|
- 2008/07/24 19:22コメントに困る絵 ―リベーラ編
- 画像はクリックで拡大します。★★★ホセ・デ・リベーラというとこれ(「聖アグネス」 1641年)↓とかこれ(「改悛のマグダラのマリア」 1638−40年)↓とか以前ご紹介したアレとかソレみたいなオメメきらきら・・・という印象がある画家ですが・・・。こんな絵も描いちゃってたりします。★「ひげのある女」 ホセ・デ・リベーラ 1631年・・・。コメントに困るでしょう。この作品は、スペインのトレドのタベーラ病院にあります。エ [続きを読む]
|
- 2008/07/12 22:51我が家にフレンチィがやってきた
- 画像はクリックで拡大します。★★★エスクァイアの表紙で見てから、ずっと欲しかったキッチュなアッシジの聖フランチェスコ像。某聖具屋さんのオンライン・ショップで見つけて一目惚れ。6月のある日 都心に出た帰り、四谷のリアル店舗にお迎えにいきました。大事に大事に我が家にお連れしました。親しみを込めて、フレンチィ もしくは フレンチィチィ(←調子に乗りすぎ)とお呼びしております(笑)。★これまでの聖フランチェス [続きを読む]
|
- 2008/07/06 00:55水を見ての祈り
- 画像はクリックで拡大します。★★★「水を見ての祈り」わたしの魂は、あなたの前に水なき大地のごとくでございます。わたしの魂は、ひたすら生命の泉であるあなたを渇き求めております。なにとぞわたしに水そそぎたもうて、あふるる涙を呑み干させてくださいますように。―ジョヴァンニ・ボーナ(17世紀のシトー派修道者)著「ヴィア・コムペンディイ・アド・デウム(神への捷径)」より(鈴木二郎 訳)★★★本日掲載の絵画は、 [続きを読む]
|
- 2008/06/27 22:19プラハ散策
- 画像はクリックで拡大します。★★★このブログのいちばん最初の記事「何処へゆくのか」でチェコの画家アルフォンス・ムハ(ミュシャ)の「クオ・ワディス」を取り上げたのですが、先日、天使堂の追夢人さんからこの記事にコメントをいただきました。私はプラハでふらりと立ち寄ったムハ美術館で、「アール・ヌーボーの旗手ミュシャ」ではない「スラヴ人ムハ」としての顔を初めて知り、たいへん感銘を受けました。美術館で初めて目 [続きを読む]
|
- 2008/06/24 18:35海の聖母 星の聖母
- 画像はクリックで拡大します。★★★ 救い主を育てた母、 開かれた天の門、 光輝く海の星、 倒れるものに走り寄り、 力づけてくださるかた。 すべてのものがたたえるなかで、 造り主を生んだかた。 ガブリエルからことばを受けたとわのおとめよ、 罪深いわれらのために祈りたまえ。―Alma Redemptoris Mater★「海の聖母子」 サンドロ・ボッティチェリ?/ フィリッピーノ・リッピ? 制作年不明海を背景にした この聖母子像は、「 [続きを読む]
|
|
|
- 2008/06/17 00:42確かな存在
- 画像はクリックで拡大します。★★★ 屠殺所に、 死んでゆく牛はモーと啼いた。 六月の野の土赫(あか)く、 地平線に雲が浮いてゐた。 ― 中原中也 「屠殺所」より芥川龍之介ではないけれど「唯ぼんやりとした不安」に陥ることがある思い出すのは中也の詩空気がどんよりと重いなんとなく むなしいほんのすこしだけ かなしい自分の存在が不確かで本当に ここにいるのか いないのか分からなくなる空っぽの体だけここにあって 魂はほ [続きを読む]
|
- 2008/06/03 17:23ちょっとお休みします
- 雨~。もっとも苦手な季節の到来です。しばらく行動意欲0でダラダラしておりました。と、突然、鬼のよーに絵の仕事が入ってきました。今週中に20点データ納品(驚)がんばりますぅ~。そういうわけで、ブログはちょこっとお休みします。来週半ばあたり覗いてみてください。更新されているかもしれません。お休み中もコメントは大歓迎です。なかなか皆様のところへ遊びにいけず、ご免なさい。右は私の写真がわりのモディリアーニです [続きを読む]
|
- 2008/05/26 00:25オルフェウスの物語 ―女と生首II
- オルフェウスの物語 ―女と生首II プロローグの続きです。画像はクリックで拡大します。★★★★「オルフェウス」 ギュスターブ・モロー 1864年 詩人オルフェウスの首を彼の竪琴に載せ、やさしく運ぶトラキアの娘。詩人であることを表わす月桂冠(太陽神アポロのシンボルでもある)を被った娘の背後には、「貞節」と「悲嘆」を象徴する檸檬が描かれています。かつてオルフェウスが奏でていた竪琴は、その美しい音律から「調和」を [続きを読む]
|
- 2008/05/19 19:02オルフェウスの物語 ―女と生首II プロローグ
- 画像はクリックで拡大します。★★★★「オルフェウスの歎き」 アレクサンドル・セオン 1896年 ああ、私は彼女を失ってしまった 私の幸せはすべて今や消え去ってしまった! ああ、私が生れてさえいなければ、 この世に生きているのが私には悲しい! エウリディーチェ、エウリディーチェ、 答えておくれ、私の言うことを聞いておくれ! 今なお私はおまえに忠実なのだ! ああ、むなしい! 憩いも希望も 人生の慰めも もはや私のどこ [続きを読む]
|
- 2008/05/17 02:25心のいたみ ―Sigh no more, ladies, sigh no more
- 画像はクリックで拡大します。★★★■本日の絵画「心のいたみ―『泣くな 歎くな 御新造衆よ』―シェイクスピア」 アーサー・ヒューズ 制作年不明泣くな 歎くな 御新造衆よ 男の口は 當てにはできぬ海へ一足 陸へ一足 きのふとけふとで 相手が變る なければ 泣くより 笑つて別れ おもしろ をかしく この世を送れ 泣けるのどなら どうせの事に 浮れ調子で ヘイ・ノン・ノンニ聞くな 歌 [続きを読む]
|
- 2008/05/15 00:44そのまなざしの奥深く ―カール・ブロックの「ペトロの否認」
- 画像はクリックで拡大します。★★★★「ペトロの否認」 カール・ブロック 制作年不明主は振り向いてペトロを見つめられた。ペトロは、「今日、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」と言われた主の言葉を思い出した。そして外に出て、激しく泣いた。―「ルカによる福音書」 22:61-62関連記事:「聖ペトロの涙」 この記事をお読みいただけると、今日ご紹介の2作品を更に深く味わっていただけると思います。良 [続きを読む]
|
- 2008/05/08 23:49私の上に降る雪は ―「生ひ立ちの歌」とマグダラのマリア
- 画像はクリックで拡大します。★★★■「改悛のマグダラのマリア」 ホセ・デ・リベーラ 1641年 私の上に降る雪は 花びらのやうに降つてきます 薪の燃える音もして 凍るみ空の黝(くろ)む頃 私の上に降る雪は いとなよびかになつかしく 手を差伸べて降りました 私の上に降る雪は 熱い額に落ちもくる 涙のやうでありました 私の上に降る雪に いとねんごろに感謝して、神様に 長生したいと祈りました 私の上に降る雪は いと [続きを読む]
|
- 2008/05/06 03:39私の好きな聖母マリア ―エル・グレコ編 II
- 画像はクリックで拡大します。★★★高校のクラスメイトが模写した聖母像―それが私とエル・グレコの出会い。エル・グレコ展に行き感銘を受けて模写したものだ、と彼女から聞いた記憶があります。それがどの作品を模写したものであったか、今ではもう思い出せませんが、その聖母の独特の美しさに息をのんだことは憶えています。その後、エル・グレコに触れる機会は何度かありましたが、目にしたのは、「黙示録第5の封印」(1608-161 [続きを読む]
|
- 2008/05/01 11:39私の好きな聖母マリア ―エル・グレコ編 I
- 長らくお待たせいたしました。やっと芸術のお話に戻ります。画像はクリックで拡大します。★★★5月は聖母の月・・・ということで今月は聖母マリアに関する絵画を何点かご紹介したいと思います。トップ・バッターはエル・グレコの「おとめマリア」。miyakeviewさんのblogで大原美術館所蔵のエル・グレコの「受胎告知」についてふれてらして、触発されました(笑)。大原美術館所蔵の「受胎告知」は次回取り上げたいと思います。■ [続きを読む]
|
- 2008/04/29 00:53神告げて曰く! ―台湾旅行記3日目
- 小さな画像はクリックで拡大します。★★★3日目の朝は農場に行って羊と遊びました。 羊の触り心地はずっと洗っていない毛布のようでした(笑)羊は大人しい動物だと言われていますが、よーく観察すると、それぞれ性格がかなり異なっているようです。餌販売機の前で餌を狙っているチャッカリ羊、餌を見ると突進してくる積極的な羊、餌を差し出されても気がつかない ぼけーっとした羊。いろんな性格の羊がいるのは人間の世界も同じ [続きを読む]
|
- 2008/04/25 02:05シャングリラ・ミュージック・ヴィラにて ―台湾旅行記2日目
- 小さな画像はクリックで拡大します。★★★2日目は、お山(清境)に向けて朝9時に車に乗り込みました。薬で半分うとうとしているうちに、無事いろは坂のようなクネクネ道を乗り切り、清境に到着。本日の宿泊先はここ!一見、ヨーロッパのようですね。藤の花が上品で素敵でした。ここは、シャングリラ・ミュージック・ヴィラ。ダフ二ちゃんは、本当は他のプロヴァンス風ヴィラに泊まりたかったらしい。きっと、音楽好きの私たちのた... [続きを読む]
|
- 2008/04/22 16:36なんでもOK! ―台湾旅行記 1日目
- 小さな画像はクリックで拡大します。★★★朝9時20分の飛行機に乗って、お昼前に台北到着。台湾は本当に近いんです!台北からちょっぴりラグジュアリーな長距離バス(でも安い)に乗って台中まで約2時間。バス停からすぐ近くのブライアン邸。デカイ家だと噂には聞いていたけれど、実際に入ってみて驚愕・・・1フロアだけでも我が家くらいあるのに、なんと3.5階建てですよっ!どうやら彼はいわゆるヤンエグだったらしいです。。。い... [続きを読む]
|
- 2008/04/20 01:39Welcome Flowers ―台湾旅行記 プロローグ
- 幼馴染ブライアンのパートナー、ダフニちゃんが私たちのためのお部屋に飾ってくれた蓮の花。台中を訪れた日の夜は硬い蕾だったのに、翌朝にはこんなに綺麗に咲いていて吃驚仰天・・・!ブライアンに「蓮の花が咲いたよ!」と告げたら、「花も君たちを歓迎してくれたんじゃないかな?」とのお返事でした♪蓮の花はダフニちゃんの大好きな花だそうで。私も自分のインチキ中華料理サイト(ブログのどっかにリンクがあるらしい 笑)の... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 13:03帰ってきました
- いや~、楽しかった!やっぱり台湾はええわぁ♪私はクォーターなんですけど、どうも日本の血よりアッチの血が濃く出ているような気がします^^;・・・てなわけで、次回から台湾旅行記です。3回ほど旅行記を書いてから、いつものゲージツのお話に戻ります。留守中、トラックバックやコメントを下さった皆さま、ありがとうございました<(_ _)>少しずつお返事を書いていきますので、ちょっとお待ちくださいネ。清境のお山にて、記... [続きを読む]
|
- 2008/04/11 11:58訪台につき、すこしお休みします (おまけ:杵歌とコスプレ)
- 土曜日の早朝出発です。今回は台中在住の友人(母の親友の息子)のところに厄介になります。話題の(?)台湾新幹線には乗らず、長距離バスで直接友人の家の近くまで行っちゃう。台中の綺麗な街並み、活気溢れる夜市を堪能したいなぁ。友人の提案で、羊がたくさんいる清境農場と、風光明媚な日月潭にも行く予定。日月潭は、ずーっと行きたくて行けなかったところなので、嬉しい♪この数日の冬に逆戻りしたような気候のせいで、ちょ... [続きを読む]
|
- 2008/04/10 21:21布のやさしさ ―K.mama♪さんの“気ままにちくちく布遊び”
- 作り手のやさしさが伝わってくるようなあったかな雰囲気の聖書カバー、ベール入れ、ロザリオ・ケース。私のお気に入り。これらはunaさんからのプレゼント♪実は、unaさんやacquaさんのネッ友さんであるK.mamaさんが作ってくださったものです!!unaさんのコダワリを完璧なまでに再現したお品なのだーっ!(色がブラウンなのは、unaさんがこのブログのイメージにあわせてくれたのかな?)昔、手芸が大好きだった私。視力が落ち... [続きを読む]
|
- 2008/04/08 01:28戸口とヒソプとunaさんのロザリオ ―聖マルタと私のQuoVadis II
- 「マルタ、マルタ」 ―聖マルタと私のQuoVadis I の続きです。「もう一人のお母さん」となって下さったunaさんのこと。画像はクリックで拡大します。★★★昨年書いた「悲しみの聖母」と私を巡る物語 ―スターバト・マーテル・ドロローサは、人生の根幹を揺るがす悩み・・・自分の信仰に関わる悩みでぐちゃぐちゃになっていた私を励ましてくれた「悲しみの聖母」に纏わる偶然と必然について書いた なっがーーいシリーズでした。こ... [続きを読む]
|
- 2008/04/05 01:47おさないよろこび あかんぼの悲しみ (いきなり番外編)
- 「もう一人のお母さん」の話に入る前に「もう一人のお母さん」に2つの詩を捧げます。例によって、画像はクリックで拡大します。★★★Infant Joy (おさない よろこび)まだ名がない生れて たった二日(ふたひ)では おまえを何と呼ぼうあたいはたのしいよろこび が あたいの名ゆかしいよろこびよ おまえの上にあれかわいい よろこび生れてたった二日の ゆかしいよろこびゆかしいよろこび とおまえをよぼうおまえはほほえみわたし... [続きを読む]
|
- 2008/04/03 19:35「マルタ、マルタ」 ―聖マルタと私のQuoVadis I
- 画像はクリックで拡大します。★★★■「マルタの家のキリスト(部分)」 ウスタッシュ・ル・シュウール 1645-1650年頃作品の全体像はこちら。ベタニアという村にイエスがたいそう愛していた、マルタとその姉妹マリアとラザロの一家が住んでいました。この作品は、マルタの家での一件を描いたものです。マルタとマリア一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。... [続きを読む]
|
- 2008/03/31 21:18生と死、そして復活 ―ブーグローの聖母子、ピエタ、空の墓
- 画像はクリックで拡大します。★★★この2つの聖母子像のクローズアップをご覧になって、どのようにお感じになりましたか。私はこの文章を書いている今も胸が締め付けられるようで、視界が曇ってディスプレイの文字がよく見えません。左は1903年に描かれた「薔薇の聖母子」。 そして右は1876年に描かれた「ピエタ」です。27年もの時の隔たりのある2作品ですが、画家は「ピエタ」を意識して「薔薇の聖母子」を描いたと思われます。 [続きを読む]
|