- 2008/05/14 22:393-5 消えゆく世界
- 「おし、ようやく揃った。これで全員だ。」ビーダとシェリー、そして、アムダ。私とダナ、全員が船に乗り込む。操縦席に座ったビーダが、私の方を振り返って、言った。「いいか、ケイト。ここからさらに南に下った海に、俺たちが住んでいた都がある。」「都?」「そう、今は、海の底に、沈んでる。」「海の・・・底」私は、オウムのように繰り返す。「今から遠い昔に、大陸ごと沈められたんだ。」ビーダは、海をまっすぐに見つめなが... [続きを読む]
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- 2008/05/07 21:383-4 消えゆく世界
- 「聞き捨てならないなあ。氷が火に勝てないだって?誰がそんなこと決めたの、ビーダ。」突然、新たな声が、届いてきた。慌てて、その声の方向を見る。声と一緒に、ガサガサと袋のなるような音が、この張り詰めた空気の中、妙な違和感を伴って聞こえてきた。そこには、一人の男が、立っていた。背が高い。鮮やかな緑色の服の下に、体にピタリとした黒の服を着ている。手には、同じく、黒い手袋をはめていた。髪の毛は、まるで今日の... [続きを読む]
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- 2008/05/04 20:22素敵なプレゼント!
- いつもお世話になっている、ぐまの寝返りのぐまさんからまたまたイラストをいただきました♪ありがとうございます!!!今回は、今連載している『星のアグリダ』に登場する、船です。うわ〜、すごいー。水陸両用の優れものですw私は機械がとっても苦手です。いまだにこの船の描写のシーンは、読み返したくないくらい(笑)そんなお粗末な文章を、こんなに素敵な絵にしてくれて、嬉しかったです。これからは、この絵を元に、文章を... [続きを読む]
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- 2008/04/30 23:06四月も終わり
- 今日で四月も終わりかあ。う〜ん、長かったなあ。私は相変わらずな毎日を送ってますが、同じ年の友人たちは、今が人生の転機!というのが多いらしい。長く勤めていた会社を辞めて、自分の夢に向かって動き出した友人。もうすぐ出産して、母親になる友人。旦那さんと一緒に、新しい土地で生活を始めようとしてる友人。みんな、色々自分の人生を考えてるんだなあと、しみじみと思った。ああ、それに比べたら、私って、なんにも考えて... [続きを読む]
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- 2008/04/29 21:31今日は買い物!
- 天気が良かったんで、買い物に行ってきました。本日購入したのは、鮮やかなイエローのカーディガン!ワンピースと合わせたら可愛いぞ、これ♪あ、そういえば、アバターでもイエローのジャケット着てる(笑)そろそろ、変えようかなあ。... [続きを読む]
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- 2008/04/29 21:073-3 消えゆく世界
- 「俺たちは、第二世界の、人間だ。」「だ、だいに?何それ」ビーダは、笑う。「お前は、自分たちが築いた文明が、何番目の文明なのか、知ってるか?」何を言っているのか、さっぱり分からない。文明?私、大きな声じゃ言えないけど、勉強は全然できない。歴史だって、得意じゃない。でも、あの有名な世界四代文明だっけ、それなら知ってる。なんだっけ、えっと、エジプト文明と、メソポタミア文明と、あと・・・、ん、まあ、そんなと... [続きを読む]
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- 2008/04/25 22:143-2 消えゆく世界
- 「風のアグリダだ。」黒マントたちが、小さくつぶやくのが聞こえた。シェリーが生み出した二本の竜巻は、砂浜の砂を巻き上げ、見る間に大きくなる。轟音をたてながら、空に向かってどんどん伸びていく。やがて、まるで自ら意思を持つように、不気味にうごめき始めた。それは、今にも夜空に飛びたとうとしている、二匹の竜のように見えた。「おい、シェリー。船を壊すなよ」機体の動力についた氷を、自らの手からちょろちょろと出る... [続きを読む]
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- 2008/04/24 23:14仕事と趣味のバランスが大事なのです。
- どうもご無沙汰しています。最近、皆様のところにもご訪問できなくて、申し訳ありません。ここのブログは、私のとてもプライベートな場所で、いつも来てくれる皆さんのおかげで、とても居心地のいい居場所なので、あまり自分の仕事のこと書きたくないんですが、更新できてない理由が仕事なので、触れさせてもらいます。・・・最近、忙しいんですよ。とても。日中の仕事に加えて、夜も連日の会議があって、なかなか家でゆっくりパソコ... [続きを読む]
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- 2008/04/21 23:53オリキャラバトン
- いつも仲良くしていただいている『Muのことども』のMuさんから、バトンがまわってきましたw'''「オリキャラバトン」'''うちのイブをご指名くださって、ありがとうございます(笑)たぶん、Muさんには、うちの長編小説は全部読んでもらってると思うんですが、(感謝してます!!)ご指名が『イブ』というのが、なんだか嬉しかったです。イブとは、本名:伊咲いぶき、保育園児です。うちの『恋... [続きを読む]
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- 2008/04/21 23:113-1 消えゆく世界
- 海岸の少し奥の方に、小さな漁船が2〜3艘、置かれている。古くなり、たぶんもう、海に出ることはないのだろう。船体に書かれた船の名前が、長い間風雨にさらされたせいだろう、所々読めなくなっていた。その船の隙間に、ビーダがするりと入っていく。地元の漁師たちが使っていただろう、なんとか丸と、でかでかと墨で書かれた船と、ファンタジー映画にそのまま出てきそうな服装をしたビーダ。そのおかしな違和感が、なんだか不思... [続きを読む]
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- 2008/04/20 20:55桜と菜の花
- 春真っ盛りです。今日は天気が良かったので、ドライブしてきました。桜と菜の花が、とてもきれいでした♪ああ、明日からまた仕事。今週は会議漬けで、忙しいんだなあ。。。がんばりまっす。... [続きを読む]
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- 2008/04/19 15:39ご無沙汰でした。
- 久しぶりの更新です。いつも来てくれていた皆様、ありがとうございます!月曜日くらいから、風邪をひいてしまい、ダウンしてました。仕事してるときは気を張ってるからいいんだけど、仕事から帰ってくると、電池切れで全然ダメでした。ようやく昨日くらいから復活して、友達と飲んできました(笑)おかげで、今日は調子いいです。というわけで、今日も出かけてきます。今週は、小説全然書いてなかったですね。でも、書き溜めてるス... [続きを読む]
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- 2008/04/14 22:272-5 世界はキミの手のひらに
- 「ケイトじゃなきゃ、ダメなんだ。俺たちと一緒に来てくれ。」ビーダの、炎を宿したような瞳。それは、とても真剣だった。「・・・どういうこと。」「さっき言ったとおり、世界には五人のアグリダがいる。しかし、その一人が、暴走した。」ビーダが、忌々しそうに顔を歪める。「それを俺たちは、止めなきゃいけない。他の四人のアグリダが、止める使命があるんだ。だから俺たちは、ケイトをずっと、待っていた。ケイトが生まれてくる... [続きを読む]
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- 2008/04/12 14:352-4 世界はキミの手のひらに
- 「そうか、17歳の今日、死んだんだね、その人は」シェリーが体を起こして、瞳に涙を残したまま、砂浜の上に座る。私も、上体を起こして、ゆっくりと起き上がった。シェリーの頬に、涙が伝っている。過去の私と、この女の子に、どんな関係があったのかは、今は聞かないでおこう。私に抱きついてきたときのシェリーは、同じ女の子の私から見ても、ただならぬ空気があったんだけど、な。私は、もう一度、お腹の脇にあるアザを、見つ... [続きを読む]
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- 2008/04/10 23:14日記
- 今日は4月10日ですね。仕事が新しい部署に異動になって、毎日慌しく過ごしています。仕事を覚えるのはいつも大変だけど、でも、一緒に仕事をする人も一気に変わるので、新鮮です。ただ、今のところ大変なのは、歓送迎会の嵐(笑)どんだけ、私を追い出したいの?どんだけ、私を歓迎してるの??ってくらい、何回もあるんですけど(笑)なんで??・・・明日も飲み会です。いや、飲み会自体が大変なのではなくて(笑)週一ペースで... [続きを読む]
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- 2008/04/09 22:302-3 世界はキミの手のひらに
- 生まれ変わる?黒い海水が、忍び寄るように、私の心の中にまで広がってくるような錯覚を覚えた。今朝見た夢が、フラッシュバックする。山の中を、歩いていた。そうだ、私は、男だった。突然現れた黒髪の剣士に、斬りつけられて、倒れた。あまりにリアルな、光景。腕に、鳥肌がたつのが、分かった。「あれは、夢だよ。」独り言のように、つぶやく。たぶん、確認したかったんだ。あれは、現実じゃない。夢だ。今朝だって、目が覚めた... [続きを読む]
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- 2008/04/08 22:56コラボポエム
- どうして、気づかなかったんだろう。木々に縁取られていた空が、こんなにも広かったことを。どうして、気づかなかったんだろう。空が、こんなにも美しい色を、湛えていたことを。狭い視界に囚われて、そんな当たり前のことに、ずっと気づかなかったんだ。ここから、どこへ行けるだろう。ここから、何に、なれるだろう。行き止まりなんて、ない。この道は、どこまでも広がっていたのに。自由になりたいと願いながら、この場所に、が... [続きを読む]
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- 2008/04/08 00:22ケイト!!
- 素敵なプレゼントが届きました〜♪いま、連載している『星のアグリダ』の主人公、ケイトをぐまさんに書いていただきました!!もう、この表情wどこかの誰かにケンカ売ってる・・・?(笑)変に度胸がよくて、マイペースで、情に厚い。そんなケイトを、そのまんま描いていただきました。文章にしたものを、こんな風に絵にしてもらえるなんて、こんなに嬉しいこと、ないです。ありがとうございました!!!あ、また次も、よろしくお願... [続きを読む]
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- 2008/04/06 21:54マッサージ。
- 今日は美容室に行ってきました。美容師さんが、一人でお店を経営しているんですけど、私と年が近いせいか、とても仲良くさせてもらってます。お店の雰囲気も、オシャレで可愛いし、シーズーの素敵な看板娘がいます。いつものように、カットとカラーリングをお願いしたんですけど、そこで最近、リンパマッサージと整体も始めたよ、というので、試してきました。前に、顔のリンパマッサージをテレビ(おネエMANS)で見て、やって... [続きを読む]
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- 2008/04/05 22:08「桜・サクラ・SAKURA」サクラサク 〜 ラスト Vir.〜
- 「ねえ、本当にいいの?」ボクの枝にとまっている、スズが聞く。「そうだぞ、まだもう少しだけ咲けるのに。」反対側の枝に羽を休めている、カカも聞いてくる。ボクは、決めたんだ。あの子の笑顔を、見るために。「桜・サクラ・SAKURA」サクラサク 〜 咲 Vir.〜 「桜・サクラ・SAKURA」サクラサク〜キキVir.〜 '''「桜・サクラ・SAKURA」 サクラサク 〜 ラスト Vir.〜'... [続きを読む]
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- 2008/04/05 21:172-2 世界はキミの手のひらに
- 「シェリー」そこではじめて、私はもう一人、人がいることに気づいた。大きな濃いブルーの瞳に、長い睫毛。暗くても分かる。透き通る陶器のような肌をしていた。「こいつがシェリーだ。屋上から落ちたお前を助けた。」「・・・ありがとう」この細い身体の女の子が、どうやって屋上から落ちた私を助けたのか、さっぱり分からない。でも、何から聞いたらいいのかさえ分からない私は、とりあえず礼を言った。相手も、何から話したらいい... [続きを読む]
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- 2008/04/04 00:44第二話始まりました。
- 先週に引き続き、『星のアグリダ』第二話を始めました。ただ、更新は毎日はムリなので(汗)週二回くらいのペースで更新できたらなと思います。もう少し期間をあけてから、第二話を更新しようと思ったんですが、第一話が、あまりにナゾだらけだったので、これ、期間をあけたら、ナゾがナゾじゃなくなって、完全に忘れられてしまう、という危機感があって(笑)第二話で、人間関係や、ケイトの夢の正体とかが判明する予定でいます。... [続きを読む]
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- 2008/04/03 22:582-1 世界はキミの手のひらに
- 暖かかった。ずっと、何かに抱かれていた。柔らかな羽毛に包まれるような、感覚。その暖かなものに抱かれながら、私は、波の音を聞いていた。何度も何度も繰り返し、規則正しく寄せては引く、波の音。このまま、ずっと眠っていたかった。誰にも邪魔されることのないまま。思い出したくないことも、全部、忘れたまま。「おい」ザザー、ザザー。「・・・おい」ザザー。心地よい波の音の合間に、機嫌の悪そうな男の人の声が、聞こえてく... [続きを読む]
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- 2008/03/31 23:09近況です
- ずっと小説ばかり更新していたので、ちょっと近況をご報告です。明日から、四月ですね!我われ社会人にとっては、異動の季節です。私も、今年、部署が異動になりました。おかげで残務整理やらで残業な毎日です。そして、明日からまた新しい仕事を一から覚えなくてはいけません。それに追い打ちをかけるように、歓送迎会の嵐が、再びやってきます。ああ、落ち着いて小説を書ける環境が、ほしい。でも、仕事が忙しければ忙しいほど、... [続きを読む]
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- 2008/03/30 21:58裏話『星のアグリダ 第一話 星が抱きしめてくれるから』
- いよいよ開始してしまいました。長編ファンタジー小説『星のアグリダ』『第一話 星が抱きしめてくれるから』を、掲載しおえました。『恋の雪』という長編の小説を書き終えて、1年間、長編を書いていませんでした。書きたいのに、物語が全然浮かばなくて、ショートとかオムニバスばかり書いてました。でもようやく、自分が書きたい!という衝動にかられる物語と、やっと出会えました。今年に入ってすぐくらいに、プロットを立て始... [続きを読む]
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