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- 2008/11/16 18:56地図男
- すると、しだいに見えてくる。それはどれも、それぞれの土地土地に深い関連性をもった、行動の軌跡を地図上にえがく人物たちの物語群だ。地図男 (ダ・ヴィンチブックス)真藤順丈メディアファクトリー 2008-09-03売り上げランキング : 2863おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsこれも勢いで買ってみた本だ。近頃、衝動買いが3冊ほど続いて、その2冊目がこの本となっております。ちなみに、衝動買い三部作は「ジョーカー [続きを読む]
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- 2008/11/15 07:37君の望む死に方
- 日向は気分を切り替えて、食堂に戻ろうとした。そこで、椅子の移動どころではない異変が玄関ロビーに生じていることに気づいた。 日向は目を疑った。 九谷焼の花瓶に、花が活けられていたのだった。君の望む死に方 (ノン・ノベル 845)石持 浅海祥伝社 2008-03売り上げランキング : 58019おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools一代で会社を成してきた日向という男のお話。ガンと余命半年を宣告された時、その男が考えた [続きを読む]
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- 2008/11/05 00:32ジョーカー・ゲーム
- この連中を動かしているものは、結局のところ、——自分ならこの程度のことは出来なければならない。という恐ろしいほどの自負心だけなのだ。ジョーカー・ゲーム柳 広司角川グループパブリッシング 2008-08-29売り上げランキング : 6641おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools帯の宣伝が気になって衝動買い。大正解の買い物でした。第二次世界大戦直前の日本に、スパイ養成機関があったら、という設定。スパイなんて卑怯な [続きを読む]
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- 2008/10/26 02:37男のための自分探し
- 男が「気持ちいい」と感じるのは、ハーレム建設に役立つものばかりです。男のための自分探し伊藤 健太郎1万年堂出版 2008-08売り上げランキング : 1405おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools僕が絶対に手を出さないような本だな、と記事を書く段になって改めて思っております。これも、A8.netのオファーだったわけです。「たまにはこういう本を読んでみて良かった」と思うどころか、「一生に、何度こんな酷い本を読めるだ [続きを読む]
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- 2008/10/20 02:50アンノウン
- 自衛隊が本来の活躍をすることはあってはならない。日々の努力の成果を発揮してはならない。それが平和というものであり、武力を持っている組織は国民から白い目で見られている間が幸せなのだと朝香二尉は言った。 しかしそれは隊員の存在意義を奪う。「いったい何のために」というセリフを、俺は酒の場で何度も拝聴してきた。日頃は使命の重要性を説く上司が、前後不覚になったとき愚痴をこぼす。アンノウン (文春文庫)古処 誠 [続きを読む]
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- 2008/10/13 16:40ゲーデルの哲学—不完全性定理と神の存在論
- 「古典数学の無矛盾性を前提とすると、その形式体系において、内容的には真であるにもかかわらず、証明不可能な命題の例を与えることができます」ゲーデルの哲学—不完全性定理と神の存在論 (講談社現代新書)高橋 昌一郎講談社 1999-08売り上げランキング : 12130おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools山路を登りながら、こう考えた。:ゲーデルの哲学—不完全性定理と神の存在論 - livedoor Blog(ブログ)この記事に興味 [続きを読む]
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- 2008/10/06 00:11もう、不満は言わない
- 「人生をつくり出すものは考えであり、考えは言葉によって表現されます」。言い換えると、「明確に言葉で表現したものは、実際に行うことになる」ということです。私たちはみな、毎日自分の人生をつくっています。だから人生の手綱を取って自分の望む方向に向けてやることができます。もう、不満は言わないウィル・ボウエンサンマーク出版 2008-06-05売り上げランキング : 335おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools僕らし [続きを読む]
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- 2008/09/14 13:27終末のフール
- かわりに、おまえもいつか、誰かを許してあげなさい終末のフール伊坂 幸太郎集英社 2006-03売り上げランキング : 36173おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools帯に伊坂さんの言葉が。静かで、可笑しくて、力強いものに触れたくて、8つのお話を書きました。どの話にも思い入れがあり、大事な本となりました。面白かった。世界の寿命が発表された。8年後に小惑星が落ちてくるという。絶望した人々が暴れに暴れ、町は荒れに荒 [続きを読む]
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- 2008/09/08 02:42クリムゾン・ルーム
- 目覚めたとき、男は狭い部屋の中で、小さなベッドに横たわっていた。彼を取り巻く壁と天井は、深紅だった。クリムゾン・ルーム高木 敏光サンマーク出版 2008-04-03売り上げランキング : 228816おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsクリムゾン・ルームって脱出ゲームがある。僕も昔やったことがあった。Wikipediaで脱出ゲームを調べると、説明の中に現れる。そんなに有名なゲームとは知らなかったな。脱出ゲーム - Wikiped [続きを読む]
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- 2008/08/25 17:00容疑者Xの献身
- あの母娘を助けるのは、石神としては当然のことだった。彼女たちがいなければ、今の自分もないのだ。身代わりになるわけではない。これは恩返しだと考えていた。彼女たちは身に何の覚えもないだろう。それでいい。人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある。容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)東野 圭吾文藝春秋 2008-08-05売り上げランキング : 5おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsこれは面白かっ [続きを読む]
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- 2008/08/20 07:26那そば館の謎 裏京都ミステリー
- 刹那に、僕は意識のモードを切り替えた。京都でも屈指の貧乏山寺、そこの寺男から、かつての《生業》の従事者へ、と。支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)北森 鴻光文社 2006-07-12売り上げランキング : 35876おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools北森さんの短編集。いつもの連作短編ではなく、一つ一つが独立の短編集。今回の主役はある貧乏山寺の寺男。かつて、泥棒稼業に従事していた彼は、とある偶然で、寺 [続きを読む]
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- 2008/08/17 01:07エロ本の山
- 本当はできるだけ本の話以外を書きたくないのだけど、ここにしか書けないネタなので、仕方なく、忸怩たる気持ちで、泣く泣く…お気づきの読者の方が多いだろうが、この記事のタイトルは恥ずかしい。正直自分でも恥ずかしい。大体、エロ本なんて言葉を聞くのは一体いつ以来だろう?それを思うとまた、無駄に恥ずかしい。だが、それを感動が凌駕しているのが今の状況で。昨日、このブログに「エロ本の山」をキーワードとして一人の人 [続きを読む]
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- 2008/08/15 10:31カクレカラクリ
- 「たとえばの話だけれど、百二十年に一度だけ、実をつける樹があって、その実が落ちたら、スイッチが入るとか……」「無理だよ、そんなのぉ」カクレカラクリ (講談社ノベルス モF- 42)森 博嗣講談社 2008-07-08売り上げランキング : 25342Amazonで詳しく見る by G-Toolsこのブログで比較的よく見かける森博嗣さんの本です。アマゾンを見たところ「コカ・コーラ」の記念企画?とか書いてあった。ドラマ化されてたのか…全然知らな [続きを読む]
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- 2008/08/09 23:57星の王子さま
- 「人間はね」と王子さまは言った、「急行列車で走り回っているけれど、何を探しているか自分でもわかっていない。ただ忙しそうにぐるぐる回るばかりなのさ……星の王子さま (集英社文庫) (集英社文庫)アントワーヌ・ド サン=テグジュペリ集英社 2005-08-26売り上げランキング : 5304おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools今さらこんな本を読んでみた。アマゾンでは訳が問題になっているようだったので、一応明記しておくと [続きを読む]
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- 2008/07/26 23:18最後の講義の後
- 最後の授業 ぼくの命があるうちにこの記事を書いたのがちょうど一週間前。とても心が動かされる良い本でした。今日は著者ランディ・パウシュの訃報を見つけた。An Enduring Legacy - Carnegie Mellon University404 Blog Not Found:訃報 - Randy Pausch, the Lecturer of "the Last Lecture"こちらのブログで知ったのですが、ここに書かれている言葉がなぜだか僕の気持ちとしても嘘くさくならなそうだと思った。Thank yo [続きを読む]
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- 2008/07/20 12:06卵の緒
- 僕は捨て子だ。子どもはみんなそういうことを言いたがるものらしいけど、僕の場合は本当にそうだから深刻なのだ。卵の緒 (新潮文庫 せ 12-2)瀬尾 まいこ新潮社 2007-06売り上げランキング : 4261おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools久しぶりに本を借りて読みました。坊っちゃん文学賞大賞らしい。軽い本で、特に読みたい本がないような時に、ちょうど良い。二つの短めのお話が入っている本でした。・卵の緒・7's bloodど [続きを読む]
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- 2008/07/19 01:02最後の授業 ぼくの命があるうちに
- はじめに僕はエンジニアリング上の問題をかかえている。基本的にはすこぶる健康だが、肝臓に腫瘍が一〇個あり、あと数カ月しか生きられない。—中略このごく限られた時間を、どのように過ごせばいいのだろう。わかりやすい答えは、家族を大切にして一緒に過ごすことだ。許されるあいだは一緒にいられるすべての瞬間をいつくしみ、彼らが僕のいなくなった人生を穏やかに過ごすために必要な準備をすることだ。わかりにくい答えは、こ [続きを読む]
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- 2008/07/13 20:28フランケンシュタイン
- 信じてくれ、フランケンシュタイン、おれは善良だった。魂は愛と慈愛に燃えていた。だがおれはひとり、みじめなくらいひとりぼっちじゃないか?フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1))森下 弓子東京創元社 1984-01売り上げランキング : 50919おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsちょっと縁があって、読みました。薦めていただきまして。乱雑な本棚の山形県さんのお気に入りだそうです。古いSFみたいなテーマに、 [続きを読む]
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- 2008/06/29 10:00真ッ赤な東京
- 真ッ赤な東京 (集英社文庫)常盤 雅幸集英社 2003-07売り上げランキング : 221239おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools「真っ赤な東京」ではなく「真ッ赤な東京」かなり前に読んだ本で。ちょっと「マンガ」カテゴリを充実させようかな、というのが狙い。4コマ漫画なんだけど、センスがいっちゃってる。MASAYUKI TOKIWA OFFICAL WEBこのページで毎週土曜日に4コマが一つ更新されるのだけれど、毎週楽しみで。真ッ赤な東京の [続きを読む]
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- 2008/06/22 10:30顔に降りかかる雨
- 要件はあしたの朝、聞けばいい。バッドニュースならなおさらだ。そう思いながら、私は堅く目を瞑った。顔に降りかかる雨 (講談社文庫)桐野 夏生講談社 1996-07売り上げランキング : 55833おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsちょっと古い本。桐野さんの本を読みたいな、と思っていたので、2冊に分かれていない本を選んでみた。最近(?)の有名な奴は2冊買わないといけないようで、ちょっとヒヨってみたり。手に取って [続きを読む]
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- 2008/06/14 21:27やさぐれぱんだ 1
- ぱんだとはぱんだとは人々の癒しとなるべく人々の癒しとなるべく日々精進をかさね日々精進をかさね時には喋ることも厭わないそこがおかしいやさぐれぱんだ 1 (1) (小学館文庫 さ 5-1)山賊小学館 2007-09-06売り上げランキング : 1725おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsウェブ漫画を公開していた方がいらっしゃって、それが本になった、ということだと思う。こういうのけっこう好きだな、と思いました。作品の公開はほと [続きを読む]
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- 2008/06/04 10:20少女には向かない職業
- いい頃もあった。怪物になったのは、いつなんだろう?あたしたちは幸せをいつ失ったんだっけ?少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)桜庭 一樹 東京創元社 2007-12売り上げランキング : 32870おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools気になっていた作家さんの本を読んでみた。読みだしたら地味に止まらなかった。大西葵って中学二年生の子が主人公で。夏休みと冬休みに一人ずつ人を殺した、と独白するところからお話 [続きを読む]
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- 2008/05/26 18:30青空の卵
- そして振り返り、彼女の目を見てこう言った。「出たくない。俺は、ひきこもりなんだよ」青空の卵 (創元推理文庫)坂木 司 東京創元社 2006-02-23売り上げランキング : 26179おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Toolsなぜか、たまに何も考えずに本を買ってしまう時がある。この本も、何を考えて買ったのか全く思い出せないから、何も考えずに買ったんだろう。記憶に残らない行動をとるようになった僕は、もう終りが近いのかもし [続きを読む]
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- 2008/05/24 22:51わかったつもり 読解力がつかない本当の原因
- 解釈は、記述との間で整合性がある限りにおいては自由ですが、整合性のないものは許されないわかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)西林 克彦 光文社 2005-09-20売り上げランキング : 2217おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools文章を読むときに起こる「わかったつもり」を防ぐにはどうするべきか、ということについて書かれている。ざっくり言ってしまうと、本の読み方入門、って感じ。そして、良い入門 [続きを読む]
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- 2008/05/11 14:14夏への扉
- 綿毛の化物のような仔猫時代から、ピートはきわめて単純明快な哲学を編みだしていた。住居と食と天気の世話はぼく任せ、それ以外の一切は自分持ちという哲学である。だがその中でも、天気は特にぼくの責任だった。コネチカットの冬が素晴らしいのは、もっぱらクリスマス・カードの絵の中だけだ。その冬が来るとピートは、きまって、まず自分用のドアを試み、ドアの外に白色の不愉快きわまる代物を見つけると、(馬鹿ではなかった [続きを読む]
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