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- 2008/07/19 00:56リーズデイル卿とジャパニズム vol3
- リーズデイル卿とジャパニズム vol2の続きです。英国パブリック・スクール物語 (丸善ライブラリー)伊村 元道丸善このアイテムの詳細を見る えーと、19世紀前半、パブリック・スクール改革のお話でした。 野蛮な上流紳士ではなく、クリスチャン・ジェントルマンたらしめる人格教育が、どういった改革で生まれたのか。 それは、生徒の自治制度を活用したことと、全寮制を活用した生活指導、しつけの徹底でした。 最上級生から [続きを読む]
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- 2008/07/18 01:55リーズデイル卿とジャパニズム vol2
- リーズデイル卿とジャパニズム vol1の続きです。まずはパブリック・スクール、名門中の名門イートンのお話から。アナザー・カントリービデオメーカーこのアイテムの詳細を見る 実はこの映画、英国美少年学園お耽美もの、みたいな先入観が強くて、見てなかったんです。 しかし、イートン校を舞台にしている、というので、今回、見てみました。 ワンパターンのボーイズ・ラブ映画、と思いこんでいたのは、とんでもないまちがいで... [続きを読む]
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- 2008/07/05 15:40リーズデイル卿とジャパニズム vol1
- また長らく休んでしまいました。家庭の事情もあるのですが、アーネスト・サトウの生涯を調べているうちに、大英帝国の極東外交とか、植民地政策とか、世界戦略とか、それに対峙した清朝の状況とか、ヴィクトリア朝の社会情勢とか、あらゆる方向に興味が飛びまして、あれこれあれこれ、本を読みふけってしまいました。 と、そうこうするうちに、えええっ!!!!!と、驚くことがありまして、興味はすっかり、幕末維新期に、アー... [続きを読む]
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- 2008/04/07 18:02アーネスト・サトウ vol1
- アーネスト・サトウは、これまでに幾度か、名前だけは出しましたが、ちゃんと取り上げたことはなかったように記憶しています。 ここ2、3年、モンブラン伯爵にはまりこんで、fhさまをはじめ、さまざまな方のおかげもあり、少しづつ、輪郭が見えてくるようになり、驚きの連続です。 調べ初めて最初のころ、モンブラン伯爵王政復古黒幕説において、鹿島茂氏の『妖人白山伯』という小説が、「王政復古はモンブラン伯の筋書きで大... [続きを読む]
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- 2008/03/26 14:07歩兵とシルクと小栗上野介 vol2
- 歩兵とシルクと小栗上野介 vol1の続きです。 まず参考書の追加を。幕府歩兵隊―幕末を駆けぬけた兵士集団 (中公新書)野口 武彦中央公論新社このアイテムの詳細を見る 慶応4年(明治元年・1868)1月15日、勘定奉行であると同時に、陸海軍奉行でもあった小栗上野介は、鳥羽伏見から逃げ帰った慶喜公に、徹底抗戦を訴えて、罷免されます。 その日、勘定奉行の管轄下にある岩鼻代官所の渋谷鷲郎は、独自に小栗上野介の抗戦構想... [続きを読む]
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- 2008/03/23 19:48歩兵とシルクと小栗上野介 vol1
- 今回は、バロン・キャットと小栗上野介の続きといいますか、補完であり、さらなる探求です。 といいますのも、「論集 関東近世史の研究」(名著出版)を読みまして、鳥羽伏見から逃げ帰ってきた慶喜公に,江戸城で罷免された小栗上野介が、なんでよりにもよって3月1日に、上州(群馬)の知行地に入ったのか、なんとも不可解なものに思えてきたんです。 主な参考書は、前期の研究論文ともに、今回も以下です。 相楽総三とそ... [続きを読む]
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- 2008/03/10 01:47「坂の上の雲」の幕末と薩摩
- 春や昔 十五万石の城下かな この正岡子規の句を引いて、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」は幕をあけます。 上の写真は、松山城天守閣から、その十五万国の城下町を見下ろしたところです。 松山城天守閣は、市内中心部の小高い山の上にありまして、少し前までは、市内のどこからでも仰ぐことができました。 実は、松山城の天守閣は、江戸時代も後期にさしかかった天明4年(1784)、雷が落ちて全焼してしまったんです。 二度ほ... [続きを読む]
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- 2008/03/09 17:24天璋院篤姫の実像
- 幕末の大奥―天璋院と薩摩藩 (岩波新書 新赤版 1109)畑 尚子岩波書店このアイテムの詳細を見る 大河ドラマのおかげで、天璋院本が多くでまわっております。 えー、私以前、天璋院篤姫と慶喜公vol1 vol2で、ろくに調べもしないで勢いで篤姫のことを書いてしまいまして、きっちり資料調べした本がないものか、と思っていましたところが、ありました! この本の著者、畑尚子氏は、江戸東京博物館の学芸員さんだそうです。 やはり... [続きを読む]
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- 2008/03/08 00:12バロン・キャットと小栗上野介
- 「ぎゃー、さらに検索をかけてみましたら、小栗が戦争の準備をしていると総督府にちくったのは、猫絵と江戸の勤王気分 に出てまいりました、猫絵の殿様、バロン・キャットだとか」と、土方歳三はアラビア馬に乗ったか? で書きました。これ以前から、横須賀製鉄所の生みの親・小栗上野介の最期は気にかかっていたのですが、もう一つ、バロン・キャットと伯爵夫人 や猫絵と江戸の勤王気分 で書きました、鹿鳴館の花・井上武子伯爵夫... [続きを読む]
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- 2008/03/05 21:24イギリスVSフランス 薩長兵制論争
- このお題で、えっ? と思われるかもしれませんが、町田にいさんと薩摩バンドと、モンブラン伯とパリへ渡った乃木希典の従兄弟の続きです。 薩摩藩が、幕末からイギリス式の兵制に習っていたことは、中岡慎太郎が書き残しています。 以下、慶応3年9月21日、慎太郎より国許の大石彌太郎宛書簡より。 兵談 一、薩藩の兵制、全く英制に改まりたり。この改正は長州の改制より眼を開きし故、去る亥年以来の改制なり。それまでは古... [続きを読む]
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- 2008/03/03 23:49墓碑銘が語る赤松小三郎暗殺の真相
- もう、どびっっくりしました!!! いや、中村太郎さまが、またまたコピーを送ってくださいました。 その中に、2006年5月号、歴史読本「幕末京都志士日誌」から、結城しはや氏の「桐野利秋 京都日記」というエッセイがあったんですが、美少年と香水は桐野のお友達で話題になりました、黒谷・金戒光明寺の赤松小三郎の墓石のことが詳しく書かれていました。 やはり、墓石の側面と背面に追悼文が刻まれているそうですが、右側... [続きを読む]
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- 2008/03/01 00:15桐野利秋と龍馬暗殺 後編
- 桐野利秋と龍馬暗殺 前編に続きます。 慶応三年十月、大政奉還が公表された当時の京は、殺伐とした空気を濃くしていました。 昨日もご紹介しましたが、10月14日、大政奉還のその日、京在海援隊士・岡内俊太郎から、長崎の佐々木高行への手紙の最後は、この文句で結ばれています。 「新撰組という奴らは私共の事に目をつけ、あるいは探偵を放ちある由にて、河原町邸(土佐藩邸)と白川邸(陸援隊)との往来も夜中は相戒め居候... [続きを読む]
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- 2008/02/29 02:53桐野利秋と龍馬暗殺 前編
- とりあえず、おそらく、大政奉還 薩摩歌合戦の続きです。 最初にお断りしておきますが、私、薩摩陰謀説とか、リアリティの感じられないものはほとんど読んでいませんので、それに対する反論ではありませんので、悪しからず。 大政奉還と桐野利秋の暗殺にいただいておりますfhさまからのTB、そのころ、ほんとは、左太朗さんは。から以下。10月17日 高崎左太郎(正風)小松、西郷、大久保など発京、夕方後藤大東をとふらふ。語... [続きを読む]
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- 2008/02/24 23:41大政奉還 薩摩歌合戦
- えーと、またまた書きかけたものがあったんですが、fhさまからすばらしいTBをいただきましたので、予定を変更しまして。 大政奉還と桐野利秋の暗殺の続きですが、雰囲気はがらりと変わります。参考文献および引用は、すべて昨日のままで。 慶応3年9月3日、約束を違え、兵を連れず京へ帰って参られました土佐の後藤象二郎さまは、西郷隆盛さまにお会いになられます。 「土佐は言論でやるじゃがき!」 その4日後の7日、西郷さ... [続きを読む]
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- 2008/02/23 06:45大政奉還と桐野利秋の暗殺
- 「王政復古―慶応3年12月9日の政変」 (中公新書)井上 勲中央公論社このアイテムの詳細を見る 中村太郎さまから、昭和10年に発行されました赤松小三郎の伝記「幕末の先覚者 赤松小三郎」のコピーをいただきました。著者は、千野紫々男氏です。 まだ、まったく他の史料を読み込んでないのですが、とりあえず、桐野が赤松小三郎を斬った理由について、考察してみようと思います。 王政復古直前、慶応三年の政治状況につきましては... [続きを読む]
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- 2008/02/21 18:56モンブラン伯とパリへ渡った乃木希典の従兄弟
- えー、別のものを書きかけていたのですが、いつものfhさまが「木戸孝允日記」を調べてくださいまして、おもしろかったので、予定を変えました。 鳥羽伏見の戦い直後、生まれたばかりの新政府の外交顧問として、フランスのロッシュ公使懐柔に活躍しましたモンブラン伯爵は、慶応4年(明治元年)2月10日(旧暦です)、パリ駐在日本総領事に任じられます。 幕府がフリューリ・エラールを任じていましたので、それに代えて、という... [続きを読む]
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- 2008/02/19 23:14町田清蔵くんとパリス中尉
- 「フランス艦長の見た堺事件」ベルガス・デュ プティ・トゥアール新人物往来社このアイテムの詳細を見る 以前にも書いたと思うのですが、鳥羽・伏見の戦いは、兵庫(神戸)・大阪開港と近接してまして、各国公使団の見守る中で、行われました。 ああ、モンブラン伯は維新回天のガンダルフだった!? vol1ですね。 ほんとうは、この話も、モンブランシリーズで順を追って詳しく書くはずだったんです。 鳥羽・伏見の直後、発足した... [続きを読む]
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- 2008/02/17 23:18揚州周延と桐野利秋
- 揚州(橋本)周延の錦絵「幻燈写真競 洋行」と「千代田之大奥 歌合」です。双方とも、オリジナルプリントを持っています。 周延は開化ものを得意とした明治の浮世絵師で、鹿鳴館風俗、というんでしょうか、バッスルスタイルの洋装の貴婦人の錦絵は、大方、この人の作です。 明治の宮廷行事などもけっこう画題にしていまして、憲法と天皇のはざまに出しました憲法発布の錦絵も、周延のものです。 私、この他にも周延の開... [続きを読む]
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- 2008/02/13 18:59モンブラン伯の長崎憲法講義
- いけません。昨日書きました美少年と香水は桐野のお友達 のような次第で、妄想がとまりません。 ほんとうは、モンブラン伯は維新回天のガンダルフだった!? vol1 vol2 vol3に続けまして、順をおって書こうと思っていたのですが、がまんできなくなりました。 モンブラン伯爵は、慶応3年の10月19日(旧暦9月22日)、薩摩藩家老、岩下方平とともに、長崎へやってまいりました。パリ万博はまだ閉幕しておりませんが、すでに幕... [続きを読む]
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- 2008/02/13 04:21美少年と香水は桐野のお友達
- えー、昨日は、うそだろ!!! の連続でございました。まずはこれ、いつものお方のブログ。備忘 中井弘50ええ??? 赤松小三郎のお墓が金戒光明寺にあって、しかも墓石の横に「中村半次郎の名前で師匠を称える言葉と死を悼む言葉が書かれた碑がある」ってえ?????いや、ほんとにwikiにそう書いてあるんですけれども。だいたい、京都黒谷の金戒光明寺といえば、会津藩がいたところじゃないですか! そんなところに、桐野が [続きを読む]
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- 2008/02/11 19:00町田にいさんと薩摩バンド
- 「博物館の誕生―町田久成と東京帝室博物館」 (岩波新書)関 秀夫岩波書店このアイテムの詳細を見る 町田にいさん、とは、私の愛する清蔵少年の長兄、町田久成です。 清蔵少年については、巴里にさようなら、薩摩貴公子16歳の別れ vol1、vol2で、詳しくご紹介しまして、上の本もすでにご紹介済みです。 清蔵少年が、にいさんの略伝を書いていたことは、これを書いた当時から知っていたのですが、どこで見ればいいのやら、と思っ [続きを読む]
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- 2008/02/07 03:36バロックの豪奢と明治維新
- 王は踊るアミューズ・ビデオこのアイテムの詳細を見る鹿鳴館と軍楽隊の続き、といいますか、補足かな、という感じです。この「王は踊る」、評判だけは昔から聞いていたのですが、見たのは去年、DVDです。太陽王ルイ14世、側近の宮廷音楽家ジャン=バティスト・リュリが主人公です。踊るルイ14世は、ともかくセクシーです。リュリが惚れるのも無理はない、と思うほど。王の三つのダンス(YouTube) この2番目の青年王のダンスとリ... [続きを読む]
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- 2008/01/29 23:49君が代誕生の謎
- 三つの君が代―日本人の音と心の深層内藤 孝敏中央公論新社このアイテムの詳細を見る本日はまた、前回の鹿鳴館と軍楽隊の続きです。 実はこの「三つの君が代」、著者ご自身の内容紹介ページがありました。三つの君が代 上のページでありがたいのは、ウイリアム・フェントン作曲の最初の君が代の曲が、聞けることです。 著者は音楽がご専門で、本の方は音楽的な分析に詳しく、この最初の君が代のメロディー、よく作曲といわれる... [続きを読む]
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- 2008/01/25 02:10鹿鳴館と軍楽隊
- 鹿鳴館 (新潮文庫)三島 由紀夫新潮社このアイテムの詳細を見る 本日は、前回のチェロが歌う「海ゆかば」の続きです。 1月5日の夜です。 風邪をひきこんでいましたから、寝床でテレビでも見るしかないなというのもあって、フジの「のだめカンタービレ」にしようか、テレ朝の「鹿鳴館」にしようか迷ったのですが、のだめはどうも、原作のイメージとあわなかったので、これも感心しないなあ、と思いつつ、「鹿鳴館」を見ておりまし... [続きを読む]
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- 2008/01/23 04:54チェロが歌う「海ゆかば」
- 海ゆかばのすべてオムニバス,日本合唱団,奥田良三,東京音楽学校,石川高,徳山レン,和田信賢,掛橋佑水,花崎薫,寺嶋陸也キングこのアイテムの詳細を見る このCD、だいぶん以前に買っていたのですが、まちがえて他県の友人に送ってしまったりしてまして、最近まで、よく聞いていなかったんです。 海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへりみはせじ この「海ゆかば」の歌詞は、万葉集におさめられた大... [続きを読む]
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