬飲んでって言ったら、もう薬は飲まないって決めたんだって言うし!絶対デイには行ってもらいます!子どもか!」ケアマネジャーの塩畑その子(56歳・仮名)は、朝の妹からのメールに思わず笑ってしまった。10日前に退院してきた父。歩行がおぼつかないので自宅での入浴はもう無理。デイサービスへ行くことを本

  • 【介護】正しい言葉、丁寧な言葉を使おう【福祉】

    業界用語?デイの管理者をしている児玉結衣さん( 47歳・仮名)は、地域の通所介護事業所の集まりに参加した際、愕然としたことがあった。地域の通所介護事業所の集まり=同じ地域でデイサービスを経営している管理者や努めている職員が集まって、情報交換をしたり、時には研修を行い自己研鑽・勉強しあう場を持つ共同体。デイサービスの職員には介護福祉士や看護師、ヘルパー、OT(作業療法士)やPT(理学療法士)などの資格を持っている人もいれば、介護関係の資格を持たない

  • ケアマネはソーシャルワーカーじゃない!

    ケアマネジャーとはケアマネ=介護支援専門員、介護保険を運営するのに要となる職種だ。主な仕事内容は、サービスの紹介。ただし、それには根拠のあるアセスメントが必要であり、希望する人すべてに好きなサービスを提供することではない。「保険」であり、加齢や病気などで介護が必要な方々に、必要分だけの支援やサービスが、「効果」を期待して提供される。モニタリングにより、その効果を確認し、更により良い支援やサービスを提供できるよう運営していくのが、ケアマネの本来の仕事だ。

  • キーパーソンが問題あり?~家族支援の矛盾

    支援者の間では「キーパーソン」が誰かというのは大きな問題だ。家族、キーパーソンがしっかりしていて物分かりが良いと、ケアマネはとても仕事がしやすい。キーパーソン=関係者の中で、意志決定や問題解決の要となる人物特に、高齢者介護においては、認知機能の低下、命に関わる疾患などもあり高齢者本人だけの意志決定や意見だけではなく家族の考えも重要であるし、何より一緒に暮らしている家族の承諾がなければ自宅に入り込んでサービスを提供することもかなわない。そうなると同

  • 虐待のない施設に必要なこと

    虐待はなぜ起こるのか高齢者施設に限らず、障がい施設、保育園、学校などにおいても、強者(職員、大人)が弱者(利用者、子ども)に暴力をふるったり不適切な対応を取る事件が散見される。

  • 介護サービスを受けたくない理由

    高齢者サービスへの本音と期待多くの高齢者が「施設には入りたくない」「家にいたい」「デイサービスには行きたくない」と言う。歳をとり衰えて介護が必要になったとしても、自宅で暮らしたいと強く願う。

  • 介護者が先に死ぬ~意外と多い。

    夫を介護する妻芝田順子さん(68歳・仮名)。夫の介護を始めてからもう13年が経つ。

  • インターライ方式(旧MDS)アセスメントの簡単なやり方【個人的】

    アセスメントがケアマネの仕事ケアマネージメントにはアセスメントツールが必須である。実地指導においても、アセスメント・課題分析の結果がどこにあるのか、中身はどうなのか、ケアプランとのつながりなどが確認される。

  • 50歳代男性が、20歳代女性に嫌がらせを受ける?~弱者はどちらか。

    情報の切り取り方①ある朝、Aさんが会社に出勤すると、隣の席のBさんが間に仕切りを立てていた。その後、仕切りは撤去されたが、Aさんは適応障害となり、会社に出勤できない状態になってしまった。

  • 新型コロナウイルスとインフルエンザの比較から考える本当の怖さ【グラフあり】

    新型コロナウイルス第3波1都3県に2回目の「緊急事態宣言」が出された。陽性者報告数は過去最多となっており、まだまだ増加傾向であることは顕著である。

  • 【介護】母を殺した父が許せない。

    介護の後悔「介護の体験談」と聞くと、主に介護を担っていた人、自宅で苦労して世話をしていた家族の話と思われがちだが、長谷ひとみさん(57歳・仮名)の体験は、「介護ができなかった話」である。

  • アウトリーチ「助けを求めたくない」

    支援から漏れている人たち前回、申請主義の話から、自分の状況を客観視することができないために支援を受けられていない方々の話をしたが、(アウトリーチ「発達障がい」)今回は、「わかっていても支援を受けていない」ケースについてお伝…

  • アウトリーチ「発達障がい」

    ケアマネジャーの野田聡美さん(56歳・仮名)は、初めて野真口宗介さん(68歳)と会った時、「どうしてこの方が今まで支援を受けられていなかったのだろうか?」と疑問に思ったという。

  • 介護職員は裏切り者が多い

    介護現場は人手不足介護の仕事は大変である。3Kとも、5Kとも言われ「給料も安い」と。常に人手不足で、そうなると、更に「誰でもいい」とは言わないけれど、色々な人材が集まることになる。

  • かかりつけの病院がない、危険!

    長い苦労の始まり…ケアマネジャーの野田聡美さん(56歳・仮名)は、その日、一本の電話を受け取った。田中翠(みどり)さん(78歳・仮名)のご主人、仁さん(81歳・仮名)からだ。

  • 【介護】自粛・ウイルスに罹らなくても死ぬ!

    自粛生活が長く続き外出の機会が減ったことで体力の低下を感じる方は多いであろう。テレワーク後、駅までの道のりが遠く感じる。ホームに上がる階段がつらい。

  • 介護殺人・心中。つらいなら手放して!

    社会・支援・制度の充実が必要高齢者介護の仕事についている人であれば、ほとんどの人が知っているであろう「京都介護殺人」。

  • 【障がい】死んでもいいひと・殺されてもいいひと【介護】

    彼女の死は安楽死ではないALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っている方が安楽死を求め、それに応じる形で主治医ではない医師が所嘱託殺人を行い逮捕された事件。福祉・介護に関わる人だけではなく、全ての人たちに考えてほしい事柄である。

  • 【譲カード】命の選別・トリアージ

    多くの命を救うためにトリアージとは、災害など多数の治療が必要な人がいる場合、どの順番で治療をすべきか、優先順位をつけることを意味する。

  • 【新型コロナ】高齢者の命をどう守る。

    休業するデイサービス伊藤春道さん(仮名・38歳)が、小さなデイサービスを立ち上げたのは5年前。認知症の方、認知症を介護する家族の方々の、少しでも力になりたい、助けになりたい、と熱く強い気持ちで始めた仕事だ。

  • 【新型コロナ】フレイルで死ぬ高齢者

    ウイルス感染を危惧してフレイルと言う言葉を知っているだろうか。現在のような自粛生活・自宅で不活発な状況が長く続くせいで、心身機能が衰えていくことを意味するが、特に高齢者においてはその重大性が指摘されている。

  • 【新型コロナ】介護崩壊の現場

    施設でクラスターが発生現在、とうとう介護現場にも感染が拡大し各地でクラスターが発生してしまっている。

  • 【新型コロナウィルス】介護事業所の苦悩【現状】

    感染拡大により…「そちらのデイサービスでは、どんな対応をしているんですか?消毒はどのくらいの頻度?まさか感染している人はいないでしょうね」朝、お客様のご家族から電話がかかってきて、 児玉結衣さん(45歳 ・仮名)は困惑して…

  • 感染対策の実践例【新型コロナウイルス】

    感染拡大2020年2~3月、未曽有の事態であるcovit-19感染が拡大している。政府からは活動自粛要請が出され、小中高校が休校、イベント自粛、テーマパークなども軒並み休園となった。

  • サービスの前に必要なこと

    認知症と言えば、まずは物忘れ、「食べたことを忘れる」「モノをしまい込んでなくす」「杖や鞄を外出先において忘れてくる」などがあげられるだろう。

  • 老人施設、悲惨な過去。

    きれいな介護施設最近建つ高齢者向けの施設はどれもきれいで清潔で、おしゃれである。高額な利用料金がかかる有料施設のきれいさは当たり前だが、ほぼ介護保険で賄える特別養護老人ホームも、施設臭さが減り、お客様第一に考えられている。

  • 介護現場の怖い話①

    マンションに独居ケアマネの野田聡美さん(55歳・仮名)は、毎月モニタリング訪問でお客様の家を伺うが、あるマンション行くのだけはいつも気が進まなかった。

  • 応答がない!家の中で…?

    在宅介護の緊急事態介護の仕事、特に在宅へ訪問する仕事をしていると、一人で予期せぬ緊急事態に遭遇することもある。つまり、お客様の事故や怪我、急死である。その日、その時間に訪問して初めて事故などを知る衝撃の出来事である。

  • 男性介護者の苦悩

    男性介護者の割合昔は、介護と言えば嫁・妻(女性)が担うイメージだったが、現在では介護者の3人に1人(34%)が男性であるとの統計がある。夫、息子であったり、中には婿・孫も。

  • 入院したら認知症になった!

    親が認知症になったら…歳を取れば誰もが多少の物忘れをし、心身機能が衰えてしまう事は当たり前のことだ。しかし、病気である認知症と、年齢を重ねた物忘れは、違いがある。

  • 22歳で認知症介護へ③

    22歳で認知症介護へ①22歳で認知症介護へ②介護者視点の助言おばさんはすぐに来てくれた。電話をしても母が出ないので不審に思っていたらしい。森本さんは、今までのことを話した。

  • 22歳で認知症介護へ②

    22歳で認知症介護へ①全くわからない母親が認知症と知った森本はるかさん(当時22歳・仮名)。しかし、当時の出来事を詳細に思い出すことが出来ない。

  • 若年性認知症の若年介護者①

    認知症と言っても、高齢者だけの問題ではない。若いうちに発症する若年(性)認知症では、40歳代、50歳代の方も含まれる。

  • 不思議な幻覚・幻聴。

    認知症には、物忘れだけではなく、様々な症状が出ることがある。それは認知症の種類にもよるのだが、手が震える、歩行が上手くできなくなる、不眠、うつ症状、怒りなど多岐にわたる。今回は、その中の「幻覚・幻聴」に焦点を当ててみたい。

  • 介護の年末年始

    正月に緊急電話ケアマネージャーの割谷信二さん(40歳・仮名)は、数年前のお正月の苦い出来事を話してくれた。

  • 福祉職が好きですか?

    どの仕事でも同じだが、「会社に行きたくない」「したくない仕事だが仕方なくしている」「いつでも辞めたい」「嫌なことばかりだ」と愚痴ばかり言っている人がいる。

  • 介護・福祉職に燃え尽きる。

    福祉職に希望を持ち。松岡めぐみさん(48歳・仮名)は、ヘルパーを経て介護支援専門員(ケアマネ)職に就いて5年目。中堅職員だ。

  • 発達障害の支援がない

    東海道新幹線 殺傷事件2018年6月、東海道新幹線の車内で、鉈を振り回し1人を殺害2人に怪我を負わせた男性(匿名・22歳)。中学の頃から不登校で両親との関係も上手くいかなかった生い立ちを持つ。

  • 死んだらみんな良い人。

    死んでほしい、と言っていたが。松岡京子さん(73歳・仮名)は、認知症の母親の言動にイライラが募って、とうとう円形脱毛症になってしまった。

  • 認知症なら騙してもいいの?

    騙してデイサービスに十川美恵さん(56歳・仮名)は、義父の最近の物忘れに懸念を覚えていた。「ボーっとしていることも多いし、デイサービスにでも行って元気になってほしい。

  • 「介護」を邪魔するひと。

    高齢者・障碍者の介護となると、判断能力が低下しており、自分で決定することが難しい場合が多いだろう。サービスを導入する際、何かを決める時、本人だけではなく家族や介護の中心となっている方の意見・判断で物事が進むことがある。

  • 年老いていく淋しさ

    「とにかく淋しくてたまらない。夜になって一人でいるのが耐えられなくて、頭が狂いそうなの」石本アサさん(87歳・仮名)は電話越しにケアマネの 伴野義也さん(46歳・仮名) にそう話した。アサさんには子どもさんがいる。

  • 入院中の夫のもとに通い続ける妻。

    霧島徹さん(91歳・仮名)が入院した。肝機能・腎機能の低下で食事を摂ると高熱が出るためだ。妻の直子さん(87歳・仮名)は、夫が入院中なのに、かなり疲弊していると言う。

  • 人間の死にざま。

    臨死体験、死の間際、などと言うと、三途の川を見た話や幻覚、不思議な話・怖い話かと思うかもしれない。ここでお伝えしたいのは、本当の現実の死の間際の話である。現在、日本では病院で死を迎える方が8割を占めている。

  • 80歳以上ならとにかく太れ。

    令和元年。女性の平均寿命が87歳になり、100歳以上の人口が7万人を突破した日本。超超高齢化社会とまで言われている。しかし、現実に、どのように死に向かっていくのかは、あまり知られていないことではないだろうか。死の現実。

  • 認知症を予防するって、結局どういうこと?

    認知症の種類「認知症」と診断を受けている方は、460万人と言われている。2020年の将来推定は600万人、85歳になれば2人に1人は認知症。夫婦であれば、どちらかは認知症になるということである。

  • 高齢夫婦は離れられない。

    夫を置いて出られない霧島直子さん(87歳・仮名)は、困っている。「買い物とか病院とか、私が出かけると嫌がるんです。『すぐ帰るね』と言ってから出るんだけど、帰宅したら空気が違うと言うか。

  • 認知症の陰に潜む怖いこと。

    急に物忘れが進んだ…濱美津子さん(83歳・仮名)は、自分で物忘れを自覚し戸惑いを口にすることがある。「1年前くらいから変なの。さっきしていたことも忘れてしまって」としっかりと話したかと思えば、「○○さんも来ていたわよね。

  • 自分の親だから、許せない!

    認知症になった母親野田聡美さん(55歳・仮名)は現在の職業はケアマネジャー。介護の仕事を始めてから、30年近くたっており、ベテランと言えるだろう。でも、自分の母親が認知症の診断を受けた時に、絶望的な気持ちを味わった。

  • 介護の人材不足、解消。

    どの業界も人手不足と言われる昨今、深刻な現状なのが、福祉、特に高齢者介護業界の人材不足だ。厚生労働省の発表データでも、2025年には37.7万人の介護人材が不足すると試算されている。

  • 介護をしたい家族、されたくない本人。

    介護問題…と聞くと、「大変な介護を押し付けられる」とか「毎日24時間、世話をして自分の時間もない」とか「親が認知症で仕事を休まなくてはならず大変」とか、「介護をしたくない」話が主流であろう。

  • ニートとか引きこもりとか~「8050問題」

    【親子】「8050問題」を知っているだろうか。不登校とか、精神障害・発達障害、無職、引きこもり…様々な要因で、親の収入で生活していた子どもが大人になり、親の高齢に伴い生活が変化し問題が起こってくること。

  • 本当の話~介護現場のハラスメント

    【ハラスメントの実態】日本の高齢化率は年々増加しており、それに伴い、介護を担う労働力・人材の不足が懸念されている。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、未来さんをフォローしませんか?

ハンドル名
未来さん
ブログタイトル
ファクション~介護の現実
フォロー
ファクション~介護の現実

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用