- 2008/05/17 23:51中塚一碧桜 岡山玉島の詩人
- 「我は島の王の心や落葉踏む死期明らかなり山茶花の咲き誇る墓所近み堤太しや夕時雨」中塚一碧桜河東碧梧桐が明治42年11月5日但馬城崎で出会った岡山玉島の詩人 ... [続きを読む]
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- 2008/05/15 22:05朝はモルヒネを飲んで蝦夷菊を寫生した。
- 「此ごろはモルヒネを飲んでから寫生をやるのが何よりもの楽しみとなつて居る。けふは相變らずの雨天に頭がもやもやしてたまらん。朝はモルヒネを飲んで蝦夷菊を寫生した。」正岡子規『病牀六尺』 ... [続きを読む]
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- 2008/05/14 22:16人は遂に死なねばならぬ…これ程たよりない残酷な淋しいことはない
- 「例へば、人は遂に死なねばならぬ運命にある。これ程たよりない残酷な淋しいことはない。(中略)私の父が呼吸を引取る前にランプの光を見つめたことを覺えてをる。さうして私はランプの芯を出して、その光を出來るだけ大きくしたことを覺えてをる。ゲーテが死ぬ前に、光といふ一語を洩らしたとも聞いてをる。極樂の文學といふのは即ち其の光といふものを描いて、絶望に近い人間に尚且つ一點の慰安を與へようとする文學である」高... [続きを読む]
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- 2008/05/07 23:31私は何となく良心の苦痛に堪へられぬやうな氣がした。
- 「小説家ゾラはドレフュー事件について正義を叫んだ爲め國外に亡命したではないか。然しわたしは世の文學者と共に何も言はなかつた。私は何となく良心の苦痛に堪へられぬやうな氣がした。わたしは自ら文學者たる事について甚しき羞恥を感じた。以来わたしは自分の芸術の品位を江戸戯作者のなした程度まで引下げるに如くはないと思案した。」永井荷風「花火」について ... [続きを読む]
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- 2008/05/06 20:14横はつてゐる妙な形をしたものの正體が掴めなかつた
- 「月の光と云ふものは雪が積もつたと同じに、いろいろのものを燐のやうな色で一様に塗り潰してしまふので、滋幹も最初の一刹那は、そこの地上に横はつてゐる妙な形をしたものの正體が掴めなかつたのであるが、瞳を凝らしてゐるうちに、それが若い女の屍骸の腐りただれたものであることが頷けて来た。」谷崎潤一郎『少将滋幹の母』 ... [続きを読む]
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- 2008/05/05 22:41幸いにも「変な奴」はいない。
- 「−私はS町で円タクを捨てると、覚悟を決め、市電に乗った。成るべく隅の方へ腰を下ろして、膝の上に両手を置いた。それから気付かれないように電車の中を一通り見渡してみた。幸いにも「変な奴」はいない。私の隣りでは銀行員らしい洋服が「東京朝日」を読んでいた。見ると、その第二面の中段に「倉田工業の赤い分子検挙」という見出しのあるのに気付いた。何べんも眼をやったが本文は読めなかった。−それにしても、電車という... [続きを読む]
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- 2008/05/02 20:43いつもハングリーで、いつも不幸だった。
- 「私はまだ最高の域に達することができないので、いつもハングリーで、いつも不幸だった。今でも努力しているが、努力すればするほど誇れるものなど何もないと感じるのだ。」Ravi Shankar 1999The Sound Of India,1968 ... [続きを読む]
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- 2008/05/01 22:55メロディとリズムが描く、色彩を完成させる 演奏だけを、
- 「同時に、ここにつけ加えて言わせていただきたいことがあります。それは、私はいまだ各所で行われているあの機械的な、拍子のうわずった、ばらばらに切り刻んだ思い上がった演奏、つかみ損ないの演奏は、できるだけ拒否したいとねがっていることです。ただ特殊なアクセントを際立たせ、メロディとリズムが描く、色彩を完成させるピリオード的な演奏だけを、事実をつかむものとして認めたいのです。」フランツ・リスト『交響楽的... [続きを読む]
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- 2008/04/30 21:06ハムレットのひとり言
- 「[傍白]親戚よりは深いが、親子ほど深くはない。」ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』(小津次郎訳)筑摩世界文学体系16 昭和47 p.165ハムレット初登場のひとり言 ... [続きを読む]
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- 2008/04/29 00:01訳詩は一般に信じられているよりも遥かに創作であり、
- 「すぐれた訳詩は一般に信じられているよりも遥かに創作であり、その詩的価値は殆ど訳者自身のものであると言っても過言ではない。大詩人によってその驚くべき可能性を現に明示されてはいるものの、凡庸な手中にあってはみすぼらしく、往々にして危険な要素−こういう要素を手渡された訳詩家は、全く新たな手段を探し索めねばならないのである。」齋藤磯雄「果実と詩と」『ピモダン館』 ... [続きを読む]
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- 2008/04/25 23:52蝶、ひらひらととぶ、茎のない花
- 「蝶、ひらひらととぶ、茎のない花、網に摘む花…」ジュラール・ド・ネルヴァル「蝶」Gérard de Nerval 1808-1855 ... [続きを読む]
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- 2008/04/23 23:18音の再編成を考えていく方向性にこそ可能性がある
- 「ハイ・アートやサブカルチャーという括りが壊れた状態で、音の再編成を考えていく方向性にこそ可能性がある」椹木野衣のコトバ久保田晃弘監修『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』大村書店 ... [続きを読む]
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- 2008/04/22 22:55複雑な音楽も、基本的な同調とゆらぎによって記憶され
- 「東南アジアでは(東アジアでも)単純な竹の楽器は、そのつくりから楽器固有の音楽まで 手や指を基準に測られ、伝承されてきた。 複雑な音楽も、基本的な同調とゆらぎによって記憶されている。」高橋悠治「身体技法としての音楽」InterCommunication No.5 p.1993 ... [続きを読む]
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- 2008/04/21 01:01ミルトン『失楽園』より
- 「地獄より光明に至る道は長く険しい」ジョン・ミルトン『失楽園』映画『セブン』で犯人ジョン・ドゥが残した手掛かり ... [続きを読む]
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- 2008/04/16 20:10自分がダメだと思うものを演奏するのは、どうしても耐えられない
- 「評論家が自分のことを良く言おうと悪く言おうと、何と言われても気にならない。いちばん厳しい評論家は自分自身だ……自分がダメだと思うものを演奏するのは、どうしても耐えられない」Miles Davis,1962ロバート・ディメリー『死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚』ソフトバンククリエイティヴ 2008 p.42 ... [続きを読む]
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- 2008/04/10 01:12フェラーリ「プレスク・リヤン」
- 「“プレスク・リヤン第4番"(1990-98)は、イタリア北部のヴィンティミリアの村で坂道を登りながら録音された音を編集し、変調を加え、電子音を加味したもの。イタリア語でしゃべる女性たちの甲高い声や通りすぎる車のエンジン音など、情景を想起させる現実音が、ときに生のまま、ときにエコーがかけられて織られていく。途中から電子音にもあたえ、最後にはかなりのエネルギーになる。」リュック・フェラーリ白石美雪「ケー... [続きを読む]
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- 2008/04/09 00:57レバレッジ・シンキング
- 「…習慣化のためには、数字で管理することも大切です。数字を記録することで、習慣化がしやすくなるのです。」本田直之『レバレッジ・シンキング』東洋経済 2007 ... [続きを読む]
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- 2008/04/09 00:57人の真似をする者は…劣るものじゃ
- 「人の真似をする者は、その真似るものよりは必定劣るものじゃ。そなたも、自分の工夫を専一にいたされよ。」菊池寛『藤十郎の恋』 ... [続きを読む]
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