2024.4.19一日一季語 開帳(かいちょう《かいちやう》) 【春―行事―三春】 開帳や尺に満たざる不動尊 秋山信行 深川不動堂(成田山新勝寺東京別院…
2024.4.19一日一季語 開帳(かいちょう《かいちやう》) 【春―行事―三春】
2024.4.19一日一季語 開帳(かいちょう《かいちやう》) 【春―行事―三春】 開帳や尺に満たざる不動尊 秋山信行 深川不動堂(成田山新勝寺東京別院…
2024.4.18一日一季語 春の川(はるのかわ《はるのかは》) 【春―地理―三春】
2024.4.18一日一季語 春の川(はるのかわ《はるのかは》) 【春―地理―三春】 トレモロの音階高め春の川 角田沙羅 トレモロは同じ音、または同じ和音…
2024.4.17一日一季語 陽炎(かげろう《かげろふ》) 【春―天文―三春】
2024.4.17一日一季語 陽炎(かげろう《かげろふ》) 【春―天文―三春】 陽炎の中より現るる鼓笛隊 近藤きくえ 15日(月)の北陸地方は、本州の…
2024.4.16一日一季語 茎立(くくたち) 【春―植物―晩春】
2024.4.16一日一季語 茎立(くくたち) 【春―植物―晩春】 ふたたびを愛づ葉牡丹の茎立の 大橋敦子 葉牡丹は、冬の庭を彩るのに使われる植物。春…
2024.4.15一日一季語 春の筍(はるのたけのこ) 【春―植物―晩春】
2024.4.15一日一季語 春の筍(はるのたけのこ) 【春―植物―晩春】 春筍を掘る手応への柔らかし 岩下芳子 竹の地下茎から出てくる若い芽をタケノコ…
2024.4.14一日一季語 蒸鰈(むしがれい《むしがれひ》) 【春―動物―仲春】
2024.4.14一日一季語 蒸鰈(むしがれい《むしがれひ》) 【春―動物―仲春】 焙りしは潮のかをりの蒸鰈 綾戸五十枝 蒸鰈は、塩水で蒸してから、陰干…
2024.4.13一日一季語 鱒(ます) 【春―動物―晩春】
2024.4.13一日一季語 鱒(ます) 【春―動物―晩春】 潮鳴りの市場に迫り鱒高値 牧長幸子 旬の味覚サクラマスの水揚げ最盛期。ニュースで桜鱒の水…
2024.4.12一日一季語 落花(らっか《らくくわ》) 【春―植物―晩春】
2024.4.12一日一季語 落花(らっか《らくくわ》) 【春―植物―晩春】 掃き寄せて花屑のまま寺の裏 歌代美遥 日本気象協会は「2024年桜開花・…
2024.4.11一日一季語 朝寝(あさね) 【春―生活―三春】
2024.4.11一日一季語 朝寝(あさね) 【春―生活―三春】 うやむやの朝寝の中の約なりし 筑紫磐井 朝寝、学校に行ったり会社に行ったりする必要が…
2024.4.10一日一季語 菫(すみれ) 【春―植物―三春】
2024.4.10一日一季語 菫(すみれ) 【春―植物―三春】 菫程な小さき人に生れたし 夏目漱石 西洋では誠実、奥ゆかしさの象徴とされる花で、バラの…
2024.4.9一日一季語 蒲公英(たんぽぽ) 【春―植物―三春】
2024.4.9一日一季語 蒲公英(たんぽぽ) 【春―植物―三春】 風すこし選り蒲公英の絮とべり 辻美奈子 擬人法とは、植物や動物や自然などを人に見立て…
2024.4.8一日一季語 海棠(かいどう《かいだう》) 【春―植物―晩春】
2024.4.8一日一季語 海棠(かいどう《かいだう》) 【春―植物―晩春】 この雨のやめば海棠散りそめん 星野立子 数日前の雨の中、我が家の庭の海棠…
2024.4.7一日一季語 水草生ふ(みくさおふ) 【春―植物―仲春】
2024.4.7一日一季語 水草生ふ(みくさおふ) 【春―植物―仲春】 水草生ふ水のつぎ目に泡生れ 中村芳子 湧水を集めた柿田川はわずか1kmほどで狩野…
2024.4.6一日一季語 花(はな) 【春―植物―晩春】 明日まではとゞまる花と思ひけり 黒川悦子 東京の桜の満開が報道されたのは4月4日。関東から西…
2024.4.5一日一季語 燕の巣(つばめのす) 【春―動物―晩春】
2024.4.5一日一季語 燕の巣(つばめのす) 【春―動物―晩春】 一滴の泥にはじまる燕の巣 伊藤伊那男 燕は巣を作る時、泥、藁、唾液を材料としてい…
2024.4.4一日一季語 花見(はなみ) 【春―植物―晩春】
2024.4.4一日一季語 花見(はなみ) 【春―植物―晩春】 外れたる予測の花見とはなりぬ 稲畑汀子 今日3日、日本気象協会は「2024年桜開花・満開…
2024.4.3一日一季語 椿(つばき) 【春―植物―三春】
2024.4.3一日一季語 椿(つばき) 【春―植物―三春】 在りし日の医院の跡の薮椿 池田光子 毎月句会のある本八幡に、こんな医院がある。廃業となっ…
2024.4.2一日一季語 玄鳥至(つばめきたる) 【春―時候―晩春】
2024.4.2一日一季語 玄鳥至(つばめきたる) 【春―時候―晩春】 昇進の駅長駅に燕来る 梅村五月 昨日(3月31日)の青空の中、燕が駅にやって…
2024.4.1一日一季語 囀(さえずり《さへづり》) 【春―動物―三春】
2024.4.1一日一季語 囀(さえずり《さへづり》) 【春―動物―三春】 囀や道に迷うてゐて楽し 山田佳乃 文學の森ZOOM句会、3月は、山田佳乃講師…
2024.3.31一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】
2024.3.31一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】 麦青み風にさざ波なせりけり 市堀玉宗 【令和6年能登半島地震】3度の地震…
2024.3.30一日一季語 種物(たねもの) 【春―植物―仲春】
2024.3.30一日一季語 種物(たねもの) 【春―植物―仲春】 のらぼう苗たしかめて訪ふ種物屋 阿部文子 のらぼう菜(のらぼうな、野良坊菜)は、私…
2024.3.29一日一季語 風船(ふうせん) 【春―生活―三春】
2024.3.29一日一季語 風船(ふうせん) 【春―生活―三春】 風船とピエロの鼻がやつて来る 石井清吾 遊園地や行楽地、イベントなどで見るカラフルで派…
2024.3.28一日一季語 白子干(しらすぼし) 【春―動物―三春】
2024.3.28一日一季語 白子干(しらすぼし) 【春―動物―三春】 白子干す混じる小海老の色淡く 阿部重夫 あまり食用に適さない混在物を除き、食用に…
2024.3.27一日一季語 花冷(はなびえ) 【春―時候―晩春】
2024.3.27一日一季語 花冷(はなびえ) 【春―時候―晩春】 花冷えに高山からくり技競う 片渕清子 飛騨に春の訪れを告げる「春の高山祭」は例年…
2024.3.26一日一季語 頰白(ほおじろ《ほほじろ》) 【春―動物―晩春】
2024.3.26一日一季語 頰白(ほおじろ《ほほじろ》) 【春―動物―晩春】 頬白の長き啓上会閉づる 平井さち子 「一筆啓上仕候」、よほど囀が上…
2024.3.25一日一季語 菜種梅雨(なたねづゆ) 【春―天文―仲春】
2024.3.25一日一季語 菜種梅雨(なたねづゆ) 【春―天文―仲春】 三日とは続かぬ日和菜種梅雨 綿谷美那 この先一週間は、低気圧や前線が通過する日…
2024.3.24一日一季語 雪柳(ゆきやなぎ) 【春―植物―仲春】
2024.3.24一日一季語 雪柳(ゆきやなぎ) 【春―植物―仲春】 雪柳大川端に芭蕉の句 浦川哲子 萬年橋北詰付近にある「芭蕉庵(ばしょうあん)史…
2024.3.23一日一季語 仲春(ちゅうしゅん《ちゆうしゆん》) 【春―時候―仲春】
2024.3.23一日一季語 仲春(ちゅうしゅん《ちゆうしゆん》) 【春―時候―仲春】 仲春のテープカットの赤と白 高田令子 「テープカット」は、新し…
2024.3.22一日一季語 蛙(かわず《かはづ》) 【春―動物―三春】
2024.3.22一日一季語 蛙(かわず《かはづ》) 【春―動物―三春】 磐座の水をもらひて初蛙 竹中龍青 神社で大きな岩が玉垣で囲まれていたり、…
2024.3.21一日一季語 春疾風(はるはやて) 【春―天文―三春】
2024.3.21一日一季語 春疾風(はるはやて) 【春―天文―三春】 春疾風甲斐の棒道いくさ道 長岡千波 棒道は、八ヶ岳の南麓から西麓を通り、諏訪方面…
2024.3.20一日一季語 春分(しゅんぶん《しゆんぶん》) 【春―時候―仲春】
2024.3.20一日一季語 春分(しゅんぶん《しゆんぶん》) 【春―時候―仲春】 日めくりに春分透けて見えしかな 林菊枝 明日は春分の日。この句を見て、…
2024.3.19一日一季語 春北風(はるならい《はるならひ》) 【春―天文―三春】
2024.3.19一日一季語 春北風(はるならい《はるならひ》) 【春―天文―三春】 春北風や生死を分かつ水位標 秋葉雅治 今日18日(月)の関東は一時…
2024.3.18一日一季語 催花雨(さいかう) 【春―植物―晩春】
2024.3.18一日一季語 催花雨(さいかう) 【春―植物―晩春】 某局の天気予報で「催花雨」がでてきた。23日以降は西日本を中心に雨が続き、降り方の強ま…
2024.3.17一日一季語 初桜(はつざくら) 【春―植物―仲春】
2024.3.17一日一季語 初桜(はつざくら) 【春―植物―仲春】 川風の寺田屋あたり初桜 助口弘子 幕末の京都で1862年には薩摩藩の尊王派志士…
2024.3.16一日一季語 蛤(はまぐり) 【春―動物―三春】
2024.3.16一日一季語 蛤(はまぐり) 【春―動物―三春】 蛤の紋に潮騒聴こへくる 伊藤厚子 古代より重要な食材。平安時代後期に成立した「堤中…
2024.3.15一日一季語 土筆(つくし) 【春―植物―仲春】
2024.3.15一日一季語 土筆(つくし) 【春―植物―仲春】 全員の合意に土筆出でにけり 辻美奈子 「つくし」の名は、「澪標(みおつくし)」(船が港…
2024.3.14一日一季語 春暁(しゅんぎょう《しゆんげう》) 【春―時候―三春】
2024.3.14一日一季語 春暁(しゅんぎょう《しゆんげう》) 【春―時候―三春】 春暁の空に残れる月と星 科野美鈴 「春は曙。やうやうしろくなり…
2024.3.13一日一季語 春の雨(はるのあめ) 【春―天文―三春】
2024.3.13一日一季語 春の雨(はるのあめ) 【春―天文―三春】 東京の二十三区の春の雨 山口和生 関東に活発な雨雲が広がり、東京都心や横浜市な…
2024.3.12一日一季語 春泥(しゅんでい《しゆんでい》) 【春―地理―三春】
2024.3.12一日一季語 春泥(しゅんでい《しゆんでい》) 【春―地理―三春】 春泥を避け春泥の道をゆく 塩川雄三 都内に住む私には、舗装された道路…
2024.3.11一日一季語 鱵(さより) 【春―動物―三春】
2024.3.11一日一季語 鱵(さより) 【春―動物―三春】 水揚げの鱵ひかりの束となる 近藤暁代 背中は青緑色だが腹側は銀色に輝き、筋肉は半透明。…
2024.3.10一日一季語 卒業(そつぎょう《そつげふ》) 【春―生活―仲春】
2024.3.10一日一季語 卒業(そつぎょう《そつげふ》) 【春―生活―仲春】 鉄棒をくるりと回り卒業す 樋口みのぶ 2024年は、小学校の場合は3月…
2024.3.9一日一季語 白魚(しらうお《しらうを》) 【春―動物―初春】
2024.3.9一日一季語 白魚(しらうお《しらうを》) 【春―動物―初春】 白魚の黒目の二粒づつあはれ 福永耕二 旬の白魚を探して、御徒町の立ち食…
2024.3.8一日一季語 木蓮(もくれん) 【春―植物―仲春】
2024.3.8一日一季語 木蓮(もくれん) 【春―植物―仲春】 木蓮の蕾はみんな北を向く 杉本薬王子 自然の光条件下で葉やつぼみが南北の方向に出る…
2024.3.7一日一季語 彼岸桜(ひがんざくら) 【春―植物―仲春】
2024.3.7一日一季語 彼岸桜(ひがんざくら) 【春―植物―仲春】 絵島思ふ小彼岸ざくら紅濃にて 大橋敦子 「天下第一の桜」として名高い高遠城址公園の…
2024.3.6一日一季語 金縷梅(まんさく) 【春―植物―初春】
2024.3.6一日一季語 金縷梅(まんさく) 【春―植物―初春】 まんさくや庭に干したる子のシャベル 渡部有紀子 母親の目線でしょうか。子供達が砂場…
2024.3.5一日一季語 地虫穴を出づ《ぢむしあなをいづ》) 【春―動物―仲春】
2024.3.5一日一季語 地虫穴を出づ(じむしあなをいず《ぢむしあなをいづ》) 【春―動物―仲春】 沈む日は苔にあたたか地虫出づ 岸本尚毅 第六句集『…
2024.3.4一日一季語 杉の花(すぎのはな) 【春―植物―晩春】
2024.3.4一日一季語 杉の花(すぎのはな) 【春―植物―晩春】 峡空へ吹きぬけ杉の花けぶる 山口草堂 2日のウエザーニュースでは、我が町、羽村市…
2024.3.3一日一季語 菱餅(ひしもち) 【春―生活―仲春】
2024.3.3一日一季語 菱餅(ひしもち) 【春―生活―仲春】 菱餅のわけても濃ゆき緑かな 下村梅子 三色の菱餅。緑色は、中国の風習のまま、母子…
2024.3.2一日一季語 春寒(はるさむ) 【春―時候―初春】
2024.3.2一日一季語 春寒(はるさむ) 【春―時候―初春】 料峭の石ころに絵を描くあそび 辻美奈子 公園や川原で拾った石ころを使い、絵を描く。人…
2024.3.1一日一季語 桃の酒(もものさけ) 【春―生活―仲春】
2024.3.1一日一季語 桃の酒(もものさけ) 【春―生活―仲春】 薄赤き顔並びけり桃の酒 正岡子規 1899年のホトトギスには、正岡子規の酒にまつ…
2024.2.29一日一季語 春の土(はるのつち) 【春―地理―三春】
2024.2.29一日一季語 春の土(はるのつち) 【春―地理―三春】 鉛筆を落せば立ちぬ春の土 高浜虚子 昭和30年代生まれの私には、くぎさしという…
2024.2.28一日一季語 白鳥帰る(はくちょうかえる《はくてうかへる》)【春―動物―仲春】
2024.2.28一日一季語 白鳥帰る(はくちょうかえる《はくてうかへる》) 【春―動物―仲春】 白鳥の引きし茂吉の山河かな 片山由美子 茂吉忌(2月…
2024.2.27一日一季語 桃の節句(もものせっく《もものせつく》) 【春―生活―仲春】
2024.2.27一日一季語 桃の節句(もものせっく《もものせつく》) 【春―生活―仲春】 よく響く桃の節句の水琴窟 田中貞雄 かつて王朝びとは、桃…
2024.2.26一日一季語 蝌蚪(かと《くわと》) 【春―動物―晩春】
2024.2.26一日一季語 蝌蚪(かと《くわと》) 【春―動物―晩春】 蝌蚪生れて水柔らかくなりにけり 進峰月 おたまじゃくしは蛙の子供の姿。…
2024.2.25一日一季語 花粉症(かふんしょう《くわふんしやう》) 【春―生活―三春】
2024.2.25一日一季語 花粉症(かふんしょう《くわふんしやう》) 【春―生活―三春】 気の毒に君気の毒な花粉症 佐藤鬼房 スギ花粉は2月中旬か…
2024.2.24一日一季語 木の芽時(このめどき) 【春―時候―三春】
2024.2.24一日一季語 木の芽時(このめどき) 【春―時候―三春】 里山の多弁となりて木の芽時 西計郎 「木の芽時」は、木の新芽がいっせいに芽吹…
2024.2.23一日一季語 雛市(ひないち) 【春―生活―仲春】
2024.2.23一日一季語 雛市(ひないち) 【春―生活―仲春】 雛市や次女にぼんぼり買い足しぬ 小沢昭一 2012年(平成24年)12月10日、…
2024.2.22一日一季語 猫の恋(ねこのこい《ねこのこひ》) 【春―動物―初春】
2024.2.22一日一季語 猫の恋(ねこのこい《ねこのこひ》) 【春―動物―初春】 すぐ折れる色鉛筆や猫の恋 金子敦 2月22日は、猫の日英文学者の…
2024.2.21一日一季語 水菜(みずな《みづな》) 【春―植物―初春】
2024.2.21一日一季語 水菜(みずな《みづな》) 【春―植物―初春】 また使ひ残してしまふ水菜かな 今橋眞理子 クックパットをググったら、焼き魚、…
2024.2.20一日一季語 春の虹(はるのにじ) 【春―天文―晩春】
2024.2.20一日一季語 春の虹(はるのにじ) 【春―天文―晩春】 街洗ひたて生まれたての春の虹 うまきいつこ 今日19日(月)の関東は雲が多いな…
2024.2.19一日一季語 芝焼く(しばやく) 【春―生活―初春】
2024.2.19一日一季語 芝焼く(しばやく) 【春―生活―初春】 芝焼かる後楽園の鳥獣塚 品川鈴子 言わずと知れた岡山の観光名所「岡山後楽園」…
2024.2.18一日一季語 雨水(うすい) 【春―時候―初春】
2024.2.18一日一季語 雨水(うすい) 【春―時候―初春】 川の面の波立ちゐたる雨水かな 大野崇文 この句の景は、先日この玉川上水近くにある父の…
2024.2.17一日一季語 冴返る(さえかえる《さえかへる》) 【春―時候―初春
2024.2.17一日一季語 冴返る(さえかえる《さえかへる》) 【春―時候―初春】 心経に無の字二十一冴返る 渡辺よし生 般若心経の英訳は「Hear…
2024.2.16一日一季語 春一番(はるいちばん) 【春―天文―初春】
2024.2.16一日一季語 春一番(はるいちばん) 【春―天文―初春】 ビル街を春一番が駆け巡る 三川美代子 関東地方で春一番昨年より2週間早い春の…
2024.2.15一日一季語 西行忌(さいぎょうき《さいぎやうき》) 【春―行事―仲春】
2024.2.15一日一季語 西行忌(さいぎょうき《さいぎやうき》) 【春―行事―仲春】 朝粥のさくら色なり西行忌 中野京子 釈迦の入滅の日は2月1…
2024.2.14一日一季語 薄氷(うすらい《うすらひ》) 【春―地理―初春】
2024.2.14一日一季語 薄氷(うすらい《うすらひ》) 【春―地理―初春】 薄氷に縄文土器の模様かな 松野苑子 *薄氷の表面のしわしわな模様。ここ…
2024.2.13一日一季語 堅雪(かたゆき) 【春―天文―初春】
2024.2.13一日一季語 堅雪(かたゆき) 【春―天文―初春】 堅雪の近道うれし小学校 鎌田悟朗 除雪された道は安全ではあるが、ちょっと遠回りにな…
2024.2.12一日一季語 氷解く(こおりとく《こほりとく》) 【春―地理―仲春】
2024.2.12一日一季語 氷解く(こおりとく《こほりとく》) 【春―地理―仲春】 水神の裾吹く風に氷解く 原裕 原 裕(はら ゆたか、1930年1…
2024.2.11一日一季語 魚氷に上る(うをひにのぼる)【春―時候―初春】
2024.2.11一日一季語 魚氷に上る(うおひにのぼる/うをひにのぼる) 【春―時候―初春】 褒言葉真に受けてをり魚は氷に 能村研三 「人を成長させ…
2024.2.10一日一季語 春聯(しゆんれん) 【春―生活―初春】
2024.2.10一日一季語 春聯(しゆんれん) 【春―生活―初春】 春聯の扉は拒むかに疫病かな 中原道夫 角川「俳句」2020年6月号掲載句この文化…
2024.2.9一日一季語 入学試験(にゅうがくしけん《にふがくしけん》) 【春―生活―初春】
2024.2.9一日一季語 入学試験(にゅうがくしけん《にふがくしけん》) 【春―生活―初春】 学問の神に重ねる受験絵馬 森脇恵香 湯島天神の絵馬の…
2024.2.8一日一季語 事始(ことはじめ) 【春―生活―仲春】
2024.2.8一日一季語 事始(ことはじめ) 【春―生活―仲春】 ⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。 【傍題季語】おこと、お事汁(おことじる)…
2024.2.7一日一季語 花菜漬(はななづけ) 【春―生活―初春】
2024.2.7一日一季語 花菜漬(はななづけ) 【春―生活―初春】 花菜漬箸は吉野の杉にして 吉田汀史 花菜漬は、京都に春を告げる「京のブランド産…
2024.2.6一日一季語 梅(うめ) 【春―植物―初春】 あやふやさありたる梅の花だより 後藤比奈夫 諷詠4代の主宰はそれぞれ「瀧の夜半」「花の比奈…
2024.2.5一日一季語 春の雪(はるのゆき) 【春―天文―三春】
2024.2.5一日一季語 春の雪(はるのゆき) 【春―天文―三春】 目から凝り解けゆく春の雪 浅川芳直 『夜景の奥』浅川芳直 第8回俳句四季新人賞・…
2024.2.4一日一季語 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 【春―時候―初春】
2024.2.4一日一季語 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 【春―時候―初春】 袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ 紀貫之 東風は風の…
2024.2.3一日一季語 霜焼(しもやけ) 【冬―生活―晩冬】
2024.2.3一日一季語 霜焼(しもやけ) 【冬―生活―晩冬】 菊練りをする間霜焼忘れゐし 米川喜美代 菊練り(きくねり)は、陶芸や蕎麦打ちの際に、材…
2024.2.2一日一季語 冬の靄(ふゆのもや) 【冬―天文―三冬】
2024.2.2一日一季語 冬の靄(ふゆのもや) 【冬―天文―三冬】 冬靄の彼方や抱くも抱かれしも 鈴木真砂女 51歳で銀座に小料理屋を開き、店の女将…
2024.2.1一日一季語 立春(りっしゅん《りつしゆん》) 【春―時候―初春】
2024.2.1一日一季語 立春(りっしゅん《りつしゆん》) 【春―時候―初春】 立春や水面にしるす風の道 歌代美遥 歌代美遥 第二句集「ひら…
2024.1.31一日一季語 紙漉(かみすき) 【冬―生活―三冬】
2024.1.31一日一季語 紙漉(かみすき) 【冬―生活―三冬】 漉く紙のまだ紙でなく水でなく 正木ゆう子 この句を体感しようと、昨年の2月に「貸切…
2024.1.30一日一季語 冷たし(つめたし) 【冬―時候―三冬】
2024.1.30一日一季語 冷たし(つめたし) 【冬―時候―三冬】 鎮魂のオルガン響き底冷す 村生翠 気象庁1月11日の発表日本付近には周期的に強…
2024.1.29一日一季語 冬芽(ふゆめ) 【冬―植物―三冬】
2024.1.29一日一季語 冬芽(ふゆめ) 【冬―植物―三冬】 あをぞらてふ大カンバスに冬木の芽 井原美鳥 今年は梅の開花が早いという。先日大宮のとある…
2024.1.28一日一季語 押しくら饅頭 (おしくらまんぢゆう) 【冬―生活―三冬】
2024.1.28一日一季語 押しくら饅頭 (おしくらまんぢゆう) 【冬―生活―三冬】 おしくらまんぢゆうお転婆でおかつぱで しなだしん 2023年10…
2024.1.27一日一季語 冬終る(ふゆおわる《ふゆをはる》) 【冬―時候―晩冬】
2024.1.27一日一季語 冬終る(ふゆおわる《ふゆをはる》) 【冬―時候―晩冬】 冬尽くといふ甘美なる語のありき 徳永山冬子 「今季最強寒波」のあ…
2024.1.26一日一季語 厳寒(げんかん) 【冬―時候―晩冬】
2024.1.26一日一季語 厳寒(げんかん) 【冬―時候―晩冬】 涸れ滝へ人を誘ふ極寒裡 飯田蛇笏 阿蘇市では今シーズン九州で最も低い氷点下9.1…
2024.1.25一日一季語 日脚伸ぶ(ひあしのぶ) 【冬―時候―晩冬】
2024.1.25一日一季語 日脚伸ぶ(ひあしのぶ) 【冬―時候―晩冬】 勉強の合間の炊事日脚伸ぶ 小川軽舟 「鷹」の小川軽舟主宰の第六句集。202…
2024.1.24一日一季語 水仙(すいせん) 【冬―植物―晩冬】
2024.1.24一日一季語 水仙(すいせん) 【冬―植物―晩冬】 水仙や風の岬に海女の像 布谷洋子 2017年に世界文化遺産に登録された、「神宿る…
2024.1.23一日一季語 流氷(りゅうひょう《りうひよう》) 【春―地理―仲春】
2024.1.23一日一季語 流氷(りゅうひょう《りうひよう》) 【春―地理―仲春】 流氷の奏づる波のオホーック 村山博子 今日1月22日(月)、網走…
2024.1.22一日一季語 寒鴉(かんがらす) 【冬―天文―晩冬】
2024.1.22一日一季語 寒鴉(かんがらす) 【冬―天文―晩冬】 被災地へ心を馳せり寒鴉 村越化石 村越 化石(むらこし かせき、1922年12…
2024.1.21一日一季語 寒鯉(かんごい《かんごひ》) 【冬―動物―晩冬】
2024.1.21一日一季語 寒鯉(かんごい《かんごひ》) 【冬―動物―晩冬】 新聞にくるまり佐久の寒鯉来 松木実 全国ブランドとして名高い佐 久鯉は…
2024.1.20一日一季語 重ね着(かさねぎ) 【冬―生活―三冬】
2024.1.20一日一季語 重ね着(かさねぎ) 【冬―生活―三冬】 重ね着の楽々出来る齢かな 上野幸枝 若いときには、ファッションに敏感で、着膨れ…
2024.1.19一日一季語 冬の虹(ふゆのにじ) 【冬―天文―三冬】
2024.1.19一日一季語 冬の虹(ふゆのにじ) 【冬―天文―三冬】 指させばたちまち消ゆる冬の虹 黛 まどか 環天頂アークは逆さ虹とも呼ばれ、上空…
2024.1.18一日一季語 梟(ふくろう《ふくろふ》) 【冬―動物―三冬】
2024.1.18一日一季語 梟(ふくろう《ふくろふ》) 【冬―動物―三冬】 梟はこの三日月に目も呉れず 川原真理子 ひかり秘めたる 川原真理子 第…
2024.1.17一日一季語 虎落笛(もがりぶえ) 【冬―天文―三冬】
2024.1.17一日一季語 虎落笛(もがりぶえ) 【冬―天文―三冬】 虎落笛青き地球の悲鳴かも 坂本俊子 今日16日(火)の関東は冷たい北寄りの風…
2024.1.16一日一季語 早梅(そうばい《さうばい》) 【冬―植物―晩冬】
2024.1.16一日一季語 早梅(そうばい《さうばい》) 【冬―植物―晩冬】 早梅や三界つなぐ太鼓橋 青山悠 仏 心をもつものの存在する欲界・色界…
2024.1.15一日一季語 蠟梅(ろうばい《らふばい》) 【冬―植物―晩冬】
2024.1.15一日一季語 蠟梅(ろうばい《らふばい》) 【冬―植物―晩冬】 蝋梅の香の漂へり御用邸 木村迪子 沼津御用邸は、明治26年(1893…
2024.1.14一日一季語 霰(あられ) 【冬―天文―三冬】
2024.1.14一日一季語 霰(あられ) 【冬―天文―三冬】 満目の霰に旅装解きにけり 田中裕明 1月13日(土)第60回全国大学ラグビーフットボ…
2024.1.13一日一季語 咳(せき) 【冬―生活―三冬】
2024.1.13一日一季語 咳(せき) 【冬―生活―三冬】 後ろから父のしはぶき卒業式 升田ヤス子 厚生労働省によると、2023年2月中旬以降定点…
2024.1.13一日一季語 咳(せき) 【冬―生活―三冬】
2024.1.13一日一季語 咳(せき) 【冬―生活―三冬】 後ろから父のしはぶき卒業式 升田ヤス子 厚生労働省によると、2023年2月中旬以降…
2024.1.12一日一季語 寝酒(ねざけ) 【冬―生活―三冬】
2024.1.12一日一季語 寝酒(ねざけ) 【冬―生活―三冬】 晩酌のあとの寝酒も同じ銘 布川直幸 世界的に比較し、日本は特に寝酒が好まれている。不…
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2024.4.19一日一季語 開帳(かいちょう《かいちやう》) 【春―行事―三春】 開帳や尺に満たざる不動尊 秋山信行 深川不動堂(成田山新勝寺東京別院…
2024.4.18一日一季語 春の川(はるのかわ《はるのかは》) 【春―地理―三春】 トレモロの音階高め春の川 角田沙羅 トレモロは同じ音、または同じ和音…
2024.4.17一日一季語 陽炎(かげろう《かげろふ》) 【春―天文―三春】 陽炎の中より現るる鼓笛隊 近藤きくえ 15日(月)の北陸地方は、本州の…
2024.4.16一日一季語 茎立(くくたち) 【春―植物―晩春】 ふたたびを愛づ葉牡丹の茎立の 大橋敦子 葉牡丹は、冬の庭を彩るのに使われる植物。春…
2024.4.15一日一季語 春の筍(はるのたけのこ) 【春―植物―晩春】 春筍を掘る手応への柔らかし 岩下芳子 竹の地下茎から出てくる若い芽をタケノコ…
2024.4.14一日一季語 蒸鰈(むしがれい《むしがれひ》) 【春―動物―仲春】 焙りしは潮のかをりの蒸鰈 綾戸五十枝 蒸鰈は、塩水で蒸してから、陰干…
2024.4.13一日一季語 鱒(ます) 【春―動物―晩春】 潮鳴りの市場に迫り鱒高値 牧長幸子 旬の味覚サクラマスの水揚げ最盛期。ニュースで桜鱒の水…
2024.4.12一日一季語 落花(らっか《らくくわ》) 【春―植物―晩春】 掃き寄せて花屑のまま寺の裏 歌代美遥 日本気象協会は「2024年桜開花・…
2024.4.11一日一季語 朝寝(あさね) 【春―生活―三春】 うやむやの朝寝の中の約なりし 筑紫磐井 朝寝、学校に行ったり会社に行ったりする必要が…
2024.4.10一日一季語 菫(すみれ) 【春―植物―三春】 菫程な小さき人に生れたし 夏目漱石 西洋では誠実、奥ゆかしさの象徴とされる花で、バラの…
2024.4.9一日一季語 蒲公英(たんぽぽ) 【春―植物―三春】 風すこし選り蒲公英の絮とべり 辻美奈子 擬人法とは、植物や動物や自然などを人に見立て…
2024.4.8一日一季語 海棠(かいどう《かいだう》) 【春―植物―晩春】 この雨のやめば海棠散りそめん 星野立子 数日前の雨の中、我が家の庭の海棠…
2024.4.7一日一季語 水草生ふ(みくさおふ) 【春―植物―仲春】 水草生ふ水のつぎ目に泡生れ 中村芳子 湧水を集めた柿田川はわずか1kmほどで狩野…
2024.4.6一日一季語 花(はな) 【春―植物―晩春】 明日まではとゞまる花と思ひけり 黒川悦子 東京の桜の満開が報道されたのは4月4日。関東から西…
2024.4.5一日一季語 燕の巣(つばめのす) 【春―動物―晩春】 一滴の泥にはじまる燕の巣 伊藤伊那男 燕は巣を作る時、泥、藁、唾液を材料としてい…
2024.4.4一日一季語 花見(はなみ) 【春―植物―晩春】 外れたる予測の花見とはなりぬ 稲畑汀子 今日3日、日本気象協会は「2024年桜開花・満開…
2024.4.3一日一季語 椿(つばき) 【春―植物―三春】 在りし日の医院の跡の薮椿 池田光子 毎月句会のある本八幡に、こんな医院がある。廃業となっ…
2024.4.2一日一季語 玄鳥至(つばめきたる) 【春―時候―晩春】 昇進の駅長駅に燕来る 梅村五月 昨日(3月31日)の青空の中、燕が駅にやって…
2024.4.1一日一季語 囀(さえずり《さへづり》) 【春―動物―三春】 囀や道に迷うてゐて楽し 山田佳乃 文學の森ZOOM句会、3月は、山田佳乃講師…
2024.3.31一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】 麦青み風にさざ波なせりけり 市堀玉宗 【令和6年能登半島地震】3度の地震…
2023.4.20一日一季語 穀雨(こくう) 【春―時候―晩春】 農小屋に人の声する穀雨かな 杉江茂義 「穀雨」は、「春雨が降って百穀(ひゃっこく…
2023.4.19一日一季語 汐干狩(しおひがり《しほひがり》) 【春―生活―晩春】 潮干狩背中を風に曝しけり 木村傘休 地球は1日に1回自転するの…
2023.4.18一日一季語 棕櫚の花(しゅろのはな《しゆろのはな》) 【夏―植物―初夏】 棟梁の見事な道具棕櫚の花 柴田佐知子 大工道具は、使う…
2023.4.17一日一季語 梨の花(なしのはな) 【春―植物―晩春】 梨の花水平に棚曇りつめ 近藤一鴻 梨の木は本来、高さ10~15mほど…
2023.4.16一日一季語 犬ふぐり(いぬふぐり) 【春―植物―初春】 眼を閉ぢて数ふやしけり犬ふぐり 鷹羽狩行 オオイヌノフグリは日が当たると…
2023.4.15一日一季語 桃の花(もものはな) 【春―植物―晩春】 病室のドアに似顔絵桃の花 高倉恵美子 桃の花の季語から、入院中であっても、…
2023.4.14一日一季語 浅蜊(あさり) 【春―動物―三春】 浅蜊めし古地図の江戸の水ゆたか 服部早苗 東海道品川宿は東海道第一番目の宿場とし…
2023.4.13一日一季語 躑躅(つつじ) 【春―植物―晩春】 水色の少女飛び出す大躑躅 岡田史乃大躑躅より現れて今何時 岡田史乃…
2023.4.12一日一季語 鞦韆(しゅうせん《しうせん》) 【春―生活―三春】 母待ちのぶらんこ宇宙遊泳す 川村文英 お母さんが、まだ家に帰って…
2023.4.11一日一季語 花水木(はなみずき《はなみづき》) 【春―植物―晩春】 亜米利加は遠くて近き花水木 稲畑廣太郎 1912年、 日米友…
2023.4.10一日一季語 藤(ふじ《ふぢ》) 【春―植物―晩春】 山藤の目立たず山に溶け込まず 細野恵久 山藤の蔓は右巻き。右巻きというのは上…
2023.4.9一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】 墓並ぶ父母妹麦青む 高野素十 「貧乏人は麦を食え」(昭和25年)当時…
2023.4.6一日一季語 白子干(しらすぼし) 【春―動物―初春】 雛の日を解禁とせり白子漁 佐野美智 白子漁は地域によって解禁日が決まってい…
2023.4.8一日一季語 日永(ひなが) 【春―時候―三春】 永き日のにはとり柵を越えにけり 芝不器男 高浜虚子より名鑑賞を受け注目を浴びた句。 『…
2023.4.7一日一季語 蕨(わらび) 【春―植物―仲春】 真青に蕨沈めり母の水 小檜山繁子 あくは、「灰汁」と書いて、植物に含まれるにおいや…
2023.4.5一日一季語 チューリップ 【春―植物―晩春】 おやゆび姫ゐるかと覗くチューリップ 上原朝子 アンデルセン童話の一つ、チューリップから…
2023.4.4一日一季語 山吹(やまぶき) 【春―植物―晩春】 山吹や日の匂ひ濃き木のベンチ 柿沼盟子 勤務先の現場の近くにある公園で、桜の咲…
2023.4.3一日一季語 春祭(はるまつり) 【春―行事―三春】 からくりの飛騨の匠や春祭 加賀富美江 日本三大美祭のひとつに挙げられている、…
2023.4.2 一日一季語 亀鳴く(かめなく) 【春―動物―三春】 亀鳴くを信じてゐたし死ぬるまで 能村登四郎 俳人ば、こうした風情、俳味のある…
2023.4.1一日一季語 入学(にゅうがく《にふがく》) 【春―生活―晩春】 凸凹に鉛筆削り入学す 上野泰 私が小学校の頃は、肥後の守、ボ…