瞑想解ニ非ズ 之段

あれから半月も経たぬのに 越前が恋しゅうて 昼間はお市と茶菓子食らひ 日暮れ刻には酒を煽り...

瞑想 謀反 失策の段

時は元禄壱拾四年 あいや 確か平成弐拾九年 暦は既に立夏を過ぎ 御同士殿お手柄や如何に 今月い...

初の試み 之段

御同士の方々 お手柄数々と慶祝に存じ上げ候 年改まり早や弥生 この戯言をご覧頂く故は 世に名高き...

迎春 之段

御同士皆々様之御武運祈念奉候

身の程を知るの段

御同士殿 今年も残すところ一月余と申すは いささか気が急いておるやも知れませぬなぁ 然るに御同...

七転八倒 の段

昨日は祖母の17回忌 門主殿には念ごろに経をあげてくださり感謝 お斎済ま...

暁を待つ

新月大潮 越前 朝を待つべし

時は平成 平政に非ず の段

お察しのとおりに御座ります 此の後及びては また長らく暇を頂戴しとう御座ります 御免！！ かよ...

手柄祈願

一風呂浴びて孤独に明日に乾杯 待っておれ 平政 あっ 大殿 爺を御赦し下されー

永代経の段

永代経終了ー 風よ止め 空よ晴れよ 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 御同士殿に御利益ありますように

恐縮至極の段

月日は百代の過客にして何とやら かような趣 微塵も無く 生きながらえる此頃 そろりそろり徒然に記...

行く年来る年 の段

手柄手柄と煩悩未だ消えぬものなぁり 弐五日より時化続き 大晦日往生際悪く敦賀詣 鰤に真鯛、...

このままでは歳が越せぬ の段

歳の暮れ丹後詣叶わず 天を憂うばかり 夕べは陸前からの純米酒にて一献 今朝東の空は暁の如し ...

寒鰤恋し の段

今年も残すところ数日 想ひ起こせば特段手柄上がらず さりとて新しき御同志との出会ひ 増して相変わ...

やはり徒然に

急激に冷え込み始め日中もさほど緩まぬこの頃 御同志には息災にお暮らしかのう この爺は骨身に凍み入...

厳しき越前 何とする の段

中秋の候 御同士の方々 お健やかにお暮らしのことと執着至極に存知候 さても良き季節に相なれども ...

おごれるものは久しからずや の段

秋に御座りまするのぅ 栗など拾ろうてみまする 此度は長旅からご帰還なさる大殿と 越前にお...

罰当たり者 の段

長き休みも残り弐日 今日と明日は御仏に仕える身と悟り 己に言い聞かせるやうに 夕べ床に入る 暁...

丹後へゆるりゆるり の段

長月の候 新子も幾分かは大きゅうなりおったかのう 某の役目処も長き休み 此の機をおいて向かわいで...

漁火に誘われし何年ぶりかの復活 の段

御同志の方々 残暑御見舞申上候 ふりかえ見れば一月余も手記を残せず 老兵も今年の夏は越せぬかと...