私は昨年、チャールズ・オバート著の翻訳本『古典的占星術』を出版しましたが、お気付きかと思います、明らかに内容に言葉足らずな面が多々あります。何が足りないか…
その昔、西洋占星術に誕生時間は要らなかった!
ホラリー占星術は西洋占星術の基礎です。これを学ばなければ、西洋占星術は鵜呑みにするしかありません。ホラリー占星術は、惑星やハウスやサインの働きを実感でいる、体感できる占星術です。その後の星々の解釈をすることができるようになります。
私は昨年、チャールズ・オバート著の翻訳本『古典的占星術』を出版しましたが、お気付きかと思います、明らかに内容に言葉足らずな面が多々あります。何が足りないか…
モダンな占星術の視点には、① 惑星が、とあるサインに入っているなら〇〇な意味という点が1つ。そして、② その惑星は、何ハウスに入っていて意味をなしているの…
レシーブはモダンな占星術が持たない概念です。最も解釈が異なっている部分です。あるいは、モダンな占星術から学び始めると、理解し難い部分となってしまう捉え方です…
セクトの点で忘れていたことがあります。それは、ドメインのことです。ドメインという「単語」の使い方は、9世紀から10世紀にかけて活躍したアラビアの占星術師に…
セクトの惑星は、その場所(サインやハウス)を良い場所だと感じたり、セクトを得ていながらも、それほど良い場所ではないと感じたりします。ジョイとか、リジョイス…
惑星のセクトは、明らかに「派閥」に関わるヘレニスティックな時代の政治機構と関係があります。名前が「セクト」ですから、容易に想像が付くと思います。ここにも、…
セクトが重要な概念であることが分かってきたのは、ここ10数年来のことです。 ようやく古典的な占星術がネイタルの判断に際して、出発点を見つけたとも言えるでし…
西洋占星術を始めて習う人にとって、「セクト」は難しくありません。 西洋占星術を始めて習う人にとって、「リセプション」は難しくありません。 どちらも先入見…
セクトは、ベネフィックな惑星とマレフィックな惑星を、それぞれ、より作用させるのか、より作用させないのか、単純な昼と夜に区分けしているだけのように思えます。が…
リリーのネイタル占星術の解読方法は、気質の判断から始まります。それは古代の占星術のテクスト類に載せられていない方法です。が、リリーなりの創意と工夫によって…
ネイタル占星術の惑星の査定で、ジェンダーの振り分けを終えたら、セクトの把握に移ります。セクトは査定ではなく、把握だと考えられます。それは、この後のチャート…
ここに書くことは、古典的な占星術のテクストに載っているわけではありません。あくまでも、仮定の話です。しかし、ひょっとしたら、このような考え方でセクトが構築…
この頃では「セクト」という言葉はよく聞くようになり、その意味を把握している人たちも増えてきました。2000年の始めの頃は、それこそ単語だけが先行していて、い…
積極的・能動的、消極的・受動的という区分が、男性格 ⇔ 女性格 と区分されているとご理解いただけると思います。少しだけスパイスを加えるような考慮が、昼(ホ…
男性格 ⇔ 女性格 の区分をもう少し詳しく見ていくと、太陽のフェイズと呼ぶ、太陽のオリエンタル側※1にあるのか、オキシデンタル側にあるのかによっての違いもあ…
基礎の基礎なのですが、惑星の男性格 ⇔ 女性格で何が見えてくるのかです。サインと組み合わせると、それだけで様々な判断ができることが分かってきます。セキスタイ…
幾つかの西洋占星術スクールで習ったけれども、どうも疑問が残る・・・そんなことが、ないでしょうか?そのうち解決できるだろうと思っていながら、解決できずに頭の中…
ネイタル占星術 セクトに従った分類 クックブック的に、木星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 木星が、〇ハウスに入っていると、かく…
ネイタル占星術 ルーラーシップの把握 クックブック的に、火星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 火星が、〇ハウスに入っていると、か…
古典的な占星術では、チャートの判断に入る前に、それぞれの惑星の詳細なカテゴライズを行い、仕訳のような作業をしていきます。ベースになる作業は、後々重要な判断の…
惑星の評価にはルールがあります。『古典占星術』には詳しく載せられていませんが、伝統的占星術では惑星の評価を、非常に低レベルから始めます。低レベルというか、入…
今日でも、いまだに、西洋占星術を学んでいるにも関わらず、サインと星座(コンステレーション)が同じ位置にあると思い込んでいる人がいらっしゃいます。おひつ座は、…
古典的な占星術を学ぶ場合、言葉の壁のようなものがあると思います。幾つかの外せない単語が在ります。 matutine appearances マチュティ…
男性格の惑星、女性格の惑星。 惑星にも、サインにも、ハウスにも、男性格のものと女性格のものがあります。動いているのは惑星だけです。サインは確かに日周運動によ…
1月25日、午後11時ごろ、月が天頂付近。ドラゴン・ヘッドから90°ほど離角した月は、♌のサインの始めにあり、常よりも高い場所にありました。雪雲の合間に偶…
ネイタル占星術 セクトを占める惑星 クックブック的に、火星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 惑星〇〇が、〇ハウスに入っていると、…
クックブック的に、月が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 惑星〇〇が、〇ハウスに入っていると、かくかくしかじかの意味です。 惑星…
私が翻訳をしたチャールズ・オバート著の『古典占星術』は、古典的なネイタル占星術の判断手順を書き著しています。チャート解釈の例も出ています。しかし、事はそれほ…
私はジョン・フローリー氏にホラリー占星術を習いました。そして、彼の講座を通して「ホラリー占星術のメソッド」も学びました。それによって、どのようにホラリー占星…
クックブック的に、月が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 惑星〇〇が、〇ハウスに入っていると、かくかくしかじかの意味です。 惑星〇〇…
惑星〇〇が、〇ハウスに入っていると、かくかくしかじかの意味です。 惑星〇〇が、〇サインに入っていると、かくかくしかじかの意味ですよく見かける文言です。私は、…
2023年12月29日にZoom講座を開催したところ、大勢の方々に聴講いただき、大変ありがとうございました。レシーブが分かりかけてきたとのご報告も頂き、理解…
明けまして おめでとうございます
前回のブログもそうですが、あるサインやハウスに入っている惑星のことが、古典的な占星術のテクストにも書かれています。それを鵜呑みにしないことです。これは説明し…
1ハウスに置かれた太陽について。 サインとハウスの関係上、1ハウスに置かれた太陽は、かなり良い意味を通常は持つはずです。しかし、レシーブしている惑星(リセプ…
2023年12月29日(金曜日)8:00pm ~ の無料講座へのお申し込みは、下記からhttps://www.astro92.com/lecture/lect…
サインは主に、入っている惑星を修正する役割を持っています。12月09日に書いたブログのように、 A) サインは、惑星の意味を微妙に修正します。主な修正要因は…
講座に必要なので、下記より Egyptian Term のディグニティーの表をダウンロードしておいてください。https://www.astro92.com…
お約束していました無料講座を、2023年12月29日(金曜日)午後 8:00 ~ 2時間程度で開催いたします。 暮れも押し迫ったお忙しい日であるとは思います…
古典的な占星術の文脈の中で、惑星とサインはどのような関係にあるのでしょう。A) サインは、惑星の意味を微妙に修正します。B) ハウスは、惑星にハウスのトピッ…
今さらながら、2020年11月01日(日曜)のブログで、月(アセンダントの共同表示星)と木星(旅行を示す9ハウスのロード)がアスペクトしていないから、旅行に…
過去から現代に至るまで、多くの占星家が惑星の意味やサインの意味をたった一つの核心に触れうるような言葉にしようとして挑んできましたが、どれも成功しているとは思…
Astrolog7.60の、astrolog.as ファイル
Astrologは、現在7.60になっています。 下記の astrolog.as をそのまま貼り付けると、Astrolog は、下の図のようになります。緯度経…
古代の占星術で使われたテーマ・ムンディ(世界の誕生のチャート)のアセンダントが蟹のサインになっているのは、エイジプトの暦と関係があるとクリス・ブレナンが述べ…
トロピカルなサインのことを、全ての占星術師が賛同しているわけではないのですけれども、おそらく現代の占星術師の多くは春分点等を至点として持つこのトロピカル方法…
サインの話をしていますが、『古典占星術』を読んでも、このブログを読んでも、今まで聞いたことのないサインのお話かと思われる方々が大勢いらっしゃることと思います…
3ハウスに深く関わる惑星は月です。3ハウスの持つ通信の意味(最も多く惑星同士の間を動く)も、3ハウスの持つご近所の意味(月は地球の隣にあります)も、3ハウス…
牡羊のサインの19度に、イグザルテーション・ディグリーと呼ばれる太陽のイグザルトの中のイグザルトする地点があります。シリル・フェイガンが1940年に研究し始…
何世紀にも渡って、17世紀まで、2ハウスに強く関連する惑星は木星でした。17世紀以降20世紀の初頭まで、多くの教科書には2ハウスを司る惑星が金星と書かれるよ…
惑星の話を一時棚上げして、サインの話をしたく思います。Zoom講座ではサインの話をあまりしないので、古典的なサインの意味合いを基礎として持っていてほしいから…
私は、昨年8月に無料のZoom講座を行いました。今年も、本年の終わり12月にZoom講座(無料)を行いたいと考えています。おそらく、講座を受けた皆さんの誰も…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 Astol…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 第一部、第…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 前回のブロ…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 直接的な・…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 モランの第…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 モランの第…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 モランは上…
Astologia Gallicaの第一部、第六章は、ことの他難解で言いたいことはだいたい分かるけれども、個別の文章についてはサッパリ理解ができません。一部…
Astologia Gallica Book 21(モリナス[ジャン・バプテスト・モランのラテン語名]の著作)からのお話をさせて頂いております。 『古典占星…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 通常のお話に戻ります。 惑星があるサインに1個だけあ…
『古典占星術』と銘うった下記表紙の本は、様々な点で、これまでの西洋占星術の本では書けなかった方法が著わされています。少し難しい部分がありますから、本の読み方…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 私は、ここ数回ブログで書いている情報を、あなたが欲…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 プライム・モービル(原初的な運動)によって惑星たちが…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)の話に戻ります。 ジャン・バプテスト・モランの考え方によれば・・・プライム・カエラム、英…
安心してください。『古典占星術』の中には、下記のような難しいことは一切載っていません。 ----------------------------------…
『古典占星術』の特徴★ ネイタルの判断に新しい視点を持てるようになるので、現行あなたが既に手にいれたネイタルの技術とともに、確実に稼ぐことができるようになり…
8月の終わりから校正の最終的な詰めがありました。その間、私の入院と重なり、校正者、編集者、入校者の皆様には大変な苦労をかけました。ありがたい限りです。『古典占…
リセプションを伴わせると、アスペクトはどう変わるの? 先の太陽と火星のトライン・アスペクトですが、1つは、めっちゃ良いアスペクトです。火星が獅子に入っていて…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)の話からそれます。 ブログ更新せずに、出版すべく本の校正をしていました。一人で行ってい…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 古典的な占星術では、個々の惑星の観察が重要になります…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 古典的な占星術では、ホール・サイン・ハウス方式で観察…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 古典的な占星術では、個々の惑星の観察が重要になります…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 古典的な占星術では、個々の惑星の観察が重要になります…
古いデータを見直しています。2006年12月30日のものです。百文字占断で「別れた不倫相手との縁は切れたのか?」という命題で受け付けたものです。「まだ切れて…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 モリナスの言い回しはとても難しく、暗号かもしれないと…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 惑星の作用は、チャートの中での 位置によって…
Astologia Gallica Book 21(モリナスの著作)からのお話をさせて頂いております。 惑星の作用は、チャートの中での 位置によって…
Astologia Gallica Book 21からのお話をさせて頂いております。 話を展開するうえで、少し特殊な言葉遣いをお伝えしておきたく思います。「…
Astologia Gallica Book 21からのお話をさせて頂いております。 惑星を観察する過程で混乱を起こす要因は、惑星の有る無しと、2つ以上の…
Astologia Gallica Book 21からのお話をさせて頂いております。 ハウスを支配している惑星が、アセンダントと関係がないとき。 ここでは…
Astologia Gallica Book 21からのお話をさせて頂いております。 モリナスは、置かれている「ハウス」の意味を考慮せよと述べています。何故…
モリナスの Asrologia Gallica Biik 21から、惑星の観察方法をお伝えしています。第二部の二章からのお話です。あるハウスに、ある惑星が置…
フランス人の占星術師、ラテン語名モリナス(1585ー1656)の書いたものの中からの紹介です。ジャン・バプテスト・モラン(モリナス)は、リリーと同じような年代…
ドリフォリーについての記述をテトラビブロスから探っていますが、6)、7)、8)、に至っていは、もうドリフォリーの状態から外れ、その場合にどう判断すればいいの…
ドリフォリー、またの名を、ボディーガーディング プトレマイオスのドリフォリーの4)と5)です。4)しかしながら、それに加えて、付随する惑星がアングルに位置せ…
“ドリフォリー”、レトリウスとプトレマイオスを行ったり来たりしています。 今日のところは、プトレマイオスの『テトラビブロス』。ロエブ版の『テトラビブロス IV…
ドリフォリーのことを書いた『テトラビブロス』の項目を検討しています。IV-3の部分です。ロエブ版のIV-3の(2)です。2)そしてもし、その付随している惑星…
“ドリフォリー”、レトリウスとプトレマイオスを行ったり来たりします。6月28日のブログでは、テトラビブロスのVIの3、項目の前段だけをあげました。その内容は、…
閑話休題 ポーフェリーの『Commentary』より。 ほぼ、どうでもいいことですが、昼の惑星(太陽、木星、土星)は、自らのハウスからの、トラインの場所でイ…
レトリウスの述べる[ドリフォリー]とは・・・ (太陽と月を取り払っています。) 「人生全体のグラデーションみたいなもの」を大雑把に捉える方法レトリウス自身が[…
ドリフォリー、ドルフォロス、ドルフォリア、ダストーリーヤァー、スペアーベアリング、ボディーガーディング、槍持ち、等と呼ぶ[全部同じ概念に付けられた名前です]最…
ヘレニスティックな占星術で、最初のステップで観察されたこと。 古代、ネイタルでは、いったい何を最初に観察したのか?アラビアの占星術師たちの書くものは、8世紀~…
しばらく前までは、伝統的な占星術とモダンな占星術の違いを見つけるのに、4ハウスが父親と書かれているか、母親と書かれているかで見分けられますよといっていました…
リセプションは、悪い惑星を助けもするし、良い惑星をダメにすることもあります。よく言われることですが、2室(財産のハウス)に火星や土星が入っていると散財すると…
レシーブやリセプションの解釈が、何ゆえに難しいのか? リセプションはアスペクトを伴わせたレシーブです。つまり、アスペクトは様々なレシーブ関係により変化してし…
リセプションとは何か? マーシャー・アラーのOn Receptionからの引用を参照しつつ、述べてみたいと思います。マーシャー・アラーの書いたOn Rece…
リセプションは、古来、「リセプション」という単語が無かった時代から、ホストとゲストといった譬えで説明されてきました。先の例でいえば、蟹のサインでは、月や木星…
リセプションそのものは、それほど難しくありません。ここ数回のブログでしっかりと理解できると思います。 ミューチャル・リセプションのことを言っているわけではあ…
最終校正に追われていて、なかなか更新できていません。今度出す翻訳本は、コテコテのネイタルの本です。しかし、まだまだハードルが高い部分があって、少しでもリセプシ…
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私は昨年、チャールズ・オバート著の翻訳本『古典的占星術』を出版しましたが、お気付きかと思います、明らかに内容に言葉足らずな面が多々あります。何が足りないか…
モダンな占星術の視点には、① 惑星が、とあるサインに入っているなら〇〇な意味という点が1つ。そして、② その惑星は、何ハウスに入っていて意味をなしているの…
レシーブはモダンな占星術が持たない概念です。最も解釈が異なっている部分です。あるいは、モダンな占星術から学び始めると、理解し難い部分となってしまう捉え方です…
セクトの点で忘れていたことがあります。それは、ドメインのことです。ドメインという「単語」の使い方は、9世紀から10世紀にかけて活躍したアラビアの占星術師に…
セクトの惑星は、その場所(サインやハウス)を良い場所だと感じたり、セクトを得ていながらも、それほど良い場所ではないと感じたりします。ジョイとか、リジョイス…
惑星のセクトは、明らかに「派閥」に関わるヘレニスティックな時代の政治機構と関係があります。名前が「セクト」ですから、容易に想像が付くと思います。ここにも、…
セクトが重要な概念であることが分かってきたのは、ここ10数年来のことです。 ようやく古典的な占星術がネイタルの判断に際して、出発点を見つけたとも言えるでし…
西洋占星術を始めて習う人にとって、「セクト」は難しくありません。 西洋占星術を始めて習う人にとって、「リセプション」は難しくありません。 どちらも先入見…
セクトは、ベネフィックな惑星とマレフィックな惑星を、それぞれ、より作用させるのか、より作用させないのか、単純な昼と夜に区分けしているだけのように思えます。が…
リリーのネイタル占星術の解読方法は、気質の判断から始まります。それは古代の占星術のテクスト類に載せられていない方法です。が、リリーなりの創意と工夫によって…
ネイタル占星術の惑星の査定で、ジェンダーの振り分けを終えたら、セクトの把握に移ります。セクトは査定ではなく、把握だと考えられます。それは、この後のチャート…
ここに書くことは、古典的な占星術のテクストに載っているわけではありません。あくまでも、仮定の話です。しかし、ひょっとしたら、このような考え方でセクトが構築…
この頃では「セクト」という言葉はよく聞くようになり、その意味を把握している人たちも増えてきました。2000年の始めの頃は、それこそ単語だけが先行していて、い…
積極的・能動的、消極的・受動的という区分が、男性格 ⇔ 女性格 と区分されているとご理解いただけると思います。少しだけスパイスを加えるような考慮が、昼(ホ…
男性格 ⇔ 女性格 の区分をもう少し詳しく見ていくと、太陽のフェイズと呼ぶ、太陽のオリエンタル側※1にあるのか、オキシデンタル側にあるのかによっての違いもあ…
基礎の基礎なのですが、惑星の男性格 ⇔ 女性格で何が見えてくるのかです。サインと組み合わせると、それだけで様々な判断ができることが分かってきます。セキスタイ…
幾つかの西洋占星術スクールで習ったけれども、どうも疑問が残る・・・そんなことが、ないでしょうか?そのうち解決できるだろうと思っていながら、解決できずに頭の中…
ネイタル占星術 セクトに従った分類 クックブック的に、木星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 木星が、〇ハウスに入っていると、かく…
ネイタル占星術 ルーラーシップの把握 クックブック的に、火星が10ハウスにあるとこんな人・・・ というのはやめましょう。 火星が、〇ハウスに入っていると、か…
古典的な占星術では、チャートの判断に入る前に、それぞれの惑星の詳細なカテゴライズを行い、仕訳のような作業をしていきます。ベースになる作業は、後々重要な判断の…
西洋占星術では、あるサインに入っている惑星を、そのサインの特質や性質から判断するだけではなく、惑星そのものがそのサインでどのような状態になっているのかを常に…
下記のチャート、てっきり、太陽が火星からセパレートしているように見えます。 しかし、太陽は水星とコンジャンクションしていて、現在の位置にあります。ほんに、だ…
ハウスという単なる空間が力を持つのは何故か? ネイタル占星術3月11日のブログで、検討しきれていない事柄です。 過去の占星術師たちも、この点に明確な答えを持…
ご存じのように、生命体の誕生は受胎の時に始まっています。 西洋占星術は、既に出来上がった肉体や個性を、誕生時のホロスコープで観察しています。この時の視点は、…
始めに、質問ありき 多くのクライアントは、始めから深い質問を持っていません。どうすればいいのか? コンサルテーション・チャートというのを聞いたことがあるかも…
場所(ハウス)の性質は強く、マニリウスが『アストロノミカ』の中で述べるように、サインを変化させていきます。 全てのサインは回転をしながら、次々に天空で占め…
西洋占星術を使って判断をする場合に、ハウスを無視するわけにはいきません。何も無い空間が影響力を持つはずは“ない”として、惑星たちだけを頼ると、世界中が同等に…
モリナス(17世紀のフランス人占星術師)のネイタルのリーディングでは、象徴的なものを排除しているように思います。占いという概念からすると、象徴的な惑星の使い…
ご覧になりましたか? 空を見て感謝。いつも、お星さまに助けてもらっております。ありがとうございます。
ホロスコープ上の惑星を観察する場合、その惑星がどのような状態に置かれているかを綿密に検討するのが古典的な西洋占星術です。そして、手順が有るようで無いのが… …
古典的な占星術では、何を見てきたのか(観察してきたのか)?運命を見極める観察の仕方は数々あります。モリナスの古典的な占星術の解説『アストロロギア・ガリカ 第…
西洋占星術では、アスペクトを検討することがあります。アスペクトには様々な機能があります。アスペクトの種類もそうですが、どのサインに置かれている惑星から、どの…
どこかのハウスに一個だけ惑星が置かれている、というのは最も一般的に注目に値いする状態です。例えば、7ハウスに一個の惑星が入っていたとします。古典的な占星術で…
何故、占星術師はクックブック的な解釈を避けて秩序立てて考えなければならないのか? 以前にも話したように、太陽が10ハウスに置かれているからといって、それが3…
西洋占星術は、神の証明体系として存在していて、学べば学ぶほど、私たちにが知覚できないようなシンプルな神のみ業が、神の代理人として遣わされた天体の動きによって…
西洋占星術にとって、惑星がホロスコープ上に置かれています。いったい全体、これらの惑星は何を語ろうとしているのでしょうか?位置に関しては、ハウスとサインがあり…
ネイタル占星術の説明に入る前の2023年1月中に、サインの古典的な意味合いを書き留めました。そこで書き出した意味はとても広がりのあるものです。全てを書いてい…
惑星の持つ意味や効果が、どのようにして(どのような仕組みで)天空から私たちに及ぶのか、様々な哲学的で形而上学的な考察があったことは想像に難くありません。これ…
ここ数回、何か特別に難しい話をしているかのように聞こえますが・・・ポイントは、ハウスのルーラーと、サインのルーラーの組み合わせの関係は、いつでも、どちらから…
さて、惑星は置かれたハウスによって、そのハウスの何かを語るとしても、ルーラーとなったサインの影響を「受けるのか ⇔ 受けないのか」問題が残ります。もし、サイ…