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- 2008/08/26 21:51極楽とんぼ
- 昨日は健康診断で朝からバリウムを飲まされる。どんな味付けがされようと、あれだけはどうも好きにはなれぬ。一応、メタボリック検診もパスできたようで、とりあえずは一安心。赤とんぼもちらほら飛び回る季節になったからと云うこともないが、里見弴『極楽とんぼ』(岩波文庫)を読む。兄は云わずと知れた有島武郎である。この作品には、極楽とんぼの主人公、吉井周三郎の誕生から75歳の生涯をぽっくり終えるまでを、筆巧者で [続きを読む]
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- 2008/08/24 20:39ぐうたらと過ごす
- ここ数日の涼しさも手伝ってか、朝から布団に潜りながら藤沢周平『蝉しぐれ』(文春文庫)を読み始めた。相棒は微かな寝息を立てているのをいいことに、ぐうたらと読書を決め込む。すでに映画は何度か観ていたので自然と原作と映像とが重なり合って、次第にその作品世界にのめり込んでいった。しとしと降り落ちる雨音が心地よく集中力も増していく。余韻を残して本を閉じたときは、朝飯も食わぬのにすでに時計は昼を指していた。さ [続きを読む]
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- 2008/08/20 21:20江戸東京怪談文学散歩
- 東雅夫『江戸東京怪談文学散歩』(角川選書)を読み終える。とかく人の住まうところに怪談は発生するが、重ねられた土地の記憶があらたな怪異をも湧かせるのだ。作者は怪談文学の作品を紐解きながら、実際に江戸東京を歩き廻ることで、まるで実体験を持って何ものかを肌で感じ取ろうとしているかのようだった。今回取り上げられた土地の多くには、やたらと橋や川、池、坂が登場する。作者自らが住む墨田区を中心に、江東区、台東区 [続きを読む]
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- 2008/08/18 23:57ジェルマットと読書の相性
- 夏バテもあって、読書は思ったように読み進まず苦労している。その反動もあって購買欲は強い。本日も倉光清六『憑き物耳袋』(河出書房新社)、小林勇『蝸牛庵訪問記』(講談社文芸文庫)、小島政二郎『長編小説 芥川龍之介』(講談社学芸文庫)を仕入れる。積ん読派の本領発揮である。『憑き物耳袋』は、雑誌「民俗と歴史」の1922年7月の憑き物研究号に掲載された論文である。こちらも手に入れてはあるが、現代文に改められてい [続きを読む]
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- 2008/08/15 20:46夏の宵に円朝の幽霊画コレクション
- 『文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船』 (ちくま文庫)と『幽霊名画集 全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション』 (ちくま学芸文庫)を買う。ちょうど全生庵で「円朝まつり」が開催されている折、円朝が蒐集した幽霊画集を文庫化するとは、筑摩さんもやるねぇ。この幽霊画集の大判はすでに発売されていたが、如何せん恐がりの小生だけに、迫力ある幽霊画をデカデカと部屋で鑑賞する勇気もなく、買わずじまいでいたのだが、これを機会に [続きを読む]
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- 2008/08/12 22:24リハビリの時間
- 今日から仕事再開。体と頭を仕事モードに切り換えるだけで一日終了。こんなんでいいのかしらん。夏休み中は読書を中断していたので、こちらも再開。先週から読み始めた礫川全次の『アウトローの近代史』(平凡社新書)を思い出し思い出ししながら、こちらは読書の躰に戻すのに20分少々。やる気の違いは歴然!?そして八月に続けざまに発売されたあやかし本を買い始める。その手始めに東雅夫の『江戸東京怪談文学散歩』(角川選書 [続きを読む]
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- 2008/08/10 21:59神保町の成果は、
- 昨日は神保町に行ったというのに、あろうことか収穫ゼロであった。と云ってもお祝い返しやボード用品などをみていたので、古書街を廻る時間が殆ど無かったということもある。しかしである。わざわざ足を向けたにもかかわらず、書籍の収穫が無いというのも疲れを倍増させるものである。せめてボード用品を一つでも買っていればまだしも、こちらも何も買わずじまいである。その横で、相棒は最新の最軽量ブーツを購入、インナーもゲッ [続きを読む]
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- 2008/08/08 21:24自転車で古本三昧
- 暑いなら、いっそこの暑さに馴染んでしまえとばかりに、炎天下の真っ昼間に自転車を繰り出した。足慣らしに近場の用水路沿いを走る。自転車とは不思議な乗り物で、灼熱の太陽光が降り注ぐにもかかわらず、風を受けて走る間はあまり暑さも気にならないのだ。 用水路脇にそびえる大樹。暑さも和らぐ。 鴨も暑さでへばってる? 1660年に幕府の命を受けて関東郡代が整備した歴史ある用水路とのこと。知らなかった。 愛車をとめて休 [続きを読む]
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- 2008/08/07 23:11イラッとして
- Nステーションで、小田原の川で猛暑のため水温が上がったので鮎が大量に死んだ話をしていた。なんでも川の温度が三十度にもなって、温度上昇による水量低下もあり、千五百匹もの鮎が焼却処分されたというのだ。市の職員が魚を回収する映像が流れていた。ご苦労なことである。その際に、キャスターが温暖化の話をした。もっと真剣に考えねばならぬというような、お決まりのセリフである。裸で団扇であおぎながら見る画面には、背広 [続きを読む]
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- 2008/08/06 22:12寝不足
- いや〜暑い。そして寝不足である。毎夜の熱帯夜、そして相棒のお化け騒動、それよりもなにより少し前に購入した「DS 信長の野望2」にはまっての寝不足なのである。そんな寝不足の目をこすりながら、炎天下、平日の真っ昼間に外出。夏休みならではである。足は自然と本屋へ。そこで富士正晴・訳『浅井了意 江戸怪異草紙』(河出文庫)、『怪 Vol.0025』(角川書店)、塩見鮮一郎『吉原という怪異』(現代書館)を買い、ついでに「 [続きを読む]
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- 2008/08/01 20:28ついに復刻!横溝正史読本
- なんと九月に、古書値で異常な高値をつけ続けている、小林信彦編 『横溝正史読本』が角川文庫で復刊するというのだ。これにも装丁が若干異なる赤本や黒本などもあって、マニアは高値でもコンプリートを目指すようである。しかしいくらマニア心をくすぐるからと云って、わたしゃ文庫本にうん万円は払えません。相棒もどちらの色か忘れたけれど、すでに入手済みであるが、おそらく買うんじゃあるまいか。どんな装丁でお披露目するの [続きを読む]
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- 2008/07/31 21:15納涼中
- 暑〜い夏だけど、頭の中は雪山妄想中。テンション上がるなあ。新しい板が欲しくなる。 [続きを読む]
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- 2008/07/28 20:30「藪の中」には、ブリの照り焼き
- 山崎光夫『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』(中公文庫)を読了。芥川の死はまさに藪の中。「藪の中」とは、云うことが異なって真相がわからないときなどに使うが、これは、芥川の短編作品「藪の中」から取った言葉である。作者は、まさに「藪の中」である芥川の自殺の真相を探るべく、主治医、下島勲の書き残した直筆の日記を探りあてたことから話が展開していく。その日記には、これまで知られていなかったような事実も散見して [続きを読む]
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- 2008/07/25 21:21夢と鰻と
- 会社の同僚が夢をみた。大広間に社員を集め、社長が壇上に登る。そして口を開くやいなや、「本日で解散いたします!」ええっ、社員に動揺が走るも、銘々があきらめ顔でパラパラと部屋を出て行く。そこで小生が登場する。なんと行商のような出で立ちで、背にはリュックを背負い込み、中にはぎっしりと本を詰め込んでいる。「これから旅に出ます」満面の笑みでそう言い残してどこぞへと消えていった。 おいおい、リアルじゃないか... [続きを読む]
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- 2008/07/23 21:07林芙美子記念館
- 海の日は用事があったので車で下落合へ。ついでに足をのばし、林芙美子記念館も訪ねることにする。用事まで時間があったこともあり、先に記念館に向かったのだが、狭い路地をぐるぐる探せど見あたらず。見つかるは氷川神社ばかりなり。方向音痴に輪をかけて、須佐之男命のお力に導かれたのかはつゆ知らず。相棒は、目の前だからやれ進めと進言するも、そこは行き止まり。相棒、その先が目的地に違いないと悔しがる。こちらは車がぶ [続きを読む]
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- 2008/07/22 22:31はやくも夏バテ?だから・・・
- 朝から躰が重い。足を動かそうにも、思うように歩を進めることができぬもどかしさに、いらいらがつのる。はやくも夏バテの兆候?そんな夏バテを少しでも解消しようと、今読み進めているのが鶴ヶ谷真一『書を読んで羊を失う』(平凡社ライブラリー)。これは書痴たちの生態を観察することのできる、ちょっとお得な本である。大先生方がこれじゃあ、おいらがこうなっても、しかたあるめえ、と納得できる有り難い本でもある。そうかと [続きを読む]
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- 2008/07/21 18:10とある日常
- トイレ事件を経て、カンカン照りの日差しの中、会社へと向かう。車中のお伴は、山口昌男の『「挫折」の昭和史』(岩波現代文庫)の上巻。下巻は梅原北明に関する情報が記載されていたので、すでに乱読済み。上巻には竹中英太郎に関する記述があるのでそちらを流し読もうと思っていたのだ。車内はほどよく冷房が行き渡っており、眠気を誘う。気がつけば、すでに下車すべき駅に到着している。そこで冷たいアイス珈琲でも頂戴しようと [続きを読む]
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- 2008/07/20 10:22トイレ事件
- このあたりでは土曜日が燃えるゴミの収集日となっている。九時少し前に起き出し、ゴミ出しにいった。するとどこからか小さい声で、近所の人を呼ぶ声がする。足を止めて周りを見渡すが変わったところはない。何かと思いながらも歩き出すと、また繰り返すように、何度も近所の人の名を呼んでいる。とりあえずゴミを出し終え、元来た道を引き返してくると、まだ同じように、か細い声で繰り返し呼んでいる。いぶかしんで、再度あたり... [続きを読む]
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- 2008/07/18 20:32芥川龍之介「幻」の遺書4通発見
- 芥川龍之介の「幻」の遺書が4通発見されたという記事を読んだ。遺書が何通か残されたという話は聞き知っていたが、現実に目の前に現れると、感慨深いものがある。以下はその記事の抜粋。-----------------------------------------「わが子等に」芥川龍之介の“幻”の遺書4通発見 7月18日 読売新聞「将来に対する唯(ただ)ぼんやりした不安」という言葉を残して自殺した作家、芥川龍之介が妻や子らにあてた遺書4通が、東京都内 [続きを読む]
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- 2008/07/17 20:34怪談でエコ計画
- これからの夏の夜を寒からしめる怪談本でも紹介しやしょう。7月18日 京極夏彦 『幽談』7月26日 堤邦彦 『現代語で読む 「江戸怪談」 傑作選』(祥伝社新書)7月29日 京極夏彦・多田克己・村上健司 『完全復刻 妖怪馬鹿』妖(新潮文庫)8月4日 浅井了意・富士正晴訳 『現代語訳 江戸怪異草子』(河出文庫)8月6日 東雅夫編『文豪怪談傑作選 小川未明集 幽霊船』 (ちくま文庫)8月6日 辻惟雄編『幽霊名画集 全生庵蔵・三遊亭円... [続きを読む]
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- 2008/07/15 21:04朝顔市とほおずき市
- 「恐れ入谷の鬼子母神」で知られる入谷では、今週末から朝顔市が始まる。今年は洞爺湖サミットの影響で例外的に四万六千日の開催されるホオズキ市の後におこなわれる。ご存じの通り、鬼子母神は子供を奪っては食べていたが、釈迦が鬼子母神の子を隠して、この失う悲しみを教えることにより改心させ、のちに小児の神となった。それ故、入谷鬼子母神では、「鬼」の文字にはツノのないオニと云う漢字が使われている。ほおずきは、昔か [続きを読む]
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- 2008/07/14 22:02二人のオカルト記念日
- 記念の写真を撮影に行く記念日は、13日の日曜日で仏滅。そしておまけにオカルトの日。ええっ、そんな日があるの?どうやらそんな記念日があるらしいのだ。相棒が調べたところによると、昭和49年に、あの「エクソシスト」が日本で初公開された日らしいのだ。相棒曰く、「我々にはもってこいの記念日」だそうである。なんだかなあ。エクソシスト/エレン・バースティン¥3,680Amazon.co.jp [続きを読む]
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- 2008/07/14 21:22文藝怪談実話 文豪怪談傑作選・特別篇
- 東雅夫 編集『文藝怪談実話 文豪怪談傑作選・特別篇』(ちくま文庫)を読み終える。この時期には最適とも云える妖しい話が盛りだくさんである。文字にすると言霊となって一人歩きしそうなので、ここで詳細に触れることは控えよう。幽霊や物の怪のあるなしを論じても結局は堂々巡りであるから、そんな野暮なことは置いておいて、名だたる文人たちの百物語をとくと味わっていただきたい。小生は「物の怪」好きではあるが、大の恐が [続きを読む]
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- 2008/07/12 17:52忙しくても・・・、
- 今日は朝から忙しい。朝飯作って簡単な食事を済ますと、さっそく家中掃除。汗だくになりながらも掃除機をかけ終わると、今度は洗車。外は異常な暑さであるが、車のあちこちに、鳥の糞攻撃を受けてるので、取らぬと後でえらいことになる。帽子を被って、いざ開始。ひやー、ものの数分で汗だくである。シャンプーをかけても、熱さですぐに水あかが出来てしまう。何とか1時間ちょっとでコーディング剤もかけ終わる。さすがに頭がくら [続きを読む]
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