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- 2008/09/02 12:59“弄”について Part3
- 「続きはまたそのうち……」と書きながら、今日も引き続き書いちゃいます。“弄nòng”が抽象方向へ派生して、具体的に「手で細かなことをする」ことから離れ、「手を尽くして何とか手に入れる」という意味に変化する。“弄票piào”は「チケットを手に入れる」ことであり、“弄?qián”は「お金を工面する」ことである。そして、“弄”は補語ととても相性がよく、抽象的に「手を加えた」結果、ある状態になるという意味を表せる [続きを読む]
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- 2008/09/01 20:40“弄”について Part2
- “弄nòng”は「手で細かなことをする」を基本意義とした。“弄??nàozhōng”は、目覚まし時計に対して「手で細かなことをする」ので「いじる」となり、“弄小狗xiǎogǒu”は、子犬に対して「手で細かなことをする」ので「じゃれる」となるのである。このような考え方にのって、“弄”は次へと広がりをみせる。「手で細かなことして」料理が出来上がるので、料理を作るを“弄菜cài”とも言い、自転車が壊れて修理するのを、“ [続きを読む]
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- 2008/08/28 12:37“弄”について Part1
- “弄nòng”はもともと“廾”と“王(玉)”により、両手で玉を「もてあそぶ」意を表す。(角川書店『新字源』)現代語では、“弄”は、遊ぶにしても何にしても、「手で細かなことをする」のが基本意義になると考えればいいと思う。先日の「パソコンをする」を“弄??”と言えるかどうかを検証すると、一般的ではないにしても、「手で細かなことをする」という基本意義に照らして考えると、「いじる」というニュアンスでは十分使え [続きを読む]
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- 2008/08/26 11:33バーゲンに行く
- サマーバーゲンもそろそろ最終売り尽くしの段階だろうか。「バーゲンセール」は中国語で“大减价dàjiǎnjià”という。日本語ではふつう「バーゲンに行く」と言うが、これを中国語に訳すとなると一筋縄ではいかない。“*去大减价”がダメなのはすぐに分かる。“去”は直接普通名詞を修飾できない。ならば「映画に行く」のように、“去看?影qù kàn diànyǐng”としたいが、“大减价”にどんな動詞が合うのか分からない。結局、 [続きを読む]
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- 2008/08/22 12:06構文使いたい病 Part2
- 先日、構文を無理に使って失敗することを書いたが、ある初級クラスで以下のようなよい例(?)があったので紹介する。*一???一?休息yìbiān kāichē yìbiān xiūxi長時間車を運転するときは「休みながら運転する」と言いたくて、“一?…一?〜”の構文を使ったのだが、残念ながら、この構文は「二つ以上の動作が同時に進行する」場合にしか使えないので、これだとちょっと危険な運転になってしまう。?一段?休息一会儿k [続きを読む]
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- 2008/08/19 10:12買物をする
- 「買物をする」は“??西mǎi dōngxi”(物を買う)である。では、晩ご飯の買物をいうときの「買物をする」も“??西”と言うかといいうと、そうはいいかない。“??西”だと服やCDやデジカメなどなどの物品というイメージが強く、食材、つまりおかずの材料を買うときは、ふつう“?菜cài”という。“菜”には「野菜」・「料理」や「おかず」の意味のほかに、「食材」という意味もある。野菜だけでなく、肉やたまごなどが入っ [続きを読む]
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- 2008/08/18 10:57オリジナルテキストの改訂
- 先週の水曜日から昨日まで盆休みだったので、オリジナルテキストの約5年ぶりに二度目の改訂作業を行なった。このテキストは初級レベルの短文1,000題からなるが、今回はさらにスピーキングトレーニング用に、会話に発展しやすくしたかったのと、常用語彙選定の根拠に、以前はHSKのものを使っていたが今回は中検に変更したのとで、改訂というよりもほとんど書き直しに近くなってしまった。結局、盆休みでは作業は終わらず、これから [続きを読む]
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- 2008/08/12 12:19「チャーヨウ!」
- 中国選手が試合に登場すると、競技会場に「チャーヨウ!」の大合唱が起こる。今回の北京オリンピックで、「ニーハオ」や「シェイシェイ」に加えて、ふつうの日本人が知る中国語に「チャーヨウ!」“加油!jiāyóu!”(がんばれ!)が加わったのではないだろうか。“加油”は「給油する」という意味から派生した言葉である。「がんばれ」という応援の掛け声以外に、「応援する」という意味で、“?中国?加油wěi Zhōngguóduì j [続きを読む]
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- 2008/08/08 11:38教養の差
- 中国人の階級意識の強さについては、このブログでも再三書いてきたが、教養の差も、我々が想像する以上に大きい。私は知り合いになった中国人に、ときどき自作のテキストを1、2枚見せて、中国語の問題点を指摘してもらうが、以前こんなことがあった。ある機関で日本語を教えるボランティアをしていたとき、まず大学院の留学生にチェックしてもらった。留学生といっても国に帰れば大学の先生だ。さすがにインテリらしく、中国語の問 [続きを読む]
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- 2008/08/07 12:49量詞にご活躍願おう
- このところ雨による被害が続いている。にわか雨や夕立と簡単にかたづけられないほどの集中豪雨である。日中辞典をあたると、「にわか雨」や「夕立」は“?雨zhòuyǔ”や“雷?雨léizhènyǔ”、「豪雨」は“大雨dàyǔ”や“暴雨bàoyǔ”などとでている。これらに動詞“下xià”(降る)を冠して、“下?雨”や“下暴雨”などとすればいいのだが、量詞を加えるとさらに説明が詳細になる。・?zhèn:短時間にさっと降る感じ。・ [続きを読む]
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- 2008/08/04 20:00「パソコンをする」の中国語は?
- 日本語と同等の意味で「パソコンをする」という中国語が見当たらない。“操作??cāozuò diànnǎo”・“打dǎ??”・“玩儿wánr??”などの候補はあるが、“操作”は少し硬すぎるし、“打”はワープロ系の作業をしている感じだし、“玩儿”だと仕事では使えない。よく指摘されるように、日本語は中国語に比べて「総括表現」、つまり一つにひっくるめて全体を表す語句が多いのである。「パソコンをする」もこれに当たるようだ [続きを読む]
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- 2008/08/01 13:15“最近”と“最+近”の区別(音声付)
- 「最近」という意味の名詞“最近”と「最も近い」という意味の副詞+形容詞“最近”は、読み方が違うので注意しよう。「最近」のほうは、“最”と“近”を続けて一気に発音する。“近”を第4声でしっかり発音するが、「最も近い」の“近”ほど強くない。「最も近い」ほうは、“最”と“近”の間に一呼吸入れ、“近”をかなり強調する。以下を吹き込みましたので、参考にして下さい。最近好??Zuìjìn hǎo ma?(最近いかがです [続きを読む]
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- 2008/07/31 11:36まず名前を聞こう
- 相手に尋ねられるまでは名乗らないというのが中国のスタンダードである。電話でも同様に、聞かれてはじめて名乗るのである(『問われて名乗るもおこがましいが……』)。初対面の中国人と友好的なコミュニケーションをとろうと思うなら、まず“你?姓?Nǐ guìxìng?”(苗字はなんとおっしゃいますか)、“怎?称呼?Zěnme chēnghu?”(何とお呼びしましょう)などと、名前を尋ねるとよい。名前を尋ねる行為は、中国人にとっ [続きを読む]
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- 2008/07/29 12:58ひとつは…、もうひとつは〜
- 【一个…,另(外)一个〜】ひとつは…、もうひとつは〜.ふたつの事物を具体的に説明するとき、この構文を用いるとよい。ポイントは“另(外)”である。生徒の中国語を聞いていて、“另(外)”がさらっと出てくる人は少ない。我有两个梦想。一个是做?士,另(外)一个是嫁?有?人。Wǒ yǒu liǎng ge mèngxiǎng.Yí ge shì zuò hùshì,lìng(wài) yí ge shì jiàgěi yǒuáinrén.(私には夢がふたつあります。ひとつは [続きを読む]
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- 2008/07/28 19:05構文使いたい病
- 初学者の中には、ときどき「構文使いたい病」にかかってしまう人がいる。習ったことを活用するのはいいが、不必要なところに無理矢理使ったり、用法は合っていてもスムーズに言えず、結局何が言いたいのか分からないときがある。以前『キリンさんが好きです、でもゾウさんの方がもっと好きです』で書いた“比”を使った比較構文もそうだが、あと気になるのが“一…就〜”(…するとすぐ〜)である。“因?…所以〜”(…だから〜) [続きを読む]
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- 2008/07/24 10:37入門に始まり入門に終わる
- 中国語講師をして20年近くなる。今でもなかなか満足のいくレッスンはできてないが、教え始めた当初を振り返ると、かなりレベルの低いものだったと、当時の生徒には申し訳なく思う。中でも最もひどかったのは入門であった。入門が自分でまともに教えられたと感じられるまで10年くらいかかった。しかも、今でも入門は苦手である。依頼があっても出来るだけ他の講師に譲りたい。入門のレッスンは、肉体的・精神的負担がかなり大きい... [続きを読む]
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- 2008/07/22 11:57何度…しても飽きない
- 先日ご紹介した“不知?妙bù zhī wéi miào”(知らぬが仏)式の四字表現構文をもう一つ。【“百”+一字の動詞“不?”】何度…しても飽きない.百看不?bǎi kàn bú yàn(何度見ても飽きない)百听不?bǎi tīng bú yàn(何度聞いても飽きない)動詞は“看”と“听”が圧倒的に多いが、ネットで検索してみると、“玩wán”(遊ぶ)や“唱chàng”(歌う)など他の動詞も結構ヒットした。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/18 10:51子どものころから
- 【从小就…】小さいころから.幼いころから.子どものころから.日本語の「子どものときから」に影響されて、“从孩子的?候cóng háizi de shíhou”と言う生徒がいる。間違いとまでは言えないが、“从小”や“从小?候”と言うほうが圧倒的に高頻度である。「はやくも」という意味の副詞“就”は、不可欠ではないが、いっしょに用いられることが多いので、セットで覚えていただきたい。我从小就喜?看?影。Wǒ cóngxiǎo jiù ... [続きを読む]
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- 2008/07/15 08:42「子音+“ia”」の発音について(音声付)
- “叫jiào”と“找zhǎo”、“下星期xiàxīngqī”と“上星期shàngxīngqī”、“小xiǎo”と“少shǎo”。初級クラスで、上例のような発音をちゃんと区別できていない生徒がいる。問題なのは、“ia”の“i”が少し弱すぎるのと、“j”や“x”などの子音が曖昧で、そり舌音のように聞こえてしまうという点にある。つまり、上例の組み合わせでは、後のそり舌音を含む後の方よりも、“叫”・“下”・“小”の方にそれぞれ問題が... [続きを読む]
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- 2008/07/11 14:11“?”をけずろう
- 以前ご紹介した『?豫有?』という対談番組で、ゲストが登場して、魯豫さんが席をすすめるとき、たいてい“坐!Zuò!”とひとこと声をかける。日本語では「どうぞお掛け下さい」とでも言う場面である。年齢にまったく関係なく“坐”なのだ。これは日本人にはなかなか言えないなーと思った。どうしても“?坐!Qǐng zuò!”と言ってしまう。いったい中国語の“?”とは何なのだろう。敬語とは何なのだろうと不思議に思ってしま... [続きを読む]
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- 2008/07/10 12:04自分の意見が言えるようになりたい
- 「自分の意見をちゃんと言えるようになりたい」最近プライベートレッスンで担当している生徒の要望である。その生徒だけでなく、ある程度中国語ができるようになり、中国人とコミュニケーションがとれるようになると、議論・ディベートが出来るようになりたいというのは、多くの人が望むところだと思う。結局、市販のテキストがないので、その生徒のために常用表現集を自分で作ることになった。もし興味がおありなら、独習用には... [続きを読む]
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- 2008/07/08 12:54マイルドな説得
- “最好zuìhǎo”という副詞があるのをご存知だろうか?“最”と“好”ではなく、“最好”である。はじめて聞くかたは、辞書を引いてみるとちゃんと一つの単語として載っているのでチェックしておかれるとよい。「比較して最も適当な事物を選択する」という意味で用いられる。西?柿最好吃生的。Xīhóngshì zuìhǎo chī shēng de.(トマトは生で食べるほうがよい)トマトはスープにしたり、焼いたりしてもよいが、生がいち... [続きを読む]
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- 2008/07/04 10:45知らぬが仏、言わぬが花
- 「知らぬが仏」を中国語に訳すと、“不知?妙bù zhī wéi miào”。四字なので成語のようだが、さにあらず。ちゃんと出典がある由緒正しき成語と違って、こういう俗な四字表現のたぐいは、文字を入れ替えて応用できるので便利である。【“不”+一字の動詞+“?妙”】…しないほうがよい.…が仏.…が花.不?shuō?妙(言わぬが花)不看kàn?妙(見ないほうがよい)不?mǎi?妙(買わないほうがよい) ... [続きを読む]
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- 2008/07/01 11:50勉強する時間がない
- 生徒はときどき「中国語を勉強する時間がなくて……」とのたまう。これを中国語にするとこうなる。我没有??学??。Wǒ méiyǒu shíjiān xué Hànyǔ.最初に“没有??”と言っておいて、後から“学??”と続けるのがミソだ。もしこれを日本語の語順どおり“我没有学??的??。”にすると、“我只有学英?的??。”「英語をする時間しかありません」や“可是我有玩儿的??。”「でも遊ぶ時間はあるんですが」(←ちょ... [続きを読む]
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- 2008/06/30 10:59「書類」について
- ビジネス中国語で常用の「書類」を、何でもかんでも“文件wénjiàn”と訳す人がいるが、これはちょっとまずい。中国語の“文件”は日本語の「書類」に比べて、使用範囲が少し狭い。“文件”は、「公文書・書簡、政治理論や研究論文、そして最近ではコンピューター関係のファイル」などの意味で用いられる。コンピューター関係ファイルを別にして、かなり分量の多い正式な書類を指す感じがする。インボイスやパッキングリストな... [続きを読む]
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