- 2008/05/14 19:44十六羅漢へ旅 みみ回想15
- この広々とした、道路を我が物のように、貸し切りのように、走り抜けている。僕の車の前後には、車はいない。市街地などを、気を始終使い運転しているのとは、大違いある。ハンドルが、何とはなしに軽く感じられる。車が、水得た魚のように、出来て間もな... [続きを読む]
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- 2008/05/13 19:20十六羅漢へ旅 みみ回想14
- 車は、左へと曲がった。この道は、以前にはなかった道である。山間を削り、作られた事は僕でも解る。いくら機械で工事をしようとも難儀した事に他ならないはずである。しかし、人の力は凄いと思う。左右の方面(のりめん)は、切り立ち奥には杉林が点... [続きを読む]
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- 2008/05/12 20:19十六羅漢へ旅 みみ回想13
- 車は、右へと何の支障もなく回った。何の支障などあるはずもないが、それ程にスムーズにと言う心持ちである。実に良く、小気味よく曲がった。隣の父も、何の動きもなかった。右へ回ると、左手には工場らしき佇まいの生け垣が見えてくる。小綺麗に、手... [続きを読む]
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- 2008/05/11 19:56十六羅漢へ旅 みみ回想12
- 車は、大きく弧を描きながら回った。タイヤは、どんな具合に回りながら路面に食いついているのだろうかと、頭の中に絵を描いてみた。案外、自分の乗って走っている車の絵は、知らぬ物だと思うこの道沿いは、昔からことあるに付け結構来ている。雄和(ゆう... [続きを読む]
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- 2008/05/10 19:57十六羅漢へ旅 みみ回想11
- 流れゆく、川面に思いを込めながら見ているとさして大きくもない橋は、対岸に至る。大きくカーブして、この道は続く。たいていの樹木は、杉と思われるがそれにしても新緑の道沿いを走るだけでも嬉しく楽しい。空気が、何か違う物に思えてくる。それは、何... [続きを読む]
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- 2008/05/09 21:12十六羅漢へ旅 みみ回想10
- 悠々と流れゆく、雄物川の流れが、そこにある。はるか、県南の院内(けんなんのいんない)に源流を発し幾多の町村を流れ来て、秋田市経て日本海に、注ぐ。院内という所は、院内銀山跡がある。在りしには、何千人という人々が、この院内銀山で働いていた事だろ... [続きを読む]
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- 2008/05/07 20:08十六羅漢へ旅 みみ回想9
- 川面の反対側には、緑成す所がある。一口に緑色と言っても、色々な色がある物だと思う。新緑の緑、若葉の淡い緑、杉の木のような緑 それらが交互に折り重なって僕の眼へと入っていく。ことのほか、今の季節は背中に背負った荷物が軽くなったように思える季節... [続きを読む]
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- 2008/05/06 19:32十六羅漢へ旅 みみ回想8
- 雄物川(おものがわ)は、悠々と時など全然関係なしに流れている。余り大きいとは言えないが、私には母なる川、と思っている。最上川のように、渓谷美など余りないが自分なりに心の中をこの川は何時も流れている。そして、ことあるに付け、この川を良く見る。... [続きを読む]
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- 2008/03/24 19:59十六羅漢へ旅 みみ回想7
- 。雪は、天よりの授かり物なのだろう。冷たい雪も、頬を刺す北風も、実は無くてはならない物なのだ。山に降り積もった雪が溶け、田畑に水をもたらす。それが、至極、当たり前の事なのだ。それが今は、地球温暖化なっているという。隣の父に目をやると... [続きを読む]
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- 2008/03/09 17:46十六羅漢へ旅 みみ回想6
- 秋田県といえども、私の住んでいる秋田市は、沿岸部と言う事もあり、比較的積雪量は少ない方である。とは言え、雪が降る事に間違いは無いのである。日本海からの吹き付ける西風が、強く私の住んでいる所など、まともに風が吹き付けるのである。雪に馴れている... [続きを読む]
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- 2008/02/22 18:47十六羅漢へ旅 みみ回想5
- 秋田市内の人の言う「空港道路」である。ネーミングは、当たり前と言えば当たり前すぎる名前である。。田園が、両側に見えてなんとものどかで良いところを走る。この空港が、完成してから何年経つのだろうか。?秋田県に、ジェット機が就航すると小躍りし... [続きを読む]
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- 2008/02/20 14:14十六羅漢へ旅 みみ回想4
- 秋田市内には、雄物川(おものがわ)という川が悠々流れ下って日本海へと注ぐ。この雄物川の源流は、県下の南に位置している湯沢市院内に源流を発している。雄物川(おものがわ)という名前は、秋田市内の人では心の川のように、深く浸透しているに違いない。... [続きを読む]
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- 2008/02/18 13:44十六羅漢へ旅 みみ回想3
- このワラビ採りの場所は何年も前から、この地へワラビ採りに来ているのでもう、ワラビ採りは、この場所と決めていたからだ。と言っても、ワラビ採りを専業の仕事としているわけではない。ワラビ採りで金銭を得るためには、良いワラビではならない。それは、当... [続きを読む]
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- 2008/02/17 09:19十六羅漢へ旅 みみ回想2
- みみとの出会いは、もう何年前だろうか。?たしか、春の 早春の頃合いだったと記憶している。それが、春という事はこのことから間違いのない事実と察する。確か日曜日だったと記憶している。もっとも、日曜日じゃないと、遠くにも行けない。どう... [続きを読む]
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- 2008/02/15 09:29十六羅漢へ旅 みみ回想1
- ババヘラ談議も、程なく終わった。後ろで、気持ちよさそうに鼻息が聞こえてくる。みみである。「ああ、そうだね、みみと出会ってからもう何年もなるね。」母が、おもむろにい言い出した。「ああ、そうだな。」隣に座っている父も、相づちのように... [続きを読む]
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- 2007/09/25 21:23十六羅漢への旅 16
- 「今日は、出ていなかったね。」後ろの母が、おもむろに言ったあっけにとられた私が、答えた。「ええ。何。」「あれ、ババヘラ。」「ああー出ていないね。」「ババヘラも結構高いんだよ。」「ふーん。」「だろうね、時節だから。」... [続きを読む]
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- 2007/05/23 22:19十六羅漢への旅 15
- 障害物がなく、先の方まで見渡せる。まっすぐな、快適な道である。右手を見ると、コンビニがあって、その先は海である。その向かいには、料理店がある。そんなにも車は、込んでいなく流れは、良い感じある。鼻歌でも、出てきそうな心持ちで... [続きを読む]
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- 2007/05/22 08:08十六羅漢への旅 14
- このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。こちらは、旅用ランキングです。人気blogランキングへ普通のトタン屋根だと、すぐに腐食してしまうのだろう。それにしても、瓦屋根を葺いたとなると... [続きを読む]
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- 2007/05/20 22:35十六羅漢への旅 13
- もうじき、松ヶ崎(まつがさき)と言う所である。タイヤの鼓動とエンジンの音が、いい音を奏でている。人の心臓の鼓動のように、周期的に波を打つかの如く、動いている。それが、私には、伝わってくるようだ。私には車は無機質な、ただの金... [続きを読む]
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- 2007/05/18 19:01十六羅漢への旅 12
- 行く手には、信号機がある。左手には、天鷺城(あまさぎじょう)へ行く看板板が、見えてきた。この道なりに行くと、亀田(かめだ)の町へ行き、そこに天鷺城(あまさぎじょう)がある。隣接して、様々な建物がある。私達も、結構物見遊山で... [続きを読む]
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- 2007/05/18 09:15十六羅漢への旅 11
- こちらは、小説用ランキングです。。「道の駅 岩城」を過ぎると右手には、コンビニがあり左手には銀行が見えその奥には、民家がある。行く手は、曲がって下りとなっている。後ろのお嬢さんは、先程騒いでから音無の状態が、しばし続いている... [続きを読む]
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- 2007/05/17 23:06十六羅漢への旅 10
- こちらは、小説用ランキングです。。「凄いねぇー、ここは。」「ここは、いつも混んでいるよねぇー。」後ろの母が、言った。「ああ、そうだね。」「多分、秋田市内も近いし風呂もあることだから、来ているんだろう。」「商売してい... [続きを読む]
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- 2007/05/17 09:19十六羅漢への旅 9
- こちらは、小説用ランキングです。。赤信号で、止まった。「うわー。」「赤信号だよ。」「だけど、一回赤で止まると、続くからね。」今まで、調子良く走ってきたから何も止まりたくはないけど、規則は、規則なのだから止まらざるを得まい。... [続きを読む]
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- 2007/05/17 07:26十六羅漢への旅 8
- こちらは、小説用ランキングです。。あの海原を行く白い船の行き先は、新潟港である。海原は、いたって穏やかである。波頭は、殆どたっていない。時折、日の光が羅めいて、宝石玉のような輝きを見せつけるのである。きらきらと、輝いて屈折... [続きを読む]
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- 2007/05/16 07:37十六羅漢への旅 7
- こちらは、小説用ランキングです。。後ろの席からは、物音が、しなくなり静かになった状態が、続いている。物音を立てるのは、体外みみの仕事である。母で、あろうはずも無い。「みみ、どうしてる。」おとなしくなったみみが、少々... [続きを読む]
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