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- 2008/07/26 21:257月26日 白菜作文
- 日刊ミヤガワ 1668号 2008.7.26「白菜作文」 特講Cでやった。このクラスはいつも実験と冒険が出来る。Aは乗せBは深化させる。意外とCは楽しくなる。一種抜けた感じになる。流れとしてそうなるし、生徒たちの雰囲気もそれに馴染む。 かつての教え子からメールが来て、昔の教室を思い出すという。そこでは「白菜」などという題を与えられ、先生は何も云わずに教室を出て行った。困ったけれど、自由とはこう... [続きを読む]
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- 2008/07/25 21:257月25日 帰省時
- 日刊ミヤガワ 1667号 2008.7.25「帰省時」 どうせ夏休みには田舎に帰省する人もいるだろう。爺婆は待っている。帰って来いよと孫の顔でも見たいのに夏季特訓で帰れないと言えば淋しがる。顔を見せに行くのは子や孫の務めでもある。そんな時は絵や作文でも書いていくといい。爺婆は年中引っ張り出して眺める。ことによると額に入れるかもしれない。俳句なんかもいい。表現として残るものがいい。小遣いを貰うこ... [続きを読む]
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- 2008/07/24 21:257月24日 自由研究ヒント
- 日刊ミヤガワ 1666号 2008.7.24「自由研究ヒント」 ?大阪五兆円赤字の解消策とその後の発展策。 ただ経費削減だけじゃつまらない。画期的で楽観的なアイデアが必要だな。総合的な知識や理解の場になる。生きた勉強になるよ。無論何で赤字になったのかも調べる必要がある。大阪府庁に連絡して資料を取り寄せたらいい。一つの県を経営していく視座が持てる。 ?そこまで大規模でない方がいいというのなら、夕張... [続きを読む]
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- 2008/07/23 19:097月23日 仮説満州国夢譚
- 日刊ミヤガワ 1665号 2008.7.23「仮説満州国夢譚」 突然なのだが満州国を日本が作ったのではなくそう仕向けられたとしたらどうかと考えてみた。清という征服王朝が辛亥革命後元々の地盤である北部に去ることは新国家としては都合がいい。ましてやソ連との緩衝帯になる。しかも原理は傀儡国家であり、たいした力もない新興国日本が後ろ盾。しかも日清日露の戦役で一定の軍事力は持っている。どう考えたって日本... [続きを読む]
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- 2008/07/22 16:487月22日 靴屋
- 日刊ミヤガワ 1664号 2008.7.22「靴屋」 大久保通り、厚生年金病院の先、熊谷組の辺りの信号を右に曲がるところにその靴屋がある。 土曜の講義の後、できたよと云うからぶらりと一人向かった。三週間前紹介してくれる人があって、験しにと久々に靴を発注していた。何せここ数年間の悲願だ。足指が確実に変形している。腫れればパンパンになって履くだけでも痛い。それでも何年も我慢していた。というか思いは... [続きを読む]
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- 2008/07/21 14:037月21日 一学期最終講義・空の青
- 日刊ミヤガワ 1663号 2008.7.21「一学期最終講義・空の青」 牧水の「白鳥は・・」の歌。読解すべき要点は「染まず」だろう。心情と技巧としての要点は「漂ふ」になる。この二点に着目したときにはじめて牧水に肉薄できる。 この青の背景と白鳥は無論心象風景だ。しかも時間は限定されている。嵐のときはどうか。夕暮れはどうか。明け方はどうか。深夜はどうか。この歌の心象はそう変化させたときに異彩を放つ... [続きを読む]
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- 2008/07/20 13:497月20日 絶対権力?
- 日刊ミヤガワ 1662号 2008.7.20「絶対権力?」 子どもが云うことを聞かない。思い通りにならない。それは当たり前のことなんじゃないかな。何で聞かなくちゃいけないのかと自分で問うことをしないとまずい。 別人格などという戦後の流行の言辞を論拠にはしない。そんな学習を既にこの国は経てきた。親の云うことを聞かない根拠をただ考えたらいい。また聞かなくてはならないという自分の根拠も考えたらいい。... [続きを読む]
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- 2008/07/19 13:497月19日 鰯雲
- 日刊ミヤガワ 1661号 2008.7.19「鰯雲」 BSは古い日本映画をやっている。番組表など字が小さくて読めないから、チャンネルは行き当たりばったりだ。その方が縁がありそうで面白い出会いがある。 寝られぬ夜には映画がいい。字幕は疲れる。日本の古典、と云ったってせいぜいが五十年代か六十年代。その映画に昨夜は見入ってしまった。 舞台は農村。「農地解放後は」などというセリフが出てくる。淡島千景が... [続きを読む]
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- 2008/07/18 14:367月18日 祖国
- 日刊ミヤガワ 1660号 2008.7.18「祖国」 モルダウを聞きながら考えていた。一体祖国とは何か。多分征服でもされたり、なくなれば郷愁として再確認に動こうとするものらしい。今ある国の中にいて安逸を蝕んで祖国がイメージできるものだろうか。 祖国日本を思えと昨今のネオナショナリストは語る。これもネオでも何でもなく、かつて云いにくい環境だったものが、云い易くなって尻馬に乗っているだけだと思うの... [続きを読む]
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- 2008/07/17 13:107月17日 足だけ地蔵
- 日刊ミヤガワ 1659号 2008.7.17「足だけ地蔵」 棘地蔵が心の奥に刺さっていたと見える。夢を見た。本当は夢ではなかったのかも知れぬ。リアルだった。二メートル以上ある平らな石の表面は普通のよくある地蔵。それを剥がせと声がする。云われるままにそこそこ重い表面を取り去るとそこにやたら大きな足が鮮明な地蔵が隠れている。 背後には青いアルプス。白雲はたなびいている。ボクはその前で圧倒されている... [続きを読む]
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- 2008/07/16 09:277月16日 役所
- 日刊ミヤガワ 1658号 2008.7.16「役所」 この時期の分析は数は多くない。特講前だからのんびりしたいなどと云う思惑は外れた。某市役所の分析がどさっときた。それに愈々PHP本が始まった。それでも気持ちは幾分軽減した。少し前の七転八倒に比べれば、楽になっている。 最近のニュースなどを捉えて自由に述べさせる。こういう課題は意外と多い。テーマが絞られていない分多岐にわたった題材があるのは新鮮... [続きを読む]
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- 2008/07/15 05:077月15日 その先
- 日刊ミヤガワ 1657号 2008.7.15「その先」 少しばかり興味があるのは、この先の動向だ。眦決して没入している今の親たちの教育展望がこの先どうなるか。予備校に限らず夏は無料で、という塾が少なくない。実に面白いことだと思う。囲い込みで必死なのだ。 それをラッキーと思うような者たちでこの民間教育界は支えられている。ピークが過ぎて底辺も漁っている。元来は学校の教育に面白さも指針も質も衰退した... [続きを読む]
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- 2008/07/14 04:267月14日 積み上げ
- 日刊ミヤガワ 1656号 2008.7.14「積み上げ」 自分は能力があるとか、ずば抜けているという子は意外と伸びないで平凡になりがちだ。どうも慢心になるらしい。自分は出来る。いざとなればやる、という意識は現実には裏切られる。 そんなに世の中は甘くない。ましてやたかだか学校程度の勉強や評価だ。そんなに信用が置けるものでもない。それを当人の実力と思い込むことが既におめでたい。長年見ていると能力が... [続きを読む]
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- 2008/07/13 04:357月13日 棘地蔵
- 日刊ミヤガワ 1655号 2008.7.13「棘地蔵」 巣鴨に対抗して作ったらいいと考えていた。実に温和で神々しい地蔵を製作してあちこちに棘を設えておこう。胸・足・頭・目の奥・口元・・。よく見ないと分からないようにしておこう。千駄ヶ谷に建立してもいい。道端でもいい。簡単な祠を作ろう。ささくれだった皮膚が細かい棘になっているのもいい。 棘がないのがいい人なんだとか、棘で刺したり刺されたりする・・... [続きを読む]
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- 2008/07/12 03:387月12日 間
- 日刊ミヤガワ 1654号 2008.7.12「間」 最近一日や一週間が早い。書き終えた脱力というのだろうか。抜け出したものがあるように感じている。ジーパンと空色ジャケットの日々。サングラスは欠かせなくなった。視力が落ちたのかもしれない。夜も光が眩しくなって掛けたまま歩く。スーツの防衛性が今は疎ましくなっている。軽装のまま息吹を吸い取りたくなっている。 感性や感覚の補給かもしれない。かつては読む... [続きを読む]
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- 2008/07/11 03:387月11日 大分
- 日刊ミヤガワ 1653号 2008.7.11「大分」 静かにメール通信などの対応指導をし、学研から頼まれていた道徳教育の雑誌の原稿を書き、疲れてソファーで爆睡していた。夏はやはり暑い。そう云えば苦手だった。時間帯にも場所にもよるが若い連中だけが目に入る。こいつらは暑くないのかと不思議に思う。爺たち年配者はあまり目に入らない。どこにどう生息しているのだろう。冬場はやたらと目に付くが。 TBSの昼... [続きを読む]
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- 2008/07/10 03:087月10日 十日粥
- 日刊ミヤガワ 1652号 2008.7.10「十日粥」 今月に入ってからほぼ硬いものは口にしていない。また食べる量が減った割には時間が長くなっている。粥にして正解。胃腸も活動している。何年間もこうして体調を回復させてきたのに、ここ二年余りはやはりおかしかったのだろう。どこか一般人のように思い込んでいた。 初め三日間くらいはふらついていたが、慣れて元気になってきた。体内も頭もすっきりしている。爽... [続きを読む]
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- 2008/07/09 02:527月9日 感想文特講
- 日刊ミヤガワ 1651号 2008.7.9「感想文特講」 三日間で一日三時間を当てようとしている。既にこの段階で何をするかの読解が出来なければトロイというしかない。 ましてや毎年感想文のお助けブックを書き、多分一番ボクは感想文関係の本は出している。しかも意見だと提示し、三原則も示している。読解技法は前々回の特講でも五十やそこらは導き出している。 そういう準備があっての特講だ。知りませんでしたな... [続きを読む]
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- 2008/07/08 02:527月8日 ちょっと
- 日刊ミヤガワ 1650号 2008.7.8「ちょっと」 電話で問い合わせや各種相談に乗っていて気がついたことがある。多くのママたちが「ちょっと」という言葉を頻繁に使う。 せいぜいが三分程度の話の中で七回使った人もいた。「正」の字でメモする癖がつき始めた。十年以上前は「あンのー」とか名詞止めで「うン」と自分で頷く傾向は顕著だった。どれもささやかな気取りであり、演技性は充分に感じられたが、その奥に... [続きを読む]
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- 2008/07/07 22:317月7日 七夕夜話
- 日刊ミヤガワ 1649号 2008.7.7「七夕夜話」 思うだけでは駄目。踏み出さないといけない。目の前には広大で深淵で滔々たる大河が流れている。此岸にいて、その大河の彼岸に私たちは思いを馳せる。彼岸は理想であり、願いの大地。こちらとの対置。いずれ向かうであろう対象。成就の世界。 それはメイフラワー号の人には自由と解放の大陸。プラトンのイデア。仏教徒には極楽浄土。愚には賢か。今には未来。原初的... [続きを読む]
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- 2008/07/06 20:557月6日 コンビニ夜間自粛
- 日刊ミヤガワ 1648号 2008.7.6「コンビニ夜間自粛」 いつでも開いているコンビニ。深夜徘徊のボクには助かっている。無論行かなくてもいい。しかし開いていることが安心感を与えてくれる。もっとも深夜の時間帯に客はまばら。電気の無駄使いだという指摘は当たっている。 世を挙げて無駄をなくしていこうとしている。深夜営業自粛や見直し。これもよかろうという気はする。眠らない街。それが誇りのように思わ... [続きを読む]
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- 2008/07/05 21:187月5日 読解基礎力
- 日刊ミヤガワ 1647号 2008.7.5「読解基礎力」 自画自賛は作家の常。ましてボクは極端なナルシストを任じている。本当は違うのだがそういうことにしている。正しい理解などあろうはずはなく誤解こそ理解の本質だと語っている。だから誤解の幅を拡大し深耕していくことが学習にもなる。正解という言葉が国語の世界で闊歩していることは片腹痛いしまともな思索者ならそんなものを教えるはずはない。従ってボクは現... [続きを読む]
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- 2008/07/04 21:207月4日 続携帯
- 日刊ミヤガワ 1646号 2008.7.4「続携帯」 しかし一週間も経たないうちにまたドコモショップに行くことになるとは思わなかった。状況的結論から云えば、件の相棒の携帯、皆が嫉妬する505isは今日を限りに書斎の下の引き出しに安置し悠々余生を送ることになる。やはり一度医者に掛かると雪崩のようになるのは機械も同じらしい。 トイレに落とした。拾って洗って拭いた。生きた心地がしない。ドライヤーを探... [続きを読む]
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- 2008/07/03 22:537月3日 朝粥
- 日刊ミヤガワ 1645号 2008.7.3「朝粥」 朝は食べないという時期は長かった。高校で一人暮らしをしたときからそうだった。もう体がそうなっている。しかしだ。人生中葉になり、幾許かでも体調管理をしなくてはならないと思い始めて、三十代後半からは、時々雑穀粥などを作って食していた。だいたい今の流行よりは十年以上は早い。 ここ二三年多忙がきっと意識を麻痺させていたのだろうが、食事に関しては一般人... [続きを読む]
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- 2008/07/02 23:447月2日 多言矛盾の不合一
- 日刊ミヤガワ 1644号 2008.7.2「多元矛盾の不合一」 日本の問題は内在律にあるのだともう十年ほど前に語っている。空洞化とか内面の溶解など昨今語られていることはその後追いだ。外在律への傾斜もそのための軽装化もそうだ。 作文で見続けた現象と内面は確実にこの国の未来図を示しているとボクは随分前から確信を持っている。それは取りも直さずボクの視点と探求の正当性でもある。表層現象だけを取り上げて... [続きを読む]
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