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- 2007/09/05 10:39「終わり行く夏」 06
- 「見てごらん、渉。怪奇月食が始まる」 言って夕凪が指差す先には、少しずつ欠けて行く真紅の月が浮かんでいる。「そうか、今夜は月食だった... [続きを読む]
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- 2007/09/05 10:31「終わり行く夏」 05
- 夕方、相変わらずの大雨の中帰宅した渉を、心配顔の母が玄関で出迎えた頃には、もうすっかり陽も暮れてしまっていた。「随分と遅かったのね... [続きを読む]
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- 2007/09/05 10:22「終わり行く夏」 04
- いつもならば美術館へは最短距離で辿り着ける裏の細い路地を通るのだが、この日はどうしても大通りを歩きたいからと言う夕凪に従い、あえて... [続きを読む]
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- 2007/09/05 10:04「終わり行く夏」 03
- 八月十日。その日は珍しく土砂降りの雨で、暇を持て余していた渉は、縁側から庭をぼんやりと眺めながら大きな溜息を落とした。突風が雨粒を... [続きを読む]
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- 2007/09/04 22:53「終わり行く夏」 02
- 突き当りを右に折れ、浅い石段を五十段ほど下ればもうそこは一面の砂浜で、すっかり群青に染まった空と碧海の境界線からは金の満月が顔を覗... [続きを読む]
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- 2007/09/04 22:36「終わり行く夏」 01
- 夕暮れだと言うのに、8月末の風はまだまだ蒸し暑い。ただでさえ今年の夏は猛暑で、庭の草花も、たった1日水遣りを忘れるだけで元気を無くすと言う... [続きを読む]
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- 2006/10/05 21:16Amethyst Eyes〜黒き羽〜
- その時俺は無性に腹が減っていた。何故かは分からないが、やたらと腹が減って仕方がなかったのである。 とにかく今はこの空腹をなんとかして満たさ... [続きを読む]
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- 2006/10/03 21:53「きっと、二人なら…」 第6章 4
- 「着いたよ、すみれ」 言って貴子を玄関へと上がらせると、入江医師は嬉しそうにその顔に笑みを浮かべた。「さぁ、入江君、あなたはもうそろそろ... [続きを読む]
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- 2006/10/01 16:58「きっと、二人なら…」 第6章 3
- タクシーが立派な二十回建てのマンションのエントランス前に停車し、その後部ドアを開く。美和子が支払いを済ませている間に、急いで貴子は隣で... [続きを読む]
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- 2006/09/25 22:04「きっと、二人なら…」 第6章 2
- 「でもね入江君、この子はすみれではないのよ。さぁ、もう帰りましょう?」 言うと女性は彼の腕を貴子の身体から解かせ、そのふらつく身体を脇か... [続きを読む]
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- 2006/09/16 19:04「きっと、二人なら…」 第6章 1
- 入江医師。貴子が駅の階段で捻挫した際、診察してもらうべく訪れた病院で出会った誠実そうで柔和な青年医師。けれど姿は同じであっても、今この場... [続きを読む]
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- 2006/09/13 23:53HNについて
- これまでこちらのブログでは、安倍川餅きなこと言うHNを使ってきましたが、このほどHNを変更致しました。厳密に言えば、変更ではなく元に戻したと言う... [続きを読む]
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- 2006/09/12 23:02小説を書き続けることって…
- 最近駄目です。 「きっと、二人なら…」 を書くのに、かなり飽きてきてます。。やばいです。。。(苦笑)元より飽きっぽいわたくし。ここまでなんとか続... [続きを読む]
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