りなっこ さん

りなっこさん: 本読みの日々つらつら
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プロフィール

ハンドル名りなっこ さん
ブログタイトル本読みの日々つらつら
サイト紹介文好きな作家は、小川洋子さん、村上春樹さん、恩田陸さん、古川日出男さん、三島、安部・・・。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供655回 / 873日(平均5.3回/週) - 参加 2006/04/18 22:28

りなっこ さんのブログ記事

記事削除機能過去の記事 … 1 2 次へ
  • 2008/08/27 22:03恩田陸さん、『不連続の世界』
  •  恩田さんの新刊だぞ!それいっ!とばかりにダッシュしたのは、図書館のカウンター。 はい、一番乗りで取り寄せてもらってしまいました。 その割には、返却期限ぎりぎりで読んでいるし…。   恩田さんの作品はいそいそと購入することが多いのでありますが、数多な恩田作品の中でも1、2を争うくらい苦手な『月の裏側』に出てくる多聞が活躍する連作集と知り、いささか寄せる期待感が薄まってしまったことは否めないかも…で... [続きを読む]
  • 2008/08/26 23:45金井美恵子さん、『昔のミセス』
  •  お姉さま(久美子さん)の装幀が何とも素敵で、素通りいたしかねる一冊であった。  しかし、改めて振り返れば、幾つかの小説を読ませていただいていたのに(ああ、先日再読した『兎』の鮮烈さよ)、エッセイの方がほとんど不首尾であったのは、はなはだ不覚である。 こんなに面白いのにー。 切れ味もピリリと鋭く、“カマトト”“親父”といったちょっぴり蓮っ葉(道理で煙草がお似合いだわ)な言葉がポンポン飛び出す文章の... [続きを読む]
  • 2008/08/24 20:39今日は中国酒家♪ 「同源」
  • 8月24日、日曜日。 曇り後晴れ。  徐々に、お天気が回復。   何だかな、このところ蝉の数がかなり減ってきているのが、如実に音になってわかるのであった。 一方カナカナゼミは、まだ聴こえてこない(この辺にはいないのかなかな)。  実は住んでいる建物の目の前が、素敵なアーチを成す欅並木なので、最盛期の頃の蝉の声が半端じゃあないのである。 特に朝のクマゼミ。 幾本も植わった欅の下の方の幹にとまった奴か... [続きを読む]
  • 2008/08/23 23:33美味しく立ち喰い♪ 「源屋」
  • 8月23日、土曜日。 曇り時々雨。  玄関を出て、思いがけない風の涼しさにひゅうっと首をすくめた。 髪を下ろす日も近そうである…。   今日は二人揃って寝坊。 昨夜遅くまで、はちゃはちゃ(いちゃいちゃ)し過ぎた所為かと思われる。   いつものような時間でランチに出掛けるのが無理なため、中休みのあるお店にはいけないねぇ…と話し合いつつ、所用を済ませてから三宮へ向かう。   何週間か前に続けて二度も、... [続きを読む]
  • 2008/08/21 23:09清水博子さん、『ぐずべり』
  •  私の中にいるほぼ概念としての少女は、この世の何物ともむすぼれ合っていない存在である。 少女とはかくあるべし――と、いつから思い始めたものなのかも定かではない。  何物ともむすぼれ合えない(学校とも社会とも友達とも…)少女は常に、権高と無邪気のはざまで、或いは弱気と驕慢の間で、宙ぶらりんなのだ。 それはそれは、心許なく。 その危なげな風情抜きでは、少女を語れないとすら思うのだが如何であろうか…。 ... [続きを読む]
  • 2008/08/20 23:06北村薫さん、『野球の国のアリス』
  •  潔く直球!   “野球=夏”の安易なイメージから、夏が去ってしまう前に是非とも読んでおかなくっちゃと思っていた北村さんの新刊である。 でもこの内容ならば、春に読むのもいいかも知れないなぁ。 もちろんあえて真冬に読んで、真逆の遠い季節へ思いを馳せらせてみるという読み方もあるでしょうけれどねー(確か『ターン』の中にも、そんな会話があったし)。   今日のお昼下がり、このところしょっちゅう着ている薄手の... [続きを読む]
  • 2008/08/19 23:45イタロ・カルヴィーノ、『冬の夜ひとりの旅人が』
  •  いずれ読んでみたいと思い続けていたカルヴィーノを、とうとう読んだわけである。 暁、うれし。 面白かったよう。 で、実際に読んでみた私が言うのはいささか口幅ったいしおこがましいかなとも思うのだけれど、そも、イタロ・カルヴィーノの本なんて…よほどディープな本読み人じゃあないとなかなか手に取らないのではなかろうか…? うむむそれを言うならば、そも、翻訳ものを読む人自体が少ないらしいが(私もたいして読ん... [続きを読む]
  • 2008/08/17 22:13残暑に美味しいカレー♪ 「ヒンホイ」
  • 8月17日、日曜日。 曇り時々晴れ。  だーさんのお休みも今日までである。 8月もさっさと折り返してしまって、ちょっぴりさびしいなぁ。   ホント、毎年ながら夏は短い。 ♪流れ〜出したら あっと言う間〜あっと言う間♪  何とな〜く、夏にこそ殊更美味しく感じられるものって、やっぱり色々ある。 そりゃあ別に夏じゃあなくっても、ビールもカレーも納豆(?)も美味しいけれどさぁ…。 そう特に、汗が噴き出すこ... [続きを読む]
  • 2008/08/16 22:54辻原登さん、『マノンの肉体』
  •  お昼にお寿司をいただいて、電車で最寄り駅へ戻ってきたところで、自宅へ向かうだーさんに手を振って反対方向に向う。 すると、すっごく短い夕立に遭遇した。 雷付きだったのでちょっとだけ浮足立ったけれど、本当はワクワクしてしまったり。 幸い(?)晴雨兼用の日傘を持っていたので、濡れそびれちゃったな。  お盆休みぐらいには実家に顔を出さねばと思ってはいるのだけれど、まあ久しぶりに顔を合わせると何やかんやあ... [続きを読む]
  • 2008/08/13 21:08ひさびさオムライス♪ 「北極星」
  • 8月13日、水曜日。 晴れ。  だーさん、お盆休み。  今日も昨日もその前も、蝉の死骸が散らばる道々を歩く。 本当にこの辺りは、蝉が多い。 夕方になってから近くの分室まで赴き、一冊本を返して一冊受け取ってきた。   返却してきた方は、ジェフリー・フォードの『緑のヴェール』。 復路の電車に揺られながら、ワクワクと読み終えた。  面白かったよう…! ちょっと時間がないので報告まで。 『白い果実』から読... [続きを読む]
  • 2008/08/11 23:28武田百合子、『富士日記(上)』
  •  今日はぼんやり、ひねもす本読み。 ふっと本から離れると、ぼんやり虚ろになってしまう。 お盆には少し実家に寄らねばならないので、あれこれ考えそうになってしまう。 やでやで。  かねてから読んでみたかったのになかなか手が出せなかった百合子さんの日記、全三巻(上中下)を一度に読むのは大変そうなのでやめて、一冊ずつを手に取っていくことに決めた。『富士日記(上)』、武田百合子を読みました。 「BOOK」データ... [続きを読む]
  •   関連キーワード
  • お盆
  • 2008/08/10 16:58近場で中華ランチ♪ 「吉芳」
  • 8月10日、日曜日。 晴れ。  今日もとても良いお天気。 でも、家での仕事が片付いていないだーさんと二人、ランチを済ませて帰宅した後は、部屋でまったり涼しく過ごしている午後であるよ。 そう言えばもうすぐお盆休みだなぁ…、気だるく夏休みの匂いがする。  三日ほど前であったか、郵便受けにお店のチラシが入っていたのである。 以前から少しは気になっていたお店のチラシで、真ん中にでかでかと「生ビール半額」の... [続きを読む]
  • 2008/08/09 23:12ニューミュンヘン 神戸フラワーロード店
  • 8月9日、土曜日。 晴れ。  今日も夏らしいお天気。  車で所用を済ませてから、いつものように電車で三宮へと向かう。 駅のホームには、まあまあよい風が吹いていた。  最初に足を向けたのは、一応チェックをしてみた駅近くのお蕎麦屋さんだったのだけれど、店先にて、あまり酒呑みには満足感が得られそうにないお店であることが判明したので(定食は充実しているが、一品ものがしょぼい)、保険に考えていた「ニューミュ... [続きを読む]
  • 2008/08/08 19:29デヴィッド・マドセン、『カニバリストの告白』
  •  “肉喰い”の哲学の核にあるのは、愛だ。 それは激しく性急で、肉を喰う者は、勃起した少年が潤んだ少女を求めるように肉に恋い焦がれる。 それは決して急がず辛抱強く、肉を喰う者は、神秘論者が神のくちづけを待ち望むように肉に思慕を寄せる。 P.130  何かしら気の利いた料理の一皿など用意して、それをつつきながら読んだのであったらば、相乗効果もばっちりで、より味わい深く堪能出来たのかも知れない(しかし、... [続きを読む]
  • 2008/08/07 23:05アンジェラ・カーター、『夜ごとのサーカス』
  •  これってどうなのかしら…?と途中でつまづきそうになったものの、結局存分に楽しめてしまった。 あ、読んだのは昨日。 どんな物語もありのままに受け入れるのが信条なので私はあまり気にしていないけれど、この作品世界の抱え込んだ破天荒さは、或いは瑕なのだろうか? 荒唐無稽、奇想天外が大好物な私でさえもしばしば途方に暮れつつ、でもそれもひっくるめて面白かったなぁ。『夜ごとのサーカス』、アンジェラ・カーターを... [続きを読む]
  • 2008/08/05 18:52大阪で讃岐♪ 「釜たけうどん」
  • 8月5日、火曜日。 晴れ。  今日は健康診断の日。 朝からちゃっちゃと支度して、だーさんの勤め先まで出向くのであった。 お腹が空いてものどが渇いても、検査が終了するまでは何も口に出来ないので、早く終わらせる為には早く出かけるしかないのだっ…。 と言いつつ特急は避け、準急で本を読みながら梅田へ。  昔から病院やら検査やらが苦手な方だから(そーゆー場所で働いていたにも関わらず)、実は昨日からちょっと気... [続きを読む]
  • 2008/08/03 23:47梅田でたこ焼き♪ 「たこ焼処 蛸之徹」
  • 8月3日、日曜日。 晴れ。  今日は早めに家を出る。 蝉の声が振りかぶってくる緑の並木道を歩いて最寄駅から、電車に揺られて梅田方面へ。   だーさんが観たい映画の時間に合わせて、素早くお昼ご飯を…という段取りであったが、お好み焼に照準を定めていたらば、行列と満席の壁に阻まれたので予定変更。 よく行く地下街へと足を向けた。  いつも人が並んでいるお店にすんなり入れそうだったのが、だーさんの気を惹いた... [続きを読む]
  • 2008/08/02 20:46タイの屋台料理♪ 「六番」
  • 8月2日、土曜日。 くもり。  いよいよ8月。 特に何をするわけでもありませぬが、夏は割と好きです。 ビールが旨いから…だけではないと思うけれどー、どうなのかしらー。  あ、薄着になれるのが好きです。 今日は薄いグレーに黄色の入った、不規則な水玉模様のミニワンピースですわ。 レギンスは履く気になれなくって履きません(だって、折角の薄着感がなくなりませんか?)。  今日もいつものように所用を済ませて... [続きを読む]
  • 2008/08/01 23:15粕谷知世さん、『アマゾニア』
  •  何となく、真夏に読めて良かったかも…? るるる♪  何度も押し寄せる物語の波に、心地よい高揚へといざなわれ。 いつかしら思いは彼女らと共に、古き精霊たちがしろしめしたまうアマゾンの世界を、駆けめぐっていたかのような充足感に包まれていました。 そうして深いため息を吐きながら、本を閉じたのでありました。 『アマゾニア』、粕谷知世を読みました。 「BOOK」データベースより〔 16世紀、太古からの伝説が未だ... [続きを読む]
  • 2008/07/30 23:49城夏子さん、『また杏色の靴をはこう』
  •  なにやら最近、ガーリッシュ周辺が気になりますの…(ええ、もともとガーリッシュですがね)。 この本はちと長いこと積んでしまっておりましたが、機は熟せり!な気分で手に取っておりました。   私の実際の17歳は、蝶を追いながら花を摘むようなわけにはいかなかったなぁ。 まるで目隠しをされたまま手探りをするように、よろよろと当り前な日々を無事にやり過ごすので精一杯だったような気がする。 それはそれで勿体な... [続きを読む]
  • 2008/07/29 22:35ぶんぶん
  •  昨日、自分が書いたばかりの記事を読みかえしていたら、“けれど”の使用が幾らなんでも頻回過ぎるのでギョッとして、慌てて直してみた。 でも、そんなことをしても追いつかないほどに、私は“けれど”を本当にたくさん使ってしまう。 何故なのだろう? 「…のだけれど、……けれどもね」みたいな文章が普通にあるのだもの。 やでやで。 普段は推敲なんて大層なことを私がするはずもなく、だからここに書いている文章には、... [続きを読む]
  • 2008/07/28 23:59矢川澄子、『兎と呼ばれた女』
  •  私が初めて目にした“由比が浜にてコイコイに興じる”二人を撮った写真は、昔購入した澁澤龍彦特集号の「太陽」に載せられていたものであった。 矢川さんのお顔は帽子に隠れているものの、そのすんなりとした肢体はとても清らな印象で、私は魅了されたのだった。  その当時の私にはまだ、そこに写されているのが、「人並みの幸福を追いもとめるのはやめようね」という約束の言葉で編み上げられた繭の内に憩う、二人ぼっちのア... [続きを読む]
  • 2008/07/27 23:19スペイン料理の老舗♪ 「カルメン」
  • 7月27日、日曜日。 晴れ。  帰宅後、いつの間にか二人して夕寝をしていた…。 夏だなぁ。 目が覚めて一瞬朝かと思ったくらい、ぐっすり寝ていたよ。   今日のランチは、「そろそろスペイン料理がいいなぁ」というだーさんの提案で、三宮のお店「カルメン」へ行ってみることとなった。 1956年から続く、日本で最初に出来たスペイン料理のお店なのだそうな。  駅からしばしてくてくてく…。 ちょっとひと気のない... [続きを読む]
  • 2008/07/26 22:22皆川博子さん、『蝶』
  •  あえかな声たちが、確かに届く。  見えない力に押しひしがれながら、誰に向って何を嘆くでもない彼らの、あえかな声が聴こえてくる。 これは、そんな一冊だった。 完璧な世界など楽園など、どこにもない。 時は移れども人の棲む世の中とは、理不尽を孕み矛盾を孕み、そうして集団の溜めこんだ無自覚な悪意は、常により弱き者へと向かいながら、その首をゆっくりと締め上げていくのだろう…。  装丁がとても美しいので、な... [続きを読む]
  • 2008/07/25 22:50長野まゆみさん、『左近の桜』
  •  桃は、熟してしまえば傷むのがとても早い。 それもまたこの果物の、愛おしい特徴ではあるのだけれど。  指で上手に剥けた皮の下から、信じられないほどの潤いを内に秘めた果肉の柔肌があらわれる。 目で存分に愛でてから、舌で味わう。 ふふふ、読み終えたばかりのこの作品の世界を、もう一度呼び寄せ楽しむように…と言ってしまうと、いささか問題があるであろうか(変態…)。  いそいそと買い求め、いそいそとページを繰... [続きを読む]
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