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- 2008/06/25 09:09アマロ・・・白蛇抄15話
- アマロ・・・白蛇抄15話 伊吹山には鬼が居る。人はそれを高麗童子と呼んでいる。高麗とは外つ国の事である。うすく青い瞳を持ち、ちじれた髪は僅かに異種の血である茶色を呈していた。其の容貌を垣間見た人は高麗童子と彼を呼んだ。これが、大台ケ原から居を移した光来童子であるとは、知る人はいなかった。「かなえ」心に刻んだ思いのままを口に乗せると童子は空をあおいだ。瞳は空の... [続きを読む]
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- 2008/04/17 01:09アマロ・・・白蛇抄15話/執筆中
- 伊吹山には鬼が居る。人はそれを高麗童子と呼んでいる。高麗とは外つ国の事である。うすく青い瞳を持ち、ちじれた髪は僅かに異種の血である茶色を呈していた。其の容貌を垣間見た人は高麗童子と彼を呼んだ。これが、大台ケ原から居を移した光来童子であるとは、知る人はいなかった。 「かなえ」心に刻んだ思いのままを口に乗せると童子は空をあおいだ。瞳は空の色を移したかと思うほどに... [続きを読む]
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- 2008/03/30 14:40アマロ・・・白蛇抄15話/執筆中
- アマロ・・・白蛇抄15話 伊吹山には鬼が居る。人はそれを高麗童子と呼んでいる。高麗とは外つ国の事である。うすく青い瞳を持ち、ちじれた髪は僅かに異種の血である茶色を呈していた。其の容貌を垣間見た人は高麗童子と彼を呼んだ。これが、大台ケ原から居を移した光来童子であるとは、知る人はいなかった。「かなえ」心に刻んだ思いのままを口に乗せると童子は空をあおいだ。瞳は空の... [続きを読む]
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- 2008/03/30 14:36底・・・で
- 「底・・で・・・・1」悠貴・・・。倖・・・。だいたいが、俺のせい。盗人というのは、管理者が財産から目をはなす隙をいつでも、見計らっている。俺は、犯罪心理学に精通しているわけでもなく、まして、俺自身、悠貴という管理者が倖という財産から目を離す隙をいつでも狙ってる盗人の心をもっているとさえ気が付いてなかった。だから、俺は今、自分の心にうろたえてるしなによりも、俺... [続きを読む]
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- 2008/03/13 13:59洞の祠・・白蛇抄16話
- ―序―黒龍の傍らにうずくまる少女が居る。白峰の瞳が少女を嘗め尽くしていた。立ち尽くす白峰に気が付いた黒龍が少女から目を上げた。「おまえのものか?」白峰の心に生じた思いを気取る事が出来ず、黒龍は問われた言葉に僅かに瞳をいこらしていた。「馬鹿な事を・・・」人としていかせしめる。何ぞ、我のものにできよう。「そうか」白峰とて、男。黒龍の中にある少女への情愛は見抜けぬ... [続きを読む]
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- 2008/03/13 10:03まとめて、再掲載
- まとめて、再掲載 うだうだうだうだ・・・。 新着日記の中に悟というロゴについて・・なにかしら、かかれてあった。いろんな解釈があるのは、無論のことであるが、憂生はやはり漢字の造形から、考える。心/りっしんべん/に/吾/われ/人の心というものは、自分の思いたいように思わせてくれない。こうありたいと思うのに自分の心がありたい自分とは正反対になる時がある。悟りとは、... [続きを読む]
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- 2007/12/22 12:03洞の祠/ちょっと、かきました。その2
- きのえの顔に浮ぶ慟哭をみとがめられまいと、白峰の胸に顔をうづめるきのえの小さな肩がふるえている。まちがいなく、きのえは己の心を偽ろうとしている。それは・・・。黒龍への憤りのせいばかりだろうか?きのえの思念は過去に戻りながら、それでも、なおかつ、男と女の一線を越えた白峰への情に差配されるものが魂に刻みつけられてしまっているのだろうか?いずれ、白峰の妻。魂に刻... [続きを読む]
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- 2007/12/22 08:52白い朝の・・
- 私が瞳子とであったのは、篠崎教授の企てだったと思う。小さなお弁当包みをたずさえて父である篠崎教授の元に訪れた瞳子は薄い萌黄色のカーディガンをはおっていた。「せっかく、作ったのにわすれていっちゃ、だめでしょ」と、父親をたしなめると、瞳子は私にぺこりと、頭を下げた。「父さまは、忘れっぽいから、いろいろ、ご迷惑かけてるんでしょうね?」黒い瞳の奥に父親の真っ直ぐな愛... [続きを読む]
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- 2007/12/21 07:20―理周―
- 笙をよくする。 ひちりきも横笛にもひいでていた。 理周の住まいは寺の敷地の端の小さな小屋である。 本来、寺男なるものが住まいする小屋に 女性(にょしょう)である理周はくらしていた。 理周が洸円寺の外れに住まうようになったのは、 理周の性が女として機能しだした頃からである。 理周を育ててくれた洸円寺の和尚艘謁も、 理周の女の機能の発祥は当然くるものとして、判っ... [続きを読む]
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- 2007/12/21 07:16―伊勢の姫君・―白蛇抄・第13話―
- 主膳は今しがたも姫の顔を思い返していた。 伊勢の姫君、かなえ様におうたのは昨年である。 と、言ってももう年が明けようという冬の暮れであった。 新年を迎える日に、二十年振りの奥の間への礼賛がかなう と、聞かされた主膳の父である総顕は主膳を伊勢に向かわせたのである。伊勢の藤村是紀が神宮の守であった事もあり、 主膳は年の瀬も押し詰まる日に藤村是紀の元に 守の礼を述... [続きを読む]
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- 2007/12/21 07:15・・・おんの子(鬼の子)・・・
- 伽羅は、悪童丸がどこに出かけ、 誰に会いに行っていたかを知っていたが何も聞こうとしなかった。 もうふたと瀬もすると悪童丸は十二になる。 鬼の男子は十二になると、一人立ちをする。 自分で居を構え、自分独りで 生きるための糧を手に入れて生きてゆかなければならない。 辛く厳しい生活ではあるが、そのかわり何をしようと どう生きようと、誰にも束縛されることはない大人と... [続きを読む]
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- 2007/12/20 07:40―井戸の柊次郎― 其の一
- どちらも譲らないまま、澄明いや、ひのえと白銅に決済はゆだねられた。 白銅の父、雅は白銅を養子に出すという。 鼎の事に恩義を感じているせいでもあるが、正眼のところには後がない。 餓鬼に落ちて助かった事なぞ皆無である。 諦めていた娘が帰ってきたのである。 一人の娘の人生が救われたのである。 この事を思えば後のない正眼に白銅を差し出す事は物事の礼節であろう。 が、... [続きを読む]
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- 2007/12/20 07:35井戸の柊二郎 其の二
- 井戸の柊二郎をふさぎこんだ二人は屋敷を見ていた。 「白銅のいうとおりでしたね」 ひのえは柊二郎と比佐のさまをいった。 「おもうよりはやかったの」 「ええ」 だが、これで井戸の柊二郎の諦念が定まることであろう。 「あきらめがつくかの?」 「つきましょう」 井戸の柊二郎は、他の男を知る女子を嫌った。 おそらく、あの最後の「由女」と、いう呟きもそうであろう。 本当... [続きを読む]
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- 2007/12/20 07:30法祥 回向せしむるかや?
- 謎の多い事件が 片付いたを見届けると、 法祥はこの地を後にして行くつもりであった。 立ち寄らなかった家々を托鉢に巡り歩き 夕餉らしき物にありつくと、 件のお堂にて、寝入るつもりだった。 明日も晴れるだろう。 旅立ってゆくには良い朝になる。 腹がくち、静かなお堂の中にねころがっている法祥の耳に 微かな話し声が聞こえだした。 話がこみいってきたのか、小道を避け、... [続きを読む]
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- 2007/12/20 07:25沼の神
- 直垂の端が水にしみてゆく。 澄明はふいと上をみた。 足元は沼の水が湧き出るほとり。 なのに、なぜか澄明は上を見た。 十七の春だった。 沼と呼ぶにはあまりにも清浄であった。 が、ここはやはり湿地帯の中で滞った水が作った沼でしかなかった。 沼の上まで枝を広げた桂の木の枝が澄明の目の前にあった。 枝の上に絡みつくようにして、 得体の知れない生き物が澄明を見据え手招... [続きを読む]
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- 2007/12/19 20:00邪宗の双神・・白蛇抄第6話
- 「することが無いの」 ニコニコと笑いながら八代神は、白峰に声をかけた。 が、白峰は応える気力も失せている。 天空界に引き戻されるように上がって来ると、 白峰は十日ほどどっと、深い眠りの狭間に落ちた。 十一日目に薄目を開けると八代神が覗き込んでいた。 「何時までも、拗ねていてもしょうがなかろう?」 丸で赤子か何かを諭すような物言いである。 「判らぬでもないがの... [続きを読む]
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- 2007/12/19 19:45宿業 ―白蛇抄―
- 佐奈と朋世からこの物語は始まってゆく。 佐奈の指先が細かく震えていた。 佐奈のしでかした事に脅える眼のまま、 少女は僅かに身体を動かした。 男、いや、少年が もう自分を押さえ込むことはないと判ると 少女ははだけられた着物の前を合わせていたが、 今更逃げる気もうせはてていた。 陵辱の痕に少女が気付くと、 呆然としたまなざしでその血の色を見定めていた。 ―何かが... [続きを読む]
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- 2007/12/19 10:56殿〜〜〜〜〜!! 新之助シリーズ(その2)
- 殿〜〜〜〜〜!!/其の一 春。 爛漫の春。 桜。花開き 家老、野原新左衛門も 胸を撫で下ろす。 嫡男である新之助の 主家へのご奉公がかなった。 それだけではない。 新之助は 若殿の近習に抜擢された。 いきなりの異例の出世である。 もちろん、 父である、家老の新左衛門の七光りもあろう。 若殿がこのたび 跡目をついだという 実権の交代もあった。 上に新之助とは ... [続きを読む]
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- 2007/12/19 10:55黒〜〜〜〜!! 新之助シリーズ(その3)
- 黒〜〜〜〜!!/其の? 新之助。 今日は馬術である。 殿は例のおひんにまたがり 颯爽と 新之助は もう一頭の馬。 黒にまたがり・・・。 またがってない。 それどころではないのである。 あぶみをつけようにも、 黒は否否否〜んと、 にげまどう。 新之助は 背中にのせてもらえないどころか、 黒にくいつかれ・・・。 「殿・・・さては、こうなるのがわかっておいでだから... [続きを読む]
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- 2007/12/18 10:53与一〜〜〜!! 新之助シリーズ(その4)
- 与一〜〜〜!!/其の壱 新之助。 今日は殿の弓のお稽古に 同道である。 やってきたのは、 城内のはずれに作られた弓道場。 早速殿に弓をささげ渡す新之助である。 「どりゃ」 みておれ。 あの、的に当ててみせる。 矢をつがえると、 一射!! 「お見事」 新之助の賛辞をききながら、 殿はおもしろくない顔である。 矢は的のど真ん中を見事に射抜いている。 「どうなされ... [続きを読む]
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- 2007/12/18 10:48師範代 〜〜新之助シリーズ(その6)
- 剛乃進である。 あれから、師範代と 妙な仲になりたいという 困った欲望を 妙なところがうったえるのである。 「う〜〜ん」 なんだか、妙にもよおしてくるのだが、 剛乃進を慰める師範代は まだ、あらわれそうにない。 「なにか・・・」 師範代の変わりになるものはないものかと 剛乃進はあたりを見渡した。 が、ない。 道場の師範代の控えの間で 剛乃進はさっきから師範代... [続きを読む]
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- 2007/12/17 10:50剛之進 〜〜〜新之助シリーズ(その5)
- やっぱし、物語?になるんだよな。 つ〜〜ことで。 「剛之進」 いきます。 剛之進・・・・・その1 題名が剛之進で有るに、関わらず 新之助である。 出仕が叶い、新之助は殿の傍役として、 重鎮にあたいする存在になったのであるが・・・。 今日は久方ぶりの連日非番の初日である。 しばらくぶりに道場に顔をだしてみようと、 出向いた新之助である。 で、あるのに、 「あれ... [続きを読む]
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- 2007/12/17 10:46恋敵 〜〜〜 新之助シリーズ(その7)
- 今日は色々用事があって書くことが出来なかった。 でも、なんだか、もうしわけないので、 導入部だけ・・書き留めておきます。 例のごとく。 師範代の控えのまでございます。 そこにぽつねんと・・・ 今日も剛乃進は師範代を 待っておりまする。 大根事件がまだ、目新しい?読者さまは きっと、剛乃進がまた、なにかやらかすと、おもってるでしょう? あたり!! おおあたり!... [続きを読む]
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- 2007/12/17 10:44瓜割り~~~新之助シリーズ(その8)
- 瓜割り・・・/前置きです。 まずは題名ですが・・・。 瓜割りに致しました。 そのまま、「うりわり」とうちこんで、 変換をかけますと 「瓜破」と変わりますが・・。 この「瓜破」は、女性側の初喪失をあらわす言葉であり、 本編の場合は女性側でもなく、 今では、初喪失でもない物語に相成っておりますので、 「瓜破」では、意味合いが違ってきます。 では何ゆえにそれでも、... [続きを読む]
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- 2007/12/17 09:01団子が食いてえ〜〜!!(第9話)
- お久し振りです。 新之助シリーズ・第9弾を始めようと思っていますが、 このお話も いくつかの前置き・・・ 落語で言えば、ネタ仕込みをしておかねば うまく伝わらないことがあります。 現代話に慣れていらっしゃる方には よく判らない用語?もありますので、 むかしかたりを含めて 地ならしをしてみようと思います。 大きくは二つのキーポイントがあります。 用語としては、... [続きを読む]
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