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- 2008/05/15 00:14お知らせ
- 更新滞り中の管理人こと紗瑠々です。このブログ、2006年の末から始動し、これまでおよそ150ほどの記事をアップしてきました。メジャーなジャンルではないブログですが、みなさんのおかげでめでたく10000カウントも達成することができました。今回はこのブログの運営についてのお知らせです。最近の... [続きを読む]
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- 2008/04/07 21:16聖職者の階位と業務−司教と司祭
- 中世ヨーロッパの世界において、人々はその生業から「祈る人」「戦う人」「働く人」に分けられていました。今回取り上げるのは「祈る人」についてです。キリスト教が世界を満遍なく覆いつくしていた時代にあって、彼ら聖職者は今よりはるかに大きな勢力として存在していました。祈る人はキリスト教の布教と、それに伴う聖職... [続きを読む]
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- 2008/03/29 22:14砂糖−この上なく甘く真っ白な
- 聖地への十字軍と、それに続く東方貿易の活発化によって中東からは数々のモノが流れ込んできました。砂糖きびの栽培・精製技術もそのうちのひとつです。ヨーロッパにもたらされた砂糖はまずもって薬品として扱われました。そもそも一般的に食用に出来るほど安価なものではなかった砂糖は、その純白の色合いやこの上ない甘さ... [続きを読む]
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- 2008/03/25 00:27レコンキスタの英雄−エル・シッド
- <エル・シッドの騎馬像、スペイン−ブルゴスエル・シッドという渾名こそはロドリゴ・ディアスその人の生きた時代を端的に表していると言えます。エルというのはスペイン語の定冠詞、シッドはアラビア語のサイード、つまり主を意味します。彼はスペインの全キリスト教徒の、そして一部ではありますがイスラム教徒の... [続きを読む]
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- 2008/03/22 22:28「白衣の騎士団」 コナン・ドイル
- 数日前、近所の図書館で借りたものを読了しましたので紹介など。時代は百年戦争前期、主要登場人物は、イングランド南部の修道院出身の従騎士アレイン、同修道院を追放された問題児ジョン、古強者の射手エイルワード、そしてアレインの主人のサー・ナイジェルの4人です。この物語は彼ら4人が、時には荒っぽく時に... [続きを読む]
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- 2008/03/14 21:21中世のハローワーク−パン屋
- 都市に住んでパン職人として店を構えたいとお考えですか?それならば、まず市民たちから嘘吐き呼ばわりされることを恐れない気持ちが必要です。市民や都市当局はいつでも、あなたがパンの目方や麦の種類・品質を誤魔化... [続きを読む]
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- 2008/03/10 15:19中世の貨幣経済
- 中世の貨幣と経済を把握するのは、なかなか難しい。その理由は国家(現代から見たフランス、ドイツなどの国民国家の枠組み)の中でさえ貨幣が統一されていなかったことや、計算上単位と硬貨の単位に違いがあることなどです。計算単位としてはローマの貨幣制度を受け継ぎ、フランク王国期に形作られたデナリウス・ソ... [続きを読む]
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- 2008/03/08 15:53都市と農村のはざま
- 中世世界を展望するのによく試みられる方法として都市と農村を分けて考えることがあります。基本的に都市は商業的役割を強く持ち、消費地としてあるいは商品の遠方への発信地として、地域の産物の集計地となりました。これに対し農村は多分に生産的な役割を担い、都市を保持するための産物の供給地となりました。政治的にも... [続きを読む]
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- 2008/03/05 17:13狼と香辛料−中世欧州をモデルにしたアニメ
- いままでライトノベルを原作としたアニメは見ていなかったのですが、このアニメの表題「狼と香辛料」の香辛料にピピッときてちょっと見てみました。まだ完結はしていないのですが、これがなかなか面白い。いわゆるライトノベルのようなラブコメを主体にしたものではなく、中世〜近世を舞台にした世界での商業・... [続きを読む]
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- 2008/03/05 08:51グーテンベルクの活版印刷−何が特別なのか
- 火薬、羅針盤、そして活版印刷。これらがルネサンス三大発明と言われるものですが、それぞれ三大と呼ぶにふさわしい影響を世界史に及ぼしています。特に活版印刷によって、それまで一地域の人しか知りえなかった情報が大量に他の人々とも共有されるようになり、宗教改革の広がりも活版印刷の発明に大きく影響されました。... [続きを読む]
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- 2008/02/29 21:56王、諸侯・城主・領主−貴族間の相互関係
- これまで「封建制」や「裁判領主制」などの記事で中世の支配体制について紹介してきましたが、それらを総括して全体的に眺めてみると、中世社会はどのようなものであったのか。それを探っていきたいと思います。世界史の教科書には、中世のヨーロッパ世界と称してフランス、イングランド、神聖ローマ帝国と色分けさ... [続きを読む]
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- 2008/02/26 21:31ノルマン・ヘルム−水滴型兜
- 中世ヨーロッパの兜で最もポピュラーなもののひとつがこのノルマン・ヘルムです。ノルマン人の進出と共にヨーロッパ各地で使われるようになります。訳語としては、その形状から水滴型兜と呼ばれます。ノルマン・ヘルムは中世中期からヨーロッパ各地で広く使われ、形状にも多くの種類があります。一枚の鉄板から打ち... [続きを読む]
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- 2008/02/25 23:49専業化された職業
- 工場での大量生産や、流れ作業などがなかった中世では、職業が細分化されていて、各々が専門の業務を行っていました。例えば1292年、パリにおける職種は130種にものぼりましたし、15世紀、ニュルンベルクの鍛冶屋もは製作物や加工する金属の違いから30もの職種がありました。以下の表は1292年、パリの主な職... [続きを読む]
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- 2008/02/20 00:13穀物の保存
- 缶詰も冷凍技術もなかった時代、最も一般的だった食料の保存法は乾燥させることでした。穀物の保存も同じで、種子のかたちで、粉に挽かれて、あるいはパンのかたちで、乾燥させて保管しました。乾燥パスタにするのも有効で、そうすることで穀物は2〜3年はもったようです。パンを長期保存するために二度焼き(ビス... [続きを読む]
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- 2008/02/19 00:02小麦、ライ麦、燕麦、大麦−麦の4種
- 古代から現代にいたるまでの他の時代の歴史でもそうであったように、中世においても小麦は麦の王様でした。他の穀物に比べ、グルテンを含み、柔らかくふっくらと焼けるパンは小麦粉でしか作らなかったのです。小麦粉で作られるパンの中でも、一度挽いた小麦をふるいにかけて落とした真っ白な小麦粉で作った白パンは最高級の... [続きを読む]
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- 2008/02/18 20:14パンを焼く
- 中世ヨーロッパでのパンの製法は、ほとんどローマ時代と変わりませんでした。古代ローマの時代に造られ始めたパン焼き窯は、1800年頃の産業革命期までほとんど形を変えずに使われていたそうです。もしそのまま生地を火に当てたりすれば、生焼けになってしまい、鉄板の上で両面焼きにするのでは薄いパンしか焼けません。... [続きを読む]
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- 2008/02/17 00:57発酵のいろいろ
- パンはどのようにして膨らむのか、そのプロセスを紹介していきます。まず、パンに最も適した麦は小麦ですが、これはグルテンの含有量が多いことが原因です。小麦の胚乳には粘展性を持つタンパク質と弾力性を持つタンパク質とがあり、グルテンはこれらを捏ねることで生まれます。このグルテン入り小麦に、酵母菌(イースト)... [続きを読む]
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- 2008/02/16 13:15なぜパンなのか
- 私の住む日本や、東、東南アジア地域の主食は言うまでもなく米です。そして世界の穀物で米と並ぶ地位にあるのは麦で、ヨーロッパから中東、ロシアまでの広い地域で栽培されてきました。大まかに言うと、温暖湿潤な地域では稲作、寒冷乾燥の地域では麦作が適していたのでこうゆう住み分けになりました。ここでひとつ疑問があ... [続きを読む]
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- 2008/02/12 21:12リンク
- “紗瑠々の資料室 【中世ヨーロッパ情報館】”当ブログはリンクフリーですが、報告をいただけると管理人がとても喜びます。“紗瑠々の本棚”私、紗瑠々の所有する一般向け歴史書、歴史小説です。【西洋史系サイト】"Medi... [続きを読む]
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- 2008/02/12 20:32リニューアル?
- ってほどでもないですが、ちょっとばかしテンプレートを弄る。トップ絵は世にも有名な「バイユーのタペストリー」から。ウィリアム征服王によるノルマン・コンクエストを初めとした中世の情景が生き生きと描き出されています。そして文字サイズを一回り大きく。中世史資料集が家に届いたので、記事に活用していきたいです。... [続きを読む]
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- 2008/02/12 19:49行政機構の変容
- 【中央】ヘンリー3世(1216 - 1272)の時代になると、それまであった行政の二重構造に変化が現れます。二重構造とは、大陸と島とを行き来する王に従って移動する宮内府と、王の不在時にも行政をこなせるように置かれた在地の財務府を中心とした国家行政機構のことです。ヘンリー3世の先代、ジョン(1... [続きを読む]
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- 2008/02/11 00:01国家の役人へ
- 【中央】初期の中央行政組織が王の私的な役人団だったのに対し、ヘンリー1世(1100 - 1135)の時代には宮内府の管轄とは別の組織が作られていき、しだいにこの組織が統治を中心的に担う存在となっていきます。王の家政役人に代わる国家の役人の台頭は、イングランドの支配が国王による恣意的なものから... [続きを読む]
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- 2008/02/10 18:31王の役人
- 16〜17世紀の絶対王政、国王が中央集権化を進めていく中でなされていきました。絶対王政の二つの柱のうちのひとつ、官僚組織は中世にはすでにその萌芽を見ています。今回は、初期中世イングランドの統治組織について紹介します。【中央】初期の中央行政組織は、王の私的な仕え人から発展していきました... [続きを読む]
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- 2008/02/03 20:59学生のノート−蝋板
- 紙が貴重だった中世では、講義で学習したことを記録しておくだけでもかなりの金がかかりました。そこで人々は、司教座聖堂付き学校に通う商人の子弟から、大学の講義を受ける学生まで蝋板を携えていました。蝋板は木の板に黒か緑で色付けされた蝋が塗ってあるもので、細い金属製の棒を使って文字を書くことができました。こ... [続きを読む]
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- 2008/01/27 20:54町から町へ−中世の飛脚
- 近代のような郵便制度ができる以前、公文書や手紙は飛脚を通して、町から町へ、城から城へと交換されていました。飛脚は商用のついでに飛脚を兼ねていたものと、専業のそれとがありました。前者は、各地を旅してまわった遍歴職人や巡礼者、大道芸人などです。また農民たちも賦役として、手紙配達の仕事を担っていましたし、... [続きを読む]
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