- 2008/05/10 16:59「99才まで生きたあかんぼう」辻 仁成
- 99才まで生きたあかんぼう辻 仁成 左側が文庫本、右側が単行本。文庫化されて購入したのだけれど、単行本の表紙のイラストが印象に残っていたので、ずいぶんと違うイメージになってしまって残念。このイラストと内容がとても良くあっているのに。1人の男が生を受け、99才で亡くなるまでを、1才ごと2ページの内容で淡々綴ってゆく。1人の男の生涯を書いただけ?と最初は思っていたんだけど、いい意味で裏切られた。人 [続きを読む]
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- 2008/05/09 02:25「地球どこでも不思議旅」椎名 誠
- 地球どこでも不思議旅 (集英社文庫)椎名 誠 メキシコでルチャリブレ観戦、中国で万里の長城に行き、美味しいラーメンを求め、日本の田舎宿にブ〜たれる椎名さんの旅行記。出版が1985年というからかなり古い。メキシコに行った時に出会ったのが、新日本プロレスの小林邦昭、ジョージ高野…なんて、いつの話しだ!?って感じで可笑しい。日本の宿の名前なんかも実名で批判してるけどいいのかしら??かなり辛口ご立腹。でも、せっ [続きを読む]
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- 2008/04/24 15:24「クラッシュ」J・G・バラード
- クラッシュ (創元SF文庫 ハ 2-11)J.G.バラード 柳下 毅一郎 前から読んでみたかったけど、ハードカバーしかないし、内容もちょっと(エロい描写が多いらしい)・・・と、手に入れてなかったんだけど、やっと文庫になったので、さっそく読んだ。表面的な内容だけ取り上げると、ポルノ小説とか、エロ小説というものなのかもしれないし、狂気じみた行為、思考が溢れていて、前半はページをめくる手が重かった。通勤時に本を読むの [続きを読む]
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- 2008/04/09 23:25「ニッポンありゃまあお祭り紀行」椎名 誠
- ニッポンありゃまあお祭り紀行椎名 誠 先月、椎名誠さんのトークショー&サイン会に行った時に購入した一冊。(その日の日記はこちら)基本的に本を買う時は、どーしても読みたい新刊や文庫にはならないと思われるもの以外は文庫本しか買わないので、この機会がなければ買わなかったかもしれない。でもハードカバーではないので、通勤中にも読めたし、カラー写真もいっぱいで「お祭り」に興味がなかった私にも十分楽しめる内容 [続きを読む]
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- 2008/04/08 14:26ひとりごと
- 今年に入って、クラークが亡くなったり、J・G・バラードが癌だなんて暗いニュースばかりだったが、素晴らしいニュースが!新潮社が来春から、トマス・ピンチョンの全小説の刊行も始めると!!http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/high/high93.htmlトマス・ピンチョンは「ヴァインランド」と「V.」しか読んだことがないけれど、最初に読みたいと思った「重力の虹」は高値で取引されているので、手に入れることが出来ず・ [続きを読む]
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- 2008/04/07 23:25「見知らぬ明日」小松 左京
- 見知らぬ明日 (ハルキ文庫)小松 左京 久しぶりに小松左京の長編を読んだ。やっぱり面白い。中国の奥地で何かが起きていて、戦争?内戦?と思ったら、宇宙人からの攻撃で、世界中に飛び火し、どうなっちゃうんだろう・・・って話し。地球上の武器で太刀打ちできない相手だったら、あっという間に地球を侵略出来てしまいそうなのに、結構地味に攻撃しているとか、主人公の新聞記者が家庭をほっぽらかしで浮気したり、仕事に逃げ [続きを読む]
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- 2008/03/19 15:31「スローターハウス5」カート・ヴォネガット・ジュニア
- スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)カート・ヴォネガット・ジュニア 伊藤 典夫 前からタイトルも作者名も良く知っていて、ずっと読んでみたいと思っていた。たまたま入った本屋で平積みにされていたので、購入。SFと思ってたんだけど、これは・・・どう解釈したらいいんだろう。予備知識全くない状態で読み始めて、戸惑ってしまった。なんだか頭の整理がつかなくて、何度か読み直したりした。確かに宇宙人が出てきたり [続きを読む]
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- 2008/03/18 22:55「トゥルー・ストーリーズ」ポール・オースター
- トゥルー・ストーリーズ (新潮文庫 オ 9-10)ポール・オースター 柴田 元幸 オースターが体験した、聞いた、ウソのような本当の話しや、彼の若い頃の体験を綴ったエッセイもあり、非常に楽しめた。まるでオースターの小説を読んでいるかのような、真実とは思えないエピソードの数々。私なんてそんな不思議な経験をしたこともないし、聞いた事もないのに、何故こんなに多くの不思議が彼に集まるのだろうか。オースターの子供の [続きを読む]
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- 2008/03/15 11:24「悪夢の平行世界」(上・下)マイクル・P・キュービー=マクダウエル
- 悪夢の並行世界〈上〉マイクル・P. キュービー・マクダウエル 山高 昭 悪夢の並行世界〈下〉マイクル・P. キュービー・マクダウエル 山高 昭 ---1966年。アメリカ人ウォルター・エンディコットがフィラデルフィアのホテルに滞在中、部屋に異変が生じた。いきなり照明が消え、ラジオの音がとぎれ、フロントへの電話もまるで通じない。しかたなく下へ降りてみるとホテルの様子ががらりと変わっていた。設備はみすぼらしく老朽化して [続きを読む]
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- 2008/03/10 14:25「突撃 三角ベース団」椎名 誠
- 突撃 三角ベース団 (文春文庫)椎名 誠 椎名さんの最初のイメージは「冒険好きの汚いオッサン」。前の会社でSF好きな方から椎名さんの書いたSFを勧めてもらい、こんなに素晴らしい作品を書く人だったのか!と、その後、あえてエッセイや普通小説ではない、SFや不思議小説のみを探して購入して何冊か読んで「エッセイや普通小説じゃなくて、SFだけ書けばいいのに」なんて思ってた。ところが、不思議小説かと思った本に普通の小説 [続きを読む]
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- 2008/02/19 15:33「地には平和を」小松 左京
- 地には平和を (1980年) (角川文庫)小松 左京 以前読んだことがあったけど、久しぶりに小松左京が読みたくなって手にした。表題の「地には平和を」と「日本売ります」「ある生き物の記録」が収められている。私が持っているのは角川から出版されている文庫本で流通していないので、古本屋で手に入れたもの。「地には平和を」は初期の作品。第二次世界大戦で日本が降伏していなかったら・・・という歴史を書いたSF。彼の描く”戦 ... [続きを読む]
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- 2008/02/13 14:27「かぼちゃの馬車」星 新一
- かぼちゃの馬車 (新潮文庫)星 新一 以前読んだ星新一はさほど興味をひくような本ではなかったけど、このショートショート集は面白かった。さすがショートショートの星新一と言われるだけある。SF作家のショートショートといえば、私にとっては小松左京なんだけど、それと近いユーモアとよりブラックが強い感じ。最後の「墓標」は少し前に読んだブラッドベリのパクリ(「黒いカーニバル」収録の「棺」)?かと思ったけど、知って ... [続きを読む]
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- 2008/02/12 14:18「ずんが島漂流記」椎名 誠
- ずんが島漂流記 (文春文庫)椎名 誠 椎名さんがお祖父さんから聞いた話を元にした冒険小説。3人の子供たちが島から飛び出して船で旅をする物語。無人島での暮らしや見知らぬ島での人々との触れ合い。穏やかでワクワクドキドキ感もあり、読んでいて爽快だった。椎名さん特有の不思議な食べ物や動物の表現、細かな小道具まで目に浮かぶよう。今は何でも手に入ってしまうし、どこへでも行かれてしまうけれど、先に何があるか分らず ... [続きを読む]
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- 2008/02/08 23:11「八点鐘」モーリス・ルブラン
- 八点鐘―ルパン傑作集〈8〉 (新潮文庫)モーリス ルブラン Maurice Leblanc 堀口 大学 ルパンがセルジ・レニーヌ公爵として、オルタンスと繰り広げる8つの冒険の物語。くさいセリフも仕草も、この時代だからこそでもあるけれど、女性は優美で可憐だし、男性はジェントルマンで逞しい。読んでいると自分もセレブな感じに(苦)。初めてモーリス・ルブランを読んだのは、小中学生の頃だったと記憶しているけど、その頃感じたワクワ ... [続きを読む]
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- 2008/01/09 13:35「黒いカーニバル」レイ・ブラッドベリ
- 黒いカーニバル (ハヤカワ文庫 NV 120)レイ・ブラッドベリ 伊藤 典夫 初期の短編24編。1940年代に発表されたものが多いんだけど、古臭さはほとんど感じず、童話のような温もりや懐かしさと、ゾクっとさせられる奇怪さ、紡ぎだされる言葉の美しさは色あせない。この短編集は、パルプ雑誌等に発表されたあと、埋もれて忘れ去られていた作品を集めて一冊にしたものだという。初期の作品という事で、勢い、大胆さが感じられるように ... [続きを読む]
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- 2007/12/29 11:26「月世界へ行く」ジュール・ヴェルヌ
- 月世界へ行く (新装版) (創元SF文庫)ジュール・ヴェルヌ 江口 清 186X年、フロリダ州に造られた巨大な大砲から、アメリカ人とフランス人の乗員3人を乗せた砲弾が打ち上げられた。ここに人類初の月旅行が開始されたのである。だがその行く手には、様々な障害があり・・・。前から気になってて読んでみたいと思っていたヴェルヌを、古本屋で見つけて、やっと読んだんだ。正直ガッカリ。退屈過ぎて、半分ほどなんとか読んだんだ ... [続きを読む]
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- 2007/12/12 19:39「百億の昼と千億の夜」光瀬 龍
- 百億の昼と千億の夜光瀬 龍 この小説のタイトルだけは、ずいぶん前から知っていて、ずっと気になっていた。いつか光瀬 龍を読みたいと思っていたのも、このタイトルからだった。何冊か光瀬 龍を読み、やっとここにたどり着いたのだけれど、何年もの期待が積り過ぎてしまったのか、正直、ガッカリした。両親がクリスチャンだったことで、幼い時から聖書に親しんできたこともあり、小説とはいえ宗教をこのように捻じ曲げて書か ... [続きを読む]
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- 2007/12/11 00:06SFマガジン 2008年 01月号「テッド・チャン」特集
- S-Fマガジン 2008年 01月号 [雑誌]この日をどんなに待ちわびた事か!テッド・チャンの作品が読める!「あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)」で虜になってしまい、新作を待ちわびていたが、一向に出る気配がなく、やっと だ。SFマガジンがテッド・チャンの特集をやると聞いて、10年ぶり?くらいに、SFマガジンを購入。「商人と錬金術師の門」の他にインタビューやエッセイが収録されている。タイムパラドックス、タイムマ ... [続きを読む]
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- 2007/12/10 19:00「ジョーンズの世界」フィリップ・K・ディック
- ジョーンズの世界フィリップ・K. ディック 白石 朗 保安警察の捜査官がカーニヴァルで出会った奇妙な占い師。“個人の占お断り”―つまり人類の未来だけを占うという、この男がジョーンズだった。一年先までを完壁に予知できる超能力者である。世界政府は彼を即刻監視下におくが、やがて彼の元に人々は集い、政府を脅かす組織にまで発展する。一方、太陽系には〈漂流者〉と呼ばれる謎の物体が飛来していた。ディック50年代の名編... [続きを読む]
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- 2007/12/10 13:43「タイタンのゲーム・プレーヤー」フィリップ・K・ディック
- タイタンのゲーム・プレーヤーフィリップ・K. ディック 大森 望 またまたディック。ディックを再読し始めたら、止まらなくなってきた。星間戦争に敗れた人類は、ヴァグと呼ばれるタイタン生物に支配されて生活している。人口が少なくさらに、出産できにくくなってしまった世界で、ヴァグのもたらした「ゲーム」で土地を賭けてをプレイしたり、出産の可能性を広げるため、男女のペアを頻繁に入れ替えて試す・・・ということも行 ... [続きを読む]
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- 2007/11/26 16:17 「死の迷路」フィリップ・K・ディック
- 死の迷路フィリップ・K. ディック 山形 浩生 20歳頃に読んだ作品。専門学校行ってた頃で、ポスティングのバイトしてて、リュックに入れてたら雨に濡れて、ふやけてしまったのがショックだった思い出。内容は全然覚えてなくて(苦)未開の惑星に送り込まれた14人が、命令を受けるはずの通信機が壊れたことから始まり、何者かによって一人づつ殺されていき、混乱していく。追いつめられると人間ってこうも変わってしまうのか。 ... [続きを読む]
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- 2007/11/26 16:08「ザップ・ガン」フィリップ・K・ディック
- ザップ・ガンフィリップ・K. ディック 大森 望 −−2004年、西側陣営と人民東側が新型兵器開発にしのぎを削っていた。西側の兵器ファッション・デザイナー、ラーズは、トランスにより霊感を得、兵器のスケッチを起こす。しかしこの兵器開発も、実は全くのまやかしだった。だが、謎のエイリアン衛星が人類を攻撃してきたとき、彼は東側のデザイナー、リロと手を組み本物の究極兵器ザップ・ガンのデザインにとりかかる!−−むしょ [続きを読む]
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- 2007/10/19 13:44 「ブロークン・エンジェル」リチャード・モーガン
- ブロークン・エンジェル 上・下巻 2冊セットリチャード・モーガン 田口 俊樹 待ちに待った「オルタード・カーボン」の続編「ブロークン・エンジェル」。前作のインパクトが大きかっただけに、ちょっとガッカリな内容だった。(「オルタード・カーボン」の感想はこちら)舞台は前作と同じ27世紀。古代火星人の遺跡探検の誘いを受け、仲間たちと繰り広げるタケシ・コヴァッチのSF冒険ミステリー。前作は、舞台は未来でSF小説と ... [続きを読む]
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- 2007/10/17 17:08 「いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック」辻仁成
- いつか、一緒にパリに行こう―パリ・ライフ・ブック (光文社文庫 つ 14-2)辻 仁成 パリに住む辻さんが、ガイドブックとは違った視点でパリを案内してくれるエッセイ。こんなにくだけた口調で語る辻さんのエッセイを読むのは初めて…かな?旅行でヨーロッパに行ってみたいとは思うけれど、「パリに行きたい!!!」と強く思っていたわけではなく、フランス料理は好きだけど(苦)特別な感情を思っている国ではなかった。お勧めの ... [続きを読む]
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- 2007/09/21 17:26「ハイ-ライズ」J.G.バラード
- ハイ-ライズJ.G.バラード 村上 博基 J.G.バラードの「ハイライズ」が映画化するらしい…という噂を聞き、持っていなかったので、Amazonマーケットプレイスで購入。高層マンションに住む人々の崩壊していく様が、バラードワールドで描かれている。今でこそ、マンション(敷地内)にショッピングセンターや学校、プールなどがあっても珍しいものではないが、これが書かれた当時はどうだったのだろうか?(1975年の作品)裕福で [続きを読む]
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