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- 2007/11/13 10:49 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上・下)
- 逆シャアから3年後の宇宙世紀0096年が、舞台です。この上下巻では明かされませんが、ネオジオン側の姫さま(16歳)は、あのミネバさまなんですよ、きっと。1年戦争のそののちを描いた本格小説ってことで、怖いもの見たさで望んでみましたが、ほぼ期待どうりでございました。福井晴敏さんの「機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上・下)」(角川書店)です。所有者は世界を牛耳ることができるという「ラプラスの箱」の中身と、 ... [続きを読む]
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- 2007/11/12 13:36 雑誌記者 向田邦子
- 昭和30年代、生活実用書で有名な雄鶏社が、まだ日本橋にオフィスを構え、映画雑誌「映画ストーリー」を出していたころのお話しです。いまの江戸川橋オフィスの前を初めて通り掛かったとき、ロケーションは違えど感激しましたよ。なぜって雄鶏社は向田邦子さんが、脚本家になるまえに勤めていたからなの。一応、ファンの端くれですし♪ 上野たま子さんの「雑誌記者 向田邦子」(扶桑社)です。さて、この本は別の出版社、別の題 ... [続きを読む]
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- 2007/11/10 09:59美人力。キレイに生きる69の法則
- キレイな表紙だなぁと、引き寄せられてみました。女子力アップ系の本かと思いきや、実はこの著者さまはニューハーフのかたなんです。彼女が務めるガールズウォーカー副編集長の立場での”働きマン”な部分や、ニューハーフならではの主張に期待してみました。でも、そこは薄味に終止しており、魅力を引き出しきれてませんねぇ。いやはや残念。如月音流さんの「美人力。キレイに生きる69の法則」(扶桑社)です。相当お金を積んで、 [続きを読む]
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- 2007/11/09 23:56あのひととここだけのおしゃべり
- フェミニズム論に陥ることなく、楽しいガールズトークでしたぁ。やおい・ボーイズラブへの関わりの裏話よりも、みなさまがモトさまを始めとした少女マンガの”24年組”に、どのような影響を受けたのか、つまびらかにされてゆく展開が愛らしくて楽しいの。「よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり」(太田出版)です。滝沢秀明くんが当時19歳で出演したTVドラマ「西洋骨董洋菓子店」の原作コミックスを描かれた、よ [続きを読む]
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- 2007/11/08 23:47 渋谷百軒店ブラックホーク伝説
- 渋谷・百軒店も最近は、円山町の映画館への行き帰りぐらいで、通り過ぎるくらいです。学生のころは、クラッシックの”レコード”を恭しく再生していた、名曲喫茶「ライオン」がお気に入りでした。おしゃべりしてはならない独特の薄暗い雰囲気が、”ドM”ごころを刺激してくれましたよ。そんな百軒店には、1970年代に伝説的ロック喫茶があったんですって。ブラックホークという、その店のヒストリーと、選曲内容をひもといたムッ... [続きを読む]
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- 2007/11/04 12:56 ALWAYS 続・三丁目の夕日
- 冒頭、懐かしい東宝スコープのロゴに続き、なんとゴジラが昭和34年の愛宕に上陸し、東京タワー破壊するシーンの出来が良すぎで驚嘆です。これは本筋に絡む夢想シーンだったのですが、原作コミックでも”夢うつつ”はよく取り上げられますよね。続編となる今回は、そうした原作の雰囲気がうまくまとまっていた印象なの。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」です。ただまぁ、尺が約140分なねは、いささか長すぎ♪さて本作の見所は、鈴木... [続きを読む]
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- 2007/11/03 10:10ラ・サタニカ(ドラマCD)
- ヘタレ×鬼畜メガネなボーイズラブの原作コミックは、なんともはかない味わいでした。全然、鬼畜ではないし♪ 主人公、ふたりの高校生を演じる声優さんが、なかなかの美声です。句読点と「…」の部分の芝居処理が、えらくくどいのはこのジャンルの特徴なんでしょうね。天禅桃子さんのコミック「ラ・サタニカ」(コアマガジン)のドラマCDが届きましたよ。立花慎之介さんが真下周士を、羽多野渉さんが松嶋元紀を演じてます。(浅 [続きを読む]
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- 2007/11/02 10:13 ほぼ日手帳 2008
- 今年まで外皮を[青]→[赤]と選んで来て、迷ったあげく来年は[橙]に決定☆ 『ほぼ日手帳 2008』が届きましたの。実際に使い始めるまで、あっという間な年末な予感。(浅草散歩) ... [続きを読む]
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- 2007/11/01 10:30 社長が変われば会社は変わる! ホッピー三代目、跡取り娘の体当たり経営改革
- プリン体ゼロ♪ 昨晩も、神楽坂でモツ鍋つつきながら、ホッピー呑んじゃいました。さて、ホッピーの茶色いボトルには、本社・赤坂とプリントされているのはご存知? 実は下町でなく都会のど真ん中が発祥地なの。本書は広告代理店勤務から転身し、家業を継いだ娘さん(ミーナさん)の奮戦記ですよ。男女雇用機会均等法施行まもなかった世代の彼女が、伝統ある飲料製造販売業界で七転八倒する姿に勇気づけられます。オーナー家族... [続きを読む]
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- 2007/10/30 21:42 カレイドスコープ
- アマゾンの1click商法で、またも釣られてしまい、加賀美セイラ(加賀美聖良)さんのCD「カレイドスコープ」が届きました。買った記憶がない……が、コレクション。6年まえのゼクシィのCMに出演されていたかたよ。(浅草散歩) ... [続きを読む]
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- 2007/10/30 20:39 三日月
- 代替可能な短期雇用職種に従事する、3人の十代少女のお話し。「脱ニート」は19歳、「チョコレート工場の娘」は11歳(小学生)、「三日月」はたぶん17歳なの。資本家の搾取がどうとか、イデオロギー的な主張はなく、プチブル子弟の憂鬱って印象でした。労働資本として価値が高い年代たちに、単純労働の不満をあげつらねられても、いまひとつ実感が沸かないわぁ。職場のシングルマザーとの交流を描く、表題作の「三日月」みたいに、... [続きを読む]
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- 2007/10/29 17:02 ブックストア・ウォーズ
- 女性の多い職場にありがちなウェットな人間関係が暗示され、ちょっとしたキャットファイトで幕が上がり、『昼ドラ』みたいな展開です。いや、品はあるので、NHKの夜帯ドラマかな。書店テーマではありますが、小売り業で働く女性が抱える悩みを描いた小説でした。東京近郊の300坪の老舗書店を舞台に、意外と空気読めない27歳(新婚、夫は大手出版社編集)と、中間管理職で40歳(未婚)のふたりの女性書店員が、職場の危機に奮闘し ... [続きを読む]
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- 2007/10/28 23:55 自虐の詩
- 淋しい空のカットがときおり挿入されるんですけど、荒木経惟さんの写真みたいで、それがなんとも印象的です。「包帯クラブ」のときも、空の切り取り方がステキでした。堤幸彦監督の映画「自虐の詩」です。さて、業田良家さんの名作コミックを、どう料理するのかお手並み拝見だったけれど、まんまと泣かされてしまったの。中谷美紀 さん、阿部寛さんの演技は、過剰なコメディ演出が、むしろ予定調和よ。そんなギャグ展開に飽きてし... [続きを読む]
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- 2007/10/27 02:04クローズZERO
- ディーバな役回りな黒木メイサさんの歌唱シーン以外、すべてのシーンに暴力が充ち満ちていましたよ。学内闘争におけるクールなチャレンジャー、主人公の小栗旬くんが、酔いつぶれて半べそかくシーンから、一転して集団抗争劇が盛り上がってゆきます。意外とメロウな一匹狼の彼のもとに、徐々に仲間が集ってくるの。「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」に続く、三池崇史監督の映画「クローズZERO」です。山田孝之くんとの最後の対 [続きを読む]
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- 2007/10/26 02:32 グレート生活アドベンチャー
- RPGゲームの世界で仮想通貨を戦闘によって獲得することを、ヤンキーのカツアゲに例えているシークエンスが愉快よ。「ヤンキーだって普通にお父さんのお給料で暮らしてるだろ」と皮肉ってます。さてそんな主人公は、30歳を迎えてもなお、ヒモ生活。女衒というタイプではなく、どちらかというと無気力に、スーパーでバイトしている彼女に寄生しているだけなの。いうなれば、社会猶予期間を過ぎた、ポスト・モラトリアム状態とでもい... [続きを読む]
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- 2007/10/25 00:10 漫画に愛を叫んだ男たち
- 天才・赤塚不二夫さんを長らく支えたことと、別れにいたったことを終章で語られています。小説形式ですが、昭和漫画史の貴重なクロニクルなの。トキワ荘時代からはじまって、全盛期のアニメ会社設立や、漫画雑誌での掲載作品移籍の調整などなど、語られていなかったエピソードが満載ですよ。アルコール依存症になった赤塚さんを、極限まで支援された後半部分のエピソードは、なんとも悲しいわぁ。長谷邦夫さんの「漫画に愛を叫ん ... [続きを読む]
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- 2007/10/24 00:58 下流少年サクタロウ
- マーク・トウェインさんの「ハックルベリー・フィンの冒険」を意識している作品ともいえなくはないでしょうが、たぶん違うのでしょうね。児童文学ではありません。舞台は、「学校崩壊」「貧富の差の拡大」「モラルの崩壊」「犯罪検挙率の低下」にまつわる、えぐい三面記事をコラージュしたような近未来状況下です。小学5年生の主人公が、彼なりの機知をもってしてサバイバルするお話しなの。戸梶圭太さんの「下流少年サクタロウ」... [続きを読む]
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- 2007/10/23 00:09 中国セックス文化大革命
- なんともオリエンタルで、扇情的なタイトルでしょ。あきれたり、眉をひそめちゃう人もいるでしょう。そんなことなくて〜、いたって社会科学的な本なの。前半は、1960年代後半から1970年代前半まで続いた中国の文化大革命時代の婚姻や、恋愛にまつわる国家管理のことを論じています。著者は、1955年に中国・上海生まれですから、当時は少年でした。そんな彼の個人史をベースに、中国の性生活が語られてゆきます。邱 海濤(キュウ・... [続きを読む]
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- 2007/10/22 00:04 クワイエットルームへようこそ
- 内田有紀さん演じる主人公が自覚のないままに、ある理由から精神科病院の女子棟に入院した14日間を描いてます。設定自体は、黒沢清監督っぽい観念的なものなのですが、そこは松尾スズキ監督らしく明るい感じで仕上がっていました。内田有紀さんは、ゲロまみれの熱演ですよ。ゴスロリ衣装を纏った患者役の蒼井優さんが、主人公の退院を見送るエピソードが、泣けるの。松尾スズキさん脚本・監督の映画「クワイエットルームへよう ... [続きを読む]
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- 2007/10/21 00:02 ホームレス中学生
- パパの”解散”のひとことで、兄妹離散を選択したぼくは、形状がうんこに似ている公園で、ひとなつのホームレス生活を始めます。筋道もへったくれもなく、あっという間の兄妹離散に驚かされる導入部のインパクトが絶大なの。こりゃあ、映画化オファーがたくさんくる訳だわ、と納得です。ホームレス状態を脱してからの、赤貧展開は、むしろ彼を育てた兄さん姉さん側のほうに興味が沸いてゆきます。麒麟・田村裕さんの「ホームレス... [続きを読む]
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- 2007/10/19 00:01苔とあるく
- 苔(こけ)って、かわいいじゃない! 暗くてじめじめしたところに生息する、彼らの地味〜な印象が、根こそぎ払拭されましたよ。直球勝負の題名どおり、苔への愛と、カラー写真が満載の本です。その生態と観察方法を、軽快なエッセイ調でありながら、きちんと詳しく解説しているの。蟲文庫店主である田中美穂さんの「苔とあるく」(WAVE出版)です。ぜひ、続編を読んでみたい!(浅草散歩) [続きを読む]
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- 2007/09/17 23:06 デス・プルーフ in グラインドハウス
- タランティーノ節が大炸裂! マニアネタも満載ですわ。劇場では、期待通りの顛末を目撃した観客たちから、まじで大拍手が起きましたよ。カート・ラッセルさん扮する連続殺人鬼が、自らが操る車を使って、ゆきづりの美女を惨殺するんだけど、2組目に狙った美女たちから思いもかけない大反撃を食らうお話なの。ホラーかと思いきや、70年代の”東映お姐ちゃん映画系”の下品でエロい演出感が心地よい作品でした。全編に流るるBG ... [続きを読む]
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- 2007/09/16 02:05スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
- 村の秘宝を狙って対立する集団抗争に、風来坊がいっちょ噛みすることで、暴力がヒートアップしていく様が痛快な娯楽作だったの。マカロニウエスタンへのオマージュと理解しつつ、組織暴力の描き方が「Zガンダム」に似ているようにも感じます。アニメっぽい様式美の匂いがするのかな。登場人物がすべて英語で台詞を喋る気恥ずかしい企画ってのは、まさに新春かくし芸大会のノリなんですが、架空世界の雰囲気に上手くはまってました [続きを読む]
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- 2007/09/15 02:08 包帯クラブ
- 巨大組織も暴力も超能力も出てきませんが、セカイ系なの。堤幸彦監督の映画「包帯クラブ」です。トラウマを抱えた主人公たちが、地方都市を舞台に自分探しするお話ですよ。高いところが苦手なので、感動的なラストシーンのところ、そこだけは一瞬だけ目をつむってしまいました。高崎オールロケの模様ですが、いつの間にあんなに高いビルが出来ていたのかと、時の流れを感じます。トラウマ描写って、ナイーブでやわやわな絵づくり... [続きを読む]
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- 2007/09/14 02:12 不器用な赤
- 沖縄返還闘争で反対セクト襲撃で殺人を犯し、懲役喰らった過去を持つ、元新左翼の質屋の主人が女子高生を支援します。新左翼のピカレスクなする匂いがする題名に誘われ、読んでみましたら、無軌道な2人の女子高生を描いたストリート・チルドレンものでした。彼女たちの六本木ヒルズ爆破までに至る思想のなさっぷりが、本書の主題なのね。ヒキタクニオさんの「不器用な赤」(光文社)です。バブルの頃の中森明夫さんの小説で、『オ... [続きを読む]
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