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- 2008/07/24 13:51阿刀田高著『ギリシア神話を知っていますか』
- 続いて阿刀田さんのギリシア神話の本を読む。読んでいてギリシア神話の奥深さをひしひしと感じた。この本によるとギリシア神話は大きく分類すると次のようになるらしい。1.オリンポスの神々の伝説2.アルゴー丸遠征隊の伝説3.英雄ヘラクレスの伝説4.テーバイの伝説5.トロイア戦争の伝説 私がある程度親しみやすかったのは、やはり「トロイア戦争の伝説」であろう。だってそれまでその関係の阿刀田さんの本を読んでき... [続きを読む]
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- 2008/07/22 17:58阿刀田高著『新トロイア物語』
- 休み前になると、この本を読もうと決めるのだが、どういう訳か、きちんと読めない。むしろ平日の時間がない方がきちんと本を読む。休みだと時間があるものだから、だらだら過ごして、気がついたら一日が終わっていたというパターンが多いのだ。結局緊張感の欠如がそうさせるのであろう。 しかし今回は違った。三連休である。しかも連日真夏日が続いている。これは家にいて本を読む方がいいに決まっている。で、手にした本がこの... [続きを読む]
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- 2008/07/22 17:58阿刀田高著『新トロイア物語』
- 休み前になると、この本を読もうと決めるのだが、どういう訳か、きちんと読めない。むしろ平日の時間がない方がきちんと本を読む。多分休みだと時間があるものだから、だらだら過ごして、気がついたら一日が終わっていたというパターン多い。結局緊張感の欠如がそうさせるのであろう。 しかし今回は違った。三連休である。しかも連日真夏日が続いている。これは家にいて本を読む方がいいに決まっている。で、手にした本がこの本... [続きを読む]
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- 2008/07/17 21:31阿刀田高著『ホメロスを楽しむために』
- ここのところ、シャンポリオンからシュリーマンと古代史に興味を持っちゃって、自分でもどうなっちゃっているんだと感じている。シュリーマンとくれば、ホメロスということになるので、ではホメロスはどんな人物で、どんな作品を残したんだと知りたくなった。かといって、『イリアス』や『オデュッセイア』はきっと読めないだろうなぁと思ったので、阿刀田さんのこの本を手にした訳だ。 とにかくやさしく解説してくれて、しかも... [続きを読む]
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- 2008/07/15 18:22阿刀田高著『陽気なイエスタデイ』
- なんだか知らないけれど、阿刀田さんのエッセイを読んでいると、気持が和らぐというか、ささくれだった気分が、おさまるような気がしてくる。でもさすがにこれだけエッセイを読み続けていると、目立って新しいことはない。以前読んだエッセイにも書かれていたことがここにも何度も登場する。そろそろ阿刀田さんのエッセイは卒業していいのかもしれないが、まだ数冊残っているので、これを読んでから、小説に入ろうかと考えている... [続きを読む]
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- 2008/07/12 08:03柳広司著『黄金の灰』
- ネットでシュリーマンやトロイなど調べていたら、こんな本があることを偶然知り、面白そうと思い、さっそく読んでみた。 読んでみて、全体で感じたことは、奇妙な推理小説だなということである。とにかく話にまとまりがなく、面白い展開になったと思ったら、明かされた推理はそのままにして、次に進んでしまい、じゃあこれはどうなるのだと思っていたら、それで話が終わってしまう。 話はシュリーマンがトロイでプリアモスの財... [続きを読む]
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- 2008/07/08 19:03阿刀田高著『殺し文句の研究』
- 例によって、書名がこの本全体を意味しない。さまざまな雑感集である。 阿刀田さんは自分の小説のアイデアや書き方を“工房”と称して、その手の内をよくエッセイで披露してくれる。今回「作家の企業秘密」で、阿刀田さんの文章作法が書かれている。 そこには阿刀田さんは子供の頃から作文は苦手であったことが書かれており、その阿刀田さんがどうやって文章能力を磨いたのか?そこにはこれといって努力をしたわけではないこと... [続きを読む]
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- 2008/07/06 07:45ハインリッヒ・シュリーマン著『古代への情熱』
- この本は高校生の時に読んだ。とにかく子供の頃思い描いたことを一生かけて成し遂げていくシュリーマンの意志の強さと、そのために努力を惜しまない姿勢に、高校生なりに、感動していた。こんな人もいたんだというところである。 あれから三十年以上の年月が経って、改めて読み返してみた。昔と同じ感想しかもてなきゃ、それだけ進歩していないことになるので、しゃくなところもあるけれど、やっぱり“すごいな”の一言に尽きる... [続きを読む]
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- 2008/07/04 12:222008年ジャケ買い
- 結局書泉さんでシュリーマンの自伝を買った。(何故かはもう一つの私のブログに書いてあります)買い換えるに当たり、思ったことは“できれば文字のサイズが大きいほうがいいな”ということであった。もし新潮文庫版がブックオフで買ったのと同じサイズの小さな文字だったら、他社の文庫で文字が大きいやつにしようとさえ思っていた。 幸い平成20年4月の三十八刷りは文字が大きくなっている。平成6年のと比べて、かなり読み... [続きを読む]
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- 2008/07/03 18:40阿刀田高著『短編小説より愛をこめて』
- また阿刀田さんのエッセイが読みたくなり、何でもよかったのだが、たまたま先月の新刊で発売されたこの文庫を手に取る。今年は阿刀田さんの本をできるだけ読んでやろうと意気込んでいるので、まずは私の読書方法であるエッセイ集をせっせと読んでいる。この文庫の最後に阿刀田さんの文庫目録が掲載されているのだが、エッセイ集も結構あるので楽しみである。ただ、例えばこの新潮文庫でも今書店で入手できるのは限られてしまって... [続きを読む]
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- 2008/07/02 05:16村井重俊著『街道をついてゆく』
- この本は司馬さんの『街道をゆく』の編集担当であった村井さんがその6年間のエピソードをつづった本である。朝日新聞土曜日の夕刊に連載されていたものに加筆されたようだ。連載時楽しみに読んでいた。この『街道をついてゆく』という題名はうまくつけたものだと感心したものだ。 だいたい有名作家が亡くなると、その作家の担当者やゆかりの人が、当時を偲んで思い出をつづった本が何冊も出版される。この本もそうした本である... [続きを読む]
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- 2008/06/30 15:22レスリー・アドキンズ/ロイ・アドキンズ著『ロゼッタストーン解読』
- 中島敦に『文字渦』という短篇小説がある。古代アッシリアのアシュル・バニ・アパル大王の頃、図書館の闇の中で、ひそひそと怪しい話し声がするという妙な噂がニネヴェの宮廷で飛び交う。大王はナブ・アヘ・エリバ老博士に調査をさせる。彼は図書館にある書物から文字の霊について説を見いだそうとするが、文字を見つめているうちに、妙なことが起こり始める。「一つの文字を長く見詰めている中で、何時しか其の文字が解体して、... [続きを読む]
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- 2008/06/24 19:08北尾トロ著『男の隠れ家を持ってみた』
- 正直あまり期待はしていなかったのだけれど、読んでみてちょっと考えさせられるところがあった。 今回も「裏モノJapan」の企画もので、「どこかで、アパートを借りて、しばらく通ってみる」というテーマ。最初は企画に行き詰まって、こんな企画しか出てこないから、仕方がないかという感じでいたのが、いつの間にか知らない町で部屋を借りてみるというアイデアが頭から離れなくなる。 トロさんは家庭もあり、西荻に仕事場... [続きを読む]
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- 2008/06/23 18:53角田光代・岡崎武志著『古本道場』
- この本単行本の時も気になっていた本であった。それが今回ポプラ社が文庫本を創刊することになり、第二弾としてこの本がラインアップされた。早速購入する。ポプラ社が文庫を創刊することに関しては、少々期待している。ポプラ社はいい本を資産としてもっているのだから、今風のネットで話題になっているものなど文庫化するより、もっているいい本をどどんどん文庫化して欲しいなと思う。 さて、この本は師匠役の岡崎武志さんが... [続きを読む]
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- 2008/06/20 18:51フレデリク・フォ−サイス著『神の拳』下
- どうも感激がわかない。出版された当時はきっとワクワク、ハラハラしながら読んだに違いなのに、今回読み直してみると、それほどでもない。 1990年8月にイラクがクエートに武力侵攻し、国連の度重なる撤退勧告を無視したため、翌1月17日にアメリカを中心とする多国籍軍によるイラクへの爆撃(「砂漠の嵐」作戦 operation desert storm )が始まった。この本はいわゆる“湾岸戦争”を舞台にした話である。 もともとイス... [続きを読む]
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- 2008/06/16 18:58フレデリク・フォ−サイス著『神の拳』上
- 急遽忘れてしまったフォーサイスのこの本を読むことにした。まぁ、14年前に読んだ本を、主人公を忘れたということで、慌てて読む必要もないとは思うのだけれど、気になるので読むことにしたわけだ。 今回も詳しいことは下巻を読んでから書きたいと思うのだけれど、一つだけ書きたい。 主人公のマイク・マーティンには学者である弟がいる。名前はテリー・マーティンという。テリーは中東の学者で、アメリカやイギリスの情報機... [続きを読む]
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- 2008/06/10 18:07フレデリク・フォ−サイス著『アフガンの男』下
- おいおい、これでおしまいかよ。ここまで盛り上げておきながら、この結末はないんじゃないの?しかし何となくこうなるんじゃないのかなあと感じていた。アルカイダが9.11以降大規模なテロを計画し、実行する。そしてそれがどんなテロなのか、アメリカやイギリスの情報局が探りを入れ、阻止しようとするのがこの本の話なのだが、そのテロに使われたのが船であるところに、話の面白みに限界があるように思える。 だって、テロ... [続きを読む]
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- 2008/06/07 06:59フレデリク・フォ−サイス著『アフガンの男』上
- 久しぶりのフォーサイスの新刊、やっぱり面白いな。ぞくぞくしながら読み進む。あっという間に上巻を読み終える。詳しいことは下巻を読んでから・・・。書誌書名:アフガンの男 上著者:フレデリク・フォ−サイス・篠原慎訳ISBN:9784047915589 (4047915580)出版社:角川書店 (角川グル−プパブリッ) 2008/05出版 版型:255p 20cm(B6)販売価:1,785円(税込) (本体価:1,700円)... [続きを読む]
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- 2008/06/05 10:06開高健著『一言半句の戦場』
- 本当に久しぶりに開高健さんの文章にふれる。開高さんの死後、追悼の意味も込めて、さまざまな本が出版され、どこから探してきたにかと思えるくらい、開高さんが書かれた文章を引っ張り出し、あるいは以前書かれたものを再度収録し直して、本が出版された。だからもう未収録の開高さんの文章などないだろうと思っていたら、まだこんだけあったのかと驚いた次第だ。そしてこの未収録の文章を集めたNPO法人の開高健「単行本未収... [続きを読む]
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- 2008/05/31 05:43ベルンハルト・シュリンク著『朗読者』
- やっと自分らしい本を読む。 ミヒャエル・ベルクは15歳の時、学校の帰りに気分が悪くなり吐いてしまう。その時介抱してくれたのがハンナ・シュミッツという38歳のミヒャエルの母親といってもいいくらいの女性であった。ミヒャエルは黄疸であった。 病状も何とか回復して、その時のお礼にハンナのアパートに向かう。彼女と話し、帰ろうとすると、彼女も出かけるから、一緒に出ようという。その時ミヒャエルは彼女の着替える... [続きを読む]
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- 2008/05/28 05:32泉嗣彦著『医師がすすめるウオーキング』
- 五街道という万歩計を買ってもう11日たった。今東海道をバーチャルで歩いているのだが、11日でやっと保土ヶ谷までたどり着いた。距離にして約35キロ歩いたことになり、歩数を累計すると110、000歩弱となる。目標数字、一日平均一万歩は何とかクリアーしている。私は早朝ウオーキングをしている。つまり朝、いつも使う駅より一つ先に駅まで歩いている。そのお陰で一日一万歩歩けることになるのだ。たとえば天気は悪く... [続きを読む]
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- 2008/05/26 09:57メンタルケア協会編『人の話を「聴く」技術』
- 今度は精神対話士の話である。もちろん精神対話士という職業名を聞いたのは今回初めてである。「精神対話士という資格制度は、1993年慶應義塾大学医学部出身の医師たちが中心になって立ち上げられました。医療行為、精神療法を用いることなく、あくまでも対等な立場で、会話(対話)を通して人の心のケアを行うメンタルケアのスペシャリストです」とこの本のはじめに書かれている。まぁ、いろいろな職業があるもんである。 ... [続きを読む]
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- 2008/05/25 08:17信田さよ子著『カウンセリングで何ができるか』
- 今度はカウンセラーの話である。今回の場合、臨床心理士がどういう仕事はどういう仕事なのかを知った。私は元々この世界には幸か不幸かうといので、精神科医、臨床心理士、そして今読んでいる、精神対話士がどう違うのか詳しいことを知らない。 この本を読んでいて、「おや?」と思ったことがある。それはカウンセラーを受けに来る人をクライアントと呼んでいることである。患者さんではないのである。これは私のとって驚きであ... [続きを読む]
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- 2008/05/23 05:21林直樹著『リストカット』
- どうも釈然としない。人間のこころという不定形で確かめようのないものを論理であるいは図形で示そうとすると、多分こういうことになるのだろうと感じた。 たとえば、病気の根源がガンのようにはっきりしたものであれば、それを取り除けばいい。だけど、じゃあそのガンは何でできたのと質問すれば、遺伝的要素、外的要因、生活環境などさまざまなものが、それこそからみ合って、ガン細胞が生まれたと説明を受けるに違いない。よ... [続きを読む]
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- 2008/05/17 07:18藤原正彦著『決定版 この国のけじめ』
- 歳をとってくると、世の中のことに何かと文句をつけたくなるのか知らないが、“何かおかしい”あるいは“それは違うんじゃないか”と感じることが多くなってきている。おそらくそうした感情が生まれる背景には、私自身がこれまで生きてきた年月やその中で経験したことが今の世の中の出来事とずれてきているからそう感じるのだろう。いいとか悪いとかそういう問題ではなく、価値観に違和感を覚えるのが今日この頃なのだ。 しかし... [続きを読む]
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