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大人が読んで楽しい小説選 http://samurai3534.livedoor.blog/

面白い小説本は、忙しい大人にとって極上のエンターテインメントである。

このブログで紹介する小説本は、小生がネットや新聞等のメディアに掲載された書評に基づき直観的に選び、実際に読んでみて、それに費やしたコスト及び時間との比較において、十分に面白いと感じたものに限定している。

samurai3534
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2018/09/07

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  • ラバー・ソウル

    【書籍名】    ラバー・ソウル【著者】     井上夢人【ジャンル】 ミステリー/ホラー【面白度】 ☆☆【主観的評価】幼少期の病気が原因で奇怪な風貌を持つ鈴木誠は、親に見捨てられ、その風貌がゆえに学校にも行けず、30代半ばまで、家に引きこもる生活を続けてい

  • 星なし完読本備忘録(19)

    【書籍名】 Dolores Claibone(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 ミステリー【星なし理由】雇い主の富豪Vera Donovanを殺害した疑いをかけられた家政婦のDolores Claiboneが、警察の事情聴取を受ける中で自身とVeraの秘密を語るミステリー。それなりに面白

  • コールドゲーム

    【書籍名】    コールドゲーム【著者】     荻原浩【ジャンル】サスペンス【面白度】 ☆☆【主観的評価】高校3年の光也は、所属していた野球部が甲子園の地方予選で敗退した夏休みに、幼馴染の亮太に呼び出され、妙な話を聞かされた。中学のときの2年3組の同級生が

  • 神よ憐みたまえ

    【書籍名】 神よ憐みたまえ【著者】 小池真理子【ジャンル】 人生ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】裕福な家に生まれた百々子は、両親に可愛がられ、なに不自由なく幸せに暮らしていたが、1963年11月9日の「魔の土曜日」に、何者かに両親を惨殺され、人生が一

  • ひまわり事件

    【書籍名】    ひまわり事件【著者】     荻原浩【ジャンル】 コメディ【面白度】 ☆【主観的評価】強欲な一族が経営する老人ホーム(向日葵苑)と幼稚園(ひまわり園)で起きた入居者たちと園児たちの「反乱」を描いたコメディ。題材的に、安心して楽しく読める一冊。

  • サドンデス

    【書籍名】 サドンデス【著者】 相場英雄【ジャンル】 ミステリー 【面白度】 ☆☆☆【主観的評価】学費を稼くためにガールズバーでバイトしていた理子は、ある日、謎のカップルにスカウトされ、瞬く間に水商売の世界で成功者となった。理子のSNSには、多くの好

  • 人間狩り

    【書籍名】 人間狩り【著者】 犬塚理人【ジャンル】 ミステリー【面白度】 ☆☆【主観的評価】20年前、当時14歳の「少年A」が犯した幼女殺人事件の殺害シーンを撮影したビデオが、ネット上の闇市場で売られていることが判明し、警視庁監察係の白石は、警察内部

  • 星なし完読本備忘録(18)

    【書籍名】 斎藤家の核弾頭【著者】 篠田節子【ジャンル】 SFファンタジー【星なし理由】  多くの人が機械に仕事を奪われ、国にとって役に立つ人のみが優遇される社会となった日本を描いたSF小説。あっという間に読み終わってしまったが、今一つ満足感が足りない。

  • 逃避行

    【書籍名】       逃避行【著者】      篠田節子【ジャンル】 人生ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】ペットとして飼っていた大型犬が、日ごろからその犬を虐めていた隣家の小学生を噛み殺したため、犬を連れて逃避行の旅に出た主婦の物語。動物が出てくる小説に

  • 傲慢と善良

    【書籍名】 傲慢と善良【著者】 辻村深月【ジャンル】 ラブストーリー/人生ドラマ 【面白度】 ☆☆【主観的評価】地方都市で親の言いなりに生きてきた坂庭真実は、三十歳を過ぎて東京に出て、婚活で知り合ったイケメンの西澤架と婚約したが、仕事を寿退職した

  • 墓地を見おろす家

    【書籍名】 墓地を見おろす家【著者】 小池真理子【ジャンル】 ホラー【面白度】 ☆【主観的評価】墓地と寺と火葬場に囲まれているためか、都内の物件にしては格安だった新築マンションを購入し、移り住んだ一家を襲う怪現象を描いたホラー。引っ越し早々、飼っ

  • さよならバースディ

    【書籍名】    さよならバースディ【著者】     荻原浩【ジャンル】 ミステリー/ラブストーリー【面白度】 ☆☆【主観的評価】田中真は大学が運営する霊長類研究センターで、小型チンパンジーに人間の言語を覚えさせる研究に従事していた。チンパンジーの名前「バー

  • 廃院のミカエル

    【書籍名】  廃院のミカエル【著者】    篠田節子【ジャンル】  ホラー【面白度】   ☆【主観的評価】食品輸入商社に勤めていた美貴は、転勤先のベイルートで戦争が勃発し、逃げてきたギリシャで、これまでのキャリアの一発逆転を狙うべく、以前に食して驚くほど美味

  • コメンテーター

    【書籍名】 コメンテーター【著者】 奥田英朗【ジャンル】コメディ 【面白度】 ☆【主観的評価】主人公のデブで子供っぽい中年精神科医、伊良部一郎を主人公とするシリーズ第4作。シリーズ第3作(町長選挙)から引き続き、看護師マユミの性格が過激化したままである

  • 星なし完読本備忘録(17)

    【書籍名】 The Gunslinger (原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 ファンタジー/冒険小説【星なし理由】 現代社会が破綻した後の世界を、西部劇的タッチで描いた冒険小説。残念ながら、小生の好みではなかった。【書籍名】 町長選挙【著者】 奥田英

  • 死都 ホーラ

    【書籍名】    死都  ホーラ 【著者】   篠田節子【ジャンル】 ホラー/ラブストーリー【面白度】 ☆【主観的評価】ギリシャの小さな島にかつて存在し、今は廃墟となった町「ホーラ」を訪れたヴァイオリニストと建築家の不倫カップルが、不思議なヴァイオリンが引き起

  • 星なし完読本備忘録(16)

    【書籍名】 模倣の殺意【著者】 中町 信【ジャンル】 ミステリー【星なし理由】 最後のどんでん返しが、小生にはよく理解できず…。【書籍名】 カノン【著者】 篠田節子【ジャンル】 ホラー/ラブストーリー【星なし理由】 おどろおどろしいホラーを期待

  • The Girl Next Door(原書)

    【書籍名】    The Girl Next Door(原書)【著者】   Jack Ketchum【ジャンル】  スリラー【面白度】   ☆米国の田舎町に住む少年Davidは、夏休みに見知らぬ美少女Megと出会った。Megは交通事故で両親を失い、妹のSusanとともに親戚の家に身を寄せていたが、その親

  • 流人道中記

    【書籍名】      流人道中記【著者】       浅田次郎【ジャンル】   時代小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】「破廉恥罪」で蝦夷(北海道)松前藩への島流しの刑を科された旗本の青山玄蕃と、それを松前藩まで送り届ける役目を命じられた押送人の与力石川乙次郎。

  • オイアウエ漂流記

    【書籍名】       オイアウエ漂流記【著者】        荻原浩【ジャンル】 サバイバル/アドベンチャー小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】出張中の会社員4名とその取引先のボンボン副社長、旅行中の爺さんとその孫、新婚旅行中のカップル、過激環境保護団体の外

  • Billy Summers(原書)

    【書籍名】      Billy Summers(原書)【著者】    Stephen King【ジャンル】   サスペンス【面白度】 ☆イラク戦争帰還兵で敏腕スナイパーのBilly Summersは、少し頭が弱いふりをしながら、殺しを請け負ってきた。しかし、本当の彼は、幼い頃のトラウマやイラ

  • 清明 隠蔽捜査8

    【書籍名】  清明 隠蔽捜査8【著者】 今野 敏【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆【主観的評価】原理原則に基づき公務員のあるべき姿を追求する東大法学部卒の警察官僚「竜崎伸也」の活躍を描いたシリーズ第8弾。人事異動で警視庁大森署の署長から

  • Joyland(原書)

    【書籍名】      Joyland(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 青春小説/ミステリー【面白度】 ☆主人公のDevin Jonesが、若き日のひと夏の経験を一人称で語る、ミステリータッチの青春小説。Devinは、大学時代の夏休みに、数年前殺人事件のあった古い遊

  • 星なし完読本備忘録(15)

    【書籍名】 見えない情事【著者】 小池真理子【ジャンル】 ミステリー/ホラー【星なし理由】「その後、どうなったのさ?」という“物足り無さ感”を残して終わってしまうミステリーとホラーの短編集。表題作の「見えない情事」は、“物足り無さ感”はないものの、

  • 深追い

    【書籍名】      深追い【著者】       横山秀夫【ジャンル】 人生ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】ある地方警察署に勤務する7人の男たちが遭遇した出来事を巡る動揺や心理的葛藤を描いたオムニバス形式の短編集。舞台は警察であるが、内容は「警察小説」とい

  • 肖像彫刻家

    【書籍名】 肖像彫刻家【著者】 篠田節子【ジャンル】  人生ドラマ/コメディ【面白度】   ☆【主観的評価】数々の賞を受賞しながらも売れない作品を作り続け、妻に愛想をつかされ逃げられた肖像彫刻家の高山正道は、イタリアで修業を積み、超リアルな肖像彫刻を

  • 僕たちの戦争

    【書籍名】      僕たちの戦争【著者】       荻原浩【ジャンル】 ファンタジー【面白度】 ☆【主観的評価】現代社会で行き当たりばったりの生き方をしているフリーターの健太と、第二次世界大戦末期に海軍で戦闘機の操縦訓練に励む吾一は、互いに入れ替わる形で

  • The Outsider(原書)

    【書籍名】      The Outsider(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 ホラー【面白度】 ☆☆【主観的評価】米国の小さな町Flint Cityで少年が性的暴行を受け、惨殺される事件が発生。刑事のRalph Andersonは、目撃者の証言から、この町の住民ならば誰もが知

  • 月下のサクラ

    【書籍名】 月下のサクラ【著者】 柚月裕子【ジャンル】 ミステリー【面白度】 ☆☆【主観的評価】「朽ちないサクラ」の続編。前作では、米崎県警広報課職員であった森口泉は、親友が殺された事件をきっかけに、刑事になろうと一念発起し、職員を辞め、警察官中

  • 蜜月

    【書籍名】 蜜月【著者】 小池真理子【ジャンル】 恋愛小説【面白度】 ☆【主観的評価】人気イケメン洋画家の辻堂環が44歳の若さで急死した。そのニュースを聞いた、かつて環を愛した女たちが思い起こす、環との恋や情事を綴った回顧録的な恋愛・官能小説。著者

  • Later(原書)

    【書籍名】      Later(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 ホラー【面白度】 ☆【主観的評価】「死者が見える」という特殊能力を持つJamieは、シングルマザーのTiaと二人暮らし。Tiaのパートナーで女刑事のLizが家に訪ねてきた時は、三人で楽しい時間を

  • 失われた岬

    【書籍名】  失われた岬【著者】        篠田節子【ジャンル】 サスペンス【面白度】 ☆【主観的評価】第二次世界大戦中に“秘密の研究”が行われていたらしい北海道の「カムイヌフ岬」は、終戦とともに人が引き上げ、その後は厳しい自然が人間の進入を阻

  • 追いつめられて

    【書籍名】  追いつめられて【著者】        小池真理子【ジャンル】 サスペンス【面白度】 ☆【主観的評価】表題作の「追いつめられて」を含む6編のサスペンスからなる短編小説集。綺麗ごとでは済まない男女関係と、それが招くしょうもない事態。そして

  • ホワイトアウト

    【書籍名】  ホワイトアウト【著者】       真保裕一【ジャンル】   サスペンス【面白度】   ☆【主観的評価】巨大ダムを占拠したテロリストに一人で立ち向かうダム運転員の姿を描いたサスペンス。3か月前に同僚を雪山で遭難させてしまったというトラウマを持

  • ミカエルの鼓動

    【書籍名】 ミカエルの鼓動【著者】 柚月裕子【ジャンル】 医療ミステリー【面白度】 ☆【主観的評価】北中大病院の心臓外科医、西條は遠隔操作ロボット「ミカエル」による手術の第一人者で、次期病院長候補と目されていた。彼はミカエルを使って、誰も

  • 棲月 隠蔽捜査7

    【書籍名】  棲月 隠蔽捜査7【著者】 今野 敏【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆【主観的評価】原理原則に基づき公務員のあるべき姿を追求する東大法学部卒の警察官僚「竜崎伸也」の活躍を描いたシリーズ第7弾。鉄道、銀行、文科省をターゲットに

  • Dreamcatcher(原書)

    【書籍名】      Dreamcatcher(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 SFホラー【面白度】 ☆【主観的評価】少年期からの仲良し4人組、Henry、Jonesy、Pete、Beveは、毎年秋に連れだって鹿ハンティングに出かけていた。彼らが30代後半に差し掛かったある年、

  • 覇王の家

    【書籍名】  覇王の家【著者】   司馬遼太郎【ジャンル】  歴史小説【面白度】   ☆徳川家康の一生を描きつつ、この天下人の稀有な性格や思想が、現代の日本人や日本社会にも及ぼしている影響にまで言及した研究書的な歴史小説。著者曰く、家康は信長や秀吉のよう

  • コンタクト・ゾーン

    【書籍名】 コンタクト・ゾーン【著者】 篠田節子【ジャンル】 サスペンス【面白度】 ☆☆【主観的評価】政情不安定な東南アジアの国「テオマバル」にあるリゾート地に豪遊しに来た、30代半ばの3人の日本人女性が独立紛争に巻き込まれ、これまでの人生では考えら

  • 長い長い殺人

    【書籍名】 長い長い殺人【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 ミステリー【面白度】 ☆【主観的評価】連続殺人件に関わりのある10人の登場人物の「財布」が語るという形式をとる異色のミステリー。犯人たちの犯行動機が、著者の代表的長編小説「模倣犯」とやや似

  • 去就 隠蔽捜査6

    【書籍名】  去就 隠蔽捜査6【著者】 今野 敏【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】原理原則に基づき公務員のあるべき姿を追求する東大法学部卒の警察官僚「竜崎伸也」の活躍を描いたシリーズ第6弾。警視庁がすべての管轄警察署に「

  • 太閤記

    【書籍名】  太閤記【著者】 司馬遼太郎【ジャンル】 歴史小説【面白度】 ☆【主観的評価】卑賎な百姓の家に生まれ、織田信長のもとで身を粉にして働くことにより武将になり、信長の死後、千載一遇のチャンスをものにして「天下人」にまで昇り詰めた豊

  • 未来

    【書籍名】   未来【著者】   湊かなえ【ジャンル】   社会派ミステリー【面白度】 ☆【主観的評価】親による子供の虐待、子供同士のいじめ、貧困などの社会問題を扱った社会派ミステリー。主要登場人物が章ごとに、各々の視点から過去の出来事を語り、それ

  • ジウⅢ 新世界秩序

    【書籍名】  ジウⅢ 新世界秩序【著者】 誉田哲也【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】ある事件で、多数のSAT隊員が殉職したため、伊崎基子はSATに復帰する。しかし、伊崎は知らず知らずのうちに、ジウが引き起こした一連の事件の背後

  • ジウⅡ 警視庁特殊急襲部隊

    【書籍名】  ジウⅡ 警視庁特殊急襲部隊【著者】 誉田哲也【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】前作『ジウⅠ』でSAT隊員の伊崎基子に逮捕された児童誘拐事件犯人の竹内は、取り調べ中に「新世界秩序」という革命めいた犯行動機を語る。

  • ジウⅠ 警視庁特殊班捜査係

    【書籍名】  ジウⅠ 警視庁特殊班捜査係【著者】 誉田哲也【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】性格的には正反対の二人の女刑事、門倉美咲と伊崎基子の活躍を描いたサスペンス。美咲は、犯人に優しく接することで相手の怒りの感情を消

  • Elevation(原書)

    【書籍名】      Elevation(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 ファンタジー【面白度】 ☆【主観的評価】米国メイン州の町「Castle Rock」に住むバツイチの中年ウェブデザイナーScott Careyは、外見はまったく変わらず、体調も悪くないのに、体重だけが

  • 悦楽

    【書籍名】 悦楽【著者】 勝目梓【ジャンル】 官能小説【面白度】 ☆【主観的評価】保坂は大手広告代理店で部長を務め、社会的地位も収入も手中にした生活を送っていたが、50歳を目前に虚無感に襲われ、ある日、酔った勢いで公衆電話から当てずっぽうに「愛人

  • 国盗り物語

    【書籍名】  国盗り物語【著者】   司馬遼太郎【ジャンル】   歴史小説【面白度】   ☆☆【主観的評価】坊主見習いから財力のある油商人になり、最後は大名にまでのし上がった斎藤道三、その道三の娘を嫁にもらい天下統一にあと一歩まで迫った織田信長、そ

  • 宰領 隠蔽捜査5

    【書籍名】  宰領 隠蔽捜査5【著者】 今野 敏【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆【主観的評価】原理原則に基づき公務員のあるべき姿を追求する東大法学部卒の警察官僚「竜崎伸也」の活躍を描いたシリーズ第5弾。竜崎が署長を務める大森署管内で衆

  • 彼方の悪魔

    【書籍名】 彼方の悪魔【著者】 小池真理子【ジャンル】 サスペンス【面白度】 ☆【主観的評価】日本国内にペスト菌が持ち込まれ、人に感染する事件が発生した。これとほぼ同時期に、人気キャスターの柳瀬千春が変質者に拉致監禁された。無関係な2つの事件は、

  • Bad Blood(原書)

    【書籍名】      Bad Blood(原書)【著者】 John Carreyrou【ジャンル】   ノンフィクション【面白度】 ☆☆【主観的評価】本書は全米を揺るがした巨大詐欺事件を題材にしたノンフィクションであるが、並みのホラー小説よりも断然怖い!スタンフォード大学を中

  • 鏡の背面

    【書籍名】 鏡の背面【著者】 篠田節子【ジャンル】 ミステリー【面白度】 ☆【主観的評価】薬物中毒、アルコール中毒、DV被害などで行き場所を失った女性たちに寝食を提供する施設「新アグネス寮」を運営していた小野尚子が火事で焼死した。小野尚子は裕福な

  • 星なし完読本備忘録(14)

    【書籍名】 合理的にあり得ない【著者】 柚月裕子【ジャンル】 ミステリー【星なし理由】探偵になった美貌の元弁護士が、様々な問題を解決するオムニバス形式の短編集。著者の読者を惹きつける文書は好きだが、おっさんの小生にはストーリー展開がやや漫画チック過

  • 会いたかった人

    【書籍名】 会いたかった人【著者】 小池真理子【ジャンル】 ホラー【面白度】 ☆【主観的評価】表題作の「会いたかった人」を含むホラー6作からなる短編集。「ホラー」といっても、幽霊とかの超常現象的な話ではなく、「人間関係」が原因の恐怖を描く、ピリッ

  • Pet Sematary(原書)

    【書籍名】      Pet Sematary(原書)【著者】 Stephen King【ジャンル】 ホラー【面白度】 ☆☆【主観的評価】医師のLouisは、大学の校医に就任し、妻と一男一女の家族とともにシカゴからメイン州に移住してきた。移り住んだ家は敷地が広く立派であったが、化

  • 転迷 隠蔽捜査4

    【書籍名】  転迷 隠蔽捜査4【著者】 今野 敏【ジャンル】 警察小説【面白度】 ☆☆【主観的評価】原理原則に基づき公務員のあるべき姿を追求する東大法学部卒の警察官僚「竜崎伸也」の活躍を描いたシリーズ第4弾。竜崎が署長を務める大森署管内でひ

  • 純愛小説

    【書籍名】 純愛小説【著者】 篠田節子【ジャンル】 人生ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】「家庭回帰をした浮気性の男」「親と妹のために人生の大半を費やしたあげくに失踪した老女」「息子の一人暮らしを巡りぶつかる夫婦」「年上女との中毒的セックスにハ

  • 我が心の底の光

    【書籍名】     我が心の底の光【著者】     貫井徳郎【ジャンル】    サスペンス【面白度】     ☆【主観的評価】  幼い頃、母親に育児放棄され、餓死しそうになった上に、父親が殺人罪で逮捕され、周囲から「人殺しの子供」と差別されながら育った青年の半

  • 雪冤

    【書籍名】 雪冤【著者】 大門剛明【ジャンル】  ミステリー【面白度】   ☆【主観的評価】八木沼は、以前に自分が弁護した男が、出所後に残忍な殺人を犯した上に、被害者とその遺族を侮辱する言葉を残して自殺した事件を契機に、弁護士を辞めた。その八木沼の息子の慎

  • 星なし完読本備忘録(5)

    【書籍名】 少女【著者】 湊かなえ【ジャンル】ミステリー【星なし理由】ヒット作「告白」のインパクトが強すぎたか、この作品の内容は覚えていない。【書籍名】 夢をかなえるゾウ【著者】 水野敬也【ジャンル】コメディ【星なし理由】この小説を原作としたテレビド

  • 悪寒

    【書籍名】 悪寒【著者】 伊岡瞬【ジャンル】  ミステリー【面白度】  ☆☆【主観的評価】大手製薬会社の社員の藤井賢一は、贈賄事件の責任を取る形で、山形県の関連会社への出向を命じられ、単身赴任した。単身赴任から半年が経過した頃、妻の倫子が東京の自宅で、賢

  • 震度0(ゼロ)

    【書籍名】 震度0(ゼロ)【著者】 横山秀夫【ジャンル】人間ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】ある日、N県警の警務課長が消えた。警務課長の失踪を巡り、警察本部長、警務部長、刑事部長、警備部長、生活安全部長、交通部長の幹部6人が、それぞれの思惑や野心を

  • 慈雨

    【書籍名】 慈雨  【著者】 柚月裕子【ジャンル】 人間ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】16年前の幼女殺害事件の解決に関わった元刑事の神場は、警察を定年退職した後、その事件の被害者となった幼女を救えなかった悔恨を胸に、妻の香代子とともに四国霊場ま

  • 続読放棄本備忘録(1)

    【書籍名】 砂の女【著者】 安部公房【ジャンル】不明 【星なし理由】物語に入り込めないまま、3分の2まで読んだところで続読を断念。感性の問題か?いずれにせよ、エンタテインメントとしての読書に我慢は不要であることを再認識。【書籍名】 火花【著者】 又吉直

  • 砂の王国

    【書籍名】        砂の王国【著者】         荻原浩【ジャンル】 コメディ/サスペンス【面白度】 ☆☆【主観的評価】証券マンからホームレスに転落した山崎は、寝泊まりしていた公園で出会った超イケメンのホームレスと、人の心理を読むテクニックに長けた占

  • 臨床真理

    【書籍名】 臨床真理   【著者】 柚月裕子【ジャンル】 ミステリー【面白度】 ☆☆☆【主観的評価】臨床心理士の「美帆」は、精神科に入院している青年「司」を担当していた。司は、親友の「彩」が自殺してから心を閉ざし、誰の呼びかけにも反応しなくなってい

  • 顔 FACE

    【書籍名】 顔 FACE【著者】 横山秀夫【ジャンル】警察小説【面白度】 ☆☆☆【主観的評価】子供のころから婦警になることを夢見ていた平野瑞穂は、念願かなって警察官になり、目撃者の証言をもとに犯人等の似顔絵を作成する職務に就いた。しかし、ある事件で正義

  • 家日和

    【書籍名】 家日和【著者】 奥田英朗【ジャンル】ホームドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】夫婦や家族の間で起こった、ちょっとした「事件」をコミカルに描いたオムニバス形式のホームドラマ。ハードなサスペンスやホラーを完読した後に読むと、適度に癒やされて心地よい

  • 星なし完読本備忘録(4)

    【書籍名】十角館の殺人【著者】 綾辻行人【ジャンル】ミステリー【星なし理由】犯人がわかっても、あまり驚きがなかった。 【書籍名】メドゥサ、鏡をごらん【著者】 井上夢人【ジャンル】ホラー【星なし理由】感性の問題であろうが、内容がよくわからなかった。 【書籍

  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    【書籍名】 ポイズンドーター・ホーリーマザー【著者】 湊かなえ【ジャンル】人間ドラマ/サスペンス 【面白度】 ☆【主観的評価】勘違い・誤解などのちょっとしたすれ違いが招く悲劇の裏にある、エゴや嫉妬などの人間の負の感情を赤裸々に暴く短編集。親子や友人間の

  • おそろし

    【書籍名】 おそろし【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 時代劇ホラー【面白度】 ☆☆【主観的評価】江戸時代を舞台とした「世にも不思議な物語」。川崎の旅籠屋の娘おちかは、ある悲惨な事件を契機に、江戸にある親戚筋の袋物屋「三島屋」に身を寄せていた。三島屋の

  • ルパンの消息

    【書籍名】 ルパンの消息【著者】 横山秀夫【ジャンル】ミステリー【面白度】 ☆【主観的評価】著者の長編デビュー作とされる作品。15年前の女教師の自殺が、実は他殺であったとのタレこみがあり、時効まで1日しかない中、警察が捜査を開始する。小説の中にちりばめられ

  • 四度目の氷河期

    【書籍名】 四度目の氷河期【著者】 荻原浩【ジャンル】 青春ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】主人公は、自分の父親が原始時代のクロマニヨン人であると思い込んだ、母子家庭の少年。この風変りな少年が、様々な出会いや出来事に遭遇することによって成長して

  • 蟻の菜園

    【書籍名】 蟻の菜園   【著者】 柚月裕子【ジャンル】 社会派ミステリー【面白度】 ☆☆【主観的評価】結婚詐欺と殺人の容疑で美人中年女性が逮捕される事件が発生。しかし、この事件には、結婚詐欺で多額の金を男たちから巻き上げたはずの容疑者の生活が、あ

  • 星なし完読本備忘録(3)

    【書籍名】天空の蜂【著者】 東野圭吾【ジャンル】サスペンス【星なし理由】劇的な事件の割には、あっけなく終わった感が強く、印象に残らない。 【書籍名】残穢【著者】 小野不由美【ジャンル】ホラー【星なし理由】読む人の感性によっては凄く怖く感じるはずであるが、

  • クロスファイア

    【書籍名】 クロスファイア【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 SFサスペンス【面白度】 ☆☆【主観的評価】心の中で念じるだけで対象物を燃焼させる能力(バイロキネシス)を持つ主人公「青木淳子」は、法律では裁き切れない、凶悪なゴロツキどもを焼き殺していく

  • 魔術はささやく

    【書籍名】 魔術はささやく【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 ミステリー【面白度】 ☆【主観的評価】主人公は幼い頃、父親が公金を横領して失踪し、母親とともに周囲から白眼視されながら育った高校生。母親が死に、主人公は伯父の家に身を寄せるが、あるとき、

  • スナーク狩り

    【書籍名】 スナーク狩り【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 サスペンス【面白度】 ☆【主観的評価】残忍な犯罪を犯した「怪物」を処刑しようとする者は、いつしか自らも「怪物」になっている…。2つの復讐劇と、それに直接的あるいは偶発的に関わり、運命の糸が

  • 誘拐ラプソディー

    【書籍名】 誘拐ラプソディー【著者】 荻原浩【ジャンル】 コメディ【面白度】 ☆☆【主観的評価】主人公の「伊達秀吉」は、大層な名前とは裏腹のクソみたいな人生に見切りをつけようかと、自殺の方法を思案していた。そんなとき、金持ちの家の子ども「伝助」と出会

  • 星なし完読本備忘録(2)

    【書籍名】殺戮にいたる病【著者】 我孫子武丸【ジャンル】サスペンス【星なし理由】びっくりするはずのラストの展開に、個人的についていけず…。【書籍名】極卵【著者】 仙川環【ジャンル】社会派サスペンス【星なし理由】テーマ的には期待したが、内容は肩透かし。読後

  • 龍は眠る

    【書籍名】 龍は眠る【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 サスペンス/ミステリー【面白度】 ☆☆【主観的評価】主人公の雑誌記者は、ある事件をきっかけに、人の心を読む特殊能力を持つ二人の青年と知り合う。主人公は何者かから、意味不明の脅迫を受けていたが、

  • 無理

    【書籍名】 無理【著者】 奥田英朗【ジャンル】サスペンス【面白度】 ☆☆【主観的評価】それぞれ現在の自分の人生に鬱屈した思いを抱えた、東北の田舎町に住む男女5人の運命を描いたサスペンス。現代の資本主義経済に翻弄され、寂れゆく町とそこに住む人間のコンプレ

  • あの日にドライブ

    【書籍名】 あの日にドライブ【著者】 荻原浩【ジャンル】 コメディ【面白度】 ☆【主観的評価】部下にいい格好をしようとして上司に歯向かい、銀行を辞めるはめになった主人公は、次の仕事が見つかるまでの「繋ぎ」のつもりで、タクシー運転手になった。しかし

  • 火車

    【書籍名】 火車【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 ミステリー【面白度】    ☆☆【主観的評価】怪我で休職中の刑事に、親戚の銀行員から「失踪した婚約者を探して欲しい」という依頼があった。調べていくと、その婚約者は他人になりすましていたことが判明した。

  • 星なし完読本備忘録(1)

    【書籍名】 動機【著者】 横山秀夫【ジャンル】  刑事ドラマ 【星なし理由】そこそこ面白い短編集ではあるが、内容がほとんど記憶に残っていない。【書籍名】   ラストレター【著者】   さだまさし【ジャンル】   コメディ 【星なし理由】まあまあ

  • 沈黙の町で

    【書籍名】 沈黙の町で【著者】 奥田英朗【ジャンル】社会派ミステリー【面白度】 ☆☆【主観的評価】北関東の田舎町にある中学校で、生徒が転落死した。事故か、それともいじめを苦にした自殺か?警察は「未必の故意による殺人」をも視野に入れ、捜査を進める。生徒の死

  • ノースライト

    【書籍名】 ノースライト【著者】 横山秀夫【ジャンル】ミステリータッチの人生ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】横山秀夫の最新刊。主人公の建築士は、「あなたの住みたい家を建ててください」とクライアントに言われ、自分が思うままの理想の家を設計建築したが、建

  • 犯罪者

    【書籍名】 犯罪者【著者】 太田 愛【ジャンル】 サスペンス/ミステリー【面白度】 ☆☆☆【主観的評価】刑事の相馬、元テレビマンの鑓水、土木作業員の修司の3人が、連続通り魔殺人の謎解きに挑むサスペンスミステリー。人気テレビドラマ脚本家である著者の小

  • 最後の証人

    【書籍名】 最後の証人   【著者】 柚月裕子【ジャンル】 法廷ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】「佐方貞人シリーズ」の第3弾。検事を辞め、弁護士になった佐方の活躍を描いている。本作は、前2作(検事の本懐、検事の死命)とは異なり、複数の完結ストー

  • 模倣犯

    【書籍名】 模倣犯【著者】 宮部みゆき【ジャンル】 心理サスペンス【面白度】 ☆☆☆【主観的評価】本作品は相当以前から、マスコミ等で高評価を得ていたことは知っていたが、「元来、世間で騒がれているものには、あえて手を出さない」という天邪鬼気質の小生

  • 検事の本懐

    【書籍名】 検事の本懐   【著者】 柚月裕子【ジャンル】 法廷ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】敏腕若手検事「佐方貞人」の活躍を描いたシリーズ第一作。小生は、第二作の「検事の死命」を先に読んでしまったが、読み切りの短編ストーリーをいくつか集めたオ

  • 幻夏

    【書籍名】 幻夏【著者】 太田 愛【ジャンル】 サスペンス/ミステリー【面白度】 ☆☆☆【主観的評価】23年前の少年失踪事件、その少年の父親の冤罪事件、そして現在起きている少女誘拐事件のつながりを、主人公である警察官とその友人の探偵が解き明かしてい

  • 検事の死命

    【書籍名】 検事の死命   【著者】 柚月裕子【ジャンル】 法廷ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】敏腕若手検事「佐方貞人」の活躍を描いたシリーズ第一作。主人公は、頭脳明晰かつ冷静沈着で、正義感の強い若者であるが、決して超人的存在として描かれているわ

  • 愛しの座敷わらし

    【書籍名】 愛しの座敷わらし【著者】 荻原浩【ジャンル】 ファンタジー【面白度】 ☆☆【主観的評価】出世コースから外れたメーカー勤めの夫、今の生活に何となく満足していない妻、学校で仲間はずれにされている娘、喘息持ちの息子、そして軽いボケ症状の出始

  • 出口のない海

    【書籍名】 出口のない海【著者】 横山秀夫【ジャンル】 人間ドラマ【面白度】 ☆☆【主観的評価】人間魚雷「回天」の搭乗員となった、六大学野球投手の儚い青春を描いた反戦小説。戦時下における軍部のエゴ、軍事教育に洗脳されてしまった国民の悲哀、戦争

  • メリーゴーランド

    【書籍名】 メリーゴーランド【著者】 荻原浩【ジャンル】 コメディ/人間ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】大手企業に勤めていた主人公は、同僚が過労自殺したのを契機に、自分の今後の人生について考え、郷里の市役所に転職した。市役所では、赤字垂れ流しの

  • 神様からひと言

    【書籍名】 神様からひと言【著者】 荻原浩【ジャンル】 コメディ/人間ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】学生時代はバンド活動をしていた主人公は、大手広告代理店を辞め、今は老舗の中小食品メーカーに勤めている。プライベートでは、同棲していた恋人に突然

  • オリンピックの身代金

    【書籍名】 オリンピックの身代金【著者】 奥田英朗【ジャンル】人生ドラマ/刑事物 【面白度】 ☆【主観的評価】昭和39年、東京オリンピック開催に向けて日本全体が浮かれる中、著しい貧富の格差に疑問を持った主人公は、オリンピック開催を妨害するためのテロ行為を

  • 犯人に告ぐ

    【書籍名】 犯人に告ぐ【著者】 雫井脩介【ジャンル】 サスペンス/刑事ドラマ【面白度】 ☆【主観的評価】主人公は、6年前に誘拐殺人犯を捕り逃し、その記者会見の席で失態を演じて左遷された警視。その後、主人公は行き詰っていた児童連続殺人事件捜査の打開策

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