>桜歌< さん

>桜歌<さん: この世界で織り成す話
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プロフィール

ハンドル名>桜歌< さん
ブログタイトルこの世界で織り成す話
サイト紹介文 このブログでは「呪いの目、呪われた心」などを公開しています。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供43回 / 770日(平均0.4回/週) - 参加 2006/10/04 00:41

>桜歌< さんのブログ記事

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  • 2008/06/20 00:24異変
  •  今日は一日休みだ。特にすることもなく家でぐだぐだと過ごしていた。しかしある程度時間が過ぎてくるといたたまれない気持ちになってきてしまい、とりあえずブラリと外へと出かけてみることにした。とはいえ行く当ても無い俺は、とりあえず公園へと足を向けた。 公園に着いた。その頃には既に太陽は沈みかけ空を赤々とてらしていた。子連れの夫婦、仕事あがりのサラリーマン、学校帰りの少年、人々を疎らにだが確認できた。や... [続きを読む]
  • 2008/05/09 23:58プロローグ
  •  神話でパンドラの箱の最後に残る希望。これほど残酷なものはない。希望を望むからこそ絶望が一層濃いものとなる。希望の光など絶望の予兆でしかない。希望の先には絶望がある。それを理解しているはずなのにも関わらず自分の生にしがみつく人間、だからこその人間、稚拙なくせに地球の征服者。  俺が自分の生態に疑問を抱く瞬間はよくある。実際問題人間っていう生態は謎だ。なぜこんなにも考え、世間体を気にし、自分より格... [続きを読む]
  • 2008/01/22 19:46To a Sake
  • 西の国の王は言った。「君が望むなら全てを捧げよう。」東の国の支配者は言った。「我が為に捧げよ。」南の国の民が言った。「国のために捧げよ。」北の国の聖職者は言った。「平和の為に捧げよう。」西の国の王は言った。「君のために。」東の国の支配者は言った。「我のために。」南の国の民が言った。「国のために。」北の国の聖職者は言った。「神のために。」西の国は東の国に滅ぼされた。東の国は北の国に支配された。北の... [続きを読む]
  • 2007/12/19 18:31あとがき
  • 完結いたしました。また中途半端になってしまいました・・・。書いて行くうちにいろんな結末が頭の中で考えつき思考錯誤した結果こういった結末になりました。読んで頂いた方はコメントよろしくお願いします。ちょっと辛口コメントを頂けるとうれしいです。 ... [続きを読む]
  • 2007/12/19 18:26生き方
  •  退院して1ヶ月が経った。あの世界には退院してから一度も行っていない。彼女は何者なのだろうか。最後に言った「私の分まで生きてください。」とはどういうことなのだろうか。しかしこれだけは事実だ。僕は彼女に救われ、まだ生きている。彼女に貰ったものを返さなくてはいけない。まだ死ぬことは許されない。僕は仕事を見つけ今必死に生きている。苦しみ、悲しみが多い現実はなおも続いている。汚れの無い、遠い世界に逃げた... [続きを読む]
  • 2007/12/19 18:16別れ
  •  目が覚めるとそこはアパート。既に慣れてしまった。公園へと向かう。時間は夕方。太陽は沈みかけ、空を真っ赤に染めていた。公園に着くとやはり彼女はいつものベンチで本を読んでいた。彼女のほうへ歩いていくと彼女が気づき会釈をしてくれた。「こんばんわ」「こんばんわ。隣に座っても宜しいですか?」「どうぞ。」彼女は少し左に避け笑顔で言った。彼女の横に座る。すると彼女は本をしまった。「・・・退院おめでとう ... [続きを読む]
  • 2007/11/22 13:50不安
  •  入院生活も明日までだ。ここである疑問が浮かんだ。もし退院したら夢の世界に行くことはもう出来なくなってしまうんではないのか、彼女に会うことができなくなるのではないのか。一気に不安が押し寄せる。僕はあの世界がなければ生きることの理由をなくしてしまう。 今まで入院していてお見舞いに来た人間は一人もいない。親しい人間や、元職場の人間、家族でさえ来てくれなかった。学生時代、友達がいなかったわけではない ... [続きを読む]
  • 2007/10/29 20:39 変化
  •  現実の世界で夢の世界のことを考える。考えれば考えるほどおかしな事ばかりである。たとえば夢の中にいるとしても普通、夢だとは気づかない。そればかりか自分の思ったとおりに行動することができる。現実の世界と同じように。医者にこのことを言おうとも思ったが精神科医が来てあれこれ面倒なことをするだけだと思い、言い留まった。夢の世界のことを現実の世界で考えても無駄だ。そう思い、医者から処方された睡眠薬を飲んだ ... [続きを読む]
  • 2007/08/18 07:20出会い
  • もし、あの時に死んでいればこんなことに悩む必要などなかった。今までコビを売り、人に気に入られようと必死になって生きてきた。しかし一度、たった一度の事故でそれは崩れて無となった。退院したら死のう。僕はあの電話以降死ぬことしか頭になかった。 意識が戻り3日が過ぎた。あれから1日中死ぬことばかりを考えてきたが3日目にしてようやく異変に気づいた。 事故にあってからというもの、見る夢見る夢が鮮明に記憶され [続きを読む]
  • 2007/08/09 18:24現実
  •  事故。初め僕は信じることができなかった。まさかタクシーに乗っていて事故にあうなど思いもしない。タクシーと乗用車の衝突事故だったそうだ。しかもタクシードライバーに過失があるそうだ。 タクシードライバーが前の車を追い越そうとしたところ、そこは本線と合流するわき道があり、そこからでてきていた乗用車に気づかず、ぶつかってしまったそうだ。タクシードライバーは骨折等、命に別状はない怪我ですんだそうだ。僕は [続きを読む]
  • 2007/08/07 03:50 序章
  •  毎日続く夢。限りなく僕を幸福へと導いてくれる夢。このまま寝ていれば・・・。僕は一生幸せなのだろう。 どうか朝よ、来ないでくれ。僕の望みはそれだけだ。それ以外のなにもいらない。夢の世界だけでいい。僕をこちらの人間にしてくれ。 会社帰り、同僚と飲み会をしていて終電を逃してしまった。僕はなくなくタクシーで帰宅することにした。同僚は家が遠いためカプセルホテルで一夜を明かすそうだ。僕の家はタクシーで ... [続きを読む]
  • 2007/07/28 21:41 Uselessness
  • なにも信じることができなかった。子供も大人も神も悪魔も犬も猫も。なにも愛することができなかった。子供も大人も神も悪魔も犬も猫も。 電車に揺られる。朝の電車は満員だ。人と人とが密集し身動きすらとれない。これだけ近くにいるのに遠い存在。 人間は何故無駄なことを考えるために進化をしたのか。進化の過程においてこのような失敗をしたのは人間だけである。他人を敬い、妬み、嫉妬する。楽 ... [続きを読む]
  • 2007/06/10 03:48 子猫の気持ち
  •  今日も1日が始まる。雲により遮断された太陽が、カーテンコールを待っていた。もう既に露の時期だ。この時期は、太陽の出番は少ない。部屋の中に雨の音が響く。今日は休みだ。なにもしたくない。雨の日はいつもこれだ。ただひたすらに雨とアスファルトによる合唱を聴きいる。雨は好きだ。僕にはどんなROCKよりもROCKでいて、どんなクラシックよりもクラシックだ。 車がとおり過ぎる。水をはねる音を交 ... [続きを読む]
  • 2007/05/30 15:37 あとがき(反省)
  •  処女作、やっと完成いたしました〜(;・∀・)といっても本当はもっと長編にするつもりだったのですが(´ヘ`;)長編にするとどうしてもグダグダ感が出てしまったりして、まだ自分のスキルじゃ、厳しいものがありそうで┐(´∇`)┌これを全部読んでくれたあなたはえらい!感謝感激雨霰です!この記事が一番上にくるのでこれから読む人はかるーい気持ちであまり疑問を抱えずよんでください。か ... [続きを読む]
  • 2007/05/30 15:27エピローグ
  •  飯田香菜は死んだ。そして伊賀清人は絶壁の崖に立っていた。「・・・。」下には、青黒く何処までも続いていそうな海が広がっていた。伊賀清人は海への身投げを選んだ。なるべく苦しんで死ねるように・・・。 あの日、飯田香菜はこう言った。「はぁ?私は何も悪くないじゃない。気づかなかったあなたがわるいのよ。フフッ。」(たしかに俺が悪い。唯一、血がつながっている妹の顔さえわからないとは・・ [続きを読む]
  • 2007/05/30 14:56 伊賀 舞(終)
  •  私は、追われている。仕事仲間に。いや、共犯者といったほうが正しいだろう。仕事をした最後の日に私は売上金を全て盗んで逃げた。それがばれないわけがない。仕事自体が裏稼業なため、裏の繋がりがありかなり危険で厄介な連中だ。親戚の家にいるわけにもいかない。私はどうしたらいいのかもわからず、ひたすら走り、逃げ、野宿をして過ごしていた。そのような生活が一週間ほどたったころ私はある路地で人にぶつかった。男と女... [続きを読む]
  • 2007/05/28 00:51 飯田 香菜(終)
  • この町も大分住みやすくなったわ。思わず顔から笑みがこぼれる。あの屋上での接触から私はわずか1ヶ月程度で伊賀清人を私の物にした。それからというもの、わたしが命令を下せば彼はなんでもいうことを聞いた。そう、私はとうとう神となったのだ。神に力など必要ない。神はいい世界を作るために考案し、その考案を配下が実行に移すのだ。天辺にたつとはこういうことなのだ。彼は、私がいくらわがままでもついてくる。それ ... [続きを読む]
  • 2007/05/26 14:20 伊賀 清人(終)
  • 屋上で飯田香菜と契約を交わして1年がたった。この1年で俺は、いったい何人の人間を殺したのだろうか。しかし何故か罪悪感というものがまったくない。サラリーマンが仕事を一つ一つこなしていくように、俺も仕事を一つ一つこなしていただけだった。そう、それは香菜という絶対的な存在から下された仕事として。今、俺の家に妹がいる。3日前から俺と一緒に暮らしている。もう妹の残り少ない命を楽しむために。俺は妹に呪い ... [続きを読む]
  • 2007/02/21 01:48伊賀 舞1-3
  •  この日は、学校が午前で終わり私は友達2人は某ファミリーレストランにきていた。平日の昼間だけあってサラリーマン風の男がちらほらすわっているだけで店内はガラガラだった。「今日は私のおごりでいいわよー。」友達がいった。この友達はケチで有名なのでいささかびっくりした。「なになに?どうしちゃったの?」私は当然のように聞いた。「臨時収入がはいったの。それもかなりのね。」私はどうせ親の [続きを読む]
  • 2007/02/12 00:38伊賀 舞1-2
  • お兄ちゃんとは、父が死んだその日から連絡をとっていない。今現在、何処で何をしているかなどまったくわからない。一緒に暮らすといっても、まずは兄探しからしなくてはならない。探偵にでも頼めばすぐ見つかるだろうと思いこのことに心配などは特にしていない。家賃、食費、ガス代、電気代、探偵への依頼料・・・考えれば考えるほどお金がいることがわかる。世の中やはり金なのだ。お金さえあればなんでもできる世の中なのだ。 [続きを読む]
  • 2007/02/05 00:13 伊賀 舞1-1
  • 「待ってよ!お兄ちゃん!」目が覚めた。また同じ夢。来る日も来る日もこの夢を見てしまう。おかげで私にとってお兄ちゃんの存在が日に日に大きいものになっていた。「お兄ちゃん、会いたいよ・・・。」ボソリと口から漏れる。現在、私は中学3年生である。親戚のおじさん、おばさんの家でとても良く育てられた。でも、なぜか優しくされているが愛情というものが感じられない。まるで機械にあやされているような錯 ... [続きを読む]
  • 2007/02/02 15:30 飯田 香菜3-3
  •  昼休みになった。私は一足さきに屋上へ行く。ここでもしっかりとしたシチュエーションをたてておけばこの先、より頑固な鎖で縛っておける。何事も先手をとることが大事である。屋上の扉が開く。あえて、私は気づかないフリをした。「こんにちは。」彼が軽く頭を下げて言った。ここで私は軽く反応を遅らせた。朝の布石を無駄にしないように・・・。「どうも、こんにちは。答えはでたかしら?」微笑みながら私 ... [続きを読む]
  • 2007/01/29 21:42 飯田 香菜3-2
  •  その日の授業は瞬く間に進んだ。けしてサボっていたわけではない。楽しみが先にあるだけでこんなにも待ち遠しく、そして速く時間が進むとは、思ってもいなかった。4時間目の授業中、教師がこんなことを言った。日本史の教師だ。「今の社会は天皇を除いたら平等なんだよ。有名人だって大統領だってなろうと思えば誰だってなれるんだから。そのための努力を怠らなければね。」 たしかに有名人も大統領もゴミに代わりがな ... [続きを読む]
  • 2007/01/24 18:05 飯田 香菜3-1
  •  学校にいつもより、かなり早く着いてしまった私は、なんとなく屋上に足を向けた。時間が早いため、廊下にゴミの姿は少なかった。いつもこうならいいのだけど。屋上に着いた。流石にゴミはなかった。屋上からだと学校に登校してくるゴミの姿がよく見える。急に吐き気に襲われる。こんな汚い物と日ごろ、一緒の部屋にいると考えると気持ち悪くなった。その時、屋上の扉が開いた。私は自分を戻した。そこに現れたのは伊賀清人だっ... [続きを読む]
  • 2007/01/16 00:30 伊賀 清人3-3
  • この日の授業は、まったく頭にはいらずにあっという間に昼休みとなった。俺は屋上へ向かった。そこには、すでに女性の姿があった。「こんにちは。」俺は軽く頭を下げて言った。どうやら彼女は僕にまだ気づいていなかったらしく、反応が帰ってくるのに少し時間がかかった。「どうもこんにちは。答えはでたかしら?」彼女が微笑みながら言った。そして僕はこう答えた。「君を殺してしまうかもしれないけど ... [続きを読む]
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