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- 2007/06/22 07:18バルタザールの遍歴
- 佐藤亜紀著「バルタザールの遍歴」新潮社まず設定に驚きました。身体はひとつなのに人格はふたつ。多重人格ではなくて本人達は双子だと言い張る不思議なファンタジー。かな。日本人が書いたとは思えない文章と話の展開と言葉の妙。一気に物語に入っていけて、大変面白かった!です。貴族として生まれたバルタザールとメルヒオール。世の中不穏... [続きを読む]
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- 2007/06/22 06:22戒
- 小山歩著「戒」新潮社最初の数ページを読んで、実在した人物の小説かと勘違いした程にリアルな設定に驚き、話に引きずり込まれ、一気読みの態勢に入った途端にしぼんでしまった。ディテールはしっかりしているし、話として面白いのに、主人公に感情移入出来なくて大変読み辛かったです。何故だろう。主人公の感情は細かく描写しているのに、その他... [続きを読む]
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- 2007/05/19 20:24ほたる館物語 3
- あさのあつこ著「ほたる館物語 3」ピュアフル文庫山菜等を商う為に、ほたる館へやってくる「山ばあさん」とおばあちゃんの悲しい思い出と冬休みにほたる館でバイトをしている柳井くんの親に対する想い。今回の物語も登場人物のそれぞれが大切にしている人に対しての思いやりや、思い出に対する心遣いが優しいです。あさのさんの文章... [続きを読む]
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- 2007/05/17 19:14水底の骨
- アーロン・エルキンズ「水底の骨」ハヤカワ文庫10年前に行方不明になったハワイの大牧場主「マグナス・トーケルソン」と見られる遺骨が発見され、丁度、牧場主の甥宅に滞在していた人類学教授「ギデオン・オリバー」は、遺骨の鑑定を依頼され、調査を開始する。スケルトン探偵「ギデオン・オリバー」シリーズの第12作です。前作から... [続きを読む]
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- 2007/05/17 18:33神の守り人 来訪編・帰還編
- 上橋菜穂子著「神の守り人 来訪編・帰還編」偕成社新ヨゴ皇国とサンガル王国の国境の宿場町に薬草の買い付けに来ていたバルサとタンダは、人身売買されようとしていた、サンガル王国の兄妹「チキサ」と「アスラ」を助けた。しかし、妹のアスラは破壊の神「タルハマヤ」を身に宿しており、サンガル王国はタルハマヤの誕生を阻止する為に... [続きを読む]
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- 2007/05/17 08:14夢の守り人
- 上橋菜穂子著「夢の守り人」偕成社三巻目の今回は、バルサが祖国カンバルから帰国途中に、「奴隷狩人」に追われる「木霊の想い人」と呼ばれるユグノを助けたが為に巻き込まれてしまった、人の夢を必要とする「夢の花」に関する事件です。現実を直視したくなくて、夢だけを見たいと願う人々が囚われてしまった「夢の花」がいっ [続きを読む]
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- 2007/05/13 21:10闇の守り人
- 上橋菜穂子著「闇の守り人」偕成社女用心棒バルサが小さい頃に、父が巻き込まれてしまった王位継承に関わる陰謀によって、今は亡き養父ジグロと共に祖国カンバルを追われてしまった。それ以降、祖国へは帰っていなかったバルサが帰国した、その時を待っていたように動き出した新たな陰謀と、バルサ達が追われる原因となった陰謀が重な... [続きを読む]
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- 2007/05/13 20:22終末のフール
- 伊坂幸太郎著「終末のフール」集英社8年後に小惑星の衝突により地球が滅亡する!そんなこと聞かされたあなたはどーします?ってか、自分だったらどうするのか??そんなこと、まったく予想も出来ませんが少なくとも自殺とか破壊にはしるなんてのはないかな??と、思いつつも、現実になるとまったく解りませんよね。冷静でいられるわけ... [続きを読む]
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- 2007/05/09 08:24コールドゲーム
- 荻原浩著「コールドゲーム」新潮文庫高三の夏休みに中2時代のクラスメートが次々に襲われる事件が起こり、犯行予告から当時いじめにあっていた同級生「トロ吉」が浮かび上がってきた。主人公光也たちは有志を募り「トロ吉」を探し始める。「いじめ」がテーマの本です。なかなか重いテーマだし、そのシーンとかが読んでいて辛か [続きを読む]
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- 2007/05/07 17:21精霊の守り人
- 上橋菜穂子著「精霊の守り人」新潮文庫以前から本屋で見かけてずっと気になっていた本です。初めての作家さんなので買うのを躊躇ってました。が、買って良かった!とても面白かったです。新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムと女用心棒バルサが主人公のこの物語は、新ヨゴ皇国の成り立ちと、先住民ヤクーが信じていた普通の世『サグ』<b [続きを読む]
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- 2007/04/27 18:35夏の口紅
- 樋口有介著「夏の口紅」角川書店いきなりですが、この本はお薦め!です!樋口氏の本の中で一番好きかもしれない。それほど良いですよ。いんやぁ〜、こんなに素敵な本に出会って幸せでありますぞ。私は。一口に言ってしまえば純愛小説。ってなんかここまで言うのも語弊があるかもしれないが、しかし、恋愛小説ってのだけは確か... [続きを読む]
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- 2007/04/26 06:25林檎の木の道
- 樋口有介著「林檎の木の道」創元推理文庫17歳の悦至(えつし)と涼子(すずこ)の会話がなかなか楽しい青春ミステリーです。いつも思うのですが、樋口氏の書く登場人物って魅力的なのですよ、男性も女性も。そして、風景の描写とかも。あの夏休みの倦怠と暑さとかを遥か昔の事ながら思い出してしまいました。夏休みのある夕 [続きを読む]
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- 2007/04/24 09:05あかね色の風/ラブレター
- あさのあつこ著「あかね色の風/ラブレター」幻冬舎文庫あかね色〜は帯にあるようにバッテリーとリンクする部分はありますね。なんだかあさのさんってこの遠子や、巧そして一子のような性格に惹かれるのかしら?三人とも性格が似てますよ^^でも、いつもながら人物の描写とか風景の描写とかは上手い、台詞のテンポなんかも良いのだ... [続きを読む]
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- 2007/04/23 20:26フィッシュストーリー
- 伊坂幸太郎著「フィッシュストーリー」新潮社・動物園のエンジン・サクリファイス・フィッシュストーリー・ポテチ以上4編の短中編からなるこの本で個人的に一番好きなのはなんたって、「ポテチ」です。おなじみの黒澤氏と同業の今村が登場するこの作品は、なんだか今村がとてもいい感じなのです。ポテトチップスを... [続きを読む]
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- 2007/04/21 18:50行きずりの街
- 志水辰夫著「行きずりの街」新潮文庫最初の50-60ページを読んで、投げ出しそうになりました。これは本当に好みの問題でありまして、自分にとっては失敗した!みたいな感じでした。でも、基本的に読了だけはするタイプなのでなんとか読み進むとそこそこ慣れて(笑)読了です。そりゃぁ、もう、突っ込みどころ満載で、ん、やっぱ好... [続きを読む]
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- 2007/04/19 18:35魔王
- 伊坂幸太郎著「魔王」講談社個人的に団体行動とかは苦手ではありますが、周りが「白!」と言っている中で「いぃーや、これは黒!」と主張出来る主体性というか、勇気があるわけではない自分なので、この本を読むとなんだか「もっと頑張れ!自分!」と叱咤激励したくなった。なにをやってもそこそこってのはなにも出来ないのと同じ... [続きを読む]
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- 2007/04/14 07:15噂
- 荻原浩著「噂」新潮文庫人の噂も75日とか言いますが、自分自身が噂話に疎いので誰かから聞いた話を他の人に広めたりした経験もなく、たまに話を聞いても「へぇぇぇ〜。」ぐらいな反応しかしてないと思うけど、友人とかから「あそこのお店は美味しいらしいよ!」とか「そこは人気があるけど味はそうでもない」とかの、いわゆる口コミ... [続きを読む]
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- 2007/04/11 21:51暗黒の魔術師
- デイヴィッド・エディングス著「暗黒の魔術師 タムール記4」ハヤカワ文庫FT強い味方と思っていた人物の裏切りが発覚し、動揺するスパーホーク達だが、それを逆手に取る作戦を考え出し、首謀者達をとらえるべく軍隊と共にマセリオンを遠く離れた彼らが遭遇した騒動の中心に首謀者の姿はなかった。彼らはいったいどこに居るのか・・・<br ... [続きを読む]
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- 2007/04/08 18:58刺青白書
- 樋口有介著「刺青白書」創元推理文庫ご存知(?)柚木草平シリーズの特別編です。と言うのは、今回の作品は草平とちょっとぼんやりさんの女子大生・鈴女(スズメ)の二人の目から語られているからのようです。鈴女の中学の同級生が相次いで死んでしまった。CMタレントとして活躍し、ドラマへの進出を控えていた神崎あやは刺殺体<br... [続きを読む]
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- 2007/04/06 10:07てのひらの中の宇宙
- 川端裕人著「てのひらの中の宇宙」角川書店妻が再発癌で入院してしまった為に、ミライとアスカ、二人の子供達と暮らす父親。慣れない環境にとまどいつつも子供達との身近なかかわり合いを通じて様々な発見がある。それは近くの公園の小さな池にある生態系だったり、大理石に残る化石だったりそんな発見を通しての父と子(ミライ君)の [続きを読む]
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- 2007/04/04 22:5399%の誘拐
- 岡嶋二人著「99%の誘拐」講談社文庫この小説の出版が1988年なので、小説のキーポイントになっているコンピュータ関係に関しては、古い。です。古いけど、それでも中々面白かったです。出版当時かどうか解りませんけど、絶賛されたらしいです。ってか、それを知らない私が物知らずなのかしれませんがこの当時の私は翻訳もの... [続きを読む]
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- 2007/04/02 09:35風が強く吹いている
- 三浦しをん著「風が強く吹いている」新潮社初めて読む作家さんでしたが、評判は聞いてました。評判通りです。泣いた、笑った、感動した!大変!面白かったです♪箱根駅伝ってちゃんと見たことがなかったし、その重さとか意味って言うのでしょうか?そんなものがこれまではよく解ってなかったのですが、これを読むと心にズン!... [続きを読む]
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- 2007/03/29 08:11ながい眠り
- ヒラリー・ウォー著「ながい眠り」創元推理文庫事件の発端はコネチカット州ストックフォードの不動産会社から賃貸契約書が盗まれた事。その後、その不動産会社が貸した家から胴体だけの女性の死体が発見され、事件は盗難から殺人事件へと発展していく。警察署長フレッド・C・フェローズと二級刑事のシドニー・G・ウィルクスの掛け合... [続きを読む]
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- 2007/03/24 09:15バッテリー1-6(再読)
- あさのあつこ著「バッテリー1-6」1-5巻 角川文庫 6巻 教育画劇やはり、バッテリー再読しましたよ。ラスト・イニングを読んだらどーしても読みたくなってしまったんです。通しで読むと今まで持っていた印象と微妙に違いますねぇ。最初に読んだ時は出版順に一巻ずつ読んだのでもしかしたらその所為かもしれません。印象に残ってい... [続きを読む]
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- 2007/03/16 12:26ラスト・イニング
- あさのあつこ著「ラスト・イニング」角川書店ご存知「バッテリー」の瑞垣の目線から、彼らのその後を描いた物語です。もっとも最初の26ページ程は試合当日を描いた短編で、その後に高校生になった瑞垣を中心に、最後の試合の結果などを盛り込みつつ話が進みますのでここでもあらすじ等はお伝えしません。文庫本版のバッテリー最... [続きを読む]
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