かのん さん

かのんさん: 明鏡止水
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プロフィール

ハンドル名かのん さん
ブログタイトル明鏡止水
サイト紹介文1ヶ月半で社会人をリタイアしたニートによる、映画・文学ブログ。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供85回 / 699日(平均0.9回/週) - 参加 2006/06/12 17:11

かのん さんのブログ記事

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  • 2007/06/30 11:42『ひめゆり』
  • 柴田昌平監督作品『ひめゆり』2006年 日本2007年6月19日 ポレポレ東中野にて鑑賞荒筋:1945年、第二次世界大戦末期、沖縄では住民を巻き込んだ地上戦が展開された。15歳から19歳の女学生たち222名が急遽看護要員として動員された。のちに「ひめゆり学徒隊」と呼ばれるようになった少女たちである。彼女たちは赤十字の旗が立つ安全地帯へ配属されるものと思っていたが、そこは砲弾の飛び交う戦場だった。約三カ月 ... [続きを読む]
  • 2007/06/10 15:46『バルカン超特急』
  • アルフレッド・ヒッチコック監督作品『バルカン超特急』1938年 イギリス(Yahoo鑑賞)荒筋:東欧の架空の独裁国家パンドリカでの雪国観光からイギリスへの帰国途上の列車内で事件は起こる。アイリスと親交を深めていたイギリス女性ミス・フロイが、突然車中から消え、車内の人間全て(一部は面倒ごとに巻き込まれたくない理由で)初めからそんな女性は見なかったと口を揃えるが・・・ネタバレ注意。30分を過ぎたあたり ... [続きを読む]
  • 2007/06/10 13:06太宰治『津軽』
  • 太宰治『津軽』(昭和26年、新潮文庫)荒筋:「私は津軽に生れ、津軽に育ちながら、今日まで、ほとんど津軽の土地を知っていなかった」。戦時下の1944年5月、太宰治は3週間かけて初めて津軽地方を一周。郷里の風土や歴史、自らにも流れる津軽人気質に驚嘆、慨嘆、感嘆の旅は、やがてその秘められた目的地へと向かう。ユーモアに満ちたふるさと再発見の書。 とても面白かったです。読後感が良い。わたしも実家が田舎の山奥 ... [続きを読む]
  • 2007/06/09 16:34坂口安吾『桜の森の満開の下』
  • 坂口安吾『桜の森の満開の下』(1989年、講談社文芸文庫)荒筋もとい内容なぜ、それが“物語・歴史”だったのだろうか―。おのれの胸にある磊塊を、全き孤独の奥底で果然と破砕し、みずからがみずから火をおこし、みずからの光を掲げる。人生的・文学的苦闘の中から、凛然として屹立する、“大いなる野性”坂口安吾の“物語・歴史小説世界”。 えーと、読むのが大変難しかったです。坂口安吾、好きなんだけど、そして難解な表... [続きを読む]
  • 2007/06/08 17:08『プルートで朝食を』
  • ニール・ジョーダン監督作品『プルートで朝食を』アイルランド・イギリス 2005年(DVD鑑賞)荒筋:アイルランドの小さな町に生まれた赤ん坊パトリック。生みの親は彼を教会の前に置き去りにして行方をくらましパトリックは近所に住むブレイデン家の養子として育てられる。幼い頃から綺麗なドレスやお化粧に興味を示し周囲からは変わり者のレッテルを貼られてしまう。やがて自らをキトゥンと名乗り美麗な青年へと成長した ... [続きを読む]
  • 2007/06/08 10:36 『ワンダフルライフ』
  • 是枝裕和監督作品『ワンダフルライフ』1998年 日本(DVD鑑賞)荒筋:月曜日、古い建物に集まってくる人たちは、みんな死者。今週は22人とちょっと多めだ。彼らは水曜日までに、スタッフとの面接を通じて「人生でいちばん大切な思い出」を選び出さなくてはならない。土曜日には、選んだ思い出を再現したフィルムが上映される。そして当時のことが心の中に鮮やかに蘇った瞬間、その思い出だけを胸に抱 ... [続きを読む]
  • 2007/06/06 18:00『オールド・ボーイ』
  • パク・チャヌク監督作品『オールド・ボーイ』2003年 韓国(DVD鑑賞)荒筋:いったい誰が…、何の為に…。俺は平凡なサラリーマンだった。娘の誕生日にプレゼントを買ったまでいつもの生活だったんだ。降りしきる雨の中、傘で顔を隠した男たちが近づき、気がついたら狭い部屋に監禁されていた。1年、2年、3年、4年、いったいいつまでこのままにしておくんだ!いつかこの部屋から抜け出せた時は、俺 [続きを読む]
  • 2007/06/05 10:11 伊坂幸太郎『ラッシュライフ』
  • 伊坂幸太郎『ラッシュライフ』(2002年、新潮社)荒筋:泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代 ... [続きを読む]
  • 2007/06/02 23:40本棚。(作家別50音順)
  • ・短編あるいは中編小説が何編かまとまって、一つの記事になっているものもあります。・特に近代作家だと、出版社によって作品のまとめ方が異なるので、出来るだけ註をつけます。・ジャンル入り乱れはご勘弁。でも大体純文学。【あ行】・井伏鱒二 『黒い雨』・江國香織 『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』・江戸川乱歩 『江戸川乱歩傑作選』※新潮文庫。【か行】・川端康成 [続きを読む]
  • 2007/06/02 18:39 『ディープ・ブルー』
  • アラステア・フォザーギル、アンディ・バイヤット監督作品『ディープ・ブルー』2003年 イギリス・ドイツ荒筋:地球の表面積の実に70%を占め、膨大な生命を育む海−。隊列を組んで海を渡りながらジャンプを競い合う、陽気なハシナガイルカ。まだ満足に泳げない子供のアシカを狙い、浅瀬まで乗り上げてきたシャチの決死の狩り、その残酷な結末。透明な体を青く輝かせ、無数に漂う幻想的なミズクラゲ。外 ... [続きを読む]
  • 2007/05/29 12:41 『阿弥陀堂だより』
  • 小泉堯史監督作品『阿弥陀堂だより』2002年 日本(BS鑑賞)荒筋:心の病を抱える女医・美智子(樋口可南子)と作家の夫・孝夫(寺尾聡)。都会での生活に疲れ、夫の故郷である信州の山里に帰郷した二人は美しい四季の風物の中で、素朴ななかにも暖かい村の人々とのふれあい、そして96歳の老婆・おうめ(北林谷栄)が口述する「阿弥陀堂だより」にほんとうの生きる喜びを見つけて行く。ネタバ ... [続きを読む]
  • 2007/05/29 12:17『二十四時間の情事』
  • アラン・レネ監督作品『二十四時間の情事』1959年 フランス・日本(BS鑑賞)荒筋:広島に反戦映画のロケにやってきたフランス人女優と日本人男性が知り合い情事にふける。しかし二人とも第二次世界大戦で悲しい体験を有していた・・・男性は原爆投下で家族を全て失っており、女性はドイツ将校と恋に落ちていたが、戦後周囲から咎められ幽閉された過去があった。大学の映画の授業で一部だけ観た [続きを読む]
  • 2007/05/28 19:45 江國香織『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』
  • 江國香織『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』(2003年、集英社文庫)荒筋もとい内容:情熱。ため息。絶望…でも、やっぱりまた誰かを好きになってしまう!恋愛は世界を循環するエネルギー。日常というフィールドを舞台に、かろやかに、大胆に、きょうも恋をする女たち。主婦。フラワーショップのオーナー、モデル、OL、編集者…etc.9人の女性たちの恋と、愛と、情事とを、ソフィスティケイトされたタッチ ... [続きを読む]
  • 2007/05/27 16:20 谷崎潤一郎『鍵』
  • 谷崎潤一郎『鍵』―『谷崎潤一郎集(二)』(昭和45年、筑摩書房)所収荒筋:京都に住む56歳の大学教授と、45歳の妻・郁子。お互いに相手が盗み読みするのを承知しながら、夫は性生活での妻に対する注文や期待を、妻はそれに応じたい気持ちを書きしるす。夫はより強い刺激を求め妻を放恣な女とするため、娘・敏子の恋人・木村に近づかせる。妻はしだいに木村に心を寄せ彼と関係する。夫はこの刺激に興奮し、 ... [続きを読む]
  • 2007/05/27 12:41 鷺沢萠『F 落第生』
  • 鷺沢萠『F 落第生』(平成10年、角川文庫)荒筋もとい内容:ポジティヴに生きることだけが、決して正しい生き方じゃない。後悔したって、前向きじゃなくたって、少しずつでも歩くことさえ止めなければ、大丈夫。恋において、友情において、仕事において―。人生のなかで何かに「落第」してしまった女の子たちへ贈る、短編集。鷺沢萠さん。初めて読みました。正直、自殺してしまった人という知識し ... [続きを読む]
  • 2007/05/27 09:54 谷崎潤一郎『細雪』
  • 谷崎潤一郎『細雪』―『谷崎潤一郎集(二)』(昭和45年、筑摩書房)所収荒筋:昭和10年代の関西に住む蒔岡家の4姉妹の生活を描く。三女の雪子は見合いを繰り返し、次女の幸子とその夫貞之助も雪子を何とか結婚させようと手を尽くす。四女の妙子は結婚相手として蒔岡家が認められない相手と奔放に恋愛し、事件を起こす。これも、読まなきゃ読まなきゃと思ってた一冊。長かった…。久々に終わ ... [続きを読む]
  • 2007/05/26 17:05 『紅の豚』
  • 宮崎駿監督作品『紅の豚』1992年 日本 (TV鑑賞)荒筋:イタリア・アドリア海で飛行艇に熱中する、4人の少年とひとりの少女がいた。彼らはともに大空をめざした。やがて少年たちは戦火の中に、ひとりは青い海に、もうひとりは荒野の果てに、それぞれ手の届かないはるか彼方へと消えていった。そして残されたのは少女と、ひとりの少年。その少年も自らに魔法をかけて、人間であることをやめた・・・。 ... [続きを読む]
  • 2007/05/25 15:13 『卍(まんじ)』
  • 井口昇監督作品『卍(まんじ)』2005年 日本(Gyao鑑賞)荒筋:弁護士の夫・謙二(野村宏伸)を持ち、社会的にも経済的にも恵まれた生活を送る園子(秋桜子)。彼女は美術学校で、無邪気でありながら妖艶な魅力を持つ光子(不二子)と出会う。ある日、光子は自身の婚約を破談にするため、園子に同性愛の恋人のふりをしてほしいと持ちかける。最初はたわいのない遊びだったはずが、いつしかふたりは本 ... [続きを読む]
  • 2007/05/25 11:24『ムーンライト・マイル』
  • ブラッド・シルバーリング監督作品『ムーンライト・マイル』2002年 アメリカ(BS鑑賞)荒筋:1973年、マサチューセッツ州ケープ・アン。結婚式を3日後に控えたダイアナは、発砲事件に巻き込まれて死ぬ。婚約者のジョーは、ダイアナの両親の元に一人残される。ダイアナの両親ベンとジョージョーは、娘を失った悲しみからジョーとの交流によって抜け出そうとしていた。そしてジョーもまた、2人の力 [続きを読む]
  • 2007/05/24 10:57 『天使のくれた時間』
  • ブレット・ラトナー監督作品『天使のくれた時間』2000年 アメリカ(BS鑑賞)荒筋:成功を夢見て恋人ケイトと別れロンドンへ旅立ったジャック。13年後のいま、ジャックは大手金融会社の社長として、優雅な独身生活を満喫していた。クリスマス・イブ、昔の恋人ケイトからの電話があったが、かけ直すことはしなかった。その夜、自宅で眠りについたジャックだが、目覚めると、ケイトと我が子2人に囲まれ ... [続きを読む]
  • 2007/05/24 10:44 井伏鱒二『黒い雨』
  • 井伏鱒二『黒い雨』―『黒い雨・駅前旅館』(昭和54年、新潮社)所収荒筋:広島で被爆した閑間重松。重松は姪の矢須子が原爆病患者だと思われて縁談がまとまらないことを気にし、矢須子と自分の日記を清書して村人の誤解をとこうとする。清書作業で写される日記によって、悲惨な原爆体験が再現される。清書も完了に近づいたある日、矢須子が原爆病を発病していることがわかる。街に降った放射能が含まれてい ... [続きを読む]
  • 2007/05/23 10:37 谷崎潤一郎『蘆刈』その他
  • 谷崎潤一郎の短・中篇とかエッセイとか―『谷崎潤一郎集(一)』(昭和44年、筑摩書房)所収「麒麟」中国史に全然明るくないので、読むのが結構苦痛でした。論語にある「吾未見好徳如好色者也」という言葉の背景を谷崎なりに解釈してみましたよー的な話。「刺青」の次に書かれた作品というのも納得、王様は孔子の教えを受けて、働いている民を見るだけで涙を流すような主君になったのに、夫人の毒牙 ... [続きを読む]
  • 2007/05/20 17:50谷崎潤一郎『少将滋幹の母』
  • 谷崎潤一郎『少将滋幹の母』―『谷崎潤一郎集(一)』(昭和44年、筑摩書房)所収荒筋:平安時代、色好みの貴族である平中は、姿を全く現さないが美人との噂が高い北の方に恋文を出しつづける。平中の友人である左大臣藤原時平も、北の方を自分のものにしようと執念を燃やす。高齢で北の方の夫である国経は、時平に彼女を差し出したため、子供の滋幹は母の北の方と離れ離れで過ごし、母を思い続けるが… [続きを読む]
  • 2007/05/20 10:58 『博士の愛した数式』
  • 小泉堯史監督作品『博士の愛した数式』2005年 日本(TV鑑賞)荒筋:数学教師のルート先生は、新しく受け持ったクラスで、自分の名前の由来を語り始める。それは幼い頃、彼が大好きな博士が名づけてくれた仇名だった。シングルマザーだったルートの母は、事故の後遺症で記憶障害を負った数学博士の家で、家政婦として働き始めた。ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は、家へ連れてく ... [続きを読む]
  • 2007/05/19 18:42谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』、『盲目物語』
  • 谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』、『盲目物語』―『谷崎潤一郎集(一)』(昭和44年、筑摩書房)所収『蓼喰ふ虫』私小説に近いお話ですね。自分の奥様の浮気を公認ってのは、谷崎の1人目の奥様そのものだし(相手は佐藤春夫)、義父の老人趣味はそのまま、自分自身だし。義太夫の長い薀蓄を読んでるときは『陰翳礼讃』を読んでる気分でした。お手洗いの話なんて、ほぼそのままだった。タイトルが『蓼喰 [続きを読む]
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