ノーマークだった。 今の内藤が勝つとは。 おかげで両国チケットは取らず無念のワールド観戦。 こちらは悔いが残る今夏のG Iである。
KENTAと防衛した後、世界はコロナに飲みこまれた。 外国人レスラーが来れない日々が続いた。 5月1日 規制がなくなり外国人レスラーが大挙してやってきた。 セルリアンブルーのマット上はコロナ前に戻った。 この日は日本残留組代表の集大成だったのかもしれない。 内藤 EVIL 鷹木 オカダ 飯伏 タイチ 棚橋 日本人中心のはるか昔の新日マットを彷彿させるような濃密な風景が終わる。 内藤はオカダに敗れ目の手術へ。 オカダは世界に打って出る。 延髄斬りと卍固めからのスープレックス。 新しいものを見せたオカダに対し 平常運転だった内藤。 レインメーカー、一発で沈んでしまった。 それは目のせいだったのか。…
初めからこういうシナリオだったのか。 内藤の煽りも逆算してみるとヒントだらけとも取れる。 なぜこれだけ反対が多いのに統一するのだろうか。 誰も望まない統一チャンピオンシップが旗揚げ戦に行われる。 デスペラードが万に1つも勝つことはないが勝ったらどうなるんだろうか。 世間やスポーツ界の常識は全く通じないプロレス界。 何十年見ても本当に不思議の国なんだとつくづく思う。 底が丸見えの底なし沼は今も枯れることなくさらに透明度は無くなっていく。 まさか菅林が過激な仕掛け人になるとは。 内藤、飯伏、オカダの構想とは全く違うベルト新設。 ケニー 率いるAEWとの兼ね合いがありWWEへの共同戦線という政治的戦…
カウンターイービルをうつタイミングがなかった。やはり首切りの儀式に入ったしまった。まだサタンとの契約が残っていたようだ。 内藤は殺人ビンタからのフルコースで3カウント。 勝負の明暗が出た。 いつもなら負けていてもおかしくない展開だった。 内藤の驚異的な粘りとスタミナ。 2度にわたる金的。 乱入。 ジェイのダメ押し。 普段なら4回負けていたはず。 自分が育てたEVILを振り切った。 それにしても賑やかな試合だった。あそこで裕二郎が東郷を裏切りジェイがEVILを投げたらなんて期待しながら見たが想定内を超えることはなく内藤の反撃へと移った。 ドームは、内藤二連戦。 オカダと棚橋がいないメイン。 気が…
早くも次回のカードが決まった。 今シーズン4度目のEVIL戦。 東郷と金的に隠れてはいるが EVILは進化している。 ファンを完全に無視した東郷との戦う二人羽織は彼のファイトスタイルに変化をもたらした。 対戦相手だけに集中できるのだ。 その成果が、 内藤に放ったカウンターからのノーモーションイービル。 その前にも出していたがマグレか、苦し紛れかのどちらかだろうと思っていたのだが、内藤戦では狙って放ったイービルだった。 闇の王の時は、技に入る前に観客アピールが入りいつもワンテンポ遅れていた。 勝ちにいくよりもキャラクターを演じる方を優先した結果だった。 キャラクターを演じなおかつ勝つ。しかし勝て…
危なげなく後藤に勝利。 そして三連勝。 試合は、メインだから内容を問われる。 しかし後藤は負傷してる。 どこか内藤が合わせてあげてる印象を 持った。 内藤が引き出し組み立てて わざととは言わないが20分ごえの 激闘を描いてみせたような。 橋本小川戦以来のドーム観戦で後藤に負けた内藤。 パレハとかなんとか言って棚橋、後藤 真壁本間組に連敗して結果を残せない内藤は、小原後藤のB級ヒールユニット止まりかなと。 観客の興味はその後の中邑スタイルズ棚橋オカダにすぐに移った。 何もインパクトを残せない内藤にガッカリしたものだ。 しかし春の決勝で白い後藤を破りオカダからベルトを奪いそのままトップへ登りつめた…
ザックが初めて内藤を称えた。 見事だ。内藤。 あそこから残り2分で決めるとは。 相手の切り札を自分の切り札で返す。 誰もが引き分けかと思った。 焦る内藤ファンに トランキーロといわんばかりの デスティーノ。 まさに見事の一言。 またひとつ内藤ギャラリーに名作が 飾られた。 次はなぜかSANADAに勝った後藤。 あの日以来後藤は内藤には勝てていない。 たまたま内藤のマイクを聞いていた家内が、お客様って呼ぶ内藤を この人苦労したんだねー とポツリ。 プロレスファンではない人にも伝わるぐらいの人間の厚さを増した内藤。 以前は自分にブーイングをしたファンを皮肉る意味のお客様だったが 今は、メインイベン…
今日がBブロックの開幕戦。 内藤ファンにとっては、内藤が優勝するかしないか。 内藤が勝つか負けるか。 それが全てのこのシリーズ。 リーグ戦はBブロックしか存在しない。 何度見返しても飽きない内藤のシングル戦が嫌というほど見られるのは 内藤ファンにとって至福の時期である。 そしてメインで棚橋戦。 意外にも棚橋はG1では内藤に勝ちがない 心なしか棚橋が小さく見える。 今までの内藤棚橋が逆転したような試合展開。 攻める棚橋。受ける内藤。 急ぐ棚橋。止まる内藤。 叫ぶ棚橋。無表情の内藤。 棚橋の技をフィニッシュ一歩手前まで受けてきっちり時間内でまとめた内藤。 終わって見れば 棚橋の技もスタミナも試合時…
前回神宮球場に見に行ったのは、高田天龍戦。今回は行かなかったけど行けばよかったかな?内藤が勝ち、晴れて、花火が上がったからそう思った。 やはりプロレスはライブだ。 ワトの負けからオカダ、ヒロム、鷹木、棚橋まで本来なら勝つであろうレスラーがきれいに負けていく。今夜の神宮は、EVILが勝つ流れ? 試合は、外道東郷BUSHISANADA入り乱れてスリリングな展開。 乱入反則レフリー不在。 賛否あるが極上のショートムービーを見ているかのようでエンタメとしては大満足。 すっかり新日のエース、最高のベビーフェイスになった内藤。 試合後の会見では自分のやりたいようにやるって5年前に戻ったようなコメントをして…
ドンナデルモンド。 何回も聞いてるとパスタでも中村主水でもなくなる。 この4人の存在感に揶揄する声も聞こえなくなる。 朱里は普通に話すんだが 他の3人はなぜかツンデレ。 圧倒的な上から目線。 言葉を操るレスラーがマットを制するなら ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君!と生徒諸君のナッキーばりに 観客の頭の上から言い放った瞬間に ジュリアはスターダムの中心になることは歴史が約束したのも当然だった。 誰かが前田日明と被らせたい気持ちもわかる。 あれは忘れもしない生観戦のUWFの大宮スケートセンター旗揚げ戦。 スケートセンターまでわざわざ行って買ったチケットにはアンドレなどそうそうたるレスラ…
新日はライブの収益構造脱却を目指す。 このコロナでは当然であろう。 だからわかりやすいダブルクロス劇と わかっているのにやり放題の反則。 勧善懲悪のヒーローものは、海外には わかりやすい。 メイ社長のインタビューを読んでも これからのプロレスはますますショーアップされて単純なストーリー展開に拍車がかかるだろう。 神宮で期待どおりに内藤が勝てば 世界レベルのスーパースターが誕生する。
グレートムタ ミスターポーゴ ヒロマツダ ミツヒライ ミスターヒト マスターワト ミスターヒト まさか? 似てるけど。 ミスターヒト。ミスターヒロヒトだったがさすがにそれはということで ヒト。 安達勝治。 ヒロマツダ マサ斉藤 上田馬之助ら 日本人ヒールの一角を占める。 我々にとってはカルガリーからハート一家を送り込むミスターXとして認識。 キッド、スミス、オーエン、ブレッドらハート一家の拠点カルガリーはファンにとっては ニューヨークのマクマホン デトロイトのシーク ダラスのエリック アマリロのファンクス ミネアポリスのガニア などどこにあるかもわからなかったがそれと並ぶ聖地であった。 マスタ…
バレットクラブ➖外国人とケンタ = 邪道外道 石森 高橋裕 もうユニットの体をなしていない。 そこへ鷹木が来てヘビー枠がダブついてたLIJ。 内藤がいやに煽っていたのは伏線だったのだな。 大好きなEVILのキャラを捨て 尊敬する内藤、ヒロムと袂を分かち SANADAと2人で 終わりだーって叫ぶことを諦めて バレットクラブ存続の為に単身出向命令 を事務所で言い渡される。 もう内藤の了解はとってある。と。 一社員のオレには拒否することはできない。その目にはうっすらと涙が見えたかもしれない。 お前には大チャンスだ。 内藤オカダと並ぶ。 会社のプッシュも取り付けた。 とか言われたのか。 その見返りは二…
とうとう内藤も追われる立場になった。 棚橋に代わるベビーフェイスのエース。 棚橋が内藤にそのポジションを譲ったので内藤のヒール色が消えた。 サナダがコスチュームを変えて ヒロムがいて 鷹木の真っ向勝負。 ロスインゴからもヒール色が消えた。 EVILもそれに伴い子供向け悪魔キャラになっていた。 あのギミックの限界は、とうの昔に 棚橋が指摘していた。 鷹木の加入によりEVILのスタイルとダブり埋没していった。 それをいちばん心配していたのが 内藤だった。 内藤がしっかり育て送り出した。 EVILの卒業マッチだったのだ。 だから試合中内藤はずっと切ない顔でいたのだろう。 内藤からの卒業証書。 それが…
コロナ騒動のおかげでジェイがしばらく来れない。リーダー不在のバレットクラブ外道が選んだシナリオが今回の裏切り劇だ。おそらくドーム4強プラスオスプレイで二冠戦を回すはずだった。 しかしコロナで全てが狂った。 ヒール不在。 ジェイ、ケンタに次いで柳の下の 三匹目のドジョウになったイーボー。 ジェイかケンタのどちらかが国内にいればイーボーのクラブ入りはなかった。 結果はベルト戴冠。ケンタ、タイチ、飯ブシ、みのる、サナダには決して巻かせなかったベルト。日本人でヤングライオンからの獅子の血が流れてないものには、ヘビーのベルトは巻くことはできない。 長い歴史で巻いたものは、天龍と高山だけ。高山が巻いたのは…
コロナにより大きな変化があった。 それは内藤の唾攻撃。 この日の大注目は内藤が唾を飛ばすか 否か。 内藤は唾を飛ばさなかった。 唾と言えば永源か内藤。 ぐらいに代名詞になっているのだが 内藤ほどのレスラーがどうしてかくも 唾を飛ばさねばならないのか甚だ疑問であった。 ジェイのヒゲと ヨシハシの棒と イーボーのフィニッシュ直前のアピール と同じぐらい不要不急な ギミックだ。 内藤がなぜ唾を飛ばし続けるのか。 そのルーツや意識に触れた記事には 今のところお目にかかっていない。 内藤マニアである 広く氏の作品にも その謎の答えはない。 東スポもスルー。 誰も触れない。 タイチが殺人ビンタに言及しても…
もともとのトーナメントに来れない外国人の代わりに邪道も組み込むって😁 オカダ外道? みのる 永田? 一つのブロックに固めすぎとか。 疑心暗鬼権謀術数深謀遠慮虎視眈眈。 突っ込みどころ満載の 体重 年齢 キャリア 実績 カード編成 全てひっくるめて無差別トーナメント。 リボーンしたニュージャパンカップのほうが面白くなったことは間違いない。 ジュニアのレスラーはヘビー食い狙ってるから 試合は熱くなること必至。 全レスラー、ブランクがあるからいつものプロレス文法が機能しないこともあるだろう。 最後にヒロムの優勝を願い久しぶりのプロレスをリモート観戦で酔いしれよう。
この試合棚橋が解説席に座っていた。 棚橋の解説はいつも冷静でレスラー目線と現場監督目線とファン目線でコメントするので異なる三方向の見方を教えてくれる。 しかし毎回実況アナはそのよさを引き出すつもりが全くない。 この試合も内藤がKENTAの首を固めていると あれは効くんですよねー地味だけど。とコメント。タイチの殺人ビンタ発言もそうだがレスラーにしかわからない威力を伝えてくれるのはありがたい。 その棚橋が引き上げる内藤にチラ見された後に大阪城ホールでは勝ってるんですよねと言ってから 大阪城ホール 大流血 の符牒から藤波前田戦をひいてみせた。 過去は昔話ではなく今に続く1本の川だと再認識させてくれる…
生観戦してその大会で内藤が表紙を飾る。なかなかあるものではない。 これは棺桶に一緒に入れてもらおう。 次は、内藤の鬼門大阪で防衛戦。 これまでブーイングを浴びる立場で リングに立ちその通りブーイングを 受けてきた。 大阪は内藤にブーイングすることが逆説的に歓声を送ることになるようだ。 しかし今回は、後藤に負けた男との対戦だ。ベルトを落としてエンディングを壊しSNSで炎上して文句なくヒールを演じきっている。 ブーイングを一手に引き受ける相手は、 これも腕の見せどころだ。 どれだけヒートさせられるのか。 久しぶりに善悪の色分けがハッキリする カードだ。 会場が内藤コールとブーイングで 埋め尽くされ…
ポーゴと組んだナガサキ 後藤と組んだランボーサクラダ 全日マットのドリームマシンは ストロングマシン軍団のプロトタイプ。 栗栖と組んだドラゴンマスター。 総合、シュートがマット界を席巻すればするほどナガサキのセメントナンバーワンストーリーが神格化した。 そのピークがFMW参戦の時だった。 あんまり強すぎて栗栖ともども 短期参戦で終わったのだが、 それをホールで観戦できたことは 幸せだった。 とにかく強かった。 いまはもう見ることができない レスラーの怖さ、強さを体現していた。 ナガサキの怖さを最大限に引き出した 大仁田もさすがだった。 落武者ペイントはインパクトあった。 誰かナガサキのギミック…
ドーム二連戦、そしてオリンピックイヤー、ダブルタイトル戦。 特別な年に特別な日程で特別なカード。 新日が放ったプレミアム興行。 しかし結果は2日とも超満員にはならず 。2日目に至っては3万ギリギリ。 内藤オカダの切り札を出しても当日券は 伸びることがなかった。 個人的には内藤オカダのカードを空席の目立つ会場でやらせたくはなかった。 ドームはプロレスには不向きなのだ。 最後の最後にスカンクの最後っ屁🦨を かまして2日間の大会を終えた。 この最後っ屁によりドーム大会といえども通常の大会と変わらないよという 新日からの強烈な毒入りお年玉をファンは受け取ることになった。 年間スケジュールの1つだと。 …
あの絶対王者オカダに勝ったことが 何より嬉しい。 ライガー、鷹木 タイチに続いて オカダも 内藤は強い発言リストに仲間入り。 いまだにドームの余韻に浸り ワールドを見返せない。 記憶の上書きをしたくないが、 もう少し時間をおいて 大脳皮質に染みこむのを待とう。
ライガーの前にチャンピオンとして 立つと言ったヒロム。 しかし相手は難攻不落のオスプレイ。 来日した頃のひ弱さはどこへやら。 あのライトニングキッドみたいに 細くて軽かったけど今では柴田みたいな身体つきでまさにオスプレイこそ ザ プロレスラーである。 そんなジュニアの枠を超えた 最強レスラーに ヒロムが勝てるのだろうか? 復帰してから3試合。 受け身の失敗を田口とタイチにプロ目線で見破られてしまう不安定さ。 普通に考えたらヒロムの勝ちはない。 キーになるのは、2つ。 技と心。 1つはタイムボムだけだと思うなよ。 という台詞。 これにはオスプレイも気味悪がっていた。 新しいフィニッシュホールドの…
ジェイのファイトスタイルに近いレスラーは誰だろう? 実はいちばん近いレスラーが内藤だ。 かわす、すかす。 相手の力を利用して逆転する。 緩急をつける。 レフェリーを利用する。 よく似ている。 ジェイは自分の肩以上に相手を持ち上げるスラム系の技を使わないから 内藤の頭の上で回転する逆転のムーブが出せない。 ロープワークを使わないから 雪崩系の技は出せない。 あのどこからでも出せるスープレックスをかわせるのか。 ジェイは相手が1ミリでも隙を作れば瞬殺のフィニッシュへ持ち込める。 誰も言わないが、ジェイのスープレックスの速さと破壊力は凱旋帰国したばかりの前田日明を彷彿させる。 前田がポールオンドーフ…
前回のドームはギリギリまで観戦に消極的であった。 しかし、内藤の ジェリコ、沈めてやるぜ の台詞に鳥肌が立ち 急遽チケットを買った。 今年も内藤がジェイに連敗しそのあと鬱状態になってしまったので観戦をやめようと思った。 しかし 逆転の内藤をお見せしますよ の台詞に血が沸騰し 勢いでチケットを2日ぶん買った。 やっとふてぶてしい内藤が戻った。 昨夜の後楽園も以前の表情と動きだった。 半年の懸念とは長くテーピングを巻かれた太腿だったのか。 ヒロムの復活も後押しした。 やはり内藤の言葉には力がある。 これで2日目のメインで2年越しの デ ハポンの大合唱ができる可能性が高まった。期待しよう。 チケット…
週プロのインタビューを読んだ。 ジェイに負けて追い込まれて焦っていたという。 言葉を大切にするからノーコメントを貫いたようだ。 そこには今までの制御不能な内藤はいない。 ベルトへの執念。 焦り。 よく言えば人間味がある。 悪く言えば小物感。 今までのスタイルの完全なる手のひら返しではなかろうか。 そのあたりの整合性については 相変わらず誰も突っ込んでいない。 金澤氏が少し予想しているがそれは 本人に直接聞いたわけではない。 反体制を標榜し会社の言いなりには ならずオカダ棚橋を反対勢力に位置付け できたからこその今の地位であり アウトロー的なスタンスに魅せられた人も多いはずだ。 結果的に品行方正…
内藤ファンとしてはやっとザック曰くゴミ箱行きのベルトをジェイに押し付けて ヘビー戦線に戻ってこれることが嬉しい。ジェイにはいつかどこかで勝てばいい。今はのんびりとヘビーのベルトが近づくのを待てばよい。 二冠というギミックを提唱してリングを活性化しレームダックの後藤さえも復活。 ビッグマッチの数だけベルトがあり大会数を増やすほどタイトル戦が乱発されて ベルトの価値はますます軽くなる。 気がつけばジュニアのレスラーもかりだして挑戦者のローテーションの回転スピードが早くなる。 ドーム2連戦に翌日また太田。日本の大会の合間にアメリカ、イギリス。 ますますタイトル戦は乱発される。 ベルトを落としてもすぐ…
内藤が負けた。 敗因はジェイのスタイルにある。 ジェイは、立体的な動きを一切しないから相手の頭上で回転して逆転する内藤の勝ちパターンができない。 パワーボム系を得意とするレスラーには 内藤のスタイルがピタリとハマる。 エルガン 石井 がその代表。 ジェイは、ロープワーク、トップロープは使わない。 自分の頭の上に担ぎ上げることもしない。 内藤が試合終盤に見せる芸術的な逆転の流れを仕掛けることができない。 そういう意味でオカダも苦手なタイプになる。 デスディーノも相手が立っていないとかからない。 当たり前だが座っている相手にはかからない。 反対にジェイのブレードランナーは相手が中腰であればかかる。…
昨日からヤングライオン杯が始まった。 それに先駆けて柴田のインタビューが公開された。 柴田 なんだろうな……。いまの日本の若手たちは試合中のアピールが必要以上に多くて。アピールに力を注ぎ過ぎなんですよ。若手の段階から対戦相手に背中を向ける事が多い。俺からすると「逆の順序でプロレスを覚えていってる」ような気がして。アピールしてる暇があったら、ストンピングしろと。 日本の若手が知らずに育ってきた新日本のルーツ的な部分を、俺が海外の若い人間に教えて、そことぶつかり合ったら、それこそ切磋琢磨出来るでしょうしね。お互いに良い刺激になると思います。コレは相当おもしろいでしょうね まさに我が意を得たり。だっ…
密かにBUSHIの優勝を期待した今回のトーナメントも1回戦負け。 先のリーグ戦は開幕3連敗で結局は決勝には行けず。 ベルトとKUSHIDAを失ってからはすっかりバイプレイヤーの中堅レスラーとして 毎日毎日タッグマッチで負け役を黙々とこなす。 ヒロムのサポート役としてユニットの潤滑油として唐揚げ屋の管理者として 立ち回っていたらここぞという時に勝てないレスラーになった。 唐揚げの売り上げに反して毒霧とMXの成功率は下がる一方である。 全日から来た時はSUSHIとBUSHIの区別がつかずイロモノレスラーと思っていた。 それが内藤と組みヒールターンをして人気に火がついた。 彼がKUSHIDAと抗争し…
飯伏とジェイ 物語を持たない2人の顔合わせになった。 途中入社ながら棚橋と中邑の名代襲名の飯伏 対 ライオンの血をひく生え抜きであり棚橋、外道のお墨付きのジェイ 表現はベビーとヒールで反対だが根っこは同じで向いている方向も同じ。 この2人の間に観客の感情が入る隙間はない。 今日あるのは勝敗以上のものはない。 憎々しげなジェイを負かすか。 どちらが初優勝か。 2人とも残念ながら「物語」を持っていないし自分から編み出すことができない。 そのいい例が飯伏の変貌ぶりだ。 飯伏はケニーがいないと物語にならない。 そのケニーがいない彼は他者の力を借りて物語をまとう。 棚橋中邑を神として祀り自分から憑代にな…
内藤のここまでの試合を振り返ってみると いつも以上に相手をおちょくる言動が目立つ。 悪ふざけが過ぎるとも言える。 お世辞にも優勝目指して真剣に闘っているとは言えない。 ジュースの真似をしてジュースコール。 モクスリーには大量の唾。 矢野は試合の数に入れず後藤にはラドホ。 相手への敬意の微塵もない。 石井を小馬鹿にするのはいつもの風景に近かったか。 タイチ戦は試合そのものが。 真っ向勝負で相手へのリスペクトを忘れないオカダとは正反対だ。 試合後のコメントからも優勝した時ほど熱さは伝わない。 内藤は初めからこのリーグ戦、投げていたのではないだろうか。 自分のやりたいプロレスをやるだけ。 観客を手の…
モクスリーが我々が思っている以上に強いのか。 それとも内藤の悪ふざけが過ぎたのか。 どちらにせよこれで内藤のブロック突破は限りなくゼロになった。 我々内藤ファンは昨夜の敗戦に落胆し悔しくて考えうるありとあらゆる答えの出ない敗戦の原因を探し寝苦しい夜の不快指数が上がり睡眠不足に陥ったはずだ。 他のスポーツなら一言、内藤は弱いで済む。 しかしプロレスだけはその一言で済まされないから厄介なジャンルだ。 SNSでは内藤敗戦の論がヒマワリ畑の如く百花繚乱咲き乱れているのだろう。 優勝の目がなくなり後半戦の楽しみがなくなったがそう落胆することばかりではない。と内藤ファンは今頃気持ちを奮い立たせているだろう…
モクスリーの休みない波状攻撃を見ているとハンセンを思い出す。 ハンセンは前へ前へ突進していくいわゆるブレーキの壊れたダンプカーだった。 前傾姿勢で相手に向かっていくスタイルはよく似ている。 技を出す前のアピールが少ない。 相手の技を受けない。 殴る蹴るが主体。 休まない。 全盛期のハンセンはがむしゃらに相手に向かっていった。 ラリアートもいきなり出していたから観客はよく置き去りにされたものだ。 モクスリーも変な予告なしに技を出す。 さあこれから技を仕掛けますよとアピールすると 流れが寸断され緊張感がなくなり観客にポップコーンを食べるヒマを与える。 ポップコーンを食べながら見ることができるレスラ…
三連敗はなくなったので内藤ファンはホッとしているに違いない。 モクスリーが負けそうにないから負けて星3つの差になれば自動的にモクスリーの決勝進出が決定するところだった。 10年ぶりに行ったあの東京ドームのダブルメインの前が内藤後藤のシングル戦だった。 そこで内藤は敗れるのだがそれ以降昨日の勝利まで後藤には負けていない。 今回の後藤の身体の盛り上がりから相当苦戦すると思われたが内藤には余裕があったようだ。 今でも後藤が最強だと思っているがその後藤も気がつけば40を超えた。やはりここから伸び代を期待することはかなわないのだろう。現状維持が精一杯。あとは緩やかに下降していくのだろう。それは棚橋にも同…
ひと昔前なら金返せコールと暴動レベルの内容だった。 勝負とシナリオとストーリーと興業と。 達観の境地がこの試合を容認させたか。 サイクル忖度で熱くなるジャンルとは違い随分と冷めてしまった。 なぜ何度もアイアンフィンガーを見て見ぬ振りするのか。 なぜ後ろを見せ続けるのか。 なぜレフリーの介抱に時間を費やすのか。 流れの中で不自然な行動はたくさんある。 前の試合でも。 こういう試合は難しい。流れが止まってしまうから。 待っている。タイミングを見計らっている間ができてしまう。 虚実の虚が顔を出す機会が増えてしまう。 これもプロレスだと言えばそうだろう。 しかしそんなプロレスはファンは求めていない。 …
矢野と遊びすぎて黒星発進。 内藤に何かを期待するファンにとっては肩すかしで非常に残念な結果となった。 ここは手堅く勝ちを狙う試合がファンの望みだったと思う。 ダメージゼロで体力温存したのが収穫か。 新日マットで唯一アングルを効果的に使いファンの想像力をかきたててくれる レスラーが彼だ。矢野敗戦も計算のうちなのかもしれない。 それにしてもG1で悪役商会まがいの試合はいらないと思う。 G1は全てガチンコセメント勝負。 序列 格付け 無視の真っ向勝負。 乱入 反則無しの完全決着。 近年は興行優先で強弱に重きを置いていないリーグ戦。 今年は期待したがやっぱりというスタートになった。 0勝1敗 勝ち点0
長州革命の本当の意味での革命は 前田を新日マットから追放したことだった。 プロレス道にもとった前田は、政治的に新日から追放された。 猪木や長州の言うプロレス道とは何かと定義されることはなかった。 後ろから顔面にキックをいれたことがもとっていた原因とされた。 それを言えばプロレスラー全員がもとっているし、猪木自身が最もプロレス道からかけ離れていた。そんなことはレスラーもファンも当の長州だってわかっていたが、それよりも前田を煙たがり解雇した。 この出来事は日本プロレス史にとって大きな分岐点となった。 前田は新生UWFを旗揚げしそこから総合へと枝分かれしていく。 猪木新日本と長州は前田から逃げた団体…
今のプロレスはゴングと同時に派手な技の攻防に入る。 昔はバックの取り合いからグラウンドの攻防そして後半へ移るのが定石だった。 その定型パターンを壊したのが長州のハイスパートレスリングと呼ばれたスタイルだ。 馬場になんて忙しいんだと呆れさせたこのスピード感溢れるプロレスはあっという間に主流となる。 今、見慣れているプロレスは長州が先鞭をつけたものだ。 このために動けないレスラーは消えていく。 ブッチャーがトップから転げ落ちたのはいい例だ。 リングを常に走り回っているノンストッププロレスは今では当たり前の風景になった。 結果、元力士にみるアンコ型のレスラーの居場所がなくなる。 ファンにはその頑丈さ…
藤波への噛ませ犬発言による格と序列の破壊。 猪木坂口から藤波へのエース路線を否定した。格下のレスラーが格上のレスラーに噛み付くことを認めた瞬間だった。 猪木自身が反逆児だったので長州を否定しなかった。 この時の猪木のプロモーターの判断は大きかった。 長州が風穴を開けたおかげで藤原、天龍が同じ手法でメインイベンターになれた。その恩恵は蝶野、内藤にも受け継がれた。 逆に会社の用意したスター路線にファンはアレルギー反応を示すようになった。武藤、北尾、輪島はその最悪の被害者だ。 武藤 棚橋 内藤はこのアレルギーに苦しみメインに出るのに時間を要した。 オカダが人気で内藤を超えられないのはこのアレルギー反…
三連覇は固いと思ったが、ゴール前でかわされてしまった。 昨年のジェリコ抗争が全く世間に届かなかったわけだ。 国内G1で復活してベルト奪取した方が印象が強かったんだろう。 底から這い上がるパターンは胸に響く。まあ内藤も底の底から這い上がっていまの人気だから文句は言えない。 すると次のブレークは後藤かヒロムってことになるのか。 知名度 露出度 全てにおいて上回る棚橋をおさえて最後までトップは立派だ。 今のミスタープロレス棚橋を向こうに回して プロレスラーの話題だけで票を集めたのだから。
今年もまたまたまたオカダと内藤は別ブロックに分かれた。 ここまで避けるってことはオカダが内藤と絡みたくないのか 興行的理由かのどちらかしかない。 もしかしたらAブロックは飯伏の言っていた みんな の集まりかもしれない。 Aブロックのメンバーが文句なしのベビーフェイス揃い。 華やかで眩しくて直視できない。 イケメンブロックだ。 それに引き換え Bブロックはコワモテ揃いのオッさんブロックだ。 鷹木 後藤 石井 タイチ モクスリー 。道で会ったら絶対避けるし子供なら泣き出す。 Vシネマで哀川翔と共演したほうが良さそうな面々。 どう贔屓目に見ても内藤以外は華がない地味な顔触れ。 まさに裏新日本オールス…
ふじみの駅の本屋をのぞいていたら ポスターが貼ってあった。 久喜はここからは遠い。 TSUTAYAの本屋だがタイアップしてるのだろうか? ところで 飯伏が内藤のことをみんなが言うような人で興味がなくなったとつぶやいていたが真意はどこにあるのか。 これでケニー、みのるに次いで人格攻撃を受けてしまった内藤である。 人気税といったところか。 まあ飯伏が興味を失い内藤と絡むことがなくなってもKENTAが名前を出してきたから対戦相手には事欠かない。 名前を売るなら内藤しかいない。相手の技を受けまくる内藤なら KENTAの再生復活には最適だ。やりたいプロレスをさせてくれるのではないか。相手を光らせるレスラ…
またまた久々の表紙。ここまで負けがこんで印象が薄い内藤だがナンバーの投票はトップを走る。会社の扱いはオカダ路線でこの先10年は変わらない。棚橋から遠くへ行ったのが中邑。内藤はあくまでも内へ切り込む覚悟だ。決して変わらないオカダ体制。内藤がオカダからベルトを取ればその壁を壊す。どれほど痛快だろうか。内藤ファンはあのドームの敗戦以来ひたすらその日を待っている。ドームでデハポンを叫ぶ日を。ためるには長すぎるほどの時間が経った。この数年で最強メンバーが揃いそうな今年のG1。その星取りは例年よりはるかに想像がつかない。内藤が突破できるか否か。内藤ファンにとっては2年前の熱いリーグ戦が再びやってくる。勝ち…
負けて非常に悔しいですよ。 でも飯伏には、俺からの勝利を無駄にしてほしくないッスね。 内藤が昨年に続きまた初戦敗退。 そして内藤の負けは相手レスラーには無駄どころかその後の上昇への燃料になる。 勝ったレスラーは大躍進を遂げているのは偶然かそれとも必然か。 たんなるジンクスレベルの出来事なのだろうか。 それとも会社が内藤のネームバリューを使った営業戦略のひとつなのだろうか。 まずはオカダに2度目の防衛戦で負ける。 ここからオカダは連続防衛 絶対王者の道を歩む。 G1でケニーに負ける。引き分けでも決勝に行けたがタイムアップ寸前で勝負がついた。この後ケニーは優勝、ベルト奪取、あっという間にトップに立…
プロレスを見始めたときにはデストロイヤーはもうタレントだった。 今回の訃報においてデストロイヤーが魔王と呼ばれ真のプロフェッショナルレスラーだったことを伝える記事は見受けられない。 レスラーよりも和田アキ子とテレビに出ていたタレントレスラーとの認識だ。 今から40年前に村松友視がその著書「私プロレスの味方です」の中で ザ インテリジェンス ザ センセーショナル ザ デストロイヤー について書いている。 ザ デストロイヤー衝撃の登場 そこに書かれているデストロイヤーは我々が知っているデストロイヤーではない。 紛れもない魔王が描写されている。 その魔王がフィニッシュホールドに使った技が足4の字固め…
キングコング バンディの訃報が届いた。 ニックネームは巨鯨。 巨鯨 狂虎 荒馬 金狼 猛牛(アレンの方ね) 巨象 等々 動物を冠したニックネームは数あれど珍しい海洋生物である。 好きなニックネームのひとつだ。 その佇まいの雰囲気は抜群だった。 しかし なぜかリングネームはキングコング。 キングコングは都会か密林だから鯨とは住む世界が違う。 まだブーン ブーンの方がよかったかもしれない。 キングコングと言えばブローディだったからリングネームになぜそれをつけて新日マットに上げたのか疑問だ。 丸坊主で肌が白くてまん丸だったバンディ。 キングコングとは似ても似つかない風貌だった。 ポスト ハンセン ホ…
田中と小松がロッポンギ3Kとして帰国してから1年近くたった。 この一年竜頭蛇尾 尻切れトンボになっている。 そのキラキラコスチュームとは反対に印象は薄い。 ロッポンギというギミックに無理があったんだろう。 あれはバレッタとロッキーという外国人にもかかわらず変な日本語と六本木という地名のギャップがうまく機能したギミックだ。 日本人が六本木と連呼してどこが面白いのか。バブル時代でもないのに 観客に六本木から何かをイマジネーションしろと言われても膨らむわけないだろう。 本名で試合をしたくないなら風神雷神のマスクマンかそれをリングネームにして スタートすればこんな中途半端な位置にはいなかったはずだ。 …
NJC一回戦で棚橋 海野が組まれた。 全カード中一番注目のカードであり一番注目されないカードだ。 中には棚橋過保護カードなんて言う向きもある。 しかしこれは棚橋による海野のヤングライオン卒業試験だ。 ここぞという時には必ず対角線には棚橋が優しく微笑んで立っていることは 以前書いた。 そのここぞが海野だ。 海野は昨年のワールドタッグ完走。 鷹木、ザックとシングル戦。 タカタイチ興行参戦。 イビサナと2度のタッグ戦。 ここへきてヤングライオンの枠を超えた大抜擢が続いている。 トップレスラーが出す技の耐性がついたと判断された結果だ。 ケガなくここまできている。 まだ大金星はないが現時点で勝った負けた…
前回のG1出場権の譲渡ではファンの声を無視して強行の末、惨敗。大顰蹙を買い天山株は暴落。天山の往生際の悪い性格が災いした。 飯塚引退の報を受けていの一番に反応したのが友情タッグで売り出した矢先に梯子を気持ちいいまでに外された天山だった。矢野と真壁も裏切られているがここに首を突っ込めば事態は複雑化すると悟ったのか2人とも静観の構え。 裏切れと言った飯塚に真壁が裏切られさらに矢野が真壁を裏切り矢野も最後に飯塚に裏切られ今では矢野と真壁が組んでいる。 昨日の敵は今日の友どころの話レベルではない。 飯塚 天山 真壁 矢野 さらにBMWを破壊された菅林会長まで参加すればあの短い煽りVTRでは到底まとめき…
「あー! マジで、 あんなにアイツらの絆、結束が固いとは思わんかった。」天山 少し手間をかけてみのると飯塚の歴史を紐解けば飯塚が簡単に鈴木軍を裏切ることは考えられない。 天山が友情と言っても会社がそれを煽っても今回の件でみのるは一言も発していない。 飯塚が最後に新日本隊へ戻ることは絶対無いと確信があったのだ。 まさに結果論で申し訳ないが答えは最初から決まっていたのだろう。 もしみのるが何かアクションを起こしていれば天山飯塚友情ストーリーは成立しなかった。 みのるが影のMVPである。 天山を筆頭に野上アナも山ちゃんも後楽園ホールの観客もワールドを見ていたファンも飯塚が素に戻り挨拶するハッピーエン…
プロレス界で絶滅危惧 I種 に近い存在。 それがヒールだ。 実際に確認できるのは飯塚が最後の1人である。 別名 リング上のロンサム ジョージ クルマをバットで破壊した頃の狂気はもうない。 この10年で毒が抜けてしまってはいるが現役最後のヒールだろう。 ヒールがヒールを維持できる期間は短い。 現役を退きヒールの面影を伝えるレスラーも年々少なくなっている。 アラビアの怪人 シーク ミスターポーゴ 日本人で初めて金髪にした上田馬之助 はすでに鬼籍に入った。 現役レスラーはゼロだが ジェイホワイトがここに名を連ねることになるのか。 彼の方向性はまだ見えない。 そもそもヒールが全盛を誇ったのはいまから4…
ヒロム選手は100%の回復では足りません。 1000%の回復をしてこのベルトを奪いに来て下さい。 と菅林会長からかなり高くハードルをあげられてしまったヒロム。 そして1000%回復するまで復帰しないという律儀さ。 この何パーセントなるプロレス界にとっての呪いのフレーズを久しぶりに聞いた。 ヒクソンに200%勝てる 長州に210%勝てる と言ったのは今は焼き鳥屋の安生洋二である。 200回戦ったら200回全勝するはずがヒクソンには初戦で返り討ち。 (この安生の負けから高田ヒクソン2連敗、前田高田絶縁と悪夢の連鎖が続く。さらにプロレス最強説が張り子の虎だとわかりプロレスのメルトダウンが向こう10年…
新日本プロレスの若手の1人がイギリス遠征中に行方不明になって今年で30年経った。捜索願いは出されておらず未だに失踪中だ。 この時以降、失踪したリバプールはビートルズよりも赤いロングタイツで坊主頭のヤングライオンが風になった場所としてファンの記憶に刻まれることとなる。 入れ替わるように謎の覆面レスラー獣神ライガーが全身タイツという今でも暑そうで他のレスラーは絶対真似したくないモジモジ君スタイルで東京ドームに「燃やせ燃やせ」というイントロにのって登場して今年で30年目を迎えた。 1989年4月24日。平成元年。元号が変わってまだ3か月。 新日本プロレス初のドーム興行でソ連のレスラーが参戦し猪木が異…
昨日のマスターズのバックステージでの前田のコメント。 いまのプロレスについて示唆に富んでいることを言っている。 「マスターズの試合は派手なロープワークも変わったリバース(返し)もない。それでも、長年やっている試合の経験と間でやっている。そういうキャリアの人たちの試合を見て、若い選手も考えてほしい」 「プロレスは今のようにルチャっぽくなってると、一発怪我やっちゃうと大きいんでね。 厳しい試合、激しい試合、怖い試合、キツい試合=アクロバティックでは無いんですよね。 プロレスに対して、“決めごとで”っていう定義も浸透しちゃいましたけど、それを分かってても『ひょっとしたらプロレスはリングの上でホントに…
24歳のオカダが凱旋帰国した時ブーイングの嵐だった。 誰もそんな若者を認めなかった。 ただ1人胸をかすように何度も棚橋はオカダと戦った。 内藤がメキシコから帰国した時、大ブーイングだった。1人でグレていた時、何度も戦ったのも棚橋だった。 ジェイが帰ってきた。 大ブーイングを浴びるジェイと4度も戦ったのはやっぱり棚橋だった。 オカダも内藤も棚橋には言いたい放題。時代遅れ、引退しろ、後はまかせろ、ボロボロにけなした。 しかし棚橋はオカダ内藤のことを悪く言わない。あの優しい笑顔でウンウンと頷くばかり。 ジェイもタナ、タナと突っかかるが、棚橋はまたにこやかに頷きジェイを否定しない。 オカダは棚橋と戦う…
凱旋帰国してからのジェイの戦績 棚橋 ⚫️⚪️⚫️⚪️ オカダ ⚪️⚪️ ケニー ⚪️ G1 では みのる EVIL ファレに⚫️ ただしファレ戦はタマの乱入あり。 U Sをかけてジュースに負けている。 オカダに短期間で連勝していることが凄い。 オカダはジェイをケニーより強いと評している。 スウィッチブレードになってからは内藤とは接触していない。 オカダ 棚橋 ケニーが総崩れで内藤が最後の砦になった。 ジェイを止めることはできるのか。 実現すれば内藤への期待感で内藤コールはドームのオカダコールの比では ないだろう。 新日はいつどこで内藤対ジェイを組むだろうか。 なによりも実現に期待したいのは …
ジェイが棚橋に勝った。 プロレスシナリオありき説にのっとれば棚橋勝利だったように思う。 先日もケニーが暴露していたので勝敗は事前に決まっていると 思われるのだが今回のジェイの勝利はどう考えればいいのか。 棚橋が王者の方が全て都合がいいと思うのだがどうだろう? 事前にジェイの勝利は決まっていたのだろうか。 そのあたりは深読み斜め読み裏読みの人達にそのメカニズムの説明を任せることに してここでは今日のジェイのコメントに注目したい。 もうバカみたいに打ち合ったり、ダメージを与え合うのが、闘いではないと思っている。もう自分の脳にダメージを与え続けることをやってもしょうがない。だからこそ、ダメージが少な…
昨年11月以来の表紙。 挑戦者がグルっと一回りしたらベルトがこのユニットに集まった。 ケニー以外はそれほど集客力も華もなかった外国人レスラーが退団してスリムになった新日はLIJを押すことにしたのだろうか。 ザック曰く会社のお気に入りなら内藤の要求も通りやすくなり オカダに「どうせまた会社批判でしょ。」と皮肉を言われなくてすむ。 EVILも上位を狙いにいくようだ。 NJCで優勝してインタコンチに挑戦も面白い。 そろそろ同門対決もいいかもしれない。 今なら内藤 EVILは見てみたい。 踏み台にされたザックのためにも見たいカードだ。 幸か不幸か今が旬のレスラーがこのユニットに集まっているから 他のユ…
これは2月3日タッグ戦で負けたあとの試合結果の和訳したコメント。 「お前たち、せいぜい今日の試合楽しんだんだろうな。この会社も、アイツらも、冗談じゃないぞ。こんなことあるか。 この会社も、こんなことを許すのか。EVILが勝って終わりってか。お前が負けたなら、それで終わりになんかしないくせに。もっと痛めつけてもらいたいらしいな。イギリスへ来い。ブリティッシュタッグ王座を懸けてやってやる。俺のケツでも舐めとけ。EVIL、SANADA、お前たち舐めてんじゃねえぞ。覚えとけ」 下記はワールドの和訳。 「会社は全力でLIJの味方か。バカげてるな。 あいつらはヒールなんかじゃない。会社のお気に入り軍団だ。…
タイトル戦前の飯塚乱入。 賛否両論の否が多そうだ。 タイチ共謀説 飯塚単独犯説 鈴木軍説 いろいろ考えるのも楽しい。 それよりも内藤の飯塚を完全に無視したコメント内容に目を引いた。 文句の1つも出てもよさそうなものだが何もなし。 怒ったふりさえもせず普段通り。 内藤には全く飯塚は見えていない。 ゴング前に石につまづいた程度にしか思ってないのだろう。 引退するレスラーに興味なんてわくはずもない。 タイチの一歩にすらならなかった飯塚の襲撃。 飯塚はこの扱いに怒ってもいい。 いや怒ってもらいたい。 このままでは札幌のピエロになってしまう。 そもそもなぜ飯塚なのか。 なぜ飯塚が内藤を襲うのか。 本来な…
運動量が違うよ、動く量が。お前らも見て思うだろ? アイツら何がある? 言ってみろよ。なんもねーだろ? オイ、こっちが動いてんだよ、オイ。動かしてやってんだよ、アイツらを。オイ、よく見とけ。明日もよく見とけ。オオ、それと、(※ウイスキーのボトルを見せつけて)ウイスキーねぇから。これもよく見とけ。どういうことか、オイ……そういうことだ」 「俺ら2人でな、この2人のチャンピオンらしいところ、引き出してやるよ。よく見とけ」 「まぁ、そこをなんとか、やってやろうじゃないか。出し切れなかったら、アイツらもその程度だな。俺の腕じゃない。アイツらが悪い」 タイトルマッチ前日の金丸のコメントの抜粋。 その言葉の…
あっちには行かなかったけどそっちに行くことになりそうなケニー。 ベストバウトマシーン。 オカダとの試合が年間最高試合賞を取った。 外道という口寄せを借りて自分の言葉を持たないオカダ。 外国人ゆえに日本語の力を得ることができないケニー。 自らを機械になぞらえ言葉からは遠ざかることで抵抗してみせる。 言霊の国で言霊の力を使わずに試合をしていた2人。 言葉を持たないがゆえにその身体能力に頼る試合になったのは当然だろう。 フルタイムドロー。三本勝負。 2人のストーリーよりもルールと試合形式に注目が集まったのはそれだけ2人が発する言葉が希薄だったからだ。 オカダとケニーは言葉によるストーリーを生み出すこ…
武藤率いるマスターズに前田がセコンドで参戦が決定した。 UWFのメンバーがプロレス回帰していく中、前田だけが距離をとっていた。 それでも近年は対談やゲストなどでプロレスとは絡んでいたから 時間の問題ではあっただろう。 今回の参戦は藤波の存在が大きい。 第一次UWFが崩壊し新日本に戻って来た前田を救ったのが藤波だ。 その藤波から再三誘われたら、 断るわけにもいくまい。 前田が、年寄りたちの集まるゲートボールプロレスにセコンドとはいえ 参戦することはこれでこれは事件ではある。 トップ戦線から外れたセミリタイアプロレスの先鞭をつけたのは馬場だった。 ファミリー軍団対悪役商会。 それでも馬場はまだ50…
西の後楽園ホール 聖地と呼ばれる博多スターレーン。 解体が決まった。 名前の通りボーリング場だ。天井が低いのが印象的だった。 博多スターレーンと言えば自分の中では 後にも先にも1988年9月24日の博多スターレーンしかない。 長州顔面蹴りからプロレス道にもとり新日本解雇された前田が新生UWFを 選ばれし恍惚と不安の中で5月に旗揚げ。 そしてその4カ月後がこの博多大会だ。 なんと言っても最大のインパクトを残した試合が 中野龍雄 対 内藤恒仁。 内藤はマレンコ道場からの外敵としてリングに上がったものだから 対抗戦とか道場破りみたいな異様な雰囲気。 この大会のカードで唯一ピリピリと殺気だっていた。 …
「俺は必ず、またこの舞台に戻ってくる」 2017年 イッテンヨン オカダ戦を終えて 必ず という言葉は内藤は使わないという。 その言葉を使った理由をインタビューの中で明かしている。 内藤が自分の言葉に対して神経を使っている様子がみてとれる。 いつ誰に向かって(発信力)どんな言葉をチョイスするかをわかっているレスラーこそが言霊の力を味方につけることができる。 会社批判もいい。他のレスラー批判もいい。 2年前の帰国時の這い上がる立場なら効果的だった。 会社に守られたオカダを批判したから両国が爆発した。 しかし今では内藤がトップで会社に守られていることと 内藤は決して会社をやめないことがわかった。 …
「会いたかったじゃねーか この野郎 覚えてるか 3年前 初めて私に言った言葉だよ。サイン会で 『肌が透き通るように白いね』って てめー その後嬉しくて 美肌グッズ買いまくちゃったじゃねーか この野郎」ダークベア翔美 棚橋の女性ファン拡大戦略の一端を垣間見た。 サイン会で白い肌をほめるのか! 棚橋だから許される一言か このノリで女性をほめてきたのだろう。どうりで女性ファンが増えたわけだ。 ひとりひとりに髪がきれいとか目が素敵とか口説くが如く言葉をかける。 わたしは棚橋にこういう言葉をかけてもらったとハッシュタグをつけて 拡散したらたくさんの女性が棚橋の口説き文句を書き込みそうだ。 棚橋もチャラ男…
言葉とプロレス。 切っても切れない関係だ。 こんなプロレスをしていたら10年持つ体が1年持たない。 初めて世間にプロレスラーの言葉を届けたのは猪木だろう。 はじめに猪木の言葉ありき。 その後も新日本プロレスという土壌からは言葉を数々の技と同価値に駆使するレスラーが現れる。レスラーだけではない。アナウンサー、作家もここから育つ。 新日本出身者の著作も数多く出版された。 寡黙を美徳とした馬場全日本とは対照的だ。 時として言葉は霊力を持ち言霊となり新日本を時代の寵児に押し上げ、反面その言葉の呪縛から逃れられず経営危機まで追い込まれた。 言霊を自在に操ることができるレスラーがメインイベンターの資格を得…
過去二回にわたり考察してきたパイプ椅子。 今まで列挙した以外にも使い方はあるが 今回で最後にしておくのでどうかお付き合い願いたい。 イスを投げる。 相手に向かって投げる。リング上に投げいれる。 どちらも直接相手を狙った行為ではない。 しかしワールドタッグ戦では相手を狙って投げたシーンが見られた。 それはタマ組対バレッタ組の試合で起こった。 このタッグリーグ戦では、なぜかバレッタの親友チャッキーが、まさにその名の通りチャイルドプレイのチャッキーよろしくいきなりキレて鬼の形相になる。 イスをこれでもかと使い反則負けになることを繰り返している。 この行為に関して公式アナウンスはないしバレッタ以外言及…
2月21日、ひょっとしたら髪を伸ばして等々力の祠の封印を解いて黒のショートパンツにエルボーパットの出で立ちでリングに立つのかと思ったがその前に試合が入っていてそれは時間的に無理そうだ。 となると怨念坊主のまま場内を回り無言のまま引退するのかもしれない。 まさかあのスタイルで素に戻って花束とか受け取ってマシンみたいに挨拶をするなんてことはないとは思うが可能性はゼロではない。 見た目は怨念坊主だが中身は天山をスリーパーで締め落とす前のいい人に戻って引退セレモニーもある。 それにしてもこれだけ長い間、肉声が聞けないレスラーは見たことがない。 プロと名のつくスポーツでここまで話さないプレイヤーっていな…
叩く、つく。 これ以外の使い方を発明したのがEVILだ。 折りたたまれたイスを相手の首にかけてそのまま鉄柱にぶつける。 見た目はアメフトのヘルメットのガードのようだ。 直接額を鉄柱にぶつけるのではなくパイプがぶつかるのでやられた方は ガードされて安全である。 遅れて背の部分が首の後ろに当たるのでそのダメージはあるだろう。 同じく首にぶら下げたイスをスイングしたイスで打つ。 通称イービルホームラン。 これもどこにダメージを狙ったものかわからない。1番痛そうなのは顔の頬骨あたりだ。ほぼ全員がやられた後、痛そうに抑えている。顔の横にダメージを加えることがその後の展開にどう影響するのかわからないが首で…
スタンドA 前から5列目。40ゲート 入り口は1。 二階スタンドはよく入っていた。上の方までビッシリとはいかないまでも満員。 これは4万人超えた?と思ったが後で見ると2千人ほど足りなかったみたいだ。 ここ4年間ではいちばんだ。 やっぱり歓声の大きさが違う。 ドームがひとつになってコールが起きたのはオカダだ。 ジェイのヒール色がここまでよく浸透していた。外道がいるのもわかりやすい。 オカダが勝つとたかをくくっていた観客。 後ろのおしゃべりおじさん2人組もオカダ勝利ブック説を大きな声でひけらかしていた。 ジェイを吹っ飛ばしてほしいという願いがきれいなオカダコールを生んだのだろう。 オカダが負けた瞬…
メイウェザー対天心を見た。 この試合?は何をしているのか全くわからなかった。 限りなくボクシングルールに近い異種格闘技戦? 戦前からショーと言いはり一度はキャンセル。 天心サイドは本気にさせろと言ったり。 本当なら無謀を越えて無知すぎるのかボクシングを見たことがないのか。 キックは反則金 5億円?猪木アリ戦を参考にしたとか。 いざ試合となればメイはニヤニヤ笑い。 天心は真剣な雰囲気でパンチをくり出す。 ボクシングもどきな試合はボクシングみたいなダウンで終わった。 何だこれは? いったい観客は何をみせられたのか。 リタイアしたボクサーと素人のパンチの出しあい。 天心が倒せると思ったのか。 パンチ…
棚橋 ケニー 内藤 ジェリコ オカダ ジェイ 最後3試合が見事に日本人対外国人の図になった。 この構図はイッテンヨンでは史上初。 ここで気になったこの一年の棚橋の言葉を思い出してみる。 家族 守る 長男 3という数字 闘魂三銃士 家族を新日に置き換えると 新日本プロレス 守る 棚橋 さらに上記のカードを縦に見ると 棚橋 内藤 オカダ 言い換えると 長男 次男 三男 になる。見事に兄弟として並ぶ。 今回のイッテンヨンのテーマは表向きはファイトスタイルのイデオロギー闘争になっているが棚橋の本当のテーマは家族を守るための戦いではないだろうか。 このままケニーや飯伏のようなプロレスになればいずれ死人が…
プロレスの凶器と言えばパイプ椅子だ。 パイプ椅子は誰でも並べて座ったことがあるなじみの深いイスだ。 なじみが深いだけにそのイスで人を殴ると観客には痛さが伝わりやすい。 これが外道のメリケンサックだとプロレス会場に足を運ぶ市民には縁遠い。 それでオカダを殴ってもどれだけ効いているのかわからない。 オカダの効いたよという証言を信じるしかない。 しかしオカダの顔は殴られた割にはきれいである。 外道の腕力が弱いか、あのメリケンサックはゴム製ではないかという疑念は常につきまとうのである。 一方でパイプ椅子は今の今まで自分の体重を支えていたものだからどのくらい頑丈かはわかる。さらに場外乱闘では目の前でイス…
ゼロ試合という前座なんだか特別試合なんだかよくわからない名称の試合を世に知らしめたのは大仁田蝶野の爆破マッチだった。猪木オーナーの大仁田嫌いと数字が欲しい営業サイドの妥協点がゼロ試合を生んだ。 インドのゼロの発見から遅れること17世紀近く。 ようやくプロレス界がゼロを発見したのだった。 このカードの後はせっかく発見されたゼロではあるが、カード自体の価値がゼロなので付加価値をつけるためにゼロ試合にしては見たもののゼロに何をかけてもゼロになるように見る価値もゼロのカードが並んでいくことになる。 そのゼロ試合にガントレットマッチ。 当日3時開場。5時に試合開始。 その間2時間❗️❗️ 何もすることが…
新日本プロレスの革命的なこと。 それは従来のプロレス興行と違い前座とピークを過ぎたベテランレスラーの退屈なプロレスをなくしたことだ。 前座からセミまで観客のフラストレーションをためにためてメインで爆発させる 手法を廃止したことだ。 まだ真壁が新人の頃の昼間の後楽園ホールでの興行では観客の半分がメインまで寝ていた。グラウンドのレスリングは見ている方は眠くなるだけだ。 手探りからバックの取り合いそしてグラウンドの流れを排除したことも大きな変化だ。 昔むかしの新日はメイン一本で観客動員していたから、メイン以外の試合は、よほどのマニアでなければその試合に意味を見出せない退屈なカードが続いたものだった。…
シナリオ通りでハプニングになってない。 水噴射会見はよかった。 あれは、誰も予期しなかったから 最高の見せ場になった。 しかし その夜の後楽園がよくない。 誰もがジェリコ乱入を予想。 問題はその方法だ。 スクリーンに見入る内藤の背後から イス攻撃。これでは内藤が待っているのが見え見え。 内藤も乱入は百も承知。 観客も待っている。 あまりにも安易な乱入方法。 考えた人は次から変わってほしい。 あの間延びした時間のほうがハプニングだった。 どうしても昔のプロレス寸劇を二人にやらせたいんだね。 やるならシンの新宿事件やブローディ初登場のインパクトを超えてほしい。 内藤、ジェリコ役者は揃っているのに生…
ダイナマイト キッド 爆弾小僧 カミソリファイター キッドがキッドだったのは 新日でタイガーと戦っていた頃の短い時間に限られる。 キッドが放った ツームストンでタイガーの首が負傷した。このシーンがキッドの危険な 雰囲気を決定づけた。貴公子からカミソリファイターになった。 キッドがキッドたるゆえんは、あの動きのキレだ。 そして少し前かがみの姿勢。それが常に崩れない。 そして無表情。 タイガーが新日マットを去ったあとのキッドはその輝きを徐々に無くす。そのあとの変貌ぶりは周知の通りだ。自分の中のキッド はタイガーと戦っていたキッドだ。おそらく大半のファンもそうだろう。好きなレスラーを一人あげろと言わ…
イッテンヨンの全カードが発表された。その内容はさておき今年のドーム観戦もまた寒いだろうか。いつも二階で見るがとにかく寒い😵しんしんとくる。空調が効いているからさらに寒い。風が流れてくる。二階から見ているとアリーナ席は落ち着かない。常に人が流れている。前半戦は特に顕著。空席が目立つ。今年は早めに開場しガントレット、飯伏オスプレイだから落ち着くのが早いかもしれない。ドームは広くて散漫としている。さらに席を潰しているからデッドスペースの方が観客席より多いからなおさら閑散としている。観客すべての意識はリングに集まっていない中で試合が進む。特に二階席はリングは見ていない。遠くてレスラーも小さくてその凄さ…
かつての最強タッグのコンセプトなら ハンセンブローディを組ませたように 今の新日リアルタッグはこうかな。 オカダ棚橋 ケニー 飯伏 内藤鷹木 ジェイファレ みのるザック 後藤石井 イービルサナダ 鷹木が弱いか。 内藤のパートナーがいないから 仕方ない。 タマ兄弟は弟が弱いからアウト ランススミスも勝敗が見えるからアウト。 この7チームのつぶしあいを1回見てみたい。すべて両国で。三連戦とかで。
裏切り者はチャッキーなんだろうか?彼なら外道のシナリオもたいしたことない。オカダ棚橋の新ベストフレンズの初タッグだったが予想に反してバッドエンド。煽りに煽った割にはお金払って行くほどの内容ではなかった。唯一の見どころはドラゴンスクリューか。もしもシナリオがあるなら最近の新日はファンの裏の裏をかきすぎて空回りしてる。入場を壊し、最後は2人で大の字。オカダ棚橋に期待してあの場所にいた観客が気の毒だ。シナリオがないならオカダも棚橋も弱すぎだ。メインにしてはあまりにも内容が乏しかった。石井組とEVIL組がメインでよかったのに。まさにタッグ、鬼ごっこでハラハラドキドキのいい試合だったからなおさらメインで…
昨日のプロフェッショナルで受けの美学なる言葉がテロップで画面に出た。内藤とオカダがそれについて話していた。 内藤、オカダとも悪びれることなく相手の技を受けることを肯定していたのが印象的だった。 なぜ相手の技をよけないのか。 なぜロープに走り自ら相手へと突っ込んでいくのか。 これを世間では八百長の証左として プロレスを馬鹿にしてきた。 プロレスファンはそのたびにうつむき反論できずにいた。 その一番の矛盾のシーンがジャイアント馬場の16文キックだった。 ただ足を出しているところへ相手が 顔をぶつけにいく。 これを言われたらどんな反論もできなかった。 しかし一方であり得ないような相手の技を受けていた…
どう見たって吉田海野のコンビがこのリーグ戦の目玉であることには疑いがない。 まさかこの2人のために今回の形式にしたんだろうか。 全13戦。どのチームと当たってもワクワク感しかない。 どうなるんだろう??? 上は永田、みのるの50代レスラー。 バリバリのKESにEVILSANADA。 スーパーヘビーのエルガン組などなど。 全員が年上 格上。 キャリア1年と3年の2人が海千山千のレスラーに挑む。 夢 勝ちます 13番勝負だ。 全敗か。秒殺か。 勝てる可能性のあるチームある? キャリアが同じチームはひとつもない。 玉砕。木っ端みじん。手も足も出ない。 そんな一方的な展開しか思いつかない。 もしかした…
今年2度目の表紙。表紙は ジェリコ沈めてやるぜ でしょう。 こんなカッコいい言葉ない。 この言葉にしびれて行くつもりがなかったイッテンヨン緊急参戦。 オカダ 棚橋 スタイルズ 中邑 オカダ ケニー 内藤 棚橋 オカダ 内藤 ケニー ジェリコ ケニー 棚橋 内藤 ジェリコ 後ろ2試合3年連続内藤。 四年連続のイッテンヨン。ジェリコ、沈めに行くぜ。
今回のEVIL戦はよかった。ジェリコ上陸の中でベストバウト。見た目も少ししまっていた。動きもバタバタしてない。受けっぷりも説得力がある。何より外国人レスラー特有の大きさと分厚さが伝わった。レイスとかハンセンとかベイダーとか身体的に日本人ではどうにもならない肉食系人種のナチュラルな頑丈さ。それがジェリコにはあった。ケニー戦は中だるみ。内藤戦はスタミナ切れて急所打ち。見ていて苦笑いしか出なかったが今回は修正してきた。アメリカでトップとった片鱗を見せてもらった。ジェリコの前では新日のレスラーのなんて小柄なことか。古き良きレスラーの雰囲気を堪能させてもらった。コンディションを上げ試合勘を取り戻してきた…
ジュニアの決勝がスリーウェイになり勝敗よりタッグの名のとおり鬼ごっこレベルにトーンダウン。試合順も下降。 タッグに冷たい新日本の伝統がここにも出た。 金丸デスペとBUSHI鷹木の芸術的な攻防が見たかった。ここでスリーウェイならはじめから全チームでエイトウェイをやった方が見る方も遊びとして割り切れる。 スリーウェイ決定後のデスペラードのマイクは上手だった。 その後のBUSHIのマイクが薄かったこと。 ロッキーの場違いなこと。 デスペラードをたじろがせることができるのはヒロムの狂気しかないと再認識。 今ジュニアはデスペラードの独走状態だ。 メインははじめからジェリコの勝ちが決まっている。 どう考え…
オカダが棚橋と握手した。 ジェイのヒール度が上がり外道のメリケンパンチ🤛が痛いほどオカダの ベビーフェイス化が進んでいく。そこへ絶対ベビーの棚橋との融合によりオカダはベビー転向になった。 今の新日でヒールと言えるのは金丸デスペラードだけなのでベビー転向とは言えない。 オカダが反棚橋から棚橋と友達になったというところだろう。 オカダと棚橋が友達になれたのは棚橋と外道の合作だ。外道が敵になり棚橋が横に並んでくれたから。 新日は沈む太陽と今がピークの太陽が2つになりまぶしいばかりだ。 これによりケイオスの面々はレスラーセンスを急に問われる事態となった。 酒飲んでくだ巻いていたらいきなり邪道外道が動い…
ケニーと棚橋がメイン。 今がピークのケニーと旬を過ぎた棚橋。 ふつうに考えて勝つのはケニーだろう。 イデオロギー闘争に持ちこむようだが無理がある。 棚橋が強引にいちゃもんをつけている印象がいなめない。 オカダとの試合をみせられてきて棚橋と言われても。 ケニー 内藤 オカダ 飯伏 体力、年齢的に今がピークの4人。 なぜこの4人の組み合わせでドームのメインをまかせないのか。 棚橋が悪いわけではではない。 棚橋が夏に優勝しタイミングよく映画が封切られた。 そしてオカダとジェイに勝つ。 常勝のオカダが負けること自体違和感がある。 様々な邪推が入り込む隙だらけの棚橋メイン。 強さに説得力が欠ける。ジェイ…
タイガーのバックステージのコメントに全面的に賛成だ。ファンは今の展開はまったく望んでいない。まるで昭和のプロレスに戻ったようだ。反則、乱入、凶器。不透明な展開。ハンセンがオンリーワンなのは不透明なリング上でその身体ひとつを武器にしていたからだ。動けないブッチャーと場外と反則のシンが急速に人気が落ちたのは必然だった。三沢たちが、長州、天龍が不透明プロレスに引導を渡した。アスリート論と勝負論が唯一成立するG1がその流れを引き継いだ。やらせなしと思えたから蝶野の強さを認めた。その延長線上に今の新日人気がある。プロレスを馬鹿にする人たちにG1は有無を言わさないはずだった。今の新日は、なんでもありの大仁…
予定よりも早く到着。 いい感じ。 買っても外れが多いプロレスウェアだけどこれは奮発してよかったかな。
昨年12月、ドーム前の表紙以来今年初めて。内藤表紙は即買い 。その理由が新しいパレハである。しかしインタビューはパレハが誰かには全く触れない。ひたすら今年の内藤の不甲斐なさを糾弾する。内藤もなぜそこまで言われないといけないのかと困惑する。週プロが紙面を借りて内藤にこうなってほしいと要求する。内容にワクワクしたいなら期待してはいけない。なんせ内藤の言葉よりも記者の言葉の方が多いのだから。内藤も今年はやっつけ仕事レベルを認めていた。内藤ファンのモヤモヤがたまるのは致し方なかろう。受け身であり続けたためインパクトゼロに。やはりドームのメインで燃え尽きていたようだ。内藤の人の良さが滲み出る受け答えが微…
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