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- 2008/08/21 21:17敗者の尊厳、敗者へのいたわり
- 北京オリンピックもいよいよ終盤に差し掛かった。北島の二つの金メダルをはじめとして日本選手団の素晴らしい活躍に心躍った。しかし一番印象深かったシーンはというと、意外にも中国陸上110mハードルの英雄、リューショウの悲劇だった。リューショウは圧倒的な力で金メダルが確実視されていた。しかし足の怪我をしていて走るどころか歩くのもやっとの状態であった。その結果、一回目のフライングのあとに自ら戦列を離れたの [続きを読む]
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- 2008/08/11 22:25水神さま
- 北京オリンピックでは北島が世界新を出しての金メダルに輝いた。すばらしいことだ。また惜しくも銅メダルだったが、全力を出し切って奮闘した谷亮子に感動を覚えた。北島の金メダルにも驚いたが、私はもっと別のニュースにも衝撃を覚えた。それは谷亮子の息子さんが、北京に入ってから奇妙なウイルスに感染したというニュースだ。これまでも多くの人が中国に入り、不思議なウイルスに感染しているというニュースを聞いていた。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 22:49クライマーズ・ハイ
- 先日、話題の映画「クライマーズ・ハイ」を見てきた。主人公役の堤 真一が相変わらずかっこよかった。映画は1985年の夏に起きた日航ジャンボ機墜落事件に遭遇した群馬県の地元新聞社の記者たちの物語である。堤真一扮する主人公は、突然この事件のデスクを任されてしまう。大手新聞社やテレビ局も含めて過熱する報道合戦。その中で地元の新聞社としてはどうしても、スクープをものにし一矢を報いようとする。まさしくこの映 ... [続きを読む]
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- 2008/07/19 22:09エルトゥールルのなみだ
- テレビで恐ろしい映像を見た。なんと日本の教科書に「竹島は日本の領土である」という国際法上も認められている当たり前のことを記載することに抗議しての、ある変わった国のニュースである。 日本を侮辱するために、日本の国旗を路上に広げ、その上に、日本の国鳥であるキジを生きたまま押さえつけ そのキジをハンマーで叩き殺していた。数羽のキジの鮮血が日の丸を汚し、そして歓声をあげているのだ。 恐ろしい国である。 気 ... [続きを読む]
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- 2008/07/12 16:19魚のスペシャリスト
- 先日お会いした方は、魚の行商人をしているお父さんのことを話してくれました。そのお話がとても良かったのできょうはこの話をすることにしよう。そのお父さんは、秋田の山間部を中心に魚の行商をしている。朝、市場から魚を買い保冷車に大量の魚を仕込み売って歩くのだ。お父さんの行くところは、曜日と場所、時間がだいたい決まっており、その指定の場所では指定時間前に集落の人々が買いに集まってくる。しかし、お父さんは ... [続きを読む]
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- 2008/07/05 14:57キネマの時代
- ここ最近、日本の映画界の元気が良い。かつては邦画はあまりぱっとせず洋画が圧倒的だったのにどうしたことだろう。1970年代のころ、テレビでも洋画が全盛期で「月曜ロードショウ」「金曜洋画劇場」などいつも楽しみだった。それが10年ぐらい前からだろうか、徐々に邦画がヒットし始め、今では多くの人気監督や脚本家が競って素晴らしい作品を作り続けている。やはり歴史は回転すると言うことか。いずれにしてもいいことだ... [続きを読む]
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- 2008/06/23 22:02山津波
- 栗駒地方で起きた地震は、かなり大規模な被害をもたらしているようだ。たまたまこの地区の住民の少なさと朝早くだったため行楽地を目指す観光客もそれほどいなかったことで、死者は多くはない。しかしテレビで見ていても驚くほどの被害ではないだろうか。道路の崩れ方、かなりの数の堰止湖の出現などでもわかる。震度とかマグニチュードと違う単位で地震学者が解説をしていた。なんでも「ガル」とかいう振れ方を示す数字で言う ... [続きを読む]
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- 2008/06/17 20:54塩釜
- 先日、今話題の映画「築地魚河岸三代目」を見てきた。大沢たかおが好演していた。しかし、私は、劇場で買ったパンフレットのある地名に非常に興味を覚えた。ある役者さんは築地の南側の新富町(しんとみちょう)と言うところで生まれたらしく、それゆえ築地に慣れ親しんでいたとそれには書いている。この新富町は、塩釜にもある。やはり塩釜魚市場の港を挟んだマリンゲートの南側にあるのだ。同じ地名が、しかも築地と塩釜と言 ... [続きを読む]
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- 2008/06/05 21:50なっつぁんさん
- 先日会った地権者さんは名取市高館の方でした。分筆と地目変更の相談でしたが、現場で打ち合わせが終わったあとのお話ががとてもおもしろかったので今日はその話しを紹介することにしよう。現場のすぐ傍には旧増田川が流れています。今の増田川の本流は西南のほうに移ったため、ここの旧増田川は小さな側溝程度になり、そのため増水や河川の氾濫で苦しむことはなくなったそうです。以前増田側本流が流れていたころは大変だったそ ... [続きを読む]
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- 2008/05/25 15:15愛宕山にて
- 先日、向山にある愛宕神社に行ってきた。宮司さんからさまざまな碑などを教えていただきながら見てきたのでとても楽しかった。きょうは愛宕神社の話しをすることにしよう。宮司さんとは境界立会いを縁に知り合いになり、愛宕神社にある明治16年に埋設された「経緯度測点」があるので見に来てくださいと以前から言われていたのである。この経緯度測点は明治時代に地図測量のために設置されたものと思われるのですが、通常の三角 ... [続きを読む]
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- 2008/05/15 23:18雷鳥の雛が生まれる
- ある地権者さんと土地の境界のことで打ち合わせを続けていた。その話が終わってお茶をご馳走になりながら、その地権者さんがかつて電信電話局(現NTT)に勤めていたころの話をうかがった。八戸、青森など東北各地に転勤しながら勤められたときのおもしろいエピソードを聞いた。電報の話になり、モールス信号のことや電信を発明したイタリアの科学者のこと、あるいは日露戦争のときの電信、戦前の満州での電信のことなどおもし... [続きを読む]
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- 2008/05/09 22:18香時計
- 先日、名掛丁にある三瀧山不動尊にいってきた。こんな町の中の一角に細長く奥まっていて、その一番奥に本尊があり、さらには十二支の神々が鎮座していておもしろかった。この空間をものめづらしげに見ている間にも、大勢の方が参拝して、自分の干支のところで線香をあげ、真剣にお祈りしている姿に打たれた。この不動尊は奥行きはあるが幅が異様に狭いためか、よけいに線香の匂いが強い感じがした。この線香の匂いにつられてか、 ... [続きを読む]
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- 2008/04/24 23:02聖徳太子
- 先日、ある地権者さんのところに夕方行ったらなにかのお祝いの食事会をしていた。「斎藤さんも食べていけ。」と言われご馳走になった。お赤飯まであり、何のお祝い会なのかと聞くと、市道の拡幅工事に伴い、この家の守り神が入っている社(やしろ)を移転することになった。そこで一旦神様を数十年ぶりに出して、となりの仏間に飾ってあると言う。そしてこの神様を修復し、現在の位置よりも奥の部分に社を建て直し神様をまたお ... [続きを読む]
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- 2008/04/21 10:58無躾(むしつけ)と減反
- 先日農家の地権者さんから、無躾(むしつけ)という驚くべき言葉を聞いた。今日はこの言葉を紹介することにしよう。無躾(むしつけ)とは、しつけが無い、という意味だが、農家の間では次のような場合に良く使ったという。昔の田んぼは、今の土地改良が終わったようなまっすぐな田んぼではなかった。形が悪く不整合であった。そういう田んぼに手植で苗を植えていた。不整合な田んぼのため、端っこのほうに植えるのは面倒である。 ... [続きを読む]
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- 2008/04/11 23:27満鉄・建築課の偉人
- 先日、ある地権者さんのところでお茶をご馳走になりながらさまざまな話しをしながら、なぜか満州・大連の話になった。するとそのおばあさんは、「私のおじさんは、オカダイジという人で、有名な建築家だったそうです。あの東洋一の大連ヤマトホテルを設計した人なんです。」というのです。私は一瞬「え??」と思いながら話を聞いていた。なぜかといえば、私の浅い知識では、大連ヤマトホテルは、それこそ満鉄の総力を挙げた傑作 ... [続きを読む]
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- 2008/03/29 17:07万朶の桜と旅立ち
- 先日東北理工専門学校の卒業式に来賓として行ってきた。測量の専門学校ではあるが、今日の測量や建設不況に伴って卒業生の数も我々のときの10分の1にまで激減しているのが少しさびしかった。しかし少ない人数ではあろうが、卒業生はそれぞれの思いを秘め、旅立とうとしていることには変わりないはずだ。 この季節、卒業式や入学式、入社、転勤、退社と別れと出会いが交錯する、極めて日本的な情緒に彩られる。去るものがあれ ... [続きを読む]
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- 2008/03/24 22:52トプコンの輝き、ニコンの栄光
- キムタクが出ているニコンの最新デジタルカメラのCMがとてもかっこいい。きょうはニコンを筆頭に日本が世界に誇る光学機器メーカーの話を書くことにしよう。最近読了した本に「兵器を中心とした日本光学工業史」がある。すごく分厚い本で(約850ページ)戦後の昭和40年ごろに日本の代表的な光学の専門家が中心となって書かれた戦前の光学工業史の本である。写真から図面まであり、解説も精緻に書かれており、この世界にお ... [続きを読む]
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- 2008/03/18 22:41名古屋にて
- 先日、娘の関係で名古屋に行ってきた。久しぶりの名古屋ではあったが、非常に経済が好調のような印象を受けた。タクシーに乗ったとき運転手さんに聞いても「景気まあまあ良いね。」と即座に答えていた。熱田のほうに行くときにその広い道路の話になり、運転手さんは戦災後の区画整理でできた道路であることを説明していた。名古屋こそ、今話題の映画「明日への遺言」の舞台であり、これらの新しい町並みは名古屋空襲の後の事業で ... [続きを読む]
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- 2008/03/10 21:51出会えてよかった
- 先日、ある建築士さんのセミナーを聞く機会があった。一般のかた向けの話でありわかりやすいとても良いセミナーであった。話の要点をまとめると、住宅建築において大事な点は、とりわけ日本という特殊な気候風土での建築においては、「耐震性」と「湿気対策」この二点が特に重要であるということでした。そのためには、天然木材を使うこと、できたらヒノキ以上の良材を使うこと。なんでもヒノキ以上の木材を使っても、CMに莫大 ... [続きを読む]
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- 2008/02/29 21:46糸を紡ぐ男
- 私はいろいろな講演を聞く機会があるが、正直、心の底から感動する、すなわち魂が揺さぶられることは少ない。ひどいときは、ある建設会社のパーティでのことですが、宮城県では高名な方でしたが、建設会社を喜ばせようとのことであろうが驚くべき話を聞いたことがあった。「まもなく阪神大震災級の大地震が必ずきます。そうすれば、一気に建設ラッシュになり株価もうなぎのぼりにあがります。」 ひどい話です。会場も唖然として... [続きを読む]
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- 2008/02/24 11:57岡田監督の怒り
- 昨日のサッカー東アジア選手権は日本代表が惜しくも引き分けで優勝を逃し終わった。終わった後の岡田監督の怒りに満ちた記者会見が印象的だった。記者団から評価は?と聞かれ、「私は選手とともに戦った訳で評価する立場に無い。選手も私たちも全力で戦い、残念ながら優勝できなかっただけです。残念です。」と目は血走り体ごと怒っている感じで、早々と退散した。言葉の雰囲気からすると、決して選手を非難しているのではなくこ... [続きを読む]
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- 2008/02/13 21:57港を出でよ
- 先日サッカーの雑誌をコンビニで立ち読みしていたら面白い文章に出会った。日本代表の岡田監督が興味深いことを話していたのだ。スポーツという語源についてだ。なんと、スポーツとは、もともとdisport、から来ているのだという。disとは反意語で、port は港、あるいは港の内、したがってdisportとは、港の内から外へ出るという意味らしい。港から出るすなわち秩序のある、安寧の陸から大海へ出るという意味らしい。大海原へ出る... [続きを読む]
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- 2008/02/08 20:11三陸海岸
- ある地権者さんから、三陸海岸のある町に住んでいたときの、リアルで印象的な話を聞いた。今日はその話しを紹介することにしよう。その地権者さんは、若い時、赴任先の陸前高田市に住んでいたという。ちょうど昭和34年か35年のころだったという。そのときチリ地震津波が襲ってきたのだ。避難命令が出され、多くの町民は高台へ逃げた。昔から三陸海岸には「てんでんこににげろ」という言い伝えがある。てんでんこににげろとは ... [続きを読む]
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- 2008/02/02 15:55偽装の本質
- ラーメン店で、ラーメン+餃子のセットを食べた。運んできた人が「うちの餃子は手作りです。」とわざわざ言っていたのが笑えた。今回の中国産殺虫剤入り餃子は日本中をパニックにさせたので今日はこのことをお話しよう。ある方がインターネットで極端に安い中国産うなぎを購入したことがあるそうだ。ところがそのうなぎは、何かにおいがおかしいのだという。皮が妙に厚くて臭いのである。結局気持ち悪くなって料理もせずに捨てて ... [続きを読む]
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- 2008/01/19 17:45 語り継ぐべきもの
- 昨日の河北新報に、13年前の1月17日の阪神大震災の慰霊祭のことが写真とともに掲載されていた。タイトルは「語り継ぐべきもの」と題していたが内容を読んで若干違和感をぬぐえなかった。というのは、語り継ぐべきものの内容とは、あの悲惨な震災のことを忘れまい。というだけになっていたからだ。こんなもんだろうか。もう一度13年前の1月17日を振り返って「語り継ぐべきもの」は何かを考えてみたい。あの日神戸の大震 ... [続きを読む]
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