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ひよ子
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2018/08/17

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  • 午前0時の忘れもの(赤川次郎著)

    生きるって切なくて苦しくて素晴らしい!そんな奇跡の物語* 突然のバス事故で命を失った人々と彼らを愛する人たちの奇跡のお話。 完全にものがたりです。 不思議な、だけど、素敵なお話です。 こんな悲しい事故は起こらないほうがいいんだけど、 もし起こってしまったならば、この不思議な出来事が実際に起こってほしい、 そんなことを思ったりします。 生者と死者の交流の物語だから、嫌でも考えます。 「生きるってなんだ」とか「死ぬってどういうことだ」とか。 この物語は、嫌でも「死」がちらつき、つきまといます。 前提が死者だから、当然といえば当然なんだけれど… でも本来は「死」ってこのくらい常に身近にあって、背中合…

  • キッチン・ブルー(遠藤彩見著)

    「食」をトリガーにさまざまな人の生活に寄り添う物語* 「食」がテーマになった1冊。 「食」がテーマになっている小説が大好きな私としては、すぐに購入!笑 この小説の面白いなあと思うところは、「食を憂鬱に描いているところ」。 複数の短編で1冊が構成されているのだけれど、ほとんどの物語が憂鬱に満ちている。 憂鬱な毎日の中でも「食(料理)」に助けられるというストーリー展開の物語ってよく見かける気がするのだけれど、 この小説は食そのものが憂鬱に感じている登場人物が多かったことが印象的。 食が憂鬱だと、こんなにも毎日がつまらなさそうに映るんだなって自分の感想もまた、1つの発見であり、印象に残ったことです。…

  • 失恋天国(瀧羽麻子著)

    失恋を乗り越えた先にある成長物語* 失恋を乗り越えるための「失恋学校」を舞台にした物語。 結婚式目前に婚約者から振られた主人公雛子を中心に登場人物が、失恋を乗り越えていく、それぞれの成長物語です。 「失恋学校」という舞台設定が面白い!全寮制をはじめとするいろいろな制度も、授業の内容も興味深い♪こんな学校があったらちょっと入ってみたかったかも!そんな風に思わせてくれます* 周りの登場人物も個性的で魅力的。年代性別関係なしに、みんなそれぞれに、失恋はつらくて悲しい。何回経験しても1回1回辛くないことはなくて、慣れることもなくて、、、それだけ大きな出来事なんだなって思いました。 無理な切り替えや気持…

  • 旅屋おかえり(原田マハ著)

    人との絆が刺さる!旅に出たくなる1冊* すがすがしい物語でした* 気持ちのよい人たちしかでてこない、素敵な素敵な物語。 面白くて、魅力にすぐにひきこまれて、、一気に読んでしまいました。 一気に読んじゃうくらい面白かったんだけど、なんかもったいなかったなって。もっと読んでいたかったって。もっとおかえりと旅をしていたかったなって、そう思いました。 ▼▼▼ 以降 ネタばれ 注意 ▼▼▼ 人を繋ぐおかえり おかえりの強さってのが、なんとももう、かっこよかったなと。 人と人を繋げる人って、本当に素敵で、その人のなによりの魅力なんだろうなって思います。 おかえりってまさにそんな人。 相手と対峙することに対…

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