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たまさん: ぺんぎん堂 〜乱文濫読〜
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大人が読む絵本読書感想文
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プロフィール

ハンドル名たま さん
ブログタイトルぺんぎん堂 〜乱文濫読〜
サイト紹介文一生のうちにどれくらいの本を読むことが出来るのだろうと思いつつ、日々本が積み重なってゆく日々です。
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更新頻度情報提供37回 / 450日(平均0.6回/週) - 参加 2007/02/14 13:31

たま さんのブログ記事

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  • 2008/04/29 00:49■パンの耳の丸かじり/東海林 さだお
  • パンの耳の丸かじり●東海林 さだお/文春文庫●2008年2月発行彼は、なぜにこんなに食べ物について書くことができるのだろう。パンの耳をどうするか、とかいちご大福がどうだ、とかかけそばとうどんがどうだ、とか。なぜそんなに食べるということを書き続けられるのだろう。いつもそう思いながらついついまた手にとって読んでしまうのでした。読んでみれば、またまた食べ物についての考察が目白押しで今回もついつい夢中になって... [続きを読む]
  • 2008/02/20 23:42■BRUTUS/マガジンハウス
  • BRUTUS 2008 3/1●マガジンハウス●2008年3月1日発行BRUTUSで犬の特集、である。で、とくに日本犬にスポットが当てられており、付録に「日本犬シール」なるものまで付いている。その「日本犬シール」がほしいかどうかは別にしてもBRUTUSにニッポンの犬たちが勢ぞろいしているのは日本犬を飼うものとしてはなんだかうれしいのである。まあ、日本犬だけでなく洋犬も含めて犬がいっぱいのBRUTUSです。ちなみにソフトバンクの「おとう... [続きを読む]
  • 2008/02/15 22:29■スヌーピーたちの人生案内/チャールズ・M・シュルツ 谷川俊太郎(訳)
  • スヌーピーたちの人生案内●チャールズ・M・シュルツ 谷川俊太郎(訳)/主婦の友社●2007年12月発行 谷川俊太郎氏の訳の『ピーナッツ』が好きで、時折ぱらぱらと眺めています。ココに登場するこどもたち、または動物たちは、なかなか鋭いことを言っていたりします。この本には、そんなエキスがたっぷりです。「生きること」の案内をしてくれます。「こうしなさい」なんていう導きというよりは「そんなこともあるけどまあ大丈夫... [続きを読む]
  • 2008/02/12 23:54■思考の整理学/外山滋比古
  • 思考の整理学●外山滋比古/ちくま文庫●1986年4月発行 ひとつのことを考えていると、それに関わる情報がなぜか集まってくるものである。なかなか前へ進めずに行き詰った感の私が、「整理すること」を考えていたら、本屋にこの本が平積みになっていた。まさに飛びつきたくなるようなタイトル。『思考の整理学』きっとなにか大きなヒントがここにあるような気がして、レジに走る。「頭は忙しくしてはいけない」アタマの中に色々な... [続きを読む]
  • 2008/02/03 23:38■ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
  • ゴールデンスランバー●伊坂幸太郎/新潮社●2007年11月発行 世の中には理不尽なことが多い。理不尽な事だらけだといってもいい。この小説は、理不尽ななかでもこれ以上の理不尽なことはないという最高級な理不尽に見舞われた男の話である。男の置かれた状況は、救いようのない絶望的な状況で、どこにも救われる道はないという状況。もう後も先もないどん詰まりである。彼はなにも悪くない、ただの濡れ衣なのに、である。これ以上... [続きを読む]
  • 2008/01/28 23:59■いまどきのなべ/松田美智子
  • いまどきのなべ●松田美智子/文化出版局●2004年11月発行 わが家は鍋料理が多い。鴨鍋、豆乳鍋、ピエンロー、ジンギスカン、パエリア、真っ赤な地獄鍋等々。とにかく鍋率が高いのである。そんなわけで、鍋道具も多い、と思う。鍋は、土鍋、鉄鍋、ジンギスカン鍋、パエリヤ鍋、すきやき鍋など色々。熱源もカセットコンロと卓上IHを使い分けている。鍋なくして、わが家の食卓は語れない、というほどである・・・たぶん。そんなわが... [続きを読む]
  • 2008/01/24 23:51■佐藤可士和の超整理術/佐藤可士和
  • 佐藤可士和の超整理術●佐藤可士和/日本経済新聞出版社●2007年9月発行行き詰っていた。色々なことに行き詰まった感があり、途方にくれていた。なにがいけないのか、なにからはじめればいいのか、なにをすればいいのか、なにも進まず、なにを進めればいいのかもわからなくなった。そんなときこの本に出逢った。出逢った途端、閃いた。まだ読んでもいないのに、その白い表紙を見て思った。わかった!と思った。私には「整理するこ... [続きを読む]
  • 2007/04/10 23:29■a piece of cake/吉田浩美
  • a piece of cake●吉田浩美/筑摩書房●2002年12月発行?? この本は、とても楽しい!幸せな気分になります。『ささやかな日常のなかにこそ、大切な何かがあるような気がする。』まさに、そのとおりです。生きていくということそのものが、ささやかなことなんです。だから、ささやかなものを軽んじるわけにはいかない。この本のなかの12冊の本はささやかだけれど、なかなかすごいものなのです。読んでみればわかります。なかで... [続きを読む]
  • 2007/04/03 17:56■宮脇檀の住宅設計テキスト/宮脇檀建築研究室
  • 宮脇檀の住宅設計テキスト●宮脇檀建築研究室/丸善●1993年9月発行 題名のとおり、この本は、住宅設計のノウハウを詰め込んだ「テキスト」である。当然、実例の写真や図面がたくさん入っている。建築なんて全くの無知の私である。図面なんてなにがなんだかわからんし、専門的なはなしになると想像が及ばない。それなのに、わたしはこの本に感動してしまった。実用書のたぐいで感動して胸が熱くなるなんて、はじめてである。ちょ... [続きを読む]
  • 2007/03/14 17:23■チルドレン/伊坂幸太郎
  • チルドレン●伊坂幸太郎/講談社●2004年5月21日発行 心地良い。「真っ当」なことを探すのに一苦労するこの世の中で、伊坂さんの描く登場人物たちは、「真っ当」であり続ける。それが爽やかで心地よい。作品の中の善悪の微妙さが良い。俗に言う「悪いこと」のなかにも葛藤や迷いが見えたりするから。いろんな人がいて、いろんなことが起きて、そうやって、生きていく。失敗もするけど、やり直しもきくんだ、って。だれにでも希望... [続きを読む]
  • 2007/02/27 23:30■海の仙人/絲山秋子
  • 海の仙人●絲山秋子/新潮文庫●2007年1月1日発行 神様とはどういう人なのだろう。神様は、人ではないから、どういう人ということはないか・・・。では、神様は、どんな姿であらわれるのだろう。神様は、人に何かをしてくれるのだろうか。このなかには、神様があらわれる。それも名前が、ファンタジー。ファンタジーは人に何もしない。ただそばに居る。それだけといえばそれだけ。登場してくる人々は、自分の中の孤独を抱えながら、... [続きを読む]
  • 2007/02/26 17:16■センセイの鞄/川上弘美
  • センセイの鞄●川上弘美/平凡社●2001年6月25日発行 よいではないか。このやさしい空気。淡々としているなかに大事なものが光っている。その大事なものへ対する想いも、淡々とした時間の流れの中で心の中に積もってゆく。ドラマティックな出来事はない。でも、他の人から見たら、なんのへんてつもない、通り過ぎてしまうようなことにさえ、心はさざめくのだ。喜び、浮き立ち、動揺し、不安になり、悲しみ、混乱する。日常の多く... [続きを読む]
  • 2007/02/26 17:05■古道具 中野商店/川上弘美
  • 古道具 中野商店●川上弘美/新潮社●2005年4月1日発行?日常、普通の恋なんて、実は、ドラマティックにぐんぐん進んでいくものじゃなくて、のらりくらりとしているものだよなぁ、と思う。だけれども、当の本人の中では、大事件だったり、この世の終わりだったり、夢にものぼる心地だったりドラマティックな毎日だったりするわけだ。傍から見るとよくわからないくらいの微妙な変化や小さな出来事。それすら、当人のなかでは、大... [続きを読む]
  • 2007/02/25 16:58■我われは犬である/エリオット・アーウィット
  • 我われは犬である●エリオット・アーウィット/宝島社文庫●2002年1月4日発行 これは、犬の写真集である。けれども,そうひとことで言い切ることができないほど、写真のなかの犬たちは、雄弁だ。いや、犬たちが雄弁なのではなく、犬の写った写真が雄弁なのだ。一枚一枚が、力強く、印象深い。何かを語ろうとしているように思える。いやはっきりと何かを語っている!とても面白い写真集に出会った。エリオット・アーウィットも云う... [続きを読む]
  • 2007/02/24 16:38■世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい/森達也
  • 世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい●森達也/晶文社●2003年4月20日発行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今よりほんの少しだけ、ひとりでうじうじと悩んだり溜息をついたり首を傾げたり煩悶したりする時間を、もっと皆が意識的に作ったら、今のこのなし崩し的な世相や、それによって形成される社会も、ほんの少しだけ変わるのではと思っている。「これ... [続きを読む]
  • 2007/02/23 14:42■長めのいい部屋/フジモトマサル
  • 長めのいい部屋●フジモトマサル/主婦の友社●1999年1月1日発行 フジモトマサルの絵本、といっても、漫画といったらいいのか、いやいや、漫画ともちょっと違う、帯には「おとなの絵本」となっていましたが、新しいジャンルと云っていいかもしれません。いままでの概念から云えば、やっぱり漫画ということになるのでしょうか。漫画っていうのが、カタチとしては一番近い、か。まずは、この題名、「眺め」のいい部屋ではなくて、「... [続きを読む]
  • 2007/02/23 14:31■スコットくん/フジモトマサル
  • スコットくん●フジモトマサル/角川書店●2001年12月5日 フジモトマサルの「おとなの絵本」。絵本っていうか、マンガというか。ま、コマ割りしてあるので、マンガともいえますが。ペンギン好きのワタシとしては、はずせない本です。南極で暮らすペンギンのスコットくん。群れるのが好きな噂好きなペンギンたちを軽蔑のまなざしで(若干の羨ましさは隠しつつ)眺める、群れないぺんぎんスコットくん。シュールな感じを漂わせなが... [続きを読む]
  • 2007/02/22 21:02■その日を前に/重松清
  • その日を前に●重松清/文藝春秋●2005年8月10日発行大切な人を失うということ。失って尚、生きていかなければならないということ。悲しくて悲しくてどうしようもないのだけれども、それでも、自分が生き続けることができてしまうという事実。その事実が悲しい。愛する人が、ここにいるということは幸せなことだ。そして、その人を失ってしまうというのは、辛く哀しいことだ。でも、愛する人を失ってしまっても、愛する人がここに... [続きを読む]
  • 2007/02/22 20:17■卒業/重松清
  • 卒業●重松清/新潮文庫●2006/12/1発行 最愛の人を失っても、残されたものは生きなければならない。新しい時間を新しい人との関係を死んだ人たちには訪れなかった新たな時間を生きていかなければならない。家族の死を卒業するというのは、死んでいった人たちを忘れることではない。消化する、という感じに近い。日々の生活では、だんだんにその寂しさや辛さを忘れていくだろう。忘れるというのともちょっと違うのだけれども意識... [続きを読む]
  • 2007/02/21 16:21■犠牲(サクリファイス)/柳田邦男
  • 犠牲(サクリファイス)●柳田邦男/文春文庫●1999年6月10日発行 これは、脳死の状態になった息子との11日間の記録であるが、肉親の死への記録というのに留まらず、死に対してどう向き合うかということや、または、脳死や脳死移植といところから命というものを見つめるというような大きな視点へと広がっていく。そのなかでも印象に深かったのは、死を「人称」に分けて考える、ということであった。死には三種類あるという。ひと... [続きを読む]
  • 2007/02/20 14:48■東京夜話/いしいしんじ
  • 東京夜話●いしいしんじ/新潮文庫●2007年12月1日発刊 この世界に入り込むととても不思議な気分になる。人も動物も物も街もこの世の人ではない人たちみたいなものまでみんな同じレベルで命があり、心があり、話をする。そういうなかに入ると、人間がとても無力であると、つくづく感じる。人間だけが特別強いわけでも、偉いわけでもないと思う。マグロやサケもダッチワイフも犬も池袋も人間も動物も物も場所もみんな対等に描かれ... [続きを読む]
  • 2007/02/19 14:36■蟹工船・党生活者/小林多喜二
  • 蟹工船・党生活者●小林多喜二●1954年6月28日発行 ひとつの時代の区切りとも云うべき新しい時代の流れのなかで、その境目のところには、混沌とした大きなうねりがあるものだと感じる。大きな時代の流れの中では、振り返ってみれば、そこがちょうど変わり目だとか、区切りだとか、一言で片付けられてしまうような時であったとしても、その時の当の当事者にしてみれば、この先どうなるかわからない混沌とした淀みの中で、もがき苦し [続きを読む]
  • 2007/02/18 23:39■一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内/沼田元気
  • 一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内●沼田元気●2002年7月1日発行 喫茶店、という響きは、ワタシにとってとてつもなく魅力的な響き。近頃、街の中には、ゼンコクチェーンのいわゆる、ドトール、スタバ、タリーズ…の類が濫立している。ワタシの住む地方都市にも、続々と誕生し、コンビニよろしく、街の中を侵食する。手軽さ、という点で、ワタシも利用しないわけではない。だから、それはそれでい [続きを読む]
  • 2007/02/17 21:27■なにも願わない手を合わせる/藤原新也
  • なにも願わない手を合わせる●藤原新也●2003年8月13日発行 人の死。藤原新也氏は、『メメント・モリ』のなかで、「本当の死が見えないと、本当の生も生きれない」と書いていた。たしかに、最近のわたしたちの生きる世の中は、「死」についての実感がどんどん希薄になっているように思える。それは、同時に「生きること」の実感も希薄だということにつながりはしないか。人の死を弔うということは、生きている者が、「死」というも [続きを読む]
  • 2007/02/16 21:23■自分の中に毒を持て/岡本太郎
  • 自分の中に毒を持て●岡本太郎●1993年8月15日発行 おまえは、本当に生きているか。自分自身を生きているのか。そう問われている。なんと力のある文章なのだろう。簡潔な文章に緊張感がある。自分自身と本気で闘え。そうでなければ、生きている意味がない。そういわれて、ハッとする。私はごまかしてはいないか。甘えてはいないか。逃げてはいないか。自分が幸福でも、世の中には不幸がいっぱいだ。それを感じる想像力があったら... [続きを読む]
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