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- 2007/09/09 01:32寒椿 4
- 「俺に対しては、再会の時から凄く抵抗してたな」 一郎は言いながら漸く腕を離し、私を解放した。 そう言われても、さしたる理由がない。「これは冬季の考えであって、俺の考えでもあるんだが」 至極ゆっくりと息を吐き、私は頷いた。「濃くも薄くも、神泊の血を持った者同士は、惹かれ合うんじゃねぇのかな。濃ければ濃い程、それが強い。この村に戻ってきたくなる理由と同じだな。意思とは関係なく、体が引き寄せられる ... [続きを読む]
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- 2007/09/04 12:08雪椿 3
- 「一郎はっ?」 雪面を見回しながら私は、一郎と先程まで話していた冬季の元に駆け寄った。「帰った」「どうして?何処に?」 簡潔な冬季の応えに驚きつつ、胸の奥底から不安が迫り上がってきた。 宿泊所にか。それとも……。 踵を返して駆けだそうとしたところ、腕を掴まれて引き戻された。「駄目、か?私では」「何……?」「私では一郎の代わりにならないかと、訊いている」「冬……季?」 息苦しさを感じ、いつの間 ... [続きを読む]
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- 2007/08/26 21:08逢瀬山 2
- 「本当に……雪が低いな。ここは」 一郎が足を止めた入り口付近で言った。山の中にぽっかりと現れた平面。冬の初め程しかなかった。 私と冬季も中程へは進まずに足を止めた。 ……未だ、誰かを待っているのか……。 少ない積雪は、待ち人の為に敢えて整えられた場所のように思え、誰かを待っているように感じられた。誰を、とは分らない。 只、まったく変わらない風景に、私の中の時間が戻ってゆく。 待ち人は来ないだ ... [続きを読む]
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- 2007/08/22 11:02逢瀬山 1
- 外の雪は止んでいた。 天蓋の杉の枝に降り積もった雪が、音も無くさらさらとこぼれ落ちてくるのが顔にかかるだけで、暗闇が広がっている。 家(や)を出た私達は、坂の雪面を上った。 恐らく私だけが見えているのだろうが、一つの足跡を辿りながら。 社務所へと帰った喜右ヱ門は、床に入ったのだろう。起きている者は居ないようで、明かりのすべてが消えていた。 そこからは足跡のない雪面を進んだ。 冬季の案内で、神 ... [続きを読む]
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- 2007/08/20 21:488/22再開します
- 余所様のブログ徘徊もままならない状態が続いております。心待ちにしていただいている方を励みに、このまま休載か?に、ならないよう、ゆっくりペースですが、掲載してゆきます。「蛇神−光希編 9」一部変更しました。↑どこが変わったのか、分らない程度かと(^^;タイマー更新で、コメの返事等、場合によっては返せないか、簡単なものになりますこと、ご了承下さい。ここを訪れた皆様の良いweb生活を願いつつ、秋が ... [続きを読む]
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- 2007/07/08 16:39しばらく……
- 訪問も更新もさぼりっている管理人、c.pですm(_ _ )m7・8月、私事の都合で頑張ろうと思っていましたが、私事以外の予定の変更がありまして、心身ともに無理な按配になりました。「謎解き早まる」と喜んでくださった方、ごめんなさいですm(_ _ )mあ、体は健康です。が、平日はクタクタ、休日は休んでるか、用事に出かけているかで、そういった按配で、余裕がないといったところなのです;>_ ... [続きを読む]
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- 2007/07/02 08:08↓↓↓ブログ内案内↓↓↓
- 神は、居るか、居ないか。閉鎖的な村で育った主人公は、ある時を境に優遇されるようになった。血を流したある時を境に……。神が泊まる神事。=ヒントは過去に。現在では真実を。==様々なテーマを盛り込んだ長編ミステリー小説=目次ページはこちらから現在進行の章↓↓↓↓↓『蛇神−光希門』編↑↑↑↑↑章のTOPへゆけます。本編のTOPへはこちらから■お楽しみコーナー■☆頂いた大切なイラストやバトンがあります。こちら ... [続きを読む]
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- 2007/06/04 00:07 こつこつと……
- (クリックで拡大します)同じイラストで、以前、白黒でUPしたのですが、どーしても色を塗りたくて、塗りました☆光希:色、薄いですね……。c.p :うわぁ!いきなり現れて、気にしている事を!!(><) どうにもこうにも!! フォトショでの色塗りを覚えてからというもの、 濃い感じばかりになって、大丈夫と思っていたんだけど、 慣れと共に、本来の色使いが出てきてしまって……。一郎:PCを凌駕 ... [続きを読む]
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- 2007/05/27 00:58 ちゃっかり☆いただきもので☆
- らんららさんに頂いたイラストw「光希と一郎」(「寄り添う二人」と、勝手に銘銘)本編の第二章「行こう! 1」に貼り付けました♪「そんなつもりでは」と、らんららさん、思われても、もう貼り付けちゃいましたwこんな管理人です(^^ゞうふふw楓さんからいただいたイラストは、「このシーンを思い浮かべた」と紹介したシーンにて、投稿と同時に貼り付け予定ですv改めて、楓さん、らんららさん、ありがとうございま ... [続きを読む]
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- 2007/05/24 22:15 今週も残すところ、あと一日(5/24)
- 先週末に、いただきもののイラストをUPし、イラストを頂戴し、UPし、ラブレター記事を連発し……。たくさんのコメントありがとうございます!!正直、管理人、早く帰れない日々が続き、帰宅するとバタン・キューになっています……。先週末の勢いはどこへいったという感じですね(苦笑)コメントの返事は必ずしますv遅れてしまっていることは、申し訳ないです……。待っていてやってください(><)ちなみに、暫くぶ ... [続きを読む]
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- 2007/05/23 12:00 まさか!あの人から あの人へ(意外な手紙編)
- 楽しくて楽しくて、はまった『愛の手紙代筆くん』最終回の今回は、ちょっと変わった差出人風で♪c.p :光希♪冬季♪みてみて♪光希:手紙ですか?まさか……?冬季:……。光希:駄目ですよ。人のものを見ては。c.p :ある人から一郎が貰った手紙とその返信でも?光希:え。冬季:……。(ガサゴソ、と開ける)『顔面蒼白がお似合いの一郎様へあなた ... [続きを読む]
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- 2007/05/22 12:00 わたしから あなたへ (気になるあの手紙編)
- 日曜に怒涛の如く書いた記事、第二弾☆お借りしたのは、こちら→『愛の手紙代筆くん』本編の中で、光希は識峰から手紙をもらいました。(参照『目覚め6』)どういった内容だったのか。病み上がりの光希を気遣う、ごくありふれた内容だと、c.pの頭の中では思っているので、載せる事はないと思います。しかし、気になっている方もいらっしゃると思います。そこで、こそっと光希の胸ポッケか ... [続きを読む]
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- 2007/05/21 12:00 わたしから あなたへ (光希編)
- 『愛の手紙代筆くん』kazuさんがやっていたのが、もうおもしろくておもしろくてww私もやってみましたw何パターンか、やってみましたw長い内容になっていますが、まぁ、お遊びということで♪お暇な方は読んでやってください☆始めは、光希に向けた手紙を中心に代筆いただきました☆ 一郎の光希への手紙♪『量産タイプの光希様へあなたのハー ... [続きを読む]
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- 2007/05/21 01:15 見て見て、見てぇ☆
- 題名でいきなりパクっちゃいました。すみません(^^;ゞいや、でも、見てw『聞いて聞いて、聞いて。』の、らんららさんが!どん!!☆光希と一郎を描いてくれました!!いや、もう、いつもお世話になっているkazuさんのところで、可愛い一太くんや、りりしいそーちゃんや、抱きつきたいくらいの遠野様の絵を見た時に、はっきり言って、惚れてましたwwそ ... [続きを読む]
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- 2007/05/19 22:14 いただいてきました☆光希を☆
- だいぶ遅くなりましたっ!!まずは、どん☆ ご覧くだされw『冒険物語-the Adventure Story-』の楓さんが!!再び光希を描いてくださいましたw(以前いただいた絵はこちら)ちょいとwそこのあなた☆のけぞったり、ヨダレたらしてばかりいないで、前のめりに熱く見詰めてくださいなw以前からまた描きたいと言って下さってて、「いや、まさか。忙しい ... [続きを読む]
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- 2007/05/11 12:00 『泊村』ではないですよ〜
- 泊まれる村か。北海道にある泊村か。当ブログに単語検索で来られる方は、後者でしょうとは、思うのですが、結構いらっしゃって。誤解や失礼のないよう、お知らせいたします。当ブログにある「神泊村(かむどまり村)は、管理人が作り出した架空の土地です。逆に管理人、検索訪問者が結構多いと、逆に興味を持ちまして、ちょこちょこ逆検索していたのですよ(^^ゞ北海道古宇郡という ... [続きを読む]
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- 2007/05/10 12:01 やってみよう☆高校メーカー☆
- 「名前」を題材に、どのような高校か、勝手に製作してくれるサイトさんです。『高校メーカー』 : http://maker.usoko.net/koukou/『目指せ 完結』のKazuさんが載せたのを拝見しまして、おもしろい!と、c.pもやってみました☆どんぴしゃすぎて、「これは飾らねば!」と、UP☆☆『神が泊まる村』で、高校を製作☆ 校訓 : 横領・焼却・ ... [続きを読む]
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- 2007/05/09 12:00 『車座』の章
- ※第四章「椿童子」「蛇神」※ 夜、皆で集まってエロ話をする。『椿童子』『蛇神』 言わずもがな。エロ話大会w(←待て) 『庚申の夜』みたいだなと、 なら車座でしょうと。 詳しい話は、続きを読む……に。 ... [続きを読む]
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- 2007/05/08 17:00 蛇神−光希編 9
- 「……我は光希様に秘密を暴いて欲しく無ぇだ……」 おずおずと喜右ヱ門が口を開いた。 私は済まない気持ちで微笑んだ。「村の因習に囚われない一郎のお陰で、何が大事なのかが、分かった。暴くことを恐れず、突き進む力だ」「分かった分かった」 一郎が掌をひらひらとさせて振り返り、何事も無かったかのように火鉢の傍の元の位置に戻った。「深刻に考えるな。頭が重くなる」 彼以外の誰もが ... [続きを読む]
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- 2007/05/08 12:00 蛇神−光希編 8
- 境内での神事。 余所者には決して話さない話は、全て語り終えた。 恥ずかしさに赤くなった顔を私は、どうする事も出来ず、皆の反応を待った。 喜右ヱ門は萎(しぼ)んだ様にように俯いている。 黒い光の合間から覗いていた光は、眩しさをすっかり失っている。 冬季は、顔を僅かに背け、姿勢は変わらず背筋の良い正座姿をしている。 波のない水面のような彼の光は、石がいくつも投げ込まれ ... [続きを読む]
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- 2007/05/07 12:00 TVバトン♪
- 「目指せ 完結」のKazuさんから、またまた例の如くかっさらってきたバトンでございます。困りましたね。c.p、TVを見ない習性が、ありまして、更に残業が続いている今、以前より観ていないのです。でも、まぁ、キャラに対話させるので、おもしろいかな?いや、おもしろくない回答になってしまっているかも(苦笑)続きを読む……からどうぞ。 ... [続きを読む]
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- 2007/05/06 18:01 本名ばとん
- いつもお世話になっている「目指せ 完結」のkazu osinoさんから「本名バトン」なるものをかっさらってきました☆本名にまつわる話だけはたくさんあって……。「日本」に拘る話を書いている原点の一つが、名前にあるかなと、思わないでもないので。自爆的に回答(苦笑)興味のある方だけ、続きを読むからどうぞ ... [続きを読む]
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- 2007/05/05 08:32 地雷バトン
- ■地雷バトン■ 『見た人は強制的にやらなければいけないバトンです。 ここまで読んだ方は諦めてください。』 このバトン、どこで踏んできたかと言うと、 うふふ……。桜さんの日常ブログからでございますv 「踏むと危険」と言われると、 踏みたくなる管理人。 回答者への、質問内容になっております。 しかもQが多いです。 小説製作等とは、関係ないバトンでござ ... [続きを読む]
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- 2007/05/02 17:00 蛇神−光希編 7
- 血に濡れた腕が、私の袴から肌に赤を刷きつつ、内側を撫で進み、奥に向った。「あ、うぁ、あ」 さすがに先を察し、逃れようとした。未だ胸元を掴まれており、足をばたつかせただけで、するする、と中に入り込んだ。「んんっ」 するり、と握られたまま擦られ、びくっ、と私の足が跳ねた。 こうもあっさりとっ……。 心していた筈なのに、意思に反して変化してゆくのが分った。蛇神の手は熱く、私自身 ... [続きを読む]
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- 2007/05/01 17:00 蛇神−光希編 6
- 背の冷たい蛇が突如、燃えるように熱くなった。 蛇神の胸元辺りを夢中で掴み、逃れるように体を反らした。 傷の内部をゆるゆると撫で擦られ、声を抑えようとしても、抑える事が出来なかった。「……うっああぁっ」 熱いっ。 まるで傷口から火を入れられたかのようだった。それが全身に回り、血が沸いた。 あの時と同じだっ。 初めて神事を受けた時の事が、頭の中に蘇った。 こう ... [続きを読む]
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