|
- 2007/05/06 11:15キャンパスライフ 第18回
- ここは円山公園。「天使がやって来た」岡谷将年は自分にやってきた千載一遇のチャンスを無駄にしたくなかった。過去に何人もの女性とデートして来たが、今日ほど身が引き締まる思いがするのは記憶にない。いや、鼻の下が長くなっていない自分を誇らしげに思ったり... [続きを読む]
|
- 2007/04/29 12:53キャンパスライフ 第17回
- 兼田俊彦は京都府立植物園のベンチで最愛の人であるはずの宮崎月子と2人で人生を語り合っていた。さすがに勘のいい月子はいつもと違う俊彦の態度及び言動に違和感を感じずにいられない。「今日の俊彦さんって少し変だわ」と遠慮なく月子が語る。「いや、そんなこ... [続きを読む]
|
- 2007/03/05 22:01キャンパスライフ 第16回
- 一夜明けて三条京阪のカフェで将年と雪絵は向かい合っていた。2日前のムードとは打って変わって陰鬱な雰囲気が漂っている。自分自身の不甲斐なさとやるせなさを感じながらも、将年は自分の気持ちに逆らうことが出来なかった。「雪絵ちゃん、俺達って愛し合えば愛... [続きを読む]
|
- 2006/08/14 15:52キャンパスライフ 第15回
- 作者前書きみなさん、本当に間隔が空きご迷惑をお掛けしました。週に一話ぐらいづつ書いて行きたいと思いますので是非ご愛読ください。第1話目はこちら<第15回本文>雪絵は美穂に攻められて熱くなっていた。なぜなら彼女には将年との昨晩の余韻がまだ残... [続きを読む]
|
- 2006/05/07 21:39キャンパスライフ 第14回
- 坂上美穂が“MERCI”に着く15分ぐらい前に宮崎月子から電話があった。日頃冷静沈着な月子がいきなり、「美穂、もう雪絵と会ってんの?」と余裕のない声を響かせる。「いや、まだ学校よ。4講目終わったばっかりなの。これから向かうわ。それより将年君と話せた... [続きを読む]
|
|
|
- 2006/05/02 04:25キャンパスライフ 第13回
- 京阪三条駅に着いた。岡谷将年は気分転換にボーリングの件もあったので“恋の師匠”こと中村拓弥に電話をした。拓弥は週に2回ぐらいしか学校に来ない。名古屋出身の拓弥は根っからの中日ファンで、野球の話となれば阪神ファンの将年と喧嘩になりそうであるが、今年... [続きを読む]
|
- 2006/05/01 04:44キャンパスライフ 第12回
- 京阪七条駅近くの“プランタン”という名のカフェ。はじめに山田さくらから頼まれていたボーリングの件を将年に話し了解を得る。「それはそうと、あなた美穂と雪絵といったいどちらが好きなの?」いきなり宮崎月子が切り出す。「いや、雪絵とは別に・・・」岡谷将... [続きを読む]
|
- 2006/04/30 00:53キャンパスライフ 第11回
- 宮崎月子は岡谷将年との待ち合わせのために京阪七条駅に向かっていた。最近、E大の兼田俊彦からの電話が毎日のようにかかってくる。演劇や本の話題に始まって、最後はお決まりのセリフを発する。「月子ちゃんのマンションに行っていいかな?」いつもお決まりの... [続きを読む]
|
- 2006/04/28 02:43キャンパスライフ 第10回
- 坂上美穂は宮崎月子から、将年と話し合うアポが取れたと聞き心が軽くなった。すると、急に将年がいとおしくなり、そういえばキスを迫られる少し前にアドレス交換をしたことを思い出した。そこで将年をリラックスさせようとして勇気を振り絞ってメールを打つこととする... [続きを読む]
|
- 2006/04/27 01:05キャンパスライフ 第9回
- 6月26日、午前10時半、場所はK女子大キャンパス内。1講目が終わって宮崎月子と坂上美穂は一緒にキャンパスを出て近くのいきつけの“MERCI”というカフェに入った。2講目が一般教養科目なので出席をパスしたのだ。今日の京都は雨模様。まるで目が腫れ... [続きを読む]
|
- 2006/04/26 01:55キャンパスライフ 第8回
- 直斗にとって長い一日が終わろうとしていた。河原町のパチンコホールに入ったとき、激熱リーチに入っていたコンパ仲間の浩介が運良く見事確変をゲット。そのあとなんと8連チャンをし大逆転。浩介は1万5千円のプラスとなったのである。しかし伸浩は2万5千円... [続きを読む]
|
- 2006/04/25 01:24キャンパスライフ 第7回
- 私ってそんなに軽い女に見えるかしら?坂上美穂の思考回路は完全にフリーズしていた。どちらかといえば恋愛に対してうぶだったのかもしれない。というのも、今までの彼女の人生は“女は待っている”を通してきたからである。それにしても今日の将年の行動は唐突... [続きを読む]
|
- 2006/04/23 17:48登場人物紹介
- 第6回時点で更新R大経済学部 ゼミ仲間★本間直斗 鹿児島出身 雪絵とデートの約束をするが・・・★岡谷将年 京都出身 美穂とデートするがすぐに方向転換。★中村拓弥 名古屋出身 プレイボーイ、自称“ナカタク”★羽田浩介 岡山出身 伸浩とギャンブルの迷... [続きを読む]
|
- 2006/04/23 17:25キャンパスライフ 第6回
- 中森雪絵は夢見心地だった。将年と2人で寺町通りにある“かに道楽”で食事をした。大学に入って覚えたお酒も美味しくって会話は弾んだ。2人はお互いの今日のいきさつを知らずに完全に2人の世界に入っている。将年と雪絵のどちらが身勝手なんだろう?という... [続きを読む]
|
- 2006/04/22 22:11キャンパスライフ 第5回
- 四条河原町阪急前、恋人達が次々と出会い去って行くのを尻目に、待ちくたびれた直斗のイライラは頂点に達していた。“You don't have to worry,worry. 守ってあげたい!あなたを苦しめるすべてのことから!"(『守ってあげたい』から引用)昨晩寝る前にユーミンの懐... [続きを読む]
|
- 2006/04/21 23:51キャンパスライフ 第4回
- 宮崎月子は坂上美穂からの電話を受け植物園デートのあらましを聞いて開いた口が塞がらなかった。実は午前中、美穂から相談の電話があったのだ。昨晩のコンパの帰り、突然将年から誘われたらしい。何事にも慎重な美穂に迷った挙句、“石橋を叩いて渡る人生って面白... [続きを読む]
|
- 2006/04/20 14:29キャンパスライフ 第3回
- 岡谷将年はいらいらしながら河原町通りを歩いていた。昨晩のコンパで知り合った坂上美穂と京都府立植物園にて初デート。“植物園でデートするカップルは別れる”という言い伝えを破ろうと意気込んだあまり、暑さと前の彼女とのいきさつで焦りがピークに達し破天荒な行... [続きを読む]
|
- 2006/04/19 00:51キャンパスライフ 第2回
- 「どうしようかな?」と中森雪絵はひとりごちた。ここは中京区の烏丸御池にあるワンルームマンション。福岡から親元を離れひとり暮らしを始めて3カ月が過ぎようとしていた。本当は東京の大学に行きたかったのであるが、親の希望で京都の大学に落ち着いた。京都だ... [続きを読む]
|
- 2006/04/17 23:50キャンパスライフ 第1回
- 2002年6月下旬、本間直斗はもうすぐ20歳の誕生日を迎えようとしていた。夢にまで見ていた大学生活も、蓋を開けてみるとすぐにいわゆる5月病が発症。なぜなら、大学生になったら“必ず彼女を作ろう”という意気込みも空回りしつつあるからだ。2月に合格の栄... [続きを読む]
|