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- 2008/07/22 10:34不審者の落とし穴
- 通り魔事件があったり不審者情報が頻繁に流れたりすると、どうしたって心中穏やかではいられない。特に百人近い園児を預かる施設の長である以上、具体的な対応もとらねばならない。 この春、近所に不審者が出たという情報を得た翌日、不審者対策避難訓練をした。その時の不審者役は、私だった。 子どもが園庭で遊んでいる午前中、園舎となりの駐車場で着替えて(これは近所の人から見たら十分不審なのだが)、園前の道をうろうろす... [続きを読む]
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- 2008/07/15 19:16三年生の心の闇
- 倦怠不良のような雰囲気を漂わせていた数週間前の息子がある朝ぼくに向かってぼそっと言った。 「ねえー・・・心の闇が大きくなった。心の中に穴が空いているみたいな・・・・。」彼なら、借り物の言葉ではなく、言いそうなことだ。でも、今はそれをそらして、言った。そんな感じの時は、空手やってるだろ。突きを何回もやってみてご覧、と。質実剛健風な、体育会系な、あるいはつまらない大人が言いそうな、セリフだ。もうちょっ... [続きを読む]
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- 2008/07/07 10:52クールアースデー
- クールアースデー 政府公報は以下のことを言っています。 クールアース・デー 豊かさや便利さを追求するために、大量のエネルギーを消費してきたこれまでの社会は、地球温暖化をはじめとする環境問題やエネルギーの枯渇問題と いった、人類にとって深刻な状況を招いています。これらの問題を解決するためには、世界の国々が協力しあい、限られた資源を有効に利用し、CO2をできる だけ排出しない取り組みを進めていくことが必要で... [続きを読む]
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- 2008/07/05 06:38或る夜の食卓での会話
- キュウリを丸ごとほおばりながら息子がしゃべり出す。「キュウリをずっと口に入れてて体の骨になってほっぺから4本牙で“ビルバアサ”(という猪がいるらしい)みたいに・・・」、娘「ちがうよ“ばばばあさん”だよ」、息子「ビルバアサみたいに歯茎の外に牙がつきでて」、私「月出て?(そのちょっと前に見た、すずしくなるような三日月、もしかしたら二日の月を思い出しながら)」、娘「鼻が突き出て(魔女のように大きな鼻でも... [続きを読む]
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- 2008/06/21 05:37キャンドルナイトで魚の話
- 100万人のキャンドルナイトに参加した。息子を誘った。「キャンドルナイト行こう」「何それ?」「以前寺であったのに行ったじゃん」「ああ、ああ、話はおもしろくなかったけど、お菓子がおいしかったから行く」と子どもらしい答え。一寸間をおいて、「お菓子があるなら抹茶持っていこう」と言った息子と、野点セットもって参加。 そこでのメインは上田勝彦さんの話。タイトルは「生き物・人間が生きる道」。水産庁境港漁業調整... [続きを読む]
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- 2008/06/13 19:30初アジカン
- アジアンカンフージェネレーションのライヴに行きました。ロックのライヴはやっぱりいいなあああ。中学生の時から変わらないドキドキ感。変わったのは、中学生の頃は前も後ろも横も自分より高い人壁にもまれ圧されていたけれど、今は頭がゆうゆう飛び出て空気もあまり薄くなくアーチストがよく見えるということですね。ライヴハウスでのライヴがやっぱり好きです。ハコも米子のそれと姉妹店らしく、キャパ300くらいのところ。田... [続きを読む]
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- 2008/06/04 00:52軽薄(訂正版)
- 日常生活では軽薄なのが好きで、自分自身もケーハクに見られることがあると、うれしい。だって、深く考えてしまう業を負ったものとしては、おのれの顔が思索中に険しくなるらしく、それなら頻繁に険しい表情をまとっていることが推測され、こりゃ人相悪いよなあ、と思う。父が以前、自分は人相が悪いと言ったことがおかしかった記憶があるが、こういったことが意識されていたのかも知れないと、思うのである。今となってはひとごと... [続きを読む]
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- 2008/05/25 08:34色のない世界
- 中学校生の頃から、ぼくの格好は「派手だ」とよく言われた。逆立てた髪型はよく「寝癖?」と言われた。とかく「人と違う」「変わった」風体だったのだろう。大学でお世話になった先生には「インディアン+パンク」といわれおもしろかった。でも、大学生の頃ある人が、「Zくん(これもZパーマという髪の毛がZに折れ曲がるきついパーマをかけていたせいで付いたあだ名だ)って、色は地味やけど、形が派手やんな」と言ったのを聞い... [続きを読む]
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- 2008/05/20 11:57四歳児が死ヲ想ウ
- 夜、末の娘が急に泣きながらぼくに訴えかけてくる。 「エイクン死ンヂャッタァ」とぼろぼろ涙を流している。土曜日にエイが家に来ていたようだ。しっぽを触るといけない、毒があるからとかなんとか、息子も騒いでいた。小さな水槽に、エアポンプのようなものが一晩中耳障りな音を立てていた。たかが、四日しか一緒にいなかったエイが死んだことで、ここまで悲しくなるものなのかと、非情なぼくは思う。 「エイクン大好キナノニ、エ... [続きを読む]
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- 2008/05/19 11:57ブッダの言葉を語るのは誰か
- 大学を辞めて以来、園児とその保護者以外の、大勢の人の前で話をする機会を久し振りに与えられた。島根県の金藏寺という由緒あるお寺での話だ。それを講話と呼ぼうが、講義、お説教、法話、その他なんと呼ぼうが私自身はかまわないのだが、お寺での話は法話でなければならないだろう。法とは仏法のことで、仏法とは目覚めた者に通じてくる道、真理や道理のことであり、法話とは仏法の話のことである。私は寺で話をする機会は多くは... [続きを読む]
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- 2008/05/15 17:06体の声に耳を塞ぐ日々
- 体を動かす日が二日つづいた。 めづらしく六時台に帰ってきたぼくを捕まえて妻が子どもたちとともに陸上競技場に連れて行ってくれて、トラックを歩いたり走ったりした。単調で退屈に思えたものの、帰る頃にはもうちょっと走っていたいと感じていた。走った後、体が変にだるくなった。年をとったということかも知れないし、体のどこかが不調なのかもしれない。 翌日、昨年園で講演もしてもらった木下桂さん(2007-06-16のブログ参照... [続きを読む]
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- 2008/05/10 03:23旬ぢゃないけど双子の文章
- 2008-04-10のブログ「問と答」に書いたことは、講義でもしばしば言ってきたことで、「おうまはみんな」という歌を使って説明をしたり、さらにその替え歌を試験問題にまでして楽しんだ事柄である。ただ、文体があまり説明的でなかったせいか「意味不明」だったのだろう。あれを書いたのと同時期に某新聞に書いたものを、時季はずれだけど、以下に挙げておきます。一緒にみたら通じるかもしれないので。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆... [続きを読む]
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- 2008/05/05 04:22子どもの日のごちそう
- 子どもの日、子どもたちがケーキにデコレーションをして楽しみました。大きな苺もどすんと乗って、立派にできました。 その横に、置かれていたのが、これ。何かわかります? 蜥蜴の尻尾。漢字で書くと、あの切れてからも動いている様の不気味さにふさわしい印象を得られるかも知れませんね。この二日ほど、トカゲ探しに夢中になっている息子が、何度か庭で捕獲しかけながらも、しっぽを切って逃げられた。そのしっぽを娘が持って気... [続きを読む]
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- 2008/04/28 02:30子どもの言葉(12)体と私
- 自宅から私の職場まで、娘が初めて歩いた。40分まではかからない位の所要時間。その道すがら娘のいった言葉が頗る興味深かった。「足は疲れたって言ってるけど、ウチはまだ歩ける。」 小学1年生の身に起こっていることが、こんなふうに気づかれ、表現されている。そもそもの体験とそれの認知とが一体どうなっているのか、そしてどういう言葉でそれを解明したらいいのか。 肉体と精神の違いが子どもにも認識されていると規定した... [続きを読む]
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- 2008/04/24 09:40子どもの言葉(11)ダジャレ
- 小学生くらいになるとダジャレが好きになるようである。息子もご多分に漏れず、「校長先生ゼッコウチョー」をはじめ、よくダジャレを言うので、あんまり笑えないぼくは「あ、そう」程度の相手しかしないのだが、今日のしゃれには笑った。 学童保育といって、小学校下校後、親が仕事などで家にいない場合1,2年生がひとところですごす、というものがある。通称「学童」だが、娘が「学童って何?」と聞くので、「幼稚園の預かり保... [続きを読む]
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- 2008/04/22 15:05日曜はエデンの園
- 日曜日の午前中、庭で、落とし穴ほどに掘った穴へ息子がホースで水をためている。すると、娘が服を脱ぎ出す。タイト目のロングスカートが遊びの邪魔になったのだろうと思ったのだが、それどころぢゃない。何と、一糸まとわぬ姿に! そして笑ってる。「お風呂!」だって。「え? まさかこの泥水のなかに入るの」と言ってるぼくにお構いなく、双子のもう一人までが脱ぎ出す始末。二人は丸裸で遊んでいる。おお! まるでここはエデ... [続きを読む]
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- 2008/04/14 08:28雑草の名
- 「雑草」という名の草はない。私もそう思う。花屋に売っていて、プランターなどに人為的に植えられて、花が終われば速やかに抜かれてしまう、必ずカタカナ名の花よりも、自生する「雑草」に、もちろん、惹かれる。 家の畑にキュウリなどを植えた後、その苗についていたビニールの容器を使って、息子が言う。「苗屋さんになったから買いに来て」。お金は椿などの葉っぱ。見ると、その容器に皆種類の違う、庭の「雑草」が入れて、並... [続きを読む]
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- 2008/04/10 18:55問と答
- 《なんだこれは!》 満たされている。その充実は、しかし、時間における持続をも満たしはしない。 隙ができた時、問いの生まれる時、即ち、 《何で?》 問いは、閃きを呼び込む。隙は補完され充実に還帰する。 再度の着地が叶った時、最初の事実に遡り、かの充実は時を超えるものとして、過去へ先回りし、始まっていたことになる。 即ち、充実の過去は、充溢して今に届く。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/06 10:08世界世界世界
- 今回も、アジアンカンフージェネレーションの「ワールド ワールド ワールド」を聞いての雑考。 自分が変わらずにいて世界を変えようとするのをエゴイストと言う。その発想はギャラクターやショッカーの世界征服である。とはいえ現実の世界にだってそれはある。まるで「世界の警察」であるかのようにふるまう某国も濃厚にこの臭いを発している。けれど、世界は自分のためにあるのではないという厳然たる事実の前に、その無理は頽... [続きを読む]
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- 2008/03/31 22:47World World World
- アジアンカンフージェネレーションの新作を手に入れた。 [rakuten:asahi-record:12739533:detail] 「音楽が新しい世界を作る」といえば陳腐な言い草に聞こえる。 「音楽で世界を変える」といえば世間知らずなロック少年のたわごとのようでもある。 でも、そんなことをまっすぐ歌っているようないきおいがある。そのまっすぐ加減は「高い志」なんて耳を疑うような古風な言葉に噴出している。 無限や永遠を、そして... [続きを読む]
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- 2008/03/24 15:07子どもの言葉(10)かけがえがないこと
- 数週間前、息子と話していた。だれでもやっていること、だれにでも代わってもらえることは、実はどうでもいいことで、代わりのないことがほんとは大事なことだ。“かけがえがない”っていうんだけど。ぼくが園長を辞めたって、また別の園長が来る。たいてい、ぼくらはかけがえのあることばっかやってるんだ。そんなような話だった。 ところがきのう、「かけがえのないこと考えた」と彼が言う。へえ、考えつづけていたんだなあ、と... [続きを読む]
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- 2008/03/22 21:01広河隆一監督「パレスチナ1948 NAKBA」
- 以前このブログで(2006-7-2参照)“DAYS JAPAN”という「世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌」を紹介し購読をおすすめしました。私は、その責任編集者、広河隆一さんの大ファンなのですが、このたび彼の監督するドキュメンタリー映画が完成しました。タイトルは「パレスチナ1948 NAKBA」。こんな言葉が付されています。「60年前に、イスラエルが誕生し、パレスチナ難民が発生した。この事件をパレスチナ... [続きを読む]
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- 2008/03/02 02:44前のめり教育不要
- 風呂で娘に言う。「20数えてあがりな」「ええええ。やあだああ。」「ぢゃ10でいいよ」「1,2,10あがる!」4歳になっても10まで数えられない。でも問題を感じない。3歳で塾入れて計算させ宿題毎日させる親には問題感じるけど。偏ってるんだろうね。幼稚園の発表会で一茶の俳句「北壁や 嵐 木枯らし 唐辛子」の群読をしたのですが、娘の発音は「アラチコガラチトウガラチ」。それでかまわない。だって、かわいいじゃ... [続きを読む]
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- 2008/02/26 12:31細菌マニアへの門口
- 今日いきなりパソコンの授業があった、と小学2年生の息子。3月のカレンダーを作ったらしく、そこにマウスで絵を描いたとのこと。 「そこに、黄色ブドウ球菌と腸炎ビブリオを描いた」と言われても、想像もできない。 彼は先だって、“病気のすべて”みたいな本を図書館から借りてきて、それからというもの、そういうボキャブラリーが格段に増えた。妹達を相手に、人形でお医者さんごっこをしているときも、「これは黄色ブドウ球菌... [続きを読む]
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