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- 2008/01/27 15:45非人間化
- 考えてみると、大人と子供とを隔てる主たる差異の一つは、自分が馬鹿なことをする場合、大人はそれを承知しているのに、子供はそれに気づかない点にある。くそまじめと非人間化とにはつながりがある。牧場で草を食んでいる牛はたとえようもなくくそまじめである。非人間的宇宙は大いなるくそまじめにみちている。微笑し、哄笑しうるのは人間だけなのである。エリック・ホッファーの人間とは何か ... [続きを読む]
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- 2008/01/20 17:20永遠性
- 普通我々は(報酬や刑罰の)永遠性とは終わりのない時間の持続だと考える。だがそれを瞬間と考えてもまったく構わないだろう。なぜなら人は一瞬のうちにあらゆる恐るべきこと、あらゆる至福を経験できるからである。ウィトゲンシュタイン哲学宗教日記 ... [続きを読む]
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- 2008/01/02 20:16真実とは
- ほんの簡単なことでも理解しようと欲するならば、中庸の点を通り過ぎなければならない。はるかに行き過ぎなければならないという意味で、私は真実とは行き過ぎであることをつよく確信するものである。アラン著作集 わが思索のあと ... [続きを読む]
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- 2007/03/03 00:57潔白。
- 潔白はいかに非難を浴びたときも、同時に熱心な支持者を見出し、中傷者がなんぴとであれ、そのひとを後悔させずにはおかないものです。−ジャン・ジャック・ルソー---これは、事実がそうだというよりも、そうであって欲しいし、もしそうでなければ生きていくのがあまりに困難になってしまうから、自分としては、そうであると思って生きると決めたのだと、つまりは、そういうことなのだろう。ジャン・ジャック・ルソー, 桑原 武夫... [続きを読む]
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- 2007/02/27 23:14虚栄心。
- われわれはおそらく自分を支持してくれる者より、自分が指示する者により大きな愛情を抱くだろう。われわれにとっては、自己利益よりも虚栄心のほうがはるかに重要なのだ。−エリック・ホッファー---このねじれの中に、人間の姿が隠しようもなく現れている。 エリック ホッファー, Eric Hoffer, 中本 義彦 魂の錬金術―エリック・ホッファー全アフォリズム集 「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/24 12:52行為の値打。
- 行為の値打は、その人の信念によって支えられ、そこにだけしかないものだ。その生き方を偽るか、偽らないか。その偽らないということが、行為の値打ちの全てであろう。−坂口 安吾---外に現れた行為は、単なる偶然の結果であるかもしれず、だから、結果によって行為の値打をはかることはできない。行為の値打はただ、生き方を貫く信念の中にしかないが、それすらしばしば偽られ、行為の値打はすぐにも失われてしまう。坂口 安吾坂... [続きを読む]
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- 2007/02/23 06:15嫌悪。
- 私は神に言われるかもしれない。「私は、おまえ自身の申告により、おまえを裁く。おまえは、自分自身のふりを他人に見て、それにたいする吐き気で身震いしたではないか」。−ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン---嫌悪するということは、少なくとも、理解できるということだ。ルートヴィヒ ヴィトゲンシュタイン, Ludwig Wittgenstein Vermischte Bemerkungen, 丘沢 静也反哲学的断章―文化と価値「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/21 07:18義務。
- 義務とはつまり負わされた重荷ではなくして、身についたものなのだ。−ゼーレン・キルケゴール---そうすべきだからするのではなく、そうせずにはいられないからする、ということだ。例えば、盗むべきではないから盗まないのではなく、盗むというようなことはできないから盗まないというのが、義務の完成された姿である。世界の大思想〈第2期 第8〉キルケゴール (1968年)「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/19 23:18生きるということ。
- 人間を信ずべき理由はかず多くある。人間を信ずべからざる理由もまたおなじ。だが春というものについては、これを信ずべき理由しかない。これが生きるということである。−アラン---どうしたら、生きるということを、こんな風に表現できるようになれるのだろうか。まさに、アランにしか書けない、と思わせるような文章だ。井沢 義雄神々 (1970年)「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/17 22:51馬鹿な指導。
- 他人の性格を判断するわれわれ自身の世界認識にもどこかに盲点があるのだから、他人の性格を判断してその「歪み」を正してやろうとするのは、馬鹿が馬鹿を指導するようなものである−岸田 秀---身も蓋もない言い方ではあるが、こういう視点を失ってしまうことによって陥る愚かしさは、確かに、ある。岸田 秀ふき寄せ雑文集「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/17 00:26資格者。
- アフォリズムの書ける者は、論文等々にみずからを散乱さすべきではない。−カール・クラウス---そうできるのなら、ただ一太刀で殺せば良いのだ。カール・クラウス著作集〈5〉アフォリズム (1978年)「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/15 23:16創造の犠牲。
- 創造的な人間は自らの厳密性の犠牲となる−エリアス・カネッティ---原因は、徹底的なもの、その偏りの継続だ。 エリアス・カネッティ, 岩田 行一 断想―1942-1948 「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/13 23:16永遠のよそ者。
- 慣れ親しむことは、生の刃先を鈍らせる。おそらくこの世界において永遠のよそ者であること、他の惑星からの訪問者であることが芸術家の証なのであろう。−エリック・ホッファー---それはつまり、つねに目覚め、また目覚めさせる者であるということだ。エリック ホッファー, Eric Hoffer, 中本 義彦エリック・ホッファー自伝―構想された真実「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/12 21:45人間的勇気。
- ひとつの方法を教えよう。それはね、人に理解されたり、よろこばれることを求めようとせず、むしろみとめられないことを前提として、自分を猛烈につきだすんだ。ぼくは大声で言いたい。人に媚びたり妥協して好かれようと思うな、とね。そこから人間的勇気がわき起こるんだよ。−岡本 太郎---それは恐らく、嫉妬と羨望をもって迎えられるだろう。 岡本 太郎 太郎に訊け!―岡本太郎流爆発人生相談 「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/11 21:40身体に帰す。
- われわれのうちにあってわれわれの理性に反対すると見られるものは、すべて身体に帰すべきなのである。−ルネ・デカルト---つまり例えば、まったく理性的に考えて理解しがたいほど心が塞ぐようなことがあったとしたら、それは体調のせいなのだと考えるのがよろしかろう、ということだ。デカルト, 野田 又夫方法序説・情念論「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/10 08:06真理。
- 真理が地上に実在し、真理が地上に行われる時には、人間はすでに人間ではないですよ。人間は人間の形をした豚ですよ。真理が人間にエサをやり、人間はそれを食べる単なる豚です。−坂口 安吾---彼は、「真理というものは実在しない。即ち真理は、常にただ探されるものです」としている。探すことの中にしかなく、しかし、探さずにはおれない。しかも、もしあきらめ探さないとするならば、やはりそれは正しくない。例えば、人間とは [続きを読む]
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- 2007/02/08 19:56欺瞞。
- いやなことをどうしてもしなければならないなら、いやいやすることが大切である。いやいやすることに耐えられなくなったときに、自分から献身に切替えて、楽な気持ちで同じことが楽しくできるようになったなどと自慢するのは、自己欺瞞をさらけ出したみっともないことである。−串田孫一---詰まらぬ嘘を自分に許して、大人になったなどと合理化を行うのは、まさに厚顔無恥というものだ。串田 孫一思索する心「脳に刺さる言葉」トッ... [続きを読む]
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- 2007/02/07 22:56尊敬される方法。
- 他人から尊敬せられるには、ただ自分で自分を重んずればいいのだ−トーマス・マン---言うまでもないが、他人に対してなされる、自分は重んぜられるべき存在なのだという主張は、十分に自分を重んずることができていないがための、不安から生まれたものである。そのためもちろん、それよって他人から尊敬されることなどない。トーマス・マン, 実吉 捷郎トオマス・マン短篇集「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/04 18:35勉強という試練。
- 生徒の勉強は性格にたいする試練であって、知性にたいするものではない。−アラン---学べない者の多くは、自らの知性が試されていると感じている。だから、少し考えて分からなければ不安になって、早くも逃げようとする。問題は、そういう怯えた性格にこそ、ある。 アラン, 原 亨吉 人間論 「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/02/03 09:54人間とは。
- 人間は精神である。しかし、精神とは何であるか?精神とは自己である。しかし、自己とは何であるか?自己とは、ひとつの関係、その関係それ自身に関係する関係である。−ゼーレン・キルケゴール---人間以外の生き物も、他のものとの関係を持っている。それは、例えば、生態系と呼ばれるものだ。人間もまた、やはり生態系の中にいる。しかし人間だけが、その生態系という関係に、関係しようとする。人間は、自己を取り巻く状況を意識 [続きを読む]
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- 2007/02/02 06:39信じるということ。
- 宗教は、「こうせよ」とか「そう考えよ」と言う。しかし、その理由を説明することはできない。−ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン---もし理由が説明できるのなら、信じる、必要はない。ただ、理解すれば良いのだから。ルートヴィヒ ヴィトゲンシュタイン, Ludwig Wittgenstein Vermischte Bemerkungen, 丘沢 静也反哲学的断章―文化と価値「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/01/31 22:09幸福になること。
- われわれが他人の幸福を考えねばならないのは当然だが、自分を愛してくれている人たちのためになし得る最善事は、やはり自分が幸福になることだ、ということは十分にいいつくされてはいない。−アラン?---自らが幸福であることは、それ自体が、人間そのものの肯定だ。アラン, Alain, 白井 健三郎幸福論「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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- 2007/01/30 21:59熱狂する者。
- われわれはほんとうに欲するものでなければ、けっして満足できないし、またわれわれは自己から逃避するとき、最大の速度でもっとも遠方にまで逃走する−エリック・ホッファー---不適応者が持つ、けっして成功しないが、しかし、もっとも強い望みとは、自分で自分を騙すことだ。つまり、「自分はそんなものを望んでいる訳ではない」と、自分自身に納得させることである。しかし、そうした試みは、まったく不可能であり、同時に、不... [続きを読む]
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- 2007/01/29 22:07生きぬく。
- 戦いぬく、言うは易く、疲れるね。然し、度胸は、きめている。是が非でも、生きる時間を生きぬくよ。そして、戦うよ。決して、負けぬ。負けぬとは、戦う、ということです。それ以外に、勝負など、ありやせぬ。戦っていれば、負けないのです。決して、勝てないのです。人間は、決して、勝ちません。ただ、負けないのだ。−坂口 安吾---死ねないから生きている、などという下らない嘘を、かりそめにも、自分に許してはいけない。坂口... [続きを読む]
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- 2007/01/28 17:49理性的であること。
- だれも好きではなく、自分も好きでなければ、理性的であることは容易だ。−エリアス・カネッティ---感情に引きずられ、それでも理性的であるところにこそ困難があり、だから価値がある。エリアス カネッティ, Elias Canetti, 青木 隆嘉蝿の苦しみ―断想「脳に刺さる言葉」トップ頁へ ... [続きを読む]
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