- 2008/04/15 12:59ねこ好きが気になる50の疑問 (加藤由子) サイエンス・アイ新書
- あらすじ:ねこは飼い主のことをどう思っているのか?肉球を触られるのは嫌なのか?ねこの体について,歴史について,人と暮らすねこの気持ちについてなど,ねこを飼っている人の疑問に答える本。感想:私もねこを飼っていますが,Webリサーチして作っただけあって,知りたい!と思うトピックスがよく集まってる。少し「室内飼」「去勢・避妊」推奨に偏っているけど…だからこそねこと暮らす人間のための本とも言えます。この本で... [続きを読む]
|
- 2008/03/29 15:17安楽病棟 (帚木 蓬生) 新潮文庫
- あらすじ:痴呆病棟で熱心に老人の看護に励む,若い看護婦の手記。患者の痴呆は程度も個性も様々。毎日お地蔵さんの前掛けを縫う人,自分をまだ小学校の校長だと思いこんでいる人,いつもキューピー人形をしゃぶっている人・・・。そして起こる何件かの患者の急死。終末期医療では,患者の死は珍しいことではない。しかし,だれも怪しむ人がいない中,城野看護婦は真相に気づいてしまう。感想:考えさせられる小説でした。ミステリ... [続きを読む]
|
- 2007/10/29 12:59たのしい鉱物と宝石の博学事典 (堀 秀道)日本実業出版社
- あらすじ:鉱物,宝石に関する科学雑学。主に宝石としてではなく鉱物学の視点から書いてある。各種鉱物にまつわる話だけでなく,鉱物の産状についてや,採取に行く時の注意点など,広く鉱物の話題が載っている。感想:図鑑ではなく,読み物として楽しめる。各石についての解説が並んだ本が多い中,鉱物とは何か,から始まるので,鉱物全般について知りたい素人でも興味を持って読めました。図書館で借りる ... [続きを読む]
|
- 2007/08/22 00:38しゃばけ (畠中恵) 新潮文庫
- あらすじ:江戸時代,大きな商家の一人息子の一太郎。幼い頃から妖が見え,手代に化けた兄代わりの2人の妖に守られて育ったが,体が弱いため大甘な親たちからなかなか外出を許してもらえない。一太郎がこっそり夜中に家を抜け出した帰り道,人殺しの犯人に追いかけられ命からがら逃げ帰る。それから一太郎と同じ家業の者が次々殺される事件が続きだした・・・感想:これは面白かった!和風なファンタジーがかえって新鮮。優しいけ... [続きを読む]
|
- 2007/07/23 01:06不実な美女か貞淑な醜女か (米原万里) 新潮文庫
- 著名なロシア語通訳者のエッセイ集あらすじ:タイトルの「不実な美女か貞淑な醜女か」とは,翻訳・通訳の訳文のこと。原文への忠実さを貞淑さに,訳文の整い方を容貌に例えている。もちろん貞淑な美女(原文に忠実かつ整った訳)が良いのだが,時間の限られる通訳では難しい。ではどちらが良いか(ましか)?それは,場合による。例えば,華やかなパーティーの席では不実な美女が,重要な商談では貞淑な醜女が必要になる。感想:こ... [続きを読む]
|
|
|
- 2007/07/09 02:08銀の言いまつがい (ほぼ日刊イトイ新聞) 東京糸井重里事務所
- あらすじ:「ほぼ日刊イトイ新聞」に寄せられた,爆笑言いまつがい(言いまちがい)を集めた本。感想:腹筋が痛くなるほど笑えた!人類を笑わせずにはおかない何かが詰まってる!これはオススメです!あ,でも電車では読まない方がいいです,笑うの我慢できないから。それにしてもなんでこんなにおかしいのか,自分でも謎… ... [続きを読む]
|
- 2007/06/17 22:49すべてがFになる (森博嗣) 講談社文庫
- あらすじ:天才プログラマにしてかつて14歳で両親を殺害した四季博士。孤島にある彼女の研究所を犀川と萌絵が訪れたその日、四季博士は自室で殺害された。四季の部屋は密室、そして四季のパソコンに残された「すべてがFになる」の文字。工学部助教授の犀川と、名家の令嬢萌絵が事件の解明に挑む。感想:森博嗣はほんとに現役の大学助教授とのこと。理系作家と呼ばれているらしい。なるほど、そんな感じ。理系な人々の描写が、あぁ... [続きを読む]
|
- 2007/05/26 22:40すべてはネーミング (岩永嘉弘) 光文社新書
- あらすじ:巷にあふれる商品の名前。「野菜中心蔵」…だじゃれ?「あ!あれ食べよ」…会話?「じっくりことこと煮込んだスープ」…キャッチコピー?等々。どうやって考えてたの?というものがたくさんある。ネーミングの良し悪しが商品の売れ行きに関わるとあって、近年では商品やサービスのネーミングを外注する企業も多い。では、委託された側はどのように名前を考えるのか。数多くの商品、サービスにネーミングを行ってきた著者... [続きを読む]
|
- 2007/03/31 15:16猫のなるほど不思議学 (岩崎るりは著 小山秀一監修) 講談社ブルーバックス
- あらすじ:猫ブリーダーの著者が書く、猫の科学書。イエネコの生態からルーツまで、長年の飼育・繁殖の経験と科学書のデータを元に解説する。感想:猫の雑学から猫を飼う時参考になる話まで色々で、猫に関心がある人には面白い一冊。特に猫の繁殖についてはブリーダーだけあって、とっても詳しい。猫が病気の時の判断の目安など、役に立つ話も載っている。図書館で借りた... [続きを読む]
|
- 2007/03/06 22:28水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎 (中村元) 祥伝社新書
- あらすじ:鳥羽水族館の元アシカトレーナー、現副館長が水族館の中身や裏側を解説。巨大なジンベエザメを運ぶ方法は?ピラニアの水槽掃除は怖くないの?飼育係になるには?など、水族館の素朴な疑問にざっくばらんに答えます。感想:水族館にいる色んなクラゲ、私も時間を忘れて見てしまうけど、クラゲの多くは飼育係の人が近くの海岸から柄杓ですくって展示しているらしい。へー。水族館大好きな人以外にはどうでもいいと言えばど... [続きを読む]
|
- 2007/03/01 23:17SFマガジン・ベストNo.2 (早川書房編集部編) 早川書房
- 短編集あらすじ:エラー (アーサー・C・クラーク)超伝導発電機の事故の瞬間、発電所所員のネルスンはコイルの中心にいた。中心は絶縁されていたので超大電流が流れた後もネルスンは無傷だったが、はめていた指輪は逆の手にあり、持っていた本の文字は鏡文字になっていた。どうやら事故の瞬間、ネルスンは三次元空間を飛び越えて反転してしまったらしい。しばらくして逆さ文字には慣れたネルスンだが、二週間後には餓死の危機に... [続きを読む]
|
- 2007/02/26 23:58積木の箱 (三浦綾子) 新潮文庫
- あらすじ:悠二は私立北栄中学校に転勤し、三年生のクラスの担任になった。通り道にあるタバコ屋の美しい寡婦とかわいいその子や、ものわかりの良い校長のいる過ごしやすい環境の中、真面目でやさしい悠二は生徒にも好かれていた。しかし、生徒の一人、大地主の息子の一郎はずっとふさいでいて悠二に打ち解けない。一郎を気にかけていた悠二は、彼の悩みが父が家族と同じ家に妾を住まわせていることだと知る。できる限りのことをす... [続きを読む]
|
- 2007/01/28 00:59日本のエーゲ海、日本の死 (西村京太郎) 角川文庫
- あらすじ:岡山と新宿で起きた殺人事件の被害者は、同じヨットの同好会に所属していた。被害者のグループが持っていたヨットは一年前沈没し、他のメンバーも行方不明。十津川警部は日本のエーゲ海と言われる岡山の牛窓のマリーナに調査に訪れる。感想:あんまり面白くない。捜査が淡々と進みすぎで、興奮するところなし。文章も、とにかく、読点が多くて、流れがわるく、読みにくい。古本屋で購入 ... [続きを読む]
|
- 2007/01/27 00:42緋色の囁き (綾辻行人) 祥伝社
- あらすじ:冴子は伯母が校長を務める全寮制の女子校、聖真女学園に転校させられた。厳格な校則と高校とは思えない陰気な空気。戸惑いながら寮で眠った翌朝、同室の恵が開かずの間で焼死体になって発見された。それから数日の内に、何人ものクラスメイトが寮内で殺されていく。恵は「魔女」だったという謎の言葉の意味はなんなのか。そして冴子が何度も見る緋い血の夢とその夢の間に起こっている夢遊病に、自分自身も次第に不安にな... [続きを読む]
|
- 2007/01/18 01:35僕と先輩のマジカル・ライフ
- 連作短編あらすじ:騒霊真面目なぼくは、大学入学と同時に独立するべく家賃月一万円!の寮に入った。寮の先輩は変人ばかり。中でも一番の変人、全身オカルトグッズの長曽我部先輩に「あやかし研究会」に入会させられてしまう。ここから、ぼくの先輩にふりまわされっぱなしの大学生活がはじまった。寮に入ってすぐ、僕は今川寮で幽霊を見てしまった。一万円はこのせいか…?常識的な真面目な人間として、ぼくは幽霊なんか信じない!... [続きを読む]
|
- 2007/01/16 01:04ひとりずもう (さくらももこ) 小学館
- 中学〜高校の女の子の頃のさくらももこを書いたエッセイあらすじ:女子高女子高のクラスは授業中はムダ話とワイ談をし、休み時間にはお菓子を食べながらワイ談で盛り上がり、合唱コンクールの練習も運動会の練習もさぼった。担任は怒ってホームルームに来なくなったが、皆気にせず気楽に過ごしていた。感想:あんまり笑うところがなかったかな。漫画家を目指しだした高三からの話が、青春エッセイとして面白かったが。大爆笑できる... [続きを読む]
|
- 2007/01/15 00:41進化する地球惑星システム (東京大学地球惑星システム科学講座編) 東京大学出版会
- あらすじ:地球惑星システム科学とは、地球の大気圏や生命圏・固体地球などの部分をサブシステムとみなし、地球の様々な現象をサブシステム内部の現象かサブシステム間の相互作用として見る学問である。対象とする現象は、太陽系誕生から地球温暖化までと広い。例えば、マントルの対流でプレートが動いて地形が変わる、スノーボールアースのようなの地球環境の変化が生物の進化を促進する、など。最先端の地球の研究を大学初年度向... [続きを読む]
|
- 2007/01/09 01:01死神 (清水義範) 角川文庫
- あらすじ:落ち目の役者夫婦が大俳優のお見舞で、図らずその臨終に立ち会ってしまった。何度も記者会見でコメントを繰り返すうち、CMやドラマの仕事も増えてきた。しばらくして天才漫才師が死んだ時も、二人にはたくさんのコメントの取材が。どんな人でも死んだ時には賛美のコメントをする、それが日本の儀式なんだ。すっかり死んだ有名人へのコメントが板についた役者はそう思うのだった。感想:普段けなされていても死んだ途端... [続きを読む]
|
- 2007/01/02 02:11スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (香山リカ) 幻冬社新書
- あらすじ:今、「オーラ」や「前世」などのスピリチュアルな話が大ブームである。「人は生き返る」と思っている大学生は24%、「前世」を信じるのが56%である。スピリチュアルの基本は、宗教と違って、徹底した現世利益である。スピリチュアルはお金持ちになること、成功することを否定しない。それらを含めた幸せのためにある。稼ぐが勝ち、の風潮のある今、自分の物欲を肯定して欲しい現代人にぴったりなことも、流行る理由だろ... [続きを読む]
|
- 2007/01/01 02:15地獄のババぬき (上甲宣之) 宝島社文庫
- あらすじ:しよりと愛子の乗ったバスがバスジャックされた。犯人は乗客に“ババぬき”を強要。勝った者は解放、最後まで負けた者は犯人と心中させると言う。乗客は、有名な事件の生残りのしよりと愛子、その事件の犯人、マジシャン、心理学専攻の大学生、霊感占い師、怪盗、元ギャンブラーの犯人、の8人。単純な“ババぬき”で、命を賭けた高度な心理戦が繰り広げられる…。感想:まあ面白い、けど設定に無理がありすぎ…暇つぶし... [続きを読む]
|
- 2006/12/17 02:39城をとる話 (司馬遼太郎) 光文社文庫
- あらすじ:関が原の戦直前、上杉家家来の中条左内に、車藤左は上杉との国境に建設中の伊達の城をとってやると言い放った。銭を貯めるという妙な趣味を持つ左内、築城に借り出された村の巫女おうう、商売の下見にきた堺商人満次郎。藤左の不思議な魅力につられた4人は、城を落とすため伊達領に侵入するが…。感想:司馬遼太郎にしてはイマイチ。特に最後は滅茶苦茶…?映画のために書いた原作だからかな?歴史小説というよりは痛快... [続きを読む]
|
- 2006/12/14 00:10真説宮本武蔵 (司馬遼太郎) 講談社文庫
- 剣道に関する短編集あらすじ:真説宮本武蔵渡辺幸庵という長寿の武士が晩年残した口述に、武蔵の実像を探している。武蔵は少年の頃から剣の天才だったが、吉岡や巌流島等での試合で高名な武芸者を倒して名を上げても、武蔵の望む高禄で召抱えてくれる大名はなかった。武芸は所詮芸である。やはり戦の指揮をする将のようには高く扱われない。幸庵は島原の乱鎮圧の陣中で、五十を越え高名になった武蔵に会った。武蔵は多くの若侍を信... [続きを読む]
|
- 2006/12/11 23:33阿部一族・雁・高瀬舟 (森鷗外) 旺文社文庫
- 中編集あらすじ:高瀬舟高瀬舟とは島流しの罪人を運ぶ舟のこと。同心の庄兵衛は、護送している罪人が嬉しげであることを訝しみ、その理由を問うた。男は貧しさのため金を持ったことがこれまで一度もなく、流される時渡された小銭が初めての自分の金なのだ、だから楽しいと言う。また訊けば元の罪というのも、自殺して死に切れぬ弟を、介抱しようとして誤って殺めたものらしい。助かる見込みもなく苦しむ人の命を絶つことは、果たし... [続きを読む]
|
- 2006/12/03 23:11何かが道をやってくる(レイ・ブラッドベリ) 創元推理文庫
- あらすじ:季節外れの10月に、夜闇に紛れて怪しいカーニバル団がやってきた。合わせ鏡に映る無数の自分が若い姿になったり年老いたりする鏡屋敷。木馬に乗って1周前に回れば1つ年をとり、後ろに回れば1つ若返る回転木馬。13才のジムとその親友のウィルは、こっそり若返り町に潜もうとしたカーニバルの男を、回転木馬で老いさらばえさせて殺してしまう。次の日から二人はカーニバルの奇怪な男達に狙われることになる…。感想:古典S... [続きを読む]
|
- 2006/12/02 02:09若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (城繁幸) 光文社新書
- あらすじ:30代以下の閉塞感を一貫した趣旨でわかり易く解説。若者はなぜ3年で辞めるのか?その原因は会社の年功序列制度にある。成果主義が導入が増えたというが、内実はほぼ年功序列制度がベースにあることは変わりない。年功序列とは、若い頃安月給で作業中心の膨大な仕事に耐える見返りを、中高年で就く強い権限と高い給料の得られるポストで得る、というもの。しかし、これが機能するのは会社の成長が約束されている時に限ら... [続きを読む]
|