ruruchan さん

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中国 / 中華人民共和国上海アジアでの海外生活
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海外生活、大集合!日記、ダイアリー海外生活
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プロフィール

ハンドル名ruruchan さん
ブログタイトルブログ:上海路上ノート
サイト紹介文中国上海から発信するコラム風ブログ。路上の視点から中国の現実を伝えています。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供44回 / 767日(平均0.4回/週) - 参加 2005/12/14 23:10

ruruchan さんのブログ記事

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  • 2008/10/07 02:53バベル
  •  僕が暮らすアパートの真向かいに、人が誰もいない、巨大なビルがある。  この辺りでは一番高いビルで、40階はあるだろうか。   資金不足になったとかで、デベロッパーが途中で投げ出して、建設が中止されてしまったのだろう。     ビルを人に例えるなら、頭(最上階)から腰辺り(20階ぐらい)までの上半身はガラスも入り、ビルとしての様相を呈している。が、逆に足元の地上から10階ぐらまでは壁すらなく、コンクリート... [続きを読む]
  • 2008/09/29 04:04髪を切る
  • 大きな鏡に映す自分の顔。        伸びてきた髪。直径2センチあるかないかだが。   しかも少し巻き毛が混じる。    いつから天然パーマになったのか。生まれながらだったのかどうかも思い出せない。     切る、切らない。鏡と相談するが結論は持ち越し。     とりあえず、床屋を探して街を歩く。小さな人々が、通りすぎる。     途中で美味しそうな果物屋さん発見。1キロ10元(約150円)の林檎を買う。... [続きを読む]
  • 2008/08/15 12:04五輪の夜
  •  北京五輪開幕式の夜はひとり会社で残業となってしまい、なんとか仕事を終えたのは9時過ぎだった。開幕式はもうとっくの昔の1時間前から始まっている。  帰り道にいつものスーパーに寄ると、顔なじみの若い女性たちがレジで黙々と働いていた。  購入した牛乳やパンをバックに詰め込みながら、「きょうは開幕式だよ」と声をかけると、女性は「そうですね」と笑った。  よりによって開幕式の当日に遅番の仕事となってしまい... [続きを読む]
  • 2008/08/05 22:04もうすぐ南の街へ
  • 2年半を過ごした上海を離れることになった。 秋から中国の南の都市、広州で暮らす。働く。転勤というやつ。 (そう、今年の春に転職した。) 上海での生活もあと1カ月半ほど。 時間は止まらない。 止まらないどころか、いつもより時間は早く流れてる。 いつも考えている。 上海で何かをし忘れているんじゃないかって。 それが何なのか、分からない。 前より少しだけ、世の中の動きが分かるようになった。 前より少しだけ... [続きを読む]
  • 2008/07/07 15:52職人の汗
  • 職人が流す汗。     上海の郊外にある七宝古鎮にある桶屋を訪ねました。    日本の重工メーカーに勤め、中国で調達の仕事をするZhenさんが1年ほど前から上海に来る度に通いつめていた場所です。休日にいっしょに同行させていただきました。    言い訳や取り繕いが通用しない職人の世界。  ものづくりをする人間だけが持つ謙虚さ、があるような気がしています。     桶職人だった祖父のことを思い出しました。 ... [続きを読む]
  • 2008/06/24 11:27アキバ、変化の足音
  • 変わる。 ただそれだけのことが怖くて 人は留まったり、人を殺したりする。アキバの凄惨な事件。 世の中は変えられない。アキバは変わらない。人を殺したとしても。 でも、自分なら変えられる。    自分を変えるのは難しい。けれど世の中を変えるよりずっとずっと易しい。  そう、自分だって偉そうなことは言えない。  「挑戦してみたらいい」と、自分に言い聞かせてみる。 明日も仕事、何かひとつだけ変えてみよう。  ... [続きを読む]
  • 2008/06/15 15:00少年
  • 少年は、体に似合わない大きな自転車に乗りながら、ゆっくり後をついてきた。 瓦礫の山になった小さな村の写真を撮っている僕に興味を抱いたようだ。   少年は「中国 加油(がんばれ)!」と書かれた白いTシャツを着ていた。何日も着ているのだろう、中国の赤い地図が泥で黄色く汚れている。   僕は逆に彼に興味を覚えて、いろいろと聞いてみた。    少年は13歳。中学1年生。崩れた学校に通っていたが、難は逃れた。 ... [続きを読む]
  • 2008/05/21 07:46静かな光の夜に
  • 人は、他人の痛みを感じられる。涙が流せる。  そんな当たり前のことを、ここ中国でも感じた。 2008年5月12日午後2時28分。 四川省で大きな地震があった。 犠牲者は最終的には7万人を超えるとも言われている。  まだ多くの人々が瓦礫の下に埋まっている。   「全国追悼日」の初日の夜、上海市の人民広場に若者たちが集まった。 地面にロウソクを灯して、犠牲者たちを悼んむ。 深夜12時近く。とても静かな... [続きを読む]
  • 2008/04/04 07:42チベット族の阿宏
  •  深夜1時。  隙間だらけの安い宿屋の寒さに尿意を催した。  僕は薄い布団からそっと抜け出してトイレへ行こうとすると、階下の薄暗い部屋からパソコン画面の光が漏れていた。     音は何も聞こえてこないが、格子にパソコンの青や赤の光が反射して動く。   インターネットというのは深夜になればなるほど、若者たちに世界の扉を開くのかもしれない。   彼がその頃、寝食を忘れて熱中していたのが、オンラインゲームだ... [続きを読む]
  • 2008/02/18 13:17偶然の物語
  • 「物語を書こう」と、約束したのを覚えている。  ずっと昔のことだ。  彼女との物語は、必然だと思った。  僕がまず書き出す。1つの章を書き終えたら、彼女へ渡す。  そこから、彼女が書き繋いでいく。そして僕が書く。また彼女に渡す…      永遠に終わらないはずだった物語は、結局は始まりもしなかった。      中国では旧正月を「春節(しゅんせつ)」と呼んで、新年の休暇となる。  先週まで1週間の休暇... [続きを読む]
  • 2008/01/13 06:48寄せては返す波のように
  • 「人との関係って、行ったり来たりしてるのがいいんですよね」  ある後輩が、僕に同意を求めるように言った。  10年ぐらい人生の後輩だが、最近家庭を持つことではもう先を越した男だ。    確かにそうかもしれない。  一方が好きで好きで堪らない時もあるけれど、逆に一方が引いて好きになることもある。そんな関係がいい、と彼は言う。互いの関係性が絶え間なく行き来している。まるで寄せては返す波のように。      ... [続きを読む]
  • 2007/12/22 15:16シンプル・プリンシパル
  • 「もっと物事ってシンプルなんじゃないかと思ってるんです」    と、彼はうつむき加減に言った。   自信がないんじゃない。ちょっと細めの目がさらに細くなって、楽しくて笑っているかのよう。   「吹っ切れた」、と表現したら言い過ぎだろう。人が何かから吹っ切るには、意外と強い「決意」のようなエネルギーがいるもの。いつの間にか肩の力が抜け、きばらずにどこへでも歩いていけるしなやかさを身に着けたようだ。 ... [続きを読む]
  • 2007/12/02 00:44ラン、ラン、ラン
  • 完走しました。 先週末、11月25日に開催された東レ杯上海国際マラソン。   僕が参加したのは、ハーフマラソンの21キロ。  過去最大の1万8000人が参加したとか。左足のひざが痛くて途中で棄権しようと思っていたのに、大会の雰囲気に飲まれるようにして走ってしまった。 「加油!加油!加油!(がんばれ)」と叫ぶ沿道からのたくさんの声援もうれしかった。胸にこみ上げてきて、泣きそうになったのはどうしてだろう。  ... [続きを読む]
  • 2007/11/22 03:30右手の薬指
  • 深夜、携帯電話が鳴った。   いつまでも繋いでおきたくて。     長い間、僕らは話した。       ときどきため息をつくあなたの声を聞きながら、   僕はもう二度と爪の生えてこない自分の右手の薬指をみつめていた。  古傷、  僕の右手薬指にある深い傷。  事故当時、周りを取り囲むすべての歯車が噛み合わなくなっていくのを感じていた。僕は頑なに心を閉ざしていたのかもしれない。  ほんの一瞬... [続きを読む]
  • 2007/11/17 23:44僕らの平均年収
  •  先日、中国の大学で講義をする機会があった。  日本語を専攻する40人ほどの学生たち。上海からやってきた日本人がいったい何を話すのかと興味津々の眼差しを浴びる中、僕は黒板に大きく「格差社会」と書いた。  まず、日本の平均サラリーマンの平均年収がだいたい440万円だということを教えると、「弁護士はどれぐらいだと思いますか?」、「お医者さんは?」という具合に職業別の平均年収がどれくらいになると思うかを学生... [続きを読む]
  • 2007/10/11 08:34寛容な世界
  • [f:id:ruruchan:20070930153011j:image:h400]    なにかの禁止マークが立ってるけど、  もっと好きにやっていいんじゃない。  だって、こんなに綺麗な青空が広がってるわけだし。    彼女は空を見上げながら気だるく話した。  そもそも、そんなに自分をつまらない枠の中でがんじがらめにする必要がどこにある?  自分を狭い世界に閉じ込めているのは自分だし、  自分をもっと広い未知の世界に解放してやれるのも、... [続きを読む]
  • 2007/09/11 11:49僕の特別な人
  • 週末、ひとりで上海の街角に立ち、道行くひとびとを眺めていた。ある人との待ち合わせのために、空いた15分ぐらい時間だった。 楽しそうに笑顔で話しながら通り過ぎてゆく二人の女の子、デート中の若い男女、足の悪そうなおばあさんを支えて歩く男性、きれいな金髪の欧米人の家族…週末の街頭をたくさんの人々が目の前を通り過ぎてゆく。この一瞬以外にはもう一生会うことはない人々の群れ、群れ。 彼らが僕の人生に触れたのは... [続きを読む]
  • 2007/09/05 18:53ビリから3番目。
  • ビリじゃない。けど、いつもビリから3番目だった。 小学生の時。背の低い順に整列させられた。学校の先生なんて、ひどいことをする。2月10日の早生まれ。みんなより発達の遅れた僕は、前から3番目だった。 横の女の子の列を見れば、僕より背の低い子はひとりもいない。女の子から頭をかわいいとなでなでされた。僕は子供じゃない。実際はみんなと同じ子供だったけれど。 駆けっこも、いつもビリから3番目。クラスの中じ... [続きを読む]
  • 2007/08/30 06:46すべて故障という上海の現実
  • 故障その1.洗濯機が回らない。だから最近はもっぱら手洗い。おかげで手の皮がずりむけた。 故障その2.テレビは、ザザーと白黒の縞模様のみ。だから最近はテレビは“没看”。おかげでYouTubeでダウンタウンを観る日々。 故障その3.シャワーのお湯はヤケドしそうなほどに熱いか、かなり冷たいのしか出ない。だから最近は水ふろ。まだ蒸し暑いのでこれはこれで結構いい。 故障その4.台所の蛍光灯はつかない。だから最近は... [続きを読む]
  • 2007/07/29 08:49引越しの決め手
  • 声は、人をよく表す。 部屋から聞こえてきた女性の声を聞いて、僕は期待した。 まだ見ぬ女性はきっと美女に違いないと、僕は期待したのだ。    と、書いてあっても何のことやら分からないだろう。 その前に、 上海に来て初めて、違うアパートへ引っ越すことになった。 先週のある朝、大家が電話を寄こしてきて、「9月から近くの学校に進学する孫をあんたの部屋に住まわせたいので、来月末で出ていってほしいだけれど…」と言... [続きを読む]
  • 2007/07/08 22:48白い肩、動く腰
  • [f:id:ruruchan:20070703000249j:image] 薄い着物を上から脱げば、 女の白い肩が覗く。 そのまま光の中で踊り続ける女の首すじの妖艶な白さをみつめていると、喉が極度に渇いて次々と飲めないビールを流し込んでまう。 いっそのこともっと激しく、もっと強く世界は破滅すればいい。 中国人の若者たちの息が、スピーカーから出る重低音の中で昂ぶり、舞台を目の前にした女が細くしまった筋肉質の腰を振る。 男も女も、魔都上海... [続きを読む]
  • 2007/07/01 18:39夢から醒めないのは地球温暖化のせい
  •  若者たちでごった返す休日の街角で、僕らは別れた。    互いに背中を向けて歩き出して10メートルほど離れた時、彼女がどんな姿で帰っていくのかを確かめたくなり、僕は振り返ってみた。  彼女も同じタイミングで振り向いたらしく、距離がどんどんと離れていく人混みの中で目が合って、バイバイと口だけを動かして笑顔で手を振った。長い黒髪がゆれていた。    どんなに言葉を費やしてみても、気持ちが通じないこともある。 ... [続きを読む]
  • 2007/06/26 00:12上海で自分だけのオーダーメイド革靴の楽しみ
  • [f:id:ruruchan:20070615203137j:image:h300]  生まれてはじめて、自分だけのオーダーメイドの靴を作った。 作ってもらったのは、僕が時々会社の帰り道に立ち寄っていた靴屋さんだ。  靴職人の曹志高さん、46歳。  上海の離島、崇明島で生まれた。16歳の頃、おふくろさんが若くして癌で死ぬと、すぐ働きに上海へ渡ってきた。イタリア製の靴を作る工場で長年働き、技術を身につけたという。  30年間、ずっと上海で皮靴を手作り... [続きを読む]
  • 2007/05/27 18:01可愛い隣席の女性
  • 「あなたにこれをあげます」と、真顔のまま彼女は言った。  彼女が示していたのは、彼女の左手首に巻かれた腕輪。 「人からもらったもの。でも気にしないで。ぜひもらってください」という。  先々週の日曜日、私は、上海の近郊にある水郷の里として有名な「周荘」へとひとりで出掛けた。上海市内の上海体育場から周遊バスが出ている。早朝7時半に出発し、9時に周荘に到着。自分で街の中をみてまわって、午後2時には再び周... [続きを読む]
  • 2007/05/20 02:00永遠に生きようとする悪魔のような欲望にもだえ逝く若者たち
  •  自爆テロ。  パレスチナでは、「ジハード」(聖戦)と呼び、18歳の女子学生や結婚を控えた28歳の女性までもが自爆テロへと向かう。爆弾を腰に巻きつけ、人々でごった返すバス内で自らの肉体とともに爆破させる。これからという若い人たちがなぜ自ら命を絶とうとするのか?私には分からない。まったく理解できない。  玉砕。  DVDで「硫黄島からの手紙」を観た。兵士たちが地下壕の中で、「天皇陛下万歳、天皇陛下万歳」と両... [続きを読む]
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