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- 2007/04/05 18:03心の糸
- 自宅のある駅に降り立つと彼女が待っていた。「どうした?」と呼びかけても彼女は無言のままだった。仕方がないので、私は近くにあるカフェに彼女を連れて行った。「先輩。タケトとはうまくいっていますか?」「うん、それなりに…。」彼女は私が本当のことを知っているということが分かっているのか、分かっていないのかどちらともいえない口ぶりで話しかけてきた。「私、タケトとは同じ年だし、気持ちが分かるんですよね。」「ど... [続きを読む]
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- 2007/04/03 10:19心の扉
- 次の日、サークルに行くと彼女の友達からその事実を私は聞かされた。「あの子、タケトのこと本気みたいなんです。あの子の友達としては応援してあげたいって思うんですけど、やっぱり先輩の彼氏を取るっていうのは…。でも、タケトみたいに優柔不断なことするやつは許せなくって…。すみません。こんなこと聞かされて先輩が一番嫌な思いしてるはずなのに…。」「…。まあ、当人同士が解決しなきゃいけないことやし、あんたが悩む... [続きを読む]
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- 2007/04/02 14:06真実は
- その日、タケトは家に帰るとは言っていなかった。「バイトのあとゼミの友達と飲み会だから、今日は友達の家に泊まってくる」と。 私は家に帰っていたタケトを見ても、そんなに思いのほか盛り上がらなかったのか、それともそんなに酔わなかったから家に帰ってきたんだろう位にしか考えておらず、タケトが友達の飲み会だと嘘をついていたとは疑いもしなかった。<o:p> </o:p> でも、本当はその日、タケトは同じ... [続きを読む]
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- 2007/03/31 09:29気づかない心
- 家に帰るとタケトが、つまらなそうな顔をしてテレビゲームに向かっていた。「ただいま。」「…」「ただいま。」「お帰り。」「タ〜ケ〜ト〜、もうすねちゃって(笑)。」「すねてないわ!!」「すねてないんやったら、ゲームやめてこっち向いてよ。…一人で行ってきてごめんね。今度は一緒に行こうね。」「…。うん。」というように、私はすっかり一人で食事に行ったことを怒っているのだと思っていたが、実は本当はもっとちがったとこ... [続きを読む]
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- 2007/03/29 07:54楽しいひと時
- しばらくすると車で現れたトオルさんの助手席に乗り込んだ。「何食べたい?」「いや、もう何でも喜んで食べます!!」「そうやな…嫌いなものは?」「学生なんでホント何でも食べますんで、決めてもらえませんか?」「分かった。じゃあ、任せてもらうわ。」と言って、連れて行ってもらったのはイタリアンのお店だった。「すごくキレイなお店ですね?」「まあな。気に入ってくれたならよかったわ。あとは味も気に入ってもらえるといい... [続きを読む]
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- 2007/03/28 11:16それから
- そんなに難しい仕事ではなかったので、無事アルバイトは終了し帰ろうとしたとき、「今日はありがとう。どうだった?」と、トオルさんが声をかけてくれた。「はい、楽しかったです。誰もご迷惑はかけませんでしたか?」「大丈夫。みんなよくがんばってくれたよ。」「それならよかったです。また、こういう機会があればいつでもお手伝いさせていただきますので声かけてくださいね。」「あぁ。ところで急いでる?」「えっ?いや、特に... [続きを読む]
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- 2007/03/26 11:19出会い
- 私にとって貴方の存在は大きくて、温かくて、特別なんて言葉では表しきれない唯一の人。10年たった今も貴方と過ごした日々は、忘れられません… ある時、サークルのOBであるカズヤさんが久しぶりに大学に遊びにきた。「よぉ、元気か?」「はい。カズヤ先輩こそ。今日はどうしたんですか?仕事休みなんですか?」「おぅ。たまには母校に遊びにでもきて、できの悪い後輩指導でもしようかと思ってな。」「え〜、できの悪い... [続きを読む]
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- 2007/03/25 08:55気付けば
- 気がつけば、夜は必ずどちらかの家に帰るようになった。そしてタケトの私に対する独占欲が募るにつれ、私は息苦しさを感じるようになり、彼は彼で満たされない気持ちを埋めるために私をより束縛することを選ぶようになった。 ただ私は彼の独占欲の強さや束縛を嫌うよりも、むしろ彼が彼らしくあり続けるために、そして彼が私と付き合うようになったことを後悔しないように、彼自身が大人になれるように今いる場所から高めてあげ... [続きを読む]
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- 2007/03/24 13:57あの頃の私は…
- 貴方は2人の出会った日のことを覚えていますか?…10年前… ひとつ年下の彼氏…タケト…は、大学のサークルで知り合ったの。彼は大学入学と同時に田舎から都会に出てきたばかりで、見るもの、聞くもの、感じるもの、全てが目新しくて新鮮で、そして刺激のあるものに感じてやまなかったのだと思う。そして、私との1年という月日も彼にとっては、大都会の見せる幻の一つだったのだろう。私はといえば、同じように幻を見ていたのかも... [続きを読む]
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- 2007/03/23 18:04今日は記念日☆☆☆
- 『宇宙(sora)からの手紙』スタートしますよ大人になると自分の思ってることとか、夢とか…なかなか本当の気持ちって素直に言えないんよね…だから、CHIBI-SATOは自分らしくいるために、今日からバンバン書いちゃうんだもんね〜みんなよろしくね ... [続きを読む]
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