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- 2008/02/12 15:50第三十三話
- 前話 第三十二話 「なんとか上手く行ったな・・・」彰は玄関の鍵を開けながら呟いた。「後は何を言うかまとめるだけ・・・だ」彰はブツブツ呟きながらリビングのソファーに寝転がった。 Photo by chroma それからは大変だった。土曜日、彰の家でなんと言うか話し合った。揉めに揉めた末、「しつこい」という事を言う事となった。日曜日、事の舞台である竹野の家を下見に行った。初めて来た優は何故かはしゃいでいた。月曜日、普... [続きを読む]
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- 2008/01/13 06:45第三十二話
- 前話 第三十一話 鞄をガタガタいわせながら走る。幸い、あまり信号に引っかかる事は無かった。途中で疎ましく思っている同級生に声をかけられたが無視した。走って、走って家に着く。ガチャガチャと乱暴に鍵を開けると、またダッシュで目の前にある階段を上り、部屋に入る。部屋に入ると、大急ぎで箪笥から服を出し、学ランをその辺に放りながら着替えた。「どう話すかは考えてある。後はうまくあいつを・・・」そう言うと、彰は... [続きを読む]
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- 2007/11/18 06:10第三十一話
- 前話 第三十話 『嫌な予感がする・・・』教室にある時計の秒が8時15分を指そうとしているのを眺めながら優は思った。『なんなんだ・・・竹野のあの笑みは・・・』ふと、優は前の方の席に座っている彰を見た。すると視線に気づいたのか、不安そうな顔で、優の方を見た。二人の予感は的中した。久々の部活も終わり、さっさと帰ろうとした時、担任が走りながら部室まで来た。「どうしたんですか?」優が鞄のチャックを閉めながら呑... [続きを読む]
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- 2007/11/11 19:35第三十話
- 前話 第二十九話 二人は登校してきた生徒達を避ける様に職員室へと向かった。軽くノックして中に入り、担任を探す。「・・・いない・・・?」優は無駄に広い職員室をもう一度見回した。「あの人、手芸部の筈だから朝練ないよね・・・。どこ?」二人がもう一度職員室を見回すと廊下からヒステリックに誰かを叱り付けている声が聞こえてきた。「あぁ・・・来た来たー!」優は小声でそう言うと、廊下を覘いた。「ん?あれは・・・う... [続きを読む]
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- 2007/11/01 05:06第二十九話
- 前話 第二十八話 次の日も彰は朝も早くから学校へ向かった。準備室へ入ると、昨日の出来事を思い出した。『あいつ・・・・今日は来ないだろうな・・・』彰は用具を出しながら扉の方を睨む。肩が痛み、重い物が運べない。しかし、早くセットを直したいのでゆっくり、ゆっくりと運んだ。やっとの事で運び終え、椅子に座ると、廊下からドタドタと誰かが走ってくる音が聞こえた。『・・・まさか・・・・」そう思い、彰は立ち上がろう... [続きを読む]
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- 2007/10/26 18:353
- Photo by chroma テーブルの上には紅茶の入ったカップが二つ誰にも気づかれず 冷めてゆくの冷めた後は 誰も知らない-----------------------------------------------------今回はchromaというサイト様より素材をお借りしました。ありがとうございました。 ... [続きを読む]
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- 2007/10/18 17:35アンケート結果発表
- 八月の末から行っていた「このブログを見ている方の年代・性別」アンケート」(詳しくはコチラ )。締め切らせて頂きました。結果の方は計十九票で以下の通りです。1位 十代女性 ・・・6票2位 三十代男性 ・・・5票3位 四十代女性 ・・・3票4位 三十代女性 ・・・2票5位 十代男性 ・・・1票6位 四十代男性 ・・・1票7位 五十代男性 ・・・1票でした。意外と男性が多くてビックリしました。それでは。今後共、当ブログを宜しくお願... [続きを読む]
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- 2007/10/18 17:052
- Photo by 防腐剤 『生まれ変わっても、また自分になりたい』私は もし生まれ変われるのならまた自分になりたい等と 思わない生まれ変われるのならもっと 可愛くてもっと 頭が良くてもっと スタイルが良くてもっともっともっともっと------------------------------------------------------------------防腐剤様より素材をお借りしました。ありがとうございました。 ... [続きを読む]
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- 2007/10/04 11:111
- Photo by おしゃれ探偵 恋人達は幸せそうに 階段を降りていくそんな光景を見ながら「私もいつかあんな風になれるのでしょうか」そう思い 階段を降りていく階段を降りると 恋人達は左へ曲がったそんな恋人達を横目に 私は右へしばらく歩くと 恋人達の事等忘れ私は一人、家路を急ぐ-----------------------------------------------------------------なんかもうごめんなさい。写真素材:「おしゃれ探偵」?様?ありがとうご... [続きを読む]
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- 2007/09/26 11:50小説休止のお知らせ
- いつもお世話になっております。来月一杯、小説の方・・・休止させて頂きます!「またかい!」と思いの方もいらっしゃると思います。誠に申し訳ございません・・・。実は来月一杯までパソコンが自由に使えなくなりまして・・・。使える事は使えるんですが・・・。誠に申し訳ございません。十一月からはハイスペース更新を心がけます・・・。そして出来る事なら年末までに完成させます故・・・。宜しくお願い致します。それで、で... [続きを読む]
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- 2007/09/14 06:30第二十八話
- 前話 第二十七話 空気が凍り付く。「お前、今日やってくれたんだってな?え?」名前は知らないがよく見かける先輩が言う。後ろでクスクスと笑う女の声が聞こえる。『このヘタレが・・・・』彰は顔だけを後ろに向け、睨み付けた。「こっち来い」先輩達が顎をしゃくった。『覚悟は・・・出来てる・・・』取り巻き共を睨みつつ、彰は付いて行った。しばらくして、人影の無い公園の裏へと連れていかれた。「おら!」彰は肩を勢いよく... [続きを読む]
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- 2007/09/08 05:55第二十七話
- 前話 第二十六話 「・・・って・・・」彰は殴られた方の頬を押さえ、ニヤリと笑った。『バキッ』『バキッ・・・』竹野は容赦なく殴り続ける。「おい、おいなんかやってるぜー!」気づけば野次馬もいた。彰は竹野が野次馬の方を見た隙に殴り倒す。そして容赦なく蹴り続ける。しばらく蹴り続けていると、入口付近で野次馬共が騒ぎ始めた。「あの蹴ってる方誰だよ」「キャー!喧嘩なんて私、初めて見たー。恐ーい!」「やーだー。ち [続きを読む]
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- 2007/09/08 04:00第二十六話
- 前話 第二十五話 「ふざけるなよ・・・。ほら、それ。直せよ・・・」彰は床に倒れているセットを顎でしゃくった。竹野は動こうとしない。「さっさと直せよ・・・」竹野を睨みつける。竹野も、彰をじっと、睨む。しばらく睨み合っていると竹野が口を開いた。「あぁ、いいよ。直せばいいんだろ?直せば!」そう言うと竹野はセットに近づき、蹴り飛ばした。「直した。これでいいだろ!」彰は、茫然と立ち尽くした。言葉が出ない。「... [続きを読む]
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- 2007/08/28 18:55第二十五話
- 前話 第二十四話 「何やってんだよ!せっかく・・・やって来たっていうのに・・・・どうしてくれるんだ!」彰が怒鳴る。「せっかく・・・せっかく・・・」彰はその場にしゃがみこんだ。事の発端は竹野が彰が朝早くから学校へ行き、放課後も優に協力してもらい作った文化祭のセットを壊したらしい。そのセットは学校行事が大の苦手な彰が珍しく頑張って作ったものだった。「俺は知らねぇから」竹野はそう言い放ち、準備室を後にし [続きを読む]
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- 2007/08/21 05:40当ブログへ来られた方へお願い。
- 当サイトを見ている方々にはどういう方が多いのだろう。予てからそう思ってまいりました。そこで。アンケートを設置致しました。宜しかったらご投票願います。それでは。今後共宜しくお願い致します。(本編の方は良ければ今週、悪ければ来週以降の公開となります) [続きを読む]
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- 2007/08/15 05:08第二十四話
- 前話 第二十三話 Photo by [Fry-Rabbit29] 『カチ カチ カチ カチ』真っ暗な部屋で、時計の秒針の音だけが聞こえる。彰はその部屋で一人、考え事をしていた。『計画は既に完成している。後はあいつが加わってさえくれれば・・・・』そう思いつつベッドに仰向けになると自然と笑みがこぼれた。「ハハッ・・・。ハハハハハハハハ」彰はいつになく笑った。真っ暗な部屋に、彰の笑い声だけが、響いた。 Photo by chroma 次の日も彰... [続きを読む]
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- 2007/08/10 11:42第二十三話
- 前話 第二十二話 『キーンコーンカーンコーン』チャイムが鳴った。ついさっきまでそこでお喋りをしていた女子たちが一斉に席に着いた。そんないつもの様子をぼんやり眺めながら優は気づいた。『彰がいない』ロッカーを見る。鞄はある。「おい、林は?」前の席の男子生徒が話しかけてきた。「さぁ・・・。保健室とか・・・」そう優が答えた時、担任が教室に入ってきた。 Photo by chroma 学校が終わった。最終的には彰は姿を見せな [続きを読む]
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- 2007/07/25 16:40番外編 「脳内メーカー」
- いつまでも放置するのもなんなんでやってみる。まずは優。 ?エロいな。なんか。まぁ、思春期だしねぇ・・・。そして彰。 ある意味そうですねぇー。私の設定の甘さが表れてますね。そして新しく出来た脳内相性メーカー 。やってみる。 優!お前は一体どこまでスケベなんだ!なんか・・・軽く衝撃的です。そして最後に私を・・・。??・・・そんなに友達いないんですけどね。それでは。能力メーカーを参考に今後の方向性を考えま... [続きを読む]
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- 2007/07/12 02:20第二十二話
- 前話 第二十一話 朝、彰は早めに学校へ向かった。文化祭の準備の為に。教室へ行くと、竹野がいた。『めずらしい』そう思いながら彰は鞄の中身を机へ突っ込んだ。すると竹野が話しかけてきた。「文化祭の準備か」「あぁ」彰はそっけなく答えた。「まぁ、俺はやんねぇから」「誰もお前なんかに頼んでないし」彰がそう言うと竹野は軽く笑った。「本当はやってほしいんだろ?」彰に寄ってきた。「いや、人手は足りてるから」そう言う... [続きを読む]
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- 2007/07/05 15:05綴れ書き
- 小説の方は良ければ明日、悪ければ来週再開予定です。もう少しお待ちください。今は・・・三番目ぐらいに考えている場面です・・・・。そんな事より。ちょっと茶を濁した感じになりますが・・・書きます。最近ふと今までのものを思い起こして色々と考えました。まず登場人物。彰少年、脇役で良かったじゃん・・・と・・・。優が完全に主人公で彰がその友達。それで良かったじゃん・・・と・・・。それと「自分の文章は果たして人... [続きを読む]
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- 2007/06/26 02:40第二十一話
- 前話 第二十話「明日」 彰が保健室から帰ってきたのは二時限目が終わった頃だった。「お帰りー。珍しいじゃん。いつもなら下校時間まで粘るのに」教室に無言で入ってきた彰に優が声をかける。「竹野の野郎が来やがった・・・」椅子に座りながら答えた。「・・・次の授業何?」荷物をまとめて席を立った優に聞いた。「理科。理科室だって。おめでとう」「やった。寝れるよ」そう言いながら彰は机の中から理科の用意を取り出した。... [続きを読む]
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- 2007/06/16 02:05第二十話 「明日」
- 前話 第十九話「宣言通り」 Photo by Natuyumeiro 「ほら、俺もう帰るから」優がぐだぐだになり、床に転がっている彰を起こす。「何でだよ〜。まだ・・・5時過ぎじゃん〜」「まだいいじゃん〜」優は溜息をついた。『しょうがない、もう少しいるか・・・・』そう思った優はとりあえずソファーに座った。「・・・いいの?」彰が聞く。「あぁ。一人で置いておくのが心配だから・・・」そう言い、優は台所へ行き、コップに水を注ぎ、 [続きを読む]
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- 2007/06/07 14:53第十九話 「宣言通り」
- 前話 第十八話「帰る」 次の日、学校へ行った。宣言通り、彰は休みだった。「今日林は?」「さぁ。気分的に嫌だったんじゃない?」「またか」そんな会話をクラスメイトとした。授業も淡々とこなした。竹野が四時限目に来た時は思わず舌打ちをした。そんなこんなで部活の時間になった。昇降口にある予定表を見た。「今日も無い、か・・・」そうつぶやき、足早に校舎を後にした。 Photo by Marie-Therese 家路に着く途中ふと思い立... [続きを読む]
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- 2007/06/02 04:15第十八話 「帰る」
- 前話 第十七話「あの時」 「・・・優!」優は加奈に起こされた。フラフラと起き上がった。『また寝てたか』そう思った。「母さん達、もう帰るって」「あぁー。俺どんだけ寝てたんだろ」「見送りに行くよ」そう言い残して加奈は優の元を去った。しばらくして優治がやって来た。「どうした?」「・・・あのさ・・・。竹野君・・・今、友達をやっているらしい・・・」「・・・そっか・・・。懲りない奴だな・・・。痛み付けられない... [続きを読む]
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- 2007/06/01 17:05第十七話 「あの時」
- 前話 第十六話「言った」 その場には優、一人だけが残された。優はさっきまで優治が座っていた椅子に、座った。そして、景色を眺めた。 Photo by Natuyumeiro 車が走っている、人工の灯りで昼間の様に明るい、景色を。『何で言わなかった、とか言わないでね』頭の中で、何回も、何回も、何回も回転した。ぐるぐる。グルグル。ぐるぐる。『何故、優治が・・・』『何故』頭が痛くなる。頭が考える事を、拒否している。だけど、頭の... [続きを読む]
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